GM:佐田塚
PC:夕凪
ログ編集:佐田塚
 (敬称略)

 





「怯えているようで、嫌だったんだ。だから戦った」

「好いたヤツの血を吸いたいって本能は、逆に絆の証拠だって信じたんだ。だから護りはじめた」

「生きている限りゲームオーバーじゃねぇって信じている。だからまだ、止まってない」



ダブルクロス The 3rd Edition / Conflux
『夏を舞う氷雪 -Coldsnap- / Turn Recover』


 
 
 
――たとえ。夏に舞う氷雪のように、儚かろうとも。


●PC :“赤髪” クララ・フォン・ブランデンブルク

シナリオロイス:“Eトークン”袁堂 倫一郎

天城美鈴の、心を硬直させる宣告。その後の彼女の言葉に、君の介入させる余地は無かった。
ディアボロス指導によるFHのW市撤退。クリフ氏によるW市FHの掃討。そして、その裏で行われた袁堂倫一郎の凍結処分。
全ての方針は完成されており、君は今度こそ「休暇」を全うするようにと念を押された。

その言葉を受け入れたか、それともあれこれと反論を行ったのか。どちらにしても結果は変わらない。
君のメンタル面のストレスを危惧した美鈴、クリフ両者により、君の介入は成されない方針が固まっていた。
……君の心を慮ってのことではあるのだろう。それだけは、感じることができた。

しかし、それでも運命は君を苛む――或いは、運命は君を導く。
……どうしても、君にはわかってしまうのだ。天城 美鈴が抱えた『嘘』に。
――袁堂倫一郎は。未だ、凍結処分などされていないのだと。


今ここで、宣言してしまおう。
『袁堂倫一郎に会う』。これが、当セッションにおける君の最大の、且つ唯一の目的だ。
心配せずとも。それに伴い君がすべきことは、後からついてくるのだから。



 クララ:「わたしは舞台を降ろされた。あの時のように」
 クララ:「そして、やっぱりその台本を大人しく受け取るつもりは・・ない」
 クララ:「そんなわたしを、どう思うのかしらね・・彼らは」
 クララ:「わたしは"バルバロッサ"クララ・フォン・ブランデンブルク。よろしくね」
 クララ:16歳の高校生。ブロンドの長髪と湖面のような青い瞳。
 クララ:普墺戦争以来の武門の出、ブランデンブルク家の一人娘
 クララ:両親と離れて日本に来たので、現在は執事のオットー・ベルンハルト以下使用人達と皇帝ペンギンのウィルが家族です。
 クララ:性格は強気で真面目、誇り高く・・ を目指します!
 クララ:自らは攻撃能力を持たない完全な支援型。コードネームはその能力と発現時の髪の色より名づけられました。
 クララ:"赤髪"クララ・フォン・ブランデンブルク
 クララ:【シンドローム】ノイマン/オルクス 【ワークス/カヴァー】UGN支部長になりました!/高校生
 クララ:【行動値】:62【HP】33【基本侵食率】45% 戦闘支援型
 クララ:シナリオロイス:“Eトークン”袁堂 倫一郎』 さんに ■尽力/口不安 
 クララ:「彼の戦いは、終わっていない・・・! それは願望?」
 クララ:PLは夕凪 外は寒いですけれど 寒くなるのは氷河期が明ける直前ってきいたようなきいてないような
 クララ:不束者ですが、一騎打ち・・宜しくお願いいたします
 G M:GMは、“どう見ても冬を舞う氷雪です、本当にありがとうございました”佐田塚で。よろしくお願いします。



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マスターシーン
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 G M:“ホームランド”の終わりの日。

 G M:『ここは……“トークン”の制御室か?既に荒らされた痕跡があるが……“外套と短剣”か?』
 G M:『メインコンピュータは、あの連中に任せるか――どこへ消えた?あのネズミは』

 G M:春日恭二は、トークン制御室にて、“外套と短剣”の姿を探しながらも、その実験体どもの休眠カプセルに目を向けた。
 G M:その幾つかは空になっており、また他のカプセルには見覚えのある人物も多く眠っていた。
 G M:(“天翔ける龍”などという、冗談みたいな物体も眠っていたが、忘れておくことにする。)

 G M:何はともあれ、全てが片付いたらこのUGNの暗部も焼き尽くさなければなるまい。
 G M:……そんな事を考えているうちに、最奥の一つのカプセルが目に留まった。
 G M:初期の複製体が眠っていたのだろう。ほぼ全てのカプセルが空になっている中、それは、一つだけ『生きていた』。

 G M:      HL000 "Rinichiro Endo=Token"

 G M:直接手を下したのではないが、それは確かに彼らの殺した人間のものであった。
 G M:こんなものまで。半ば呆れながらカプセルを良く見ると、ふとその表面に文字が刻まれていることに気付き――

 G M:――通信。別働隊からの連絡だ。

 G M:『――“休日のない死神”か。そちらはどうなっている?』


    *     *     *


 G M:「(……まさか、その当人がこうして生きて出てくるとはな)」

 G M:“ディアボロス”は少しだけ、益体も無い回想に浸っていた。

 G M:袁堂「で、どうなんだよ?オレの亡命は。通るのか?通らないのか?」

 G M:「ああ……UGNにいても冷凍処置されるだけだから高飛びしたい、という話だったな
 G M: 結論を言えば可能だ。侵食率的にも自然な流れだし、どうせ撤収のついでだ。北海道でも九州でも好きな場所を選べ」

 G M:袁堂は、UGNのカルテを持ち出してきていた。成程、侵食率105%。UGNじゃあ存在を許されまい。
 G M:FHに対してどんな考えがあるかは知らないが、衝動をガマンする程度に押さえが利くなら、連れて行っても手間は無い。
 G M:ここでその命を買い上げて、日本のどこか適当なFH支部で鉄砲玉にでも仕立て上げるのが有効活用というものだ。

 G M:「……どこであろうと、その腕っ節以外に使えるものがない以上、殺し殺されはしてもらうぞ?」

 G M:袁堂「ああ、そうだな……構わないさ」



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オープニング
シーンプレイヤーとか決まりきっているので次以降省略するよ(何):“赤髪”クララ・フォン・ブランデンブルク

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 クララ:まさにそうですよねw
 クララ:1d10+45
 ダイス:クララ -> 1D10+45 = [2]+45 = 47
 クララ:ありがとうえんty

 G M:美鈴「105%」
 G M:美鈴「それが、彼の侵食率低下の下限値でした」

 G M:まぁ、シーンはここから進む。時刻はいい加減、夕刻に差し掛かっている。
 クララ:さすがに絶句します。 表面上は《完全演技》で取り繕いますけれど
 G M:美鈴「彼の心の中に抱えてたものが、どのようなものかは判りませんが……例え、どんな強いOVであれ、どうしても起こり得てしまう事態です」

 G M:美鈴「袁堂 倫一郎はジャームです。――UGNは、そう判断を下しました」

 クララ:仮にも支部長格 いえ、そうでなくてもその数字の意味は知っていますから 「例を上げれば・・・枚挙に暇がありません。それに・・・彼はトークンですから」
 クララ:正論を続けます。 あの事件の情報収集でも分かっていた事。 論理的には何も間違った判断じゃないでしょう
 クララ:同意の言葉を無駄に続ける事は、彼女にしては珍しく。 それは自分を納得させようとしているようにも見えました
 G M:「……貴女の心中についてはお察ししますし、これ以上のあれこれを言うつもりもありません」
 G M:美鈴「W市の問題については、既にクリフ支部長補佐が作戦を展開しています。逃げ去った“ディアボロス”も、彼に任せれば追撃は問題ありません」
 クララ:「・・・ありがとうございます。」 彼なら能力的に問題はないでしょう
 G M:美鈴「……袁堂 倫一郎については――」

 G M:何か、理屈があるわけじゃない。支部長代理が、嘘が下手だったというわけでもない。

 G M:美鈴「――凍結処分が、既に完了しました」
 G M:だが、君は直感した。『彼女は今、嘘を付いた』。
 クララ:「・・・・なるほど」
 クララ:《完全演技》でその直感は表に出しません あくまでも直感ですし
 G M:美鈴「よって。今抱えている問題には、全ての決着がつこうとしています」
 G M:美鈴「……貴女は、強い人になりましたね。それでも、やはり今の貴女に必要なのは休息だと、私は思います」表向き動じない様を見て、彼女は言うね
 クララ:「(UGNにとっては)長い氷河期も、真に終わりましたか。お褒めに預かり光栄です。 では、お言葉に甘えて暫し好きに休ませていただきましょう」
 G M:美鈴「ええ」
 クララ:「戻った時には、必ず回復してお手伝いしますので。 ご迷惑をおかけします」 ぺこり
 G M:美鈴「――……ああ、最後に。一応念のため」
 クララ:一礼して退出・・しようとしてから向き直り 「何でしょうか?」
 G M:美鈴「W市には、既に《ワーディング》による非認識下でUGN部隊が配置についてますので……別に、手伝いは必要ないので、本当に休んでいてくださいね……?」何か、不安になったらしいので、念のため言ったっぽい
 クララ:「ご安心を」 苦笑しつつ 「W市で休息する予定はありませんので」 本心からそう言いますよ
 クララ:だって、もう彼はそこから逃げたのでしょうし
 クララ:「お気遣い、ありがとうございます」
 クララ:特に何もなければ今度こそ退出かしら

 G M:美鈴「…………」

「信用できると考えています。そして……それを信じさせるだけのものを示すためには、どんな労も厭わぬつもりです」


 G M:美鈴「…………まさか、ね」

 クララ:夕日に照らされたエリュシオン その廊下を急ぎ気味に歩くクララ
 クララ:「(そう、UGNにとっての氷河期は終わった。 でも・・・)」
 クララ:「(彼が逃亡したとしても、それはもう・・・私達にとっては夏を舞う氷雪。そうだとしても)」
 クララ:「(わたしの氷河期も、彼の戦いも。終わってなんていない)」
 クララ:「(でも、これはただの願望なの・・・? わたしのするべき事は・・・)」
 クララ:長い廊下には、彼女の足音だけが響いていました



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ミドルフェイズ1
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 クララ:#1d10+47 えい
 ダイス:クララ -> 1D10+47 = [10]+47 = 57
 クララ:もちろん逸品;
 クララ:#1d10+47
 ダイス:クララ -> 1D10+47 = [2]+47 = 49
 クララ:ありがとうえんとーくん!!

