忘レモノハ在リマセンカ…?                                      ――第三の地平線 ■セッション詳細 【セッション名】『DREAM PORT』第一話 【システム】天羅WAR 【プレイ方式】キャンペーン 【人数】 レギュラー4人、ゲスト0~1人、を予定  【セッションチャンネル】 #sadame_TW 【サプリなどについて】基本ルルブ、ロストヘブン、クロッシングポイントを使用。ただし、基本ルルブだけでも参加可能 ■セッショントレーラー 今のミラーズシティは上から下まで、様々な噂の飛び交うある種の混沌の渦中にあった。 郊外に止められた正体不明の大陸横断鉄道。鉄道管理局の発表した出発日時は停泊より一ヶ月後。そして二週間が過ぎた。 乗る者乗らぬ者、見送る者訝しむ者、様々おれども、何者であろうと無関心ではいられなかった。 特に商売人は敏感であった。大陸横断鉄道は大きなビジネスであり、それが突然降ってわいたのだ、さもありなん。 とはいえ……この場合の『商売』というものには、様々な形があるもので……  「あの鉄道に乗りたいだって?ここは俺達のシマだぜ?誰に乗車の許可もらってんだ?」 それは、ミラーズシティ郊外に棲みついた無法者ども。ゴロツキにはゴロツキのやり方があった。 鉄道管理局が深追いせぬことに気付いた彼らは、暴力の盾でもって、それを『商売』に仕立て上げた。 そしてその影に寄りかかる、無法の路地裏よりもなお暗く、歪んで嗤う闇一つ―― 大陸横断鉄道『カドリール』。 その出発のために、やっておかねば事が一つ二つ。 混沌の渦中より、その役割を成すためにはじき出されたのは、一人の少年と…… 後なんか、どこに戦争に行くのか判らん武装をした3人の騎兵隊であった。 天羅WARキャンペーン『DREAM PORT』 第一話『風に流される茜雲』 いつか、太陽の昇る場所へ――砂塵の彼方へ…… ■ハンドアウト PC1:あすかさんPC シナリオ因縁:『カドリール』への探求 大陸横断鉄道についての情報収集をはじめるにあたり。君は、この街に『車掌長』を名乗る少女がいることをシャロンより聞いた。 その『車掌長』は、このミラーズシティより、西の果てを目指す乗客を探し、この地で神出鬼没な活動を行っているとの話だ。 『カドリール』を調べるにあたり、彼女にコンタクトを取る必要がある。君は、調査を開始した そして君は彼女に至る、或は彼女と接触した段階で、大陸横断鉄道をめぐるごろつきとの抗争に巻き込まれることになった。 その最中で出会った無頼達は、頼りにはなるが、随分濃い連中だということも、知ったのだ。 思惑はともあれ、君は彼らを頼らなければならない。経った今は。あるいは、これからも。 PC2:しんごろどんPC シナリオ因縁:退役軍人『ザッキー=ショーシ』への腐れ縁 “車掌長”に声をかけられた君は、チケットの買い付けと一緒に、現状の困りごとの解決を『お願い』された。 その困りごとは、ちょうど目の前にあった。天羅テラ両軍の軍人崩れのごろつきどもが、彼女の線路を不法占拠しているそうだ。 さらに度し難いことに、そいつらの用心棒に、見覚えがあった。大型のガトリングを抱えた元ロケットレンジャー隊員。 この場は一旦引いたが、向こうとしてはこの用心棒の仕事を辞める気はなさそうだ。 元軍人の男は、以前に比べて人間味を失った目をしていた。あいつをどうにかしなければ、鉄道には乗れなそうだ。 PC3:スロウス シナリオ因縁:路地裏の少女『ラーフ』への庇護 大陸横断鉄道出発まであと数日。神宮家の伝で既に鉄道乗車券を確保してる君は現状暇であった。 散策していた君は、少女が路地裏で暴漢に追われていた場面に遭遇した。助けたら頼られた。面倒くさい事態だ。 少女の名は『ラーフ』。テラ人である。身寄りはない。自分の幼さと拳銃一丁で生きてきたとか。 彼女も大陸横断鉄道に乗ろうとしており、色々な話を知っていた、連中と鉄道にはいざこざがあるそうだ。 暇つぶしと肩慣らしだ。君は、少女の案内をうけつつ、ごろつき共の様子を見に行った。 PC4:一角 狩那 シナリオ因縁:ごろつき集団『柘榴党』への憤懣 君は、お世話になる没落領主と挨拶を交わした。計画的に夜逃げを敢行したらしく、金回りはいいようだ。ただ、問題もある。 何やら地元のごろつき集団『柘榴党』といざこざがあったそうだ。どうにも、大陸横断鉄道に車両を増設するときに云々。 出発までに、喧嘩をふっかけられそうな気配がある。そして、そいつらの雇った用心棒と言うのがやたらと強いそうだ。 もしかしたら、力を借りることになるかもしれない。そう言われたが、こいつはもしかしなくともだろう。 このあたりの問題については、他にも巻き込まれている連中がいるらしい。どうなることやら。