 G M:さて、こっから何をするかについては、ある程度任せるところだけど、でもその前に言っておくことがある。
 G M:UGNは、「もう終わったんだから休んでろ」と言った以上、君が何か行動しようとしても手伝えない。
 クララ:はい!
 G M:概ね……

 G M:○W市UGN 〈情報:UGN〉×
 G M:○W市FH 〈情報:UGN〉×
 G M:○袁堂 倫一郎 〈情報:UGN〉×

 G M:こんな有様である。
 クララ:きゃあ
 クララ:他のルートで調べる必要が・・ある?
 G M:ですな。まぁ、うん。
 G M:とは言え、くららぽんは最強であるので、そうね……あ、ちょっと聞いていい?
 クララ:はい?
 G M:オットーの口調って、普通に老執事然とした感じで「お嬢様」とか呼んでればいいのかな――(何
 クララ:そうですねーw
 G M:じゃあ、こう言うぞ。
 クララ:ただ、お堅い感じじゃなくて結構お茶目
 G M:オットー「お嬢様。先ほど――この件に関連しての話なのでしょうが」
 G M:オットー「何やら、近隣の犯罪者組織が俄かに騒がしくなっておるようですぞ」
 G M:お茶目さを「ですぞ」で表してみた(><
 クララ:緊張を和らげようとする心遣いは素直に受け取りましょう
 G M:まぁ、なんだ。

 G M:○W市近隣の裏社会 〈情報:裏社会〉9

 G M:こんな情報項目を見つけてくる(何
 クララ:「まだ、そこまで老け込まれても困るのだけれどね?」 微笑みつつ 「彼らが・・・? お手柄よ、オットー。ありがとう」
 G M:ああ、うん。情報項目は見かけ次第開けてっていいですぞ。どうせクララぽんにかかれば一発だろうし、数もまぁ三つだ。
 クララ:は~い!
 クララ:では遠慮なく
 クララ:みーみる・・いえ、チームを使用
 クララ:#11r10+3 おっとーさんぱわー
 ダイス:クララ -> 11R10+3 = [9,6,7,2,6,8,4,6,7,3,1]+3 = 12
 G M:クララぽんがクリティカルしないだって……!?(何
 G M:えー、成功w
 クララ:久々な気がします・・ これがすとれす

 G M:○W市裏社会 〈情報:裏社会〉
 G M:9:どうにも……UGNによるW市洗い出しの影響で、ギルドや鴻央会など、FHと取引のある裏組織が避難を計っている。
 G M:  黒巣市内でその避難を支援している連中の中に、オットーと取引のある『手配師』がいることに気付く。
 G M:  彼らなら、W市の逃走者の状況ぐらいは何かしら情報を持っているだろう。

 クララ:オットーさん優秀すぎる
 クララ:嬉しい限り!
 G M:オットー「知り合いの中に、こういった機を見るに敏な連中がおりましてな。例えば、大型榴弾砲の手配などによく顔を合わせる者たちなのですが」(何
 クララ:「・・苦労をかけてるわね」 ごめんね、ごめんね・・w
 クララ:「・・・それはともかく、彼らと連絡は取れるかしら」
 G M:オットー「……ここで舞台を降りる気が全くないのならば。それがお嬢様のお望みとあらば」
 G M:オットー「ご案内いたしましょう。カルロフ・ファミリーの元へ」
 クララ:他ならぬ彼の手配ですから、間違いはないでしょう。
 クララ: 「(望み・・・)」 長い付き合いだからこその《完全演技》で誤魔化し切れない不安を内包しつつ 「ええ・・お願いするわ、オットー」
 クララ:OKです~
 クララ:ああ、調達だけ
 クララ:訓練:社会で・・・大型敵弾砲(きり
 クララ:#11r10+25+1 今度こそまわれー
 ダイス:クララ -> 11R10+25+1 = [5,1,6,7,3,3,1,10,10,5,8][7,10][8]<クリティカル>+25+1 = 54
 クララ:なんという運の無駄遣い
 G M:……ささ、購入した大砲を買いに、シーンを変えよっか……w
 クララ:はーいw



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ミドルフェイズ2
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 クララ:#1d10+49
 ダイス:クララ -> 1D10+49 = [8]+49 = 57
 クララ:くぅ・・
 クララ:ここは、勝負!
 クララ:#1d10+49
 ダイス:クララ -> 1D10+49 = [2]+49 = 51
 クララ:ありがとうはすどうさん
 G M:ワタシ関係ないですよー(><;

 G M:さて、ともあれ。夕暮れを回った黒巣の裏通り。以外にも、黒羽学園からそう遠くないところに、彼らの根城はあり。
 G M:ギルドメンバー「あ、ベルンハルト様。お願いされていた荷物でしたらこちらに……と、おや、そちらの方は」
 G M:ギルドメンバー「“赤髪”――クララ・フォン・ブランデンブルク様ですね。お噂はかねがね。お会いできて光栄ですわ」
 クララ:「御機嫌よう。わたしの執事が世話になっているわね。」 清濁併せ呑む器量が必要・・・
 G M:ギルドメンバー「わたくし、マリア=カルロフと申します。若輩ながらこちらの一家を取り仕切っているものですわ」その一家を統べるのは、15歳のイタリア人の少女(制服姿)であった。
 クララ:優雅に一礼

 クララ:若い・・! といえるほど自分も年取ってませんね 軽く感心
 G M:マリア「さて、今回のお取引はいつもの大型擲弾砲のみかと思いましたが、何か別のご用事もある様子」とりあえず、着席を促してお茶でも出そう
 クララ:「もうご存知のようだけれど、彼の主の クララ・フォン・ブランデンブルクよ。」 あらためてするのがきっとれいぎ
 クララ:「察しが早くて助かるわ。」
 G M:マリア「……先ほどから、わたくしの方でも様々な『お仕事』を抱えはしましたが、それに関連することでしょうか?UGN黒巣支部の“赤髪”様」
 クララ:「無論。貴方達はW市からの逃亡者を手配していると聞いたのだけれど。」
 クララ:逃亡を ですね
 G M:マリア「確かに。わたくしの一家は、UGNに属する多くの者と懇意にしてはおりますが、それでもこの身は薄汚れた商売人。知人、常連、或いは家族からの頼まれごとを無碍にはできない身でもありますので」
 G M:マリア「身柄の引渡しについては承諾しかねます。その上で、ご用件があればどうぞおっしゃってください」
 G M:ああ、ちなみに。
 G M:彼女の後ろには、一人の黒服が立っているよ。《サイバーアーム》とか持ってそうな、それなりに腕に覚えのありそうな人(何
 クララ:「元よりそんな事を認める貴方達ではないでしょうから、そこまで要求するつもりはないわ。」
 クララ:想い人とかもってそうな?w
 G M:マリア「……でしょうね。そもそも、そのような用件でしたら、『貴女一人』というのは不自然ですし――裏の人間としての社交儀礼ですわ。気分を害したなら謝りますわ。続きを。」
 G M:持ってそうなw
 クララ:「ただ、その中に知人が混ざっていたら。彼の行き先についての情報が欲しい。」
 クララ:オットーに目で合図すると、彼が簡単な資料をテーブルに
 クララ:わーいw
 クララ:「気にしないで。筋を通すのは当然だから」 それくらいのことは・・
 G M:マリア「……袁堂 倫一郎?……晃洲、覚えは?」まぁ、オットーに渡された写真とかを見せられて……あまり、心当たりがありそうじゃない。
 G M:晃洲「……確か……UGNエージェントでしたか?冬頃に、彼に関するFHからの怪文書が届いた覚えはありますが」
 クララ:「そんな話もあったわね。」 「・・ふむ。貴方達以外に差配できそうな者はいる?」 同じような存在で
 G M:黒服が答える。まぁ、今の彼については全く知らないらしい。
 G M:マリア「居る事には居ますが……しかし、我々の行って居るのはFH関連人物の逃走支援。それにUGNエージェントが混ざっているとすれば、それが別の者とて、耳には入るとは思うのですが」
 クララ:ちなみにFH自体の逃走支援は
 G M:やってないお。
 クララ:「それもそうね。つまらない事を聞いたわ。ありがとう」
 クララ:「と、なると・・・よりによって・・あそこかしら」
 G M:マリア「力になってあげられなくてごめんなさい……折角のお客人なのですから、もっと喜ばれるおもてなしをしたかったのですが……」
 クララ:「お邪魔したわね。成果としては充分よ」 微笑み
 クララ:オットーに目配せするとささやかながらお礼の代金を
 G M:ちなみに、『あそこ』がコンフラックス・セルを指して居るのなら、彼らが今黒巣から避難してハワイでバカンsげふん、鋭気を養っているとか言う噂を聞いているかもしれない(何
 クララ:なんとうらやましい
 G M:まぁそれが本当かどうかは知らないけど、まぁ見つかる気はしないとは言っておく。
 G M:晃洲「主殿」
 G M:晃洲「……モノが件の話に関わるものなら、あの“屍人(リヴィングデッド)”を紹介すると言うのは?」
 G M:マリア「――……それですわ。どうにもここ最近彼女も暇を持て余しているみたいでしたし」
 クララ:「どなたか心当たりが?」
 G M:マリア「ブランデンブルク様、今回の一件。我々は見ての通りですので手助けは出来ないのですが、もしかしたら情報を持っているかもしれない人物に心当たりがありましたわ。持っていないにしろ、暇は持て余しているので手助けぐらいはしてくれるでしょう」
 クララ:「お聞かせ願えるかしら?」 と
 クララ:あああ また調達を
 G M:あいあいw
 クララ:強化ビジネスーツで
 クララ:11r10+25+1
 ダイス:クララ -> 11R10+25+1 = [5,9,2,2,5,8,6,6,1,4,6]+25+1 = 35
 クララ:目標19なので成功
 G M:マリア「変わらぬご愛顧ありがとうございます」(何
 クララ:と、いうことで以上です!w


 G M:晃洲「彼女には、我々が近くの部屋を貸している。案内する」
 G M:では、タイミングも良い。シーンを切ります。



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ミドルフェイズ3
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 クララ:#1d10+51 やー
 ダイス:クララ -> 1D10+51 = [6]+51 = 57
 クララ:まぁ、せーふ

 G M:んじゃ、まぁ。晃洲は場所を紹介したらとっとと帰っちまう感じで……
 クララ:お土産の手配はオットーに任せました(きり
 G M:晃洲「まぁ、ざっと内容については連絡しておいた。鍵は開けてあるそうだ」と、まぁ。やや薄汚れた部屋を紹介して。
 クララ:「ありがとう。案内ご苦労様」
 G M:入れば、まぁ。PCの並んだ部屋の中に、一人の車椅子の女が居るわけなのだ。
 クララ:あら
 クララ:一応ノックで知らせてから 「お邪魔するわ。」
 G M:車椅子の女「……ああ」声に聞き覚えはない。
 クララ:「初めまして。カルロフファミリーから連絡はいっていると思うけれど・・わたしはクララ・フォン・ブランデンブルク。そしてわたしの執事のオットー・ベルンハルト」
 G M:どうにも、重態を引きずっているらしい彼女は、君の方を振り返った。
 G M:車椅子の女「――……『袁堂 倫一郎』を探している人間が居る、というから誰かと思えば」顔に見覚えがある。
 クララ:むむむ・・
 G M:“外套と短剣”仙北 亜由「よりによって……貴女とはねぇ」
 クララ:「・・・こちらも、同じ気持ちよ。」
 G M:見た感じ……包帯だらけであり、顔半分と身体半分ぐらいぐるぐる巻きだ。
 G M:右手ぐらいは動くようだが、モルフェウス能力でマニピュレーター作って生活してるような感じである。
 G M:亜由「まぁ、初対面だから自己紹介ぐらいはしておこうか。私は“外套と短剣”仙北 亜由。アッシュ=レドリック派のエージェントだ」
 G M:彼女が……斜藤に粛清され、そのまま氷像になってFHに持っていかれたことぐらいは、君の耳にも入ってる
 クララ:「名は聞き及んでいるわ。 先の事件でも大分ね」
 G M:亜由「……袁堂との関係は、そうな。“ホームランド”の影のスポンサーであるアッシュ様との連絡役をやっていた」
 クララ:そんな重要な役目だったのですね・・
 G M:亜由「で、彼がジャームである事が発覚した後、“ホームランド”の廃棄とFHの掃討のために、Bトークンを暴走させたりなんだりして……結局、斜藤善也にとっ捕まって、FHに送られた」
 G M:亜由「で、最近命からがら逃げ出して、ここの連中に拾われた……そんなところだな。それで、今更袁堂の何が知りたいんだ?」
 クララ:「わたしのトークンも世話になってたのね」 苦笑しつつ
 クララ:「彼本人の、というよりは・・彼のトークンについてかしら。知りたいのは」
 G M:亜由「――は?Eトークン?あいつ生きていたのか?」
 G M:単純に、驚いてるって感じだね
 クララ:「・・・・可能性の問題よ。ある街から"彼"に似た人物が逃げていないかを知りたかったのだけれど」
 G M:亜由「ふーん……?そういえば、何やら騒がしくしていたな」
 クララ:「初耳だったみたいね」 残念 と
 G M:亜由「まぁ……連中から聞いたかもしれないが、私は今暇だ。“アイスエイジ”にやられた身体が、未だに回復しきって無くてな。このままでは任務もこなせん」
 クララ:「そのようね。」 OVである以上回復不能ではないでしょうけれど
 G M:ちょっと身体の包帯を取ってみせる。バロール能力により停滞したまま、未だ凍っている。《魂の練成》めいた治癒を、侵食率を見つつも細々と続けて居る感じだね。
 クララ:自分の無力が招いた傷跡からは目を逸らさず
 クララ:とはいえ彼女はUGNであり続けているのかしら
 G M:うん、一応ありつづけているけど、先ほど言ったとおり“屍人”である。
 G M:名簿からは行方不明扱いで除外されてるし、正規の治療も受けられない。そんな有様だね。
 G M:亜由「何にしろ、居場所は知らん。が、探す手伝いぐらいは出来るぞ」
 G M:PCを立ち上げる。
 クララ:帰還については何か手助けできないのかしら・・Dロイス的にそういうものですか 「」
 クララ:「お気持ちはありがたいけれど・・・」 暫し考え 「そうね。お願いしましょう」
 G M:まぁ、アッシュ=レドリックの指示でもある。そういう連中はそういう連中で使い道があるとかなんとか(><
 クララ:ああ、それならOKですw
 G M:亜由「ある街で見つかった、と言っていたな。どこの街だ?袁堂のことをそこのUGNが把握していれば情報が見つかるだろうし、していなければさりげなく指名手配すればいい」
 クララ:って・・・と、いう事は この事はアッシュさんに筒抜け?
 G M:筒抜けっちゃ筒抜けだけど、今更何ができるって話でもある
 クララ:GMさまがそう仰ってくださるのなら 安心して頼らせていただきましょう
 クララ:「UGNとしては、"終わった事"なのよ。 」 と、いうことでかくしかかしら
 G M:ジャーム化しているとこまでかくしかかい?まぁ、どっちにしても暇な彼女は付き合うけど
 クララ:あー・・
 クララ:トークンがいたこと。 それが逃げている事 だけで
 クララ:安易にかくしかとかいってしまってすみません;
 クララ:侵食関係はひとまずこちらでも整理できていない? ので トークンの一般論として彼女から改めて聞く予定で
 G M:んー、とはいえ。トークンについての情報で目新しいものはないはずやで。
 クララ:絶対ジャームなのでしたっけ と
 クララ:昔の情報だとジャーム確定とあったので
 クララ:「と、いう事でギルドの情報網にはひっかかってなかったみたいで、その中でももしかしたら と貴女を紹介されたわけ」
 G M:亜由「情操教育を殆ど行わない上に、チューニングが大分レネゲイドバランスを悪く設定しているからな。普通に扱えば最終的にはジャーム化する」
 クララ:「"最終的には" か・・・ 最初から問答無用という訳ではないのね」
 G M:亜由「とは言え、基礎理論は神埼高明の研究を“アライアンス”が密かに懐に突っ込んだものだとかで、安定して実績のあるものが使われてたはずだが」
 クララ:「ありがとう。参考になったわ」
 G M:亜由「……今にして思えば、ジャーム・“アライアンス”は、最初から斜堂をだまくらかして、色々理由をつけつつ自分の吸血衝動を満たす農場を作ることだけ考えていたのかもな」
 G M:亜由「閑話休題……ともあれ」
 G M:亜由「W市か……ギルドの連中の騒がしいのもその街の話だったな。急いだほうが良さそうだな。手伝え」
 G M:亜由「W市UGNのデータベースをハッキングしよう(決断)」さらっと言う(何
 クララ:「大胆ね」 「ま、それが楽なのは間違いないわね」 苦笑しつつ席につきますか

 G M:○W市UGN 〈情報:ウェブ〉〈知識:プログラム〉20

 クララ:どちらかでいいのでしょうか?
 G M:どっちも同じ
 クララ:では、財産の使えそうな情報:ウェブ
 クララ:情報収集チームを使用して そう、わたしたちはちーむ!
 クララ:11r10+5+1 能力訓練も使用
 ダイス:クララ -> 11R10+5+1 = [4,9,1,1,3,6,1,10,4,4,7][1]<クリティカル>+5+1 = 17
 クララ:きゃん
 クララ:財産3P使用
 G M:おkw
 クララ:残り財産は52P

 G M:○W市UGN 〈情報:ウェブ〉〈知識:プログラム〉20
 G M:20:W市UGNのコンピュータに進入する事に成功した。現状……UGNの人員を各所に配置し、情報収集を進めている。
 G M:   袁堂の脱走については『ジャームが逃げた』という感じに伝えられており、そちらの捜索も並行して行われている。
 G M:   袁堂にしろFHにしろ、情報収集の途中ではあるが、W市を出たという報告もない。見つかるのは時間の問題だろう。

 クララ:おやぁ
 クララ:「FH共々脱出してない?」
 G M:亜由「ふむ、どうやらUGNも捜索中のようだが……何だコレは?向こうではとっくにジャームと扱われているぞ?」
 クララ:「彼の侵蝕率は、105%だもの。」
 G M:亜由「……なんというか、『滑り落ちた』という表現がしっくりくるな。で、それを知りつつ捜索を続けている、か……ま、とやかくは言わないさ」
 G M:亜由「どちらにしろ、FH……“ディアボロス”か、こいつも懲りない。それと一緒に居る――という確証があるわけじゃないが、居ると見たほうがいいだろうな。協力者無しに逃げられるものでもない」
 クララ:「こんな状態で協力を求めるのは、申し訳なかったもの。"暇"でいてくれて助かったわ」 まだ迷いがあるのか。 申し訳なさと感謝全開で
 G M:亜由「で、双方そろって、UGNの展開する包囲網に身動きが取れない状態と予想される、か……これ以上は、UGNの報告を待つしかない、か?」
 クララ:「さすがはMrカークランド・・というところかしらね」 他の人だったらもっと動きやすかったでしょうに
 クララ:「一度補足されれば"ディアボロス"といえども逃げるのは無理でしょう」
 クララ:報告を待ってたらアウトだと思っているのですけれど いかがでしょうか
 G M:亜由「なるほど、指揮をとっているのは李文龍の腰巾着か。とはいえ、ここまで見つからないとなると、FH側しかしらない脱出ルートでもあるのかね……」
 G M:んー、とはいえ君には情報も組織力もないからねぇ。UGNの報告を盗み聞きするぐらいにしか情報を得る手段がない。
 クララ:それもそう・・ですね 乗り込む訳にもいきませんか
 G M:亜由「UGNに情報が入ったら、すぐに連絡を入れる。そっから場所を割り出して電撃作戦で乱入するぐらいしかない」
 クララ:「そうであって欲しいものだけど・・・期待はできない。 結局のところ、それが一番か」
 G M:まぁ、任意のタイミングで『トリガーにはいる』ことを宣言してくれ。そうしたら、亜由から連絡が入る。
 クララ:「お願いできるかしら。」
 クララ:は~い
 クララ:「わたしには、少し行くべき場所があるから」
 G M:では、シーンエンドで……いいかしら?
 クララ:は~い そして調達を!w
 クララ:今度こそレネゲイドサポーター
 クララ:14r10+25 手配師
 ダイス:クララ -> 14R10+25 = [2,1,9,5,8,5,7,7,7,5,1,7,8,1]+25 = 34
 G M:どこにデータあったっけそれ
 クララ:ICno82です
 G M:これか
 クララ:あ、ビジネススーツの効果でもう+2で 36 目標は55なので財産P19点使用
 クララ:残り33Pで調達終了であります
 G M:あいさ。



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ミドルフェイズ4
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 クララ:#1d10+57
 ダイス:クララ -> 1D10+57 = [5]+57 = 62
 クララ:微妙な数字が続きます えんちゃんがんばって
 クララ:と、いう事で あのお部屋を辞去した後 行き先も告げずに車に乗り込みます。
 クララ:オットーさんは以心伝心で察し・・・ 例の場所へ赴きたいのですけれど
 G M:察し、察し……察するけど、少しだけ何というか、少しだけ何か言いづらそうな顔をしてから、君の望んで居る方向……斜藤医院跡地へと車を進める。

 G M:そんなわけで、到着するよ。
 G M:『ワールドゴージャー・コーポレーション本社ビル建設予定地』に。

 クララ:ええと、一応《不可視の領域》を展開
 G M:不可視?
 クララ:関係ない人に見られるとあれかなーと
 G M:ああ。まぁいいよ。
 クララ:情報漏れ対策以上の意味はないです
 クララ:「本当に、何も残っていないものね~」 いっそ清清しい
 G M:オットー「先月、商談が成立しましてな……新興の玩具企業がこの土地を買い取ったのです」
 クララ:「もちろん、何も知らない?」
 G M:オットー「ええ。レネゲイド縁のある組織とは、一切の関係のない企業です。知名度は未だ低いですが、ネット通販などでの口コミで少しずつ知られていっているとか」
 クララ:「後処理としては完璧ね。」 そして急に黙り込み
 クララ:「ねぇ、オットー?」
 G M:オットー「何でしょうか、お嬢様」
 クララ:「わたしは、ここで、彼を救う事ができなかった。」
 クララ:「無実を信じて袁堂さんの秘密を暴き、討ち果たした時のように。彼もまた葬った。」
 クララ:「彼は・・・斜堂さんは言っていたわ。"傲慢"と」
 クララ:雷弾さんもまた
 クララ:「もちろん、彼らを追うことは"世界の守護者"として間違っていなかったと思う。 力不足ではあったけれど」
 G M:オットー「…………」
 クララ:彼らは世界の敵になってしまった。してしまったのだから 「でも、今回は。このまま彼らが逃げられれば、世界の危機にはならない」
 クララ:倒されればもっとならない
 クララ:「UGNの氷河期は終わったの。後は夏の季節外れの氷雪だけ。 動いているのはわたしと・・巻き込んだ貴方達だけ」
 G M:オットー「……だとしても」
 G M:オットー「それがお嬢様のお望みとあらば。どうか、貴女の願ったことを、成したい事を行ってください」
 G M:オットー「貴女は“世界の守護者”である以前に、『クララ・フォン・ブランデンブルク』なのですから」
 クララ:「それが、どんな傲慢で、強欲であったとしても?」
 G M:オットー「人間と人間、同一にはなれませぬ。二人の人間が居れば、二つの視点ができてしまうものです」
 G M:オットー「他者にとってそれが傲慢に見えようとも、それが貴女にとって正しいことなのならば」
 クララ:ふふっ と笑みを見せて 「傲慢も貫けば・・道になるかしら。」
 クララ:あの時はできなかった。 でも、今回は・・・
 G M:オットー「ええ、きっと。それはもう、強く踏み固められた雪道のように、がっしりと」
 クララ:はすどうさんにロイスを ■連帯感/口悔悟
 G M:――OK。
 クララ:「(これも、傲慢の続きよ。貴方だって押し通したのだから・・少しは協力して欲しい)」
 G M:そして問いたいけど、ここでクララぽんがやりたいと思っていたことは大体終わったかな?
 クララ:はい、決心はつきました
 G M:ならば。まぁ。こちらからも示せることがある。
 クララ:何か考えていてくださっていたのなら 喜んで・・です!
 G M:現状、ワールドゴージャーなる企業のビルで踏み固められているこの土地だが
 G M:地盤の問題があーだこーだとか、色々理由付けが去れていて地下に建造物を作れない状況にある。
 クララ:・・・ほぅ
 G M:で、君のオルクス能力は、先ほどの《不可視の領域》かましたときに浸透させた結果、『研究施設は放置されている』ことに気付かせてくれる。
 クララ:わぁ・・
 クララ:(行ってみたくなる衝動をこらえ
 クララ:急に下を向いて じっと"目"を凝らし
 G M:ただ、焼け付いたから酸素はない。酸素ボンベさえ買ってくれば、《縮地》でいけるよ。まぁ回数も減らすことはない。
 クララ:おいくらですか!
 クララ:潜水艦ですか
 G M:御代はラブで結構(演出)
 クララ:感謝です!
 クララ:もう少し時間はありそうだし と・・言う事で 「オットー酸素ボンベの用意をお願い」
 G M:オットー「は」

 G M:まぁ……明かりはないけど、オルクスなら状況の認識ぐらいどうにでもなるだろう。
 クララ:偏差把握もありますしね
 G M:君達が戦ったのは、メインコンピュータのあるデータベースで、そこは大概戦闘の余波もありぶっ壊れている。
 G M:けれど君は、“トークン”の制御室に来たことはない。そっちの方は、主に火災がメインで、焼け焦げているが残っているものもある。
 クララ:「上はあんなに変わっても。中は本当にそのままね・・・ もっとも、ここには来たことはないけれど」
 クララ:興味深そうに、感慨深く眺めていきます
 G M:(HL645 "Touta Kokonoe=Token"とかかいてあるカプセルがあったかもしれないけど、それは忘れておいてくれ)
 クララ:わあああ
 クララ:霧が濃くて見えないカプセルが

 G M:      HL000 "Rinichiro Endo=Token"

 G M:で、やはりあるんだ。これが。
 クララ:「ここが彼の揺り篭・・・ね」 あってしまった
 G M:全ての命が失われた森。
 G M:その最初となった一つの表面には。焼け焦げた中に、かすかに認識できた文字がある。
 クララ:そこに注目 全能力を使っても確認しますよ
 G M:斜藤の文字だ。

 G M:   願わくば
 G M:   私の身勝手が創り出した子らに
 G M:   幸のある道を

 クララ:「・・・」 その文字を消さないように優しく撫でて さらに硬く決意を
 G M:焼け付いた暗闇。その最後の意志の残滓。
 クララ:マスクの中の湿度を急上昇させつつ
 G M:その意志は、この場、この舞台においてのみ、特別な意味を持つ。

 G M:ちょっとリンゲージマインドを開けてくれ。
 クララ:はい
 G M:こんなルールはどこにもありゃしない、と前置きつつも。
 G M:この場においてのみ。色々と気にかけてくれたことはやはり嬉しかったので。
 G M:先ほど取得した斜藤 善也のロイスに、属性を与える事を許可する。
 G M:推奨する色はGEだ。
 クララ:GR でいいのでしょうか
 G M:GRだw
 クララ:ちょっと焦りましたw
 クララ:もっとも相応しい色だと思います・・! 感謝しつつ、GRの色に
 クララ:「斜藤さん・・・やっぱり貴方は・・。 その意思・・・確かに受け取ったわ」
 クララ:「行きましょう。供に」
 クララ:――彼の者が語る口を持たぬのなら、代わりに語るまで。或いは、騙るまで。



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トリガーシーン
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 クララ:#1d10+62 はすどうさん!
 ダイス:クララ -> 1D10+62 = [7]+62 = 69
 クララ:び、みょう

 G M:さて、亜由から連絡があったので、取り急ぎ君は戻ってきた。
 G M:亜由「ハヌマーン能力者が、“ディアボロス”の声を拾う事には成功したらしい。現在位置を特定、逃走ルートを精査してから追撃にはいるようだ」
 クララ:少なくとも表面上は迷いは消え 陽性の決意に満ちた表情で戻ってきます
 クララ:「さすがよ、"ディアボロス"」 謎の信頼
 G M:亜由「予想できる現在位置のデータは拾えたんだが、どうにもFHの領域らしく、ルートの精査にはUGNも手間取っている」
 G M:具体的にはまぁ、工作員30なわけだが(><
 クララ:「そこにわたしの動く隙ができる・・という訳ね」
 クララ:割ればよろしいのでしょうか!
 G M:割れば少なくとも、UGNより先手打って動くことはできるw
 クララ:がんばります・・・!
 クララ:と、いう事で《天性のひらめき》
 クララ:#12r7 力を・・・!
 ダイス:クララ -> 12R7 = [7,2,4,7,1,4,8,7,3,2,10,4][5,1,2,2,8][10][6]<クリティカル> = 36
 G M:これだけで達成値+2だもんなぁw
 クララ:そうでした サポーターで38
 クララ:侵食は73へ

 G M:○FHの逃走ルート
 G M:工作員:FHしか知らない、山間を潜るように抜ける地下通路がある。
 G M:    車両は使えず徒歩で移動しているため時間はかかるが、街との境目に“ディアボロス”が輸送隊を手配している。
 G M:    そこまで到達されたら高飛びだろうが、クリフ氏らが気付くかは……まぁ、じきに気付くとは思う。

 G M:亜由「ああ、あと。拾えた声を録音していたぞ。何やら会話をしていたらしい」
 クララ:黒巣で彼とやりあっている期間はこちらの方が長いですし その微妙な差だったのでしょうね
 G M:亜由「というか、袁堂の声だった」忘れてた、この人袁堂と面識あった(><
 クララ:連絡員さんw
 クララ:「袁堂さんの?」 驚きはないものの
 G M:亜由「入手しておいたぞ」
 クララ:やっぱり何を話しているのかは気になります
 G M:まぁ、オープニング前マスターシーンと、その続きなわけだが――
 G M:亜由「大したことは話してないがな」
 クララ:「あのアッシュ・レドリックが使うだけの事はあるわね。」 聞きます

 G M:     *     *     *

 G M:袁堂『で、どうなんだよ?オレの亡命は。通るのか?通らないのか?』

 G M:ディアボロス『「ああ……UGNにいても冷凍処置されるだけだから高飛びしたい、という話だったな
 G M: 結論を言えば可能だ。侵食率的にも自然な流れだし、どうせ撤収のついでだ。北海道でも九州でも好きな場所を選べ』

 G M:ディアボロス『……どこであろうと、その腕っ節以外に使えるものがない以上、殺し殺されはしてもらうぞ?』
 G M:袁堂『ああ、そうだな……構わないさ』


 G M:ディアボロス『……よく考えたら、貴様は既にジャームだったな。戦闘行為への認識を問うなど無駄な質問だったな』
 G M:袁堂『はは、その通りだ。黙って寝てるなんて真っ平御免だ』

 G M:袁堂『怯えているようで、嫌なんだ。だから戦うさ』

 G M:ディアボロス『……吸血衝動へのフォローはしないぞ?勝手に何とかしろ』
 G M:袁堂『ああ、構わねぇ。それが何処だろうと、案外一目惚れってヤツは起こるもんだしな』

 G M:袁堂『好いたヤツの血を吸いたいって本能は、逆に絆の証拠だって信じている。だから護り続けるさ』

 G M:ディアボロス『……奇妙な奴だな。まぁ、それを『欲望』とするのなら、私から言うことはないが』
 G M:袁堂『ああ。オレは単に、例え人間ならずとも、人間らしく生きてみたいだけだ』

 G M:袁堂『生きている限りゲームオーバーじゃねぇって信じている。だからまだ、止まってない』

 G M:     *     *     *

 クララ:暫し動きを止めて瞑目・・・ 「・・・・充分、大したことよ」
 クララ:彼は・・・必ず。 死者の代弁ではなく、自らの意思で戦っている
 クララ:・・これってインスピレーションで確証取れたりとかはするのでしょうか
 G M:お、いいことに気付いたね。何だったらこっちから許可するところだった
 G M:以前君は、“アライアンス”の声を《インスピレーション》で聞いたことがある。

 G M:「怯えているようで、嫌だったんだ。だから戦った」
 G M:「好いたヤツの血を吸いたいって本能は、逆に絆の証拠だって信じたんだ。だから護りはじめた」
 G M:――今じゃそんなモン、どーでもよくなったけど。
 G M:「生きている限りゲームオーバーじゃねぇって信じている。だからまだ、止まってない」

 G M:……先ほどの言葉は、ここまで堕ちきった者に語れる台詞ではない。
 G M:演技だとか、言葉の綾だとか、色々な理由付けは可能ではあるだろうが――

 クララ:ありがとうございます・・! 73+2%
 G M:そんなモノに惑わされず、一点の真実を突くのがノイマンだ。さぁ、使いたまえ。
 クララ:《インスピレーション》

 G M:《インスピレーション》:
 G M: 袁 堂 倫 一 郎 は ジ ャ ー ム 化 し て い な い 。

 G M:しかし最大の問題は、UGNやFHはおろか、袁堂本人すらもそれに気付いていないこと。
 G M:気付いていない以上、放置しておけばジャーム化はほぼ避けられないだろう。
 G M:それを止めるためには、まぁ色々と語れることはあるだろうけれども――何にしろ、本人に会わないと始まらない。


 クララ:ja!
 クララ:「まだ、希望はある事が分かったわ。」
 G M:亜由「……は?」
 クララ:「もっとも、それを実践できなければ妄想だけれど」
 G M:仙北亜由は、今の会話の意味する事を、理解していない。
 クララ:「わたしには"分かる"の」 と悪戯っぽく ただ自信たっぷりに微笑んで
 G M:亜由「……そうか。まぁ、いま逃走経路を割り出したが」
 G M:亜由「これ、どこの道を通っても、UGNの探索メンバーとの接触は避けられないぞ」
 クララ:にゃんと
 クララ:ええと・・と、いうことは?
 G M:亜由「四輪で進むのは無理があるな……下手な接触をすると間に合わない」
 G M:Q:どうすればいい?  A:――
 クララ:わたし達が 接触するとアウトと
 クララ:ゲートは開けないのかしら
 G M:状況が状況。余りに緊張状態にすぎる。ついでに言うと、《縮地》はあくまでシーンを飛ぶエフェクトだ。シーン外には届かない。
 クララ:なるほど・・
 クララ:宇宙ですか 飛行機ですか
 G M:まぁ。扉が強引に開かれるよ
 G M:そんな大層なものじゃなくて良い
 G M:亜由「うわっ!?何だ――な、なんだ!?本当に!?」
 G M:そこにいたのは、クララ。君がよーく見慣れた
 クララ:「この状況ではゲートは不安定・・・ならば・・ ??」
 G M:馬。
 クララ:!
 クララ:「ウラヌス!」
 G M:ウィルぐらい引き連れてるかもしれない(何
 クララ:「ウィル、貴方が連れてきてくれたの?」
 クララ:ウィル「話は全て聞かせて貰った! FHは滅亡する!」
 クララ:ウィル「と、いうか最後まで出番がないと思ったぞ・・・。荒事ならば我輩の出番である」
 G M:亜由「あ、《アニマルテイマー》か……いや、確かに道なき道を進むには一番の選択かもしれないが……」
 クララ:ウラヌスは任せろ と目で語ります
 G M:亜由「まぁ、私の出番はここまでか。行くなら、急いだほうが良いぞあと、一応《不可視の領域》ぐらいは張っていけ」
 クララ:「どこまで視野が狭窄していたのだか・・・。必要で、貴方達がいてくれるのなら取らない手はないわ」
 クララ:「ご忠告どうも。気をつけることにするは。 何故か彼らは目立つみたいだし」
 クララ:「世話になったわね。 お礼はこの件が終わってから」
 G M:亜由「いらん。暇潰しだし、黒巣市の情報はこれはこれでこちらの儲けでもある」
 クララ:ドイツの医療技術はせかいいちいい
 クララ:「そう。残念」
 クララ:ひらりと馬に飛び乗って
 クララ:「ぁ・・ここの修繕費くらいは負担するから」
 クララ:少し遠くを見つめつつ
 G M:亜由「自分でやっておく」もるもる(何
 クララ:そうでした!
 G M:亜由「いいから、行ってこい」
 クララ:「と、こんな事をしている場合じゃないわね。 時間はダイヤモンドよりも貴重だもの」
 クララ:ええと、ウェポンケースに大型敵弾砲を詰め込んでおきます
 クララ:どんなケースなんだろう
 G M:知るかwww
 クララ:そして、《不可視の領域》を展開、駆け去ります
 クララ:風を切りながら 想います;
 クララ:あの血に彩られた地下を 敗北と諦観で終わったあの時を
 クララ:そして、次に浮かぶのはつい先ほど見てきたあの願い
 クララ:「今回は・・・・一人じゃない。だから、負けない」
 クララ:ウィル「当然だ、我輩がいるのだからな!」 というウィルの言葉を聞き流しつつ 一路・・決戦の場へ



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マスターシーン
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 G M:部下「報告します!緊急事態です!“赤髪”が――単独で、黒巣市よりW市に向かっております!」
 G M:「なっ――」
 G M:袁堂「――クララ・フォン・ブランデンブルクが!?無茶だ、何やってんだあいつ!?」

 G M:その報告にいち早く反応を返したのは、袁堂だった。
 G M:……それが失言であった事に気付いたのは、“ディアボロス”が先だった。

 G M:「――……」
 G M:部下「――……」

 G M:少し遅れて、理性を失ったはずの自分が彼女の身を案じた素振りを見せたことに気付いた。
 G M:袁堂「?――っ!?あ、いや、これは……つい……」

 G M:「弁明は要らん。袁堂 倫一郎……私は別に、ジャームを名乗る貴様が彼女に情を示したことを咎めるのではない」
 G M:“ディアボロス”は遮り、言葉を続けた。

 G M:「貴様がUGNよりジャームであると判断されたのは事実だ。その時点で、UGNからの庇護を貴様は失っている……
 G M: 故に貴様の実際の心情がどうあれ、貴様が語った理由は私にとっては正当な理由だ。そこを咎める気はない」

 G M:“ディアボロス”は、ヒステリックな一面もあるが冷酷であり、冷静だ。怒りをぶつけるべきでない相手は判断できる。

 G M:袁堂「じ、じゃあ、何の問題も」
 G M:「故に、貴様に問うべきは一つだけだ」
 G M:続ける。今、袁堂 倫一郎を判断するために必要なのは、思考を許さない、情によるとっさの判断だ。

 G M:「貴様は、“赤髪”が目の前に現れたとき、躊躇なく斬り捨てられるか?」
 G M:袁堂「――!……それは

 G M:「――即答出来なかったな、袁堂 倫一郎」

 G M:“ディアボロス”は、ヒステリックな一面もあるが冷静であり、冷酷だ。下すべき決断に何の躊躇もしない。

 G M:「『UGNに貴様の味方は居ない』、それが事実であったなら貴様を受け入れた。それが嘘であった以上、最早貴様はただの不安材料だ。
 G M: ……やはりあの時、斜藤医院で完全に息の根を止めておけば良かったのだな――残念な話だ」

 G M:袁堂「――……」


 G M:「その出来損ないを――“不死者-Undead-”を始末しろ!」



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クライマックスフェイズ
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 クララ:#1d10+75
 ダイス:クララ -> 1D10+75 = [3]+75 = 78
 クララ:いい感じ

 G M:同時刻、君の元に言い知れぬ悪寒が走る。
 G M:何か、大切なものが浸食されていく気配。それは、いつものようにレネゲイドを活性化させる。
 G M:衝動判定をお願いします。いつものように、目標値9で
 クララ:#12r10+11 きゃああ
 ダイス:クララ -> 12R10+11 = [6,6,4,9,5,6,3,7,5,1,10,3][9]<クリティカル>+11 = 30
 クララ:2d10+78
 ダイス:クララ -> 2D10+78 = [1,6]+78 = 85
 クララ:思ったよりもいい感じ!

 G M:さて、君が走り出して、数分。電話がなるよ。
 G M:……美鈴ちん。
 クララ:!?
 クララ:「はい、こちら"赤髪"です」
 G M:美鈴『えー、こちら天城です。えーと、とりあえず聞きますよ?』
 G M:美鈴『貴女は何をしようとしてるんですか?』
 クララ:ウィル「オフロードを馬で飛ばしているな」 不自然なほどの穏やかな声で「昔、手のひらからこぼした戦友を迎えに。戦友の願いと供に」
 G M:美鈴『………………………………………………』
 G M:深ぁい、沈黙。
 G M:美鈴『休んでいろと、言ったはずですよ?もう、貴女の役目は全て終わっているのだと』
 クララ:「わたしも、そう思います。」
 G M:美鈴『戦友を、迎えに?それはまさか、ジャーム・袁堂 倫一郎の事を指しているのですか?』
 クララ:「なので、役目ではなくわたしの望みとして今・・・ここを駆けています。」
 クララ:「彼は、未だ絆を喪ってはいません」
 クララ:「そして、そうならば・・わたしがするべき・・いえ、したい事は。既に申し上げたはずです。」
 G M:美鈴『――まさか?貴女は、UGNのレネゲイド検査に不備があったとでも言う気ですか?』
 クララ:「侵蝕率については正しいのでしょう。しかし、これは必ずしも数字ではかれるものでもないという事は・・支部長代理ならご存知のはずです。」
 G M:美鈴『…………………………………………………………………』
 G M:美鈴『さらに馬鹿げてる!“不死者”など、FHに染め上げられた者の戯言に過ぎません!』
 クララ:「わたしもそう思ってはいたのですけれど。実物を見てしまえば。希望を持ちたくなってしまうものですね。」
 G M:美鈴『そりゃあ、前例が無いとは言わない!けれど、検査の不備の方がまだ現実的です!』
 G M:美鈴『それを認めてしまっては、我々が突き進んだ正当性が失われてしまう!ジャームは、還ってこれないからジャームなんですよ!』
 クララ:「・・なるほど。そういう方向性ですか。勉強になります。」そう言う事ですよね きっと
 G M:美鈴『貴女は……今まで戦ってきた、これから戦って行くジャームに対して、『彼もまた“不死者”かもしれない』と疑念を持ち続けるのですか!?』
 G M:美鈴『それこそ――FHの思う壺ですよ!』
 クララ:「そうでしょうか? わたしは・・・持ち続けるべきであると思っていますけれど」
 G M:そもそも。“不死者”の前例は、UGNでは非常に少ない。なぜなら、それはFHにしかない概念だからだ。
 G M:故に、UGNにおいては、その概念は自然と『なかったこと』にされていく。発見されない上に、一度迷いだすと致命的だからだ。
 G M:――クララとて、実際に帰ってこれる可能性のある不死者など、殆ど会ったことがないだろう。
 クララ:「その上で、世界の敵であれば排除する。それ自体にはオーヴァードも、ジャームも関係ない。 強大な、世界を守り変えていく力を与えられたわたし達の責務であると」
 G M:美鈴『――っ……貴女にとって、彼の存在が大きかった故の、気の迷いだと思っておきます。いえ、そう思わなければ色々と落ち着かせられない』
 G M:美鈴『いずれにせよ……貴女がどう考えようと、どんな行動をとろうと。UGNは、私は、それを支持することは出来ません』
 クララ:「わたしは考えます。記憶操作一つをとっても、ルーチンワークに堕する事は、許されない・・と」
 クララ:「そうでしょうね。貴女は・・貴女の椅子は余りにも重い。」
 G M:……場所は、未だ黒巣市内。交通量の多い通りに差し掛かる。《不可視の領域》あれども、通話しながらの運転は大分厳しい。
 クララ:「でも、今は個人として動いている以上。わたしの傲慢を押し通させていただきます。 その後であれば、処分でもなんでもお受けしましょう。」
 クララ:「道が険しくなってきたので。そろそろよろしいですか?」
 G M:美鈴『っ…………もう、勝手にしなさい!』
 クララ:「ありがとうございます。」苦笑しつつ
 G M:通信が切られる。

 G M:     *     *     *
 G M:美鈴「袁堂 倫一郎……何故今になって、こんな形で戻ってきたんですか……
 G M:美鈴「ただ、クララさんの心を乱すためだけに戻ってきたというのなら……貴方は、戻ってくるべきではなかった……っ!」
 G M:     *     *     *

 G M:さて、そろそろ。本題を始めよう。
 クララ:はい・・!

 G M:前置きだ。
 G M:・今セッションにおいて、ハプニング表の効果を「不利な状態」とみなす事を許可する。すなわち、タイタスを昇華させることで打ち消すことができる。
 クララ:助かります・・!
 G M:・今の極限状況は、君とウラヌスの繋がりをいつも以上に強固なものにしている。よって、〈運転:馬術〉の判定能力値を【社会】とする事を許可する。
 クララ:ありがとうウラヌス・・!
 G M:・君と袁堂が組めば、さしあたって問題になる戦力はW市には存在しない。っつーか、君が手助けをすれば、ディアボロスもエキストラと殆ど変わらない。
 G M:故に、このセッションに 戦 闘 な ど な い 。
 クララ:あら
 クララ:つまり、それに匹敵するのが・・

 G M:==============================
 G M:FS名:袁堂 倫一郎の元に辿り着け!
 G M:判定:〈運転:馬術〉or【肉体】 目標値:7 最大達成値:50
 G M:必要進行値:31 終了条件:5ラウンド経過
 G M:==============================

 G M:つまり、君はこのFSにあるだけのリソースを突っ込んで何ら問題ない……!
 クララ:いえっさ!
 G M:では……行こうか。


==============================
ラウンド1
==============================



 G M:さて、セットアップを行った後、判定を行ってくれ。
 クララ:《戦術》は自分には仕えない・・ので なしでしょうか
 クララ:う~ん マイナーでジェネシフト2d
 クララ:#2d10+85 えい
 ダイス:クララ -> 2D10+85 = [4,6]+85 = 95
 クララ:きゃん
 クララ:仕方ないのでこのまま《天性のひらめき》
 クララ:#13r7+6 お願い・・!
 ダイス:クララ -> 13R7+6 = [2,6,1,3,8,1,4,9,1,8,6,8,1][7,1,8,9][5,10,7][9,5][9][2]<クリティカル>+6 = 58
 クララ:まずは成功・・と
 G M:一発で届いたか……w

 G M:マリア「……仙北様。ブランデンブルク様は、もうお出かけに?」
 G M:亜由「ああ、もう出てった……さて、相当無茶な道を進み始めたが、どうなることやら……大概、W市に入ってなきゃ、多分間に合わないだろうが」
 G M:晃洲「………主殿、夜になって、妙に気温が下がってきた。そろそろ戻ったほうがいい」
 G M:マリア「あら本当……何でしょうか、夏なのに」


 G M:進行値6:W市にさしかかる。ここからはUGNメンバーに見つからない最短ルートを探す必要がある。
 G M:判定を〈情報:W市〉に変更する。


 クララ:財産Pは
 G M:払える相手がいないし状況じゃない
 クララ:ですよね
 クララ:では、セットアップはやっぱりなしの
 G M:あ、まって
 クララ:はい


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ラウンド2
==============================



 G M:ラウンド隔てるものだから、一応宣言しておく
 クララ:分かりやすくてよろしいと思います!
 クララ:改めてセットアップはなしの
 クララ:《天性のひらめき》 コネは使えるのでしょうか?
 クララ:具体的には情報収集チームという名のオットー&由亜さん
 G M:ちょいまち
 G M:許可
 クララ:感謝です!
 クララ:では判定に参ります
 クララ:#13r7+2+2 さっきわすれてたサポーター分
 ダイス:クララ -> 13R7+2+2 = [3,2,7,1,2,7,7,3,1,1,5,3,10][10,4,7,2][10,6][3]<クリティカル>+2+2 = 37
 クララ:くぅ これなら~・・
 クララ:《妖精の手》 しか今は撃てませんね
 クララ:・・ごめんなさい、Sロイス・・
 G M:あら?ひらめきで100%超えてない?
 クララ:ひらめき4なのですよー
 G M:あ、忘れてた!wwwwwww
 G M:袁ちゃんに取ってたことにせい!(何
 クララ:もちろん、そのつもりです;
 クララ:戦闘があると思ってて その時でいいやーって・・w
 G M:えーと、前ラウンドので99%、このラウンドで103%かと思ったんだけど
 クララ:侵食が上がるのは
 クララ:メジャーが終わった後だとか
 クララ:(タイミング:メジャー) の場合
 G M:ああー。だっけか。
 クララ:オートとかは即時あがるのですけれど
 クララ:とはいえ、GMさまの判断次第なので
 クララ:ご判断を仰ぎたく存じます
 G M:んじゃ、その方向で。えーと、妖精の手打つの?
 クララ:後に上がるタイプなら そのつもりです
 G M:じゃあ、あとに上がるで
 クララ:では、《妖精の手》
 G M:あー。あー……あー!
 クララ:#1r7+44 になるわけですね
 ダイス:クララ -> 1R7+44 = [9][1]<クリティカル>+44 = 55
 クララ:は、はい!?
 G M:次ラウンドから
 G M:ハプニング表な……
 クララ:あ・・・
 クララ:何か足りないと思ったらw
 クララ:何はともあれ、99+8 107
 G M:うむ
 クララ:髪を真紅に染め上げながら 速度を落とさず駆け抜けます。 ただ目指すは袁堂さん・・!
 


 G M:??『んー、んー……――よし』
 G M:ここでイベントが入ります。
 G M:??『"Whiteorchid"より"Barbarossa"へ』《声なき声》が飛んでくる
 G M:クリフ『何をやってるんだキミはぁぁぁぁぁ!!!』
 クララ:ウィル「乗馬を楽しんでいるだけだぞ。」
 クララ:「御機嫌よう。Mrカークランド もう少し、声量を抑えてもらえると嬉しいわ。」
 クララ:「夏に消え行く氷雪を掬いに・・・かしら」
 G M:クリフ『そりゃあ馬も軽車両として道路を走れる法律はあるけどね!私たちの色んな気遣いを全部取っ払った方向に向かってくることはないんじゃないかな!?』
 G M:ちなみに《真昼の星》のあるクリフはんは、多分君達には見えないところから声を投げつけている。
 クララ:壁走りしながら ウィル『《不可視の領域》は使ってるぞ』
 クララ:「それについては申し訳ないと思っているけど・・お陰さまで、気分は爽快よ。 これも休みを貰ったお陰ね」 ウィル「風が気持ちいいぞ」
 クララ:最初の お陰さまで は削除で
 G M:クリフ『いや、ミスズ君にキミが大まかに何を目指してるかは聞いたけどね……キミは、どうしてもリンイチロー氏を助けに行くつもりなのかい?』
 クララ:「もちろん。絆を持ったOVがFHに襲われている。 それを助けに行くのは当然でしょう?」
 クララ:傲慢傲慢あんど傲慢
 G M:クリフ『どこまでワーカホリックなんだ……いや、そんな話をしにきたんじゃない。UGNとしては手助けが出来ないのも聞いているだろうけども、クララ君、キミは自分を正気だと感じているか?』
 クララ:「そうね・・・わたしの理性は正気の沙汰ではないと思ってるわ。」
 クララ:「でも・・・残念ながら、わたしは紛れもなく正気よ。」
 G M:クリフ氏は。間違いなく君の心を案じ、言う。
 G M:クリフ『……キミの衝動カテゴリを答えて見てくれ』
 クララ:「妄想」
 G M:クリフ『自分が、それに支配されていないと、何故言い切れる?』
 クララ:「妄想は、実現しないから妄想と言うの」
 G M:クリフ『……実現、させると?』
 クララ:「ja」 一度失敗しているのに
 G M:クリフ『……………………』
 G M:ここで。
 G M:クリフ氏と〈交渉〉による対決を行ってください。これに勝利したら、彼はW市UGNの情報を漏らしてくれる。
 クララ:メジャーアクションでしょうか
 G M:だね。まぁ、こっちから振るわ。大した達成値にはならんよ。
 クララ:はい(正座
 G M:#6r10+12 通過儀礼通過儀礼
 ダイス:sada_GM -> 6R10+12 = [5,7,4,7,9,5]+12 = 21
 クララ:回らなかった せーふ
 クララ:では、《天性のひらめき》
 クララ:#14r7+11
 ダイス:クララ -> 14R7+11 = [3,8,3,5,6,1,10,9,7,9,7,9,4,5][5,5,6,4,5,10,10][3,1]<クリティカル>+11 = 34
 G M:OK。
 クララ:108+4
 ダイス:クララ -> 108+4 = 112
 G M:クリフ『…………一応、何処を通ると部隊とぶつかるかだけは伝えておく。足の引っ張り合いはごめんだからね』
 G M:えー、こっから先の判定についての情報を提示します。
 クララ:「賢明な判断に感謝するわ。」

 G M:進行値12~16…判定:〈意志〉     最大達成値50
 G M:進行値17   …判定:〈RC〉〈交渉〉 最大達成値60
 G M:進行値18~23…判定:〈回避〉     最大達成値50
 G M:進行値24~  …???         最大達成値60

 G M:進行値12:最短ルートは……ビルの屋上!?タイミングと状況を見誤ると落下、UGNの一団と遭遇する!
 G M:判定を〈意志〉に変更する。
 クララ:曲芸ですね・・w


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ラウンド3
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 G M:ハプニングよろ。
 クララ:1d100とかでしたっけ
 クララ:1d100 えい
 ダイス:クララ -> 1D100 = [17] = 17
 G M:一歩間違えれば致命的な状況。失敗したら進行値0。あ、目標値は相変わらず7な
 クララ:失敗するようならそもそも・・ですね
 G M:さて、現在の進行値は12だ。
 クララ:と、いうことで判定・・参ります!
 クララ:《天性のひらめき》
 クララ:14r7+11+1
 ダイス:クララ -> 14R7+11+1 = [9,5,8,6,3,4,2,7,7,7,7,10,10,6][4,8,5,4,1,5,6,6][1]<クリティカル>+11+1 = 33
 クララ:出目が・・・ 《勝利の女神》で+18
 G M:そうすると、達成値50で+6になるよ、いいのかい?
 クララ:最大50ですよね? 今
 G M:うん。で、進行値12
 クララ:・・ああ、なるほど
 クララ:意味が分かりましたw
 クララ:《妖精の手》 で
 クララ:10r7+42 コレって結構ぎりぎり
 ダイス:クララ -> 10R7+42 = [4,8,2,1,2,1,9,3,7,2][6,10,8][8,1][4]<クリティカル>+42 = 76
 クララ:あ
 クララ:違う;
 G M:違うw
 クララ:1r7+42 こちらでした
 ダイス:クララ -> 1R7+42 = [2]+42 = 44
 クララ:せーふ!
 G M:おー、踏みとどまった


 G M:浮浪者『ほんとに覚えてないのか?いやまぁいいけどさ』
 G M:元“霧氷風セル”メンバー「ああ、もやがかかったようで……ん、なんか聞こえないか?」
 G M:浮浪者「そうか?――……え?」
 G M:《不可視の領域》に隠されていた故、一瞬のことだったが。
 G M:元セルメンバー「――……“赤髪”……いや、何だっけ?あんなの、見た記憶が……」
 G M:浮浪者「あの、お嬢ちゃん?……なんだか、良く判らんかったけど」
 G M:確かにそこに、世界有数の存在が駆け抜けるのを、見た。
 G M:「……何か、綺麗な光景だったな」「……ああ」


 G M:進行値17:ビルとビルの間!絶好にして絶妙の間合い!ここを超えられれば……
 G M:      全ての支援能力をウラヌスに叩き込む―― 跳 べ ッ ッ ッ ッ !
 G M:判定を〈RC〉or〈交渉〉に変更し、最大達成値を60に変更する。


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ラウンド4
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 クララ:まずはハプニング ですね
 クララ:1d100
 ダイス:クララ -> 1D100 = [28] = 28
 G M:プレッシャー……判定の直後に重圧?
 クララ:なんという
 クララ:とはいえ、ここは・・突き進むだけ 跳んで! ウラヌス
 クララ:《天性のひらめき》
 クララ:#14r7+25+2
 ダイス:クララ -> 14R7+25+2 = [5,9,2,9,9,2,9,1,10,8,3,3,4,1][2,8,10,4,4,3][4,1]<クリティカル>+25+2 = 51
 クララ:どうしてここで・・ ええと
 G M:重圧は全部終わった後ででいいよ
 クララ:ですか、ありりです!
 クララ:では、《勝利の女神》
 クララ:116+8
 ダイス:クララ -> 116+8 = 124
 クララ:そして、判定終了直後に重圧になって
 G M:OK
 クララ:覚悟のブレスレット(さらし)を使用
 G M:おっとすまん、アイヨ


 クララ:アイテムの効果は 着用者がバッドステータス:重圧を受けたときに、オートで重圧を解除できる。
 G M:ういうい。
 クララ:1シナリオ1回 と 以上です!



 G M:“ディアボロス”「まだか!?まだヤツを潰せないのか!?」
 G M:部下「大概、エフェクトの使用を躊躇するようになってます……もう少し、もう少しのはずです!」
 G M:“ディアボロス”「引き剥がせ!“赤髪”が認識したら一気に詰めてくるぞ!――!?」

 G M:視線を感じる……気付かれた!

 G M:“ディアボロス”「“赤髪”……“バルバロッサ”ぁぁぁぁぁぁ!!」


 G M:進行値24:ここまで近づけばオルクス能力で探せるはず――!“ディアボロス”だ!?
 G M:判定を〈知覚〉に変更し、最大達成値を60に変更する。


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ラウンド5
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 クララ:1d100 いいものでてきて!
 ダイス:クララ -> 1D100 = [15] = 15
 G M:難易度+1d10
 G M:だから難易度は(ry
 クララ:あはは・・w
 クララ:今回は助かります!
 G M:#1d10
 ダイス:sada_GM -> 1D10 = [2] = 2
 G M:難易度9、最大達成値60(><
 クララ:わぁ
 クララ:では、《天性のひらめき》
 G M:《魔獣の咆哮》!
 クララ:「ディアボロス・・・! 残念だけれど、今は貴方に構っている暇はない・・っ」
 G M:ダイスを5つ減らせ!
 クララ:きゃああ
 クララ:それなら・・ば
 クララ:《真実の軍略》
 クララ:判定ダイスを+12
 クララ:実は初めて使うと言ううわさ
 クララ:#29r7+1+2 でぃあぽおおん
 ダイス:クララ -> 29R7+1+2 = [5,10,6,4,3,1,8,7,7,9,5,7,1,9,7,5,4,4,10,3,7,3,2,2,10,3,3,4,1][6,4,9,8,7,8,2,9,6,1,2][6,9,8,10,7][5,5,8,6][7][4]<クリティカル>+1+2 = 57
 クララ:どうして、どうして
 クララ:ここで出ないんですか・・! 《勝利の女神》;
 クララ:達成値+75でふぃにっしゅです
 クララ:+はいらないです;
 クララ:124+4+5+4
 ダイス:クララ -> 124+4+5+4 = 137
 G M:……OK。ディアボロスは《デビルストリング》を構えていたが、それで《勝利の女神》は打ち消せない。
 クララ:妖精にしなくてよかった・・


 G M:部下「くそ、逃げ場はない!逃げ場はないんだぞ!」
 G M:部下「何故だ、何故倒れない!」

 G M:袁堂「…………オレ、は……」



 G M:進行値31:――居た!
 G M:     《縮地》により、彼の元に到達する事を許可する。まぁ演出だ。侵食率ももういいw
 クララ:「見つけた・・・! 今度は、間に合った・・!」 では、ご厚意に感謝して《縮地》!



 G M:さて。このFSに成功した時点で、『袁堂 倫一郎の帰還は確定する』。
 クララ:やったー!
 G M:後の話は……まぁ
 G M:バックトラック、いってみようか?(>w<
 クララ:はい!



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バックトラック
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 G M:この話にEロイスなんざないので
 G M:まぁ、やってくれw
 クララ:最終侵食は137% メモリー2つを使用して-20
 クララ:117
 クララ:ロイスの空きは~・・
 G M:あ、PC間枠はあいてるから適当に埋めていいよw
 クララ:演出に使えるかもしれないので空きのままで!
 G M:いいんか!?大丈夫か!?
 クララ:D:1 S:1 E:4 :空:1
 クララ:117%ですから きっと
 クララ:リマインドソウルも使って
 クララ:思い出の写真付き
 クララ:計算を楽にするために先に4へらして113から参ります
 クララ:113-6d10 むしろ下がりすぎたらごめんなさい!
 ダイス:クララ -> 113-6D10 = 113-[8,3,5,5,2,3] = 87
 G M:すばらしい
 クララ:せーふ でも、結構危なっかしい出目ですよね・・w

 G M:さて、エンディングは、この直後のシーンと、もう一つ後日談のシーンと、二つやること考えてるけど、おk?
 クララ:もちろん!
 G M:では、まぁ。時間もそれなりですし、進めていきますか。
 クララ:はい! ご飯近そうですし



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エンディング1
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 G M:――《縮地》。
 G M:そこにいたのは、大概ズタボロで、《リザレクト》も期待できない有様の袁堂と、それを取り囲む“ディアボロス”とその部下。

 G M:そして、まぁ。この状況は。
 G M:部下「ば………ば、ば、ば、ばばばば」
 G M:部下「“バルバロッサ”だぁぁぁぁぁ!?」多くの部下達が、このように叫んでも仕方のない状況であるw
 クララ:馬上から睥睨して、威圧します 「いかにも、わたしが・・"赤髪"よ」
 クララ:髪をかきあげてみたり ウィル「そして、その相棒のウィルヘルム(中略)である!」
 クララ:大型敵弾砲を向けつつ
 G M:“ディアボロス”「…………っ!」大概、士気だけでも状況が決しているが、それでも戦意を向ける。
 クララ:「わたしの戦友を拾いに参上したわ。 それで・・貴方達はどうする?」
 G M:袁堂「――……なんで、また」
 クララ:微笑みさえ浮かべて威圧 バックトラッククリアしたので超強気
 G M:袁堂「なんでまた、態々オレなんぞのトコに来たんだよ、クララ・フォン・ブランデンブルク」
 クララ:「なんで・・って。」
 クララ:「貴方がまだ"生きて"いるからよ」
 G M:袁堂「どこが戦友だよ、オレはあんたの前に立ちはだかったし、UGNを抜け出してFHに降ろうとしたんだぜ」
 G M:袁堂「……生きてる?オレが?」
 クララ:「確かに、貴方は彼自身ではないかもしれないけれど・・」 「そうしないと冷凍睡眠直行だったのだから仕方ないでしょう」
 クララ:「ええ、貴方と接して。言葉を聞いて。分かった 貴方は死者の代弁者ではない。だからこそ、今もそんなにズタボロなのでしょう?」
 G M:袁堂「……そうするべきだった。そうあるのが自然だったんだ。本来、オレはジャームとして朽ちるべきだったんだよ」
 G M:袁堂「オレは……オレのオリジナルがジャームだって事を知っている……オレが生まれたときには、オレが遺伝子を受け継いだ時には、既にジャームだった事を知っている」
 クララ:「それが、それが何だっていうの・・・?? 貴方は・・願いを受けて生まれた。 」
 G M:袁堂「それは呪われた願いだ。不純極まりない、死せる願いだ。死んで朽ちておくべきだったんだ……」
 G M:袁堂「だが、どうしてもそれが出来なかった!浅ましいと思いつつも、オレは生きたいと願っていた!酷い有様のオリジナルを持ちながら、あるかも判らない人間性に縋り付いた!」
 G M:“ディアボロス”「そして、実際にUGNは袁堂 倫一郎を否定した」
 G M:ため息混じりに、ディアボロスが口を開く。
 クララ:「く・・。 でも、わたしは、貴方に生きていて欲しいと思っている! 斜堂さんが、貴方の幸せを願ったように」
 クララ:「だから、UGNには、わたしが認めさせる。もし、出来ないと言うのなら」
 クララ:『組織を変える。わたしが変える』
 G M:“ディアボロス”「――……何て、女だ。“赤髪”」《破壊の爪》を振るう。先の展開が、袁堂倫一郎の選択が、容易に予想できたから。
 クララ:オーヴァードを、絆を持つ者を守れない組織なんて、存在意味は・・ない
 G M:袁堂「なら――オレ、生きてぇよ!生きている限りゲームオーバーじゃねぇんだから!」
 G M:小型浮遊砲を、ディアボロスに向ける。
 クララ:「そうよ。絆がある限り。貴方は終わらない。わたしが、わたし達が終わらせない。 だから・・」
 クララ:ウィル「ようやく出番だな!」
 クララ:この Unter dem Siegesbanner (勝利の旗の下に)
 クララ:Eisen und Blut(鉄と血)で刻みましょう
 クララ:全力支援!
 G M:“ディアボロス”「殺しておくべきだった……やはり貴様は殺しておくべきだった――“Eトークン”ッ!」
 G M:袁堂「 袁 堂 倫 一 郎 だ ッ ! 覚 え て お け ッ !」



 G M:「……雪?」「え?いや、夏だぜ?」
 G M:「ああ、でも、これ、どうみても」「……確かに、ちょっと冷たくはあったかな」「いや、どんだけ今日気温が低いっつったって」
 G M:「でも、雪だ」「ああ、雪だなぁ」「すぐ解けちまうよなぁ」「ああ、そうだなぁ」


 G M:気温だけで、すぐ解けてしまいそうな氷雪の中。
 G M:袁堂の放った冷気の一撃により、動いているモノが二つになった世界で。

 G M:袁堂「……クララ」
 G M:袁堂「オレ……生きるよ」
 クララ:「・・・・よかった・・・」 光るものが見えたのは、 雪が溶けたのか はたまた・・・
 G M:袁堂「どこまでやれるかは知らないけど、どこで朽ちるかは知らないけど」
 G M:袁堂「――たとえ。夏に舞う氷雪のように、儚かろうとも」



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マスターシーン、あるいは夏に舞う氷雪
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 G M:がこん。自動販売機の動く音が、闇夜に響く。

 G M:「…………」

 G M:W市近郊。
 G M:既に撤収の終わったUGNの制圧から命からがら逃げおおせた“ディアボロス”は、黙って缶コーヒーを握り締めた。

 G M:生きてはいる。生きてはいるが、身体はボロボロでエフェクトも満足に使えない状態だった。
 G M:まぁ、いつも通りの――『敗走』というヤツだ。


 G M:何が悪かったのかと問われれば、もはや運の問題であったのだろう。
 G M:そう考えざるを得なかったほどに、今回のコレは理不尽極まりなかった。

 G M:「(――……あの時、迷いなく始末をつけておけば、まだ違った結末を迎えたのだろうか?)」


 G M:     *     *     *


 G M:ベイジル『では引き続き退路の確保を頼む。お約束よろしく、ヤツを倒したら施設が自爆・・・なんてなったときのためにな』
 G M:『……有り得ないとも言いきれないな。ああ、やっておく』

 G M:それだけ言って、“休みの無い死神”への通信を切り、再び視線を培養槽に戻した。
 G M:そこに書かれた文字を、何とはなしに目で追った。


 G M:   願わくば
 G M:   私の身勝手が創り出した子らに
 G M:   幸のある道を


 G M:『身勝手だな。己が力のために命を生み出した分際で、その命に情を移すか』

 G M:『…………死に逝く人間が望むのは常に、生き続ける人間の幸福、か……』

 G M:この時。“ディアボロス”は、自らの手で命を止めるのではなく。
 G M:より手早く、簡単に、或いは妥協的に。機械をぶち壊し、劫火により全てを消す事を選んだ。


 G M:     *     *     *


 G M:「あの時……」

 G M:くしゃり、とまだ相手いない缶が握力でひしゃげた。
 G M:気温の下がった夏に感じた、冷たい液体の感覚は……意味もなく不快だった。

 G M:「――出直しだ」

 G M:そのまま……敗残者・“ディアボロス”は、W市を立ち去っていった。
 G M:……次の戦いのために。

 G M:「……世界は――」

 G M:「世界は、変わる。私が、変える」



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エンディング2
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 G M:さて、君が袁堂を連れてきてから、まぁ一悶着はやっぱりあったわけだけど
 クララ:あったでしょうね・・とっても
 G M:泣きの一回でもう一回検査を受けたところ、無事に99%以下に侵食率が下がっていたことでどーにかこーにか、事なきを得た。
 クララ:本当に・・? それとも建前的に?
 G M:実際に。
 クララ:よかった・・
 G M:クリフ氏と美鈴ちんで、「どーすんだこいつ!どーだったことにすればいいんだよ!」ってしこたま頭を抱えたりしたわけだけど
 G M:実際に安全牌になってしまった以上、色んな事実を資料室の奥底に突っ込むしかなかった――(何
 クララ:今回もオツカレサマデス
 G M:(いや実際、「100%超えて居たOVが還ってきた」ことにすると、またレネゲイド研究が拗れる上に、袁堂はFHを辞めたことで“不死者”を失っていてサンプルにもならんし)
 G M:(「レネゲイド検査で診断ミスがあった」とかそういう理由付けをしても誰も幸せになれないので)
 クララ:そうなのですよねぇ スノーホワイトさんと比べると身近すぎる存在ですし
 G M:(幸い、袁堂の状態については本人の脱走もあって秘匿されていたので、関係者全員満場一致で、『見なかった事』にしてしまった――)(何
 クララ:異界の巫女でした かすりもしてない・・w
 G M:まー、今回の一件は、結局“ホームランド”と同じよーに、『こういうケースも有るにはあったよ』ってことで、まことしやかに影で浸透して行くことでしょう(何

 G M:で、そのように決着が付いた次の瞬間!
 G M:クリフ「うん、クララ君。キミがリンイチロー君を監視しなくても言い状況だというのは理解できたし処理も出来た、なので!」
 G M:クリフ「リンイチロー君!いい加減、クララ君が要らん仕事を抱え込まないように、キミが彼女を監視したまえ!」
 G M:こーなった!(何
 G M:袁堂「アッハイ」(何
 クララ:「なので・・? って、それはどうなの・・どうなんですか?」 人を危険な生き物みたいに
 G M:クリフ「いやだってキミ、休養をって言ってるのにリンイチロー君の一件もあっててんで休んでくれないんだもの……」orz
 クララ:「袁堂さんも二つ返事で返事しないでもらえるかしら。」「それに、不要な仕事を抱え込んだ事は・・」 頭を抱えつつ
 クララ:「あれは、わたしにとっては必要な仕事・・いえ、趣味でした。」
 クララ:「休んでいないのは・・・その通りですけれど」
 G M:クリフ「いやまぁ実際のところ、リンイチロー君の体調についてはもうしばらくの様子を見なきゃいけないし、W市の仕事も終わって、またもうしばらくは何とかなりそうだからね」
 G M:クリフ「いい機会なんだから、ほんとゆっくりしたまえ」
 クララ:「はい・・・。」 今度は心から
 G M:袁堂「あー……そういうことならクララ、ちょっと行ってみたい場所があるから案内をお願いしたいんだけど」
 クララ:「今度は、大丈夫よ。一区切りはついたから」 休みますやすみます
 クララ:「どこかしら? 大分暇ができそうだから。どこでも付き合うわよ」
 G M:袁堂「……UGNの共同墓地なんだけど」


 G M:“アライアンス”は、一応名目上はUGNエージェント――OVとして、戦死したことになっている。
 G M:故に、家族のいない彼は、名目上――死体は焼かれたが――共同墓地に眠っていることになっている。
 G M:袁堂「……名前と戸籍、さ。オリジナルのそれをそのまま貰うことになったんだわ。だから、報告ぐらいはしないと思ってさ」墓なのか、慰霊碑なのか……まぁ、共同墓地のそれ的なものの前で。(何
 クララ:お花を手に携えつつ 「それが、一番混乱を避けられるものね。 貴方にとってもしっくりくるでしょうし」
 G M:袁堂「そうだなぁ……まぁ、強く反対する理由もなかったしな」
 G M:袁堂「……“一人の『人間』だった”頃の袁堂 倫一郎を知る人間は、もういない……少なくとも、オレたちが望んだとしても探す術はない」
 クララ:「ええ、そうね」
 G M:袁堂「だから、まぁ……その分まで、オレが生きてみせるしかない」
 クララ:「貴方なりの、袁堂 倫一郎を ね。」
 G M:袁堂「袁堂 倫一郎。そして彼の餌となった人たち……斜藤 善也、“ホームランド”のトークン達。そして彼らの実験の犠牲になった人たち」
 クララ:名を聞き目を瞑って思い出します
 G M:袁堂「……色んな骸を積み上げて」
 G M:袁堂「W市の人たちや、拾い上げてくれた“霧氷風セル”のメンバー、UGNの連中。それにクララ」
 G M:袁堂「……色んな人たちの助けを受けて」
 G M:袁堂「だからさ、クララ」
 クララ:こくり と頷いて続きを促しましょう
 G M:袁堂「また、オレを助けてくれ。いつか、オレがお前を助けるから」
 クララ:「・・・任せて」ふふっと自信満々に微笑み 「頼りにもさせてもらうわよ。当然」
 クララ:手を差し出してみましょうか
 G M:じゃあ、その手を優しく、力強く握り返して。
 G M:袁堂「あ、そうだ」握手したまま、思い出したように……いや、実際思い出し、言う。
 G M:袁堂「コードネーム。そっちまで“アライアンス”のままじゃまずいってんで、新しいの用意されたんだ」
 クララ:その手の感触に 暫し感慨にふけっていましたけれど それに応じて目を開き
 クララ:「聞かせてもらおうかしら」
 G M:袁堂「“コールドスナップ”。意味は一瞬の寒気。……氷河期など作り出せない。けれども過ぎ去った季節を思い出させる、冬の忘れ物の名前さ」
 クララ:「詩的なのかどうなのか・・。センスは悪くないんじゃない?」 手を離して 2つ並んだ名前に視線を向けます
 クララ:斜藤 善弥 そして 袁堂 倫一郎
 クララ:氷河期の終焉。 失い、また喪う その繰り返しの中で
 クララ:ただ一つ、残すことが・・・いえ、得る事ができた。 あの温かい"寒気"を
 クララ:だからこそ、今日・・終わらせる事ができる
 クララ:「さようなら。わたしの幸せな氷河期。 そして・・」
 クララ:「ようこそ、温かい"寒気"さん」 振り返って微笑みましょう
 G M:その言葉に返した笑みもまた、照れくさそうでもあり、暖かいものであった。

 G M:氷河期の終わり。混沌にも似た生命の季節。




ダブルクロス The 3rd Edition / Conflux
『夏を舞う氷雪 -Coldsnap- / Turn Recover』
                    ――End.