GM:佐田塚
PC1:Hover-B
PC2:夕凪
PC3:takumi
ログ編集:佐田塚
(敬称略)




「天城美鈴が隠蔽し続けていた遺産“フィフスドーン”。その秘密は既に漏えいされた」
「FHの暗躍を止めるべき立場にいるボク達は、こうしてこの地で無駄足を踏まされている」
「デモンズシティ。この災厄の街に、今のボク達は用がない。即刻に抜け出さなければ」
「……状況はシンプルさ。迷うことも、悩むことも本来ない筈さ」

「…………呑気な話をしようか」
 
「ほぼ単独任務に近い形で黒巣市にやってきて、1年は過ぎていてさ」
「久々に『鏡』を目の当たりにして、こんなに刺々しかったんだ、って、思っちゃったんだ」
「……ちょっと考え直したら、それで当たり前なんだけど、ね」
「まるで、闇色の鋼(Darksteel)だ。それで構わないって、決めている筈なのにね」


ダブルクロス The 3rd Edition / Worldwake
キャンペーン『第五の夜明け-Fifth Dawn-』
第二話『ダークスティールの城塞 -Darksteel Citadel-』




「……大丈夫、ボクは冷静だよ……うん、大丈夫……」







 G M: 自己紹介をPC番号順にお願いします。前回と同じくPC間ロイスもその形で。
 良 平: では此方から行きます。

●PC1 :"雷の剣士" 岩瀬 良平
シナリオロイス:“ダークスティールの巨像 -Darksteel Colossus-”

デモンズシティ。それはストレンジャーズにより封鎖された脱出不能のレネゲイド汚染区域。
理彩はこの街の事情を君に説明しながら、ストレンジャーズ魔街部隊と接触しに向かった。
彼女は言う。付き合わせたのは自分なのだから、何とかして君を黒巣市に戻さねば、と。
だが、そこで遭遇した手荒い歓迎への動揺もそのままに、状況はややこしくなってしまった。

急遽飛んできた別任務。魔街外部へと進んでいく謎の鉄巨人、“ダークスティールの巨像”の破壊作戦への参加。
困惑、混乱、回り道。君にとって見知らぬ街で、状況はどんどん変わっていく。
久藤 理彩は――焦っている。君にはそれがよく判った。こういう時こそ、状況を見なければならないのだ。


 良 平: 「……予感ってこういう嫌な事ばかり当たるもんなんだろうか」
 良 平: 「……と、ぼやいてても仕方ない。結局できる事をやるしかないんだよな」
 良 平: "Blitz-Fencer"岩瀬良平。とある事故により覚醒したOVの少年。UGNイリーガル。
 良 平: 雷と風を纏った鋭い斬撃と、電磁力による防御が主な能力。
 良 平: のんびり屋かつマイペース。買い食いしつつ登場しては、空気を読まない一言を吐いたり。
 良 平: 良い感じのカップルの所にしれっとカメラ持って立ってるかと思えば、真面目に戦ってたり。

 良 平: ……そんな中で巻き込まれた『1つの可能性』。
 良 平: その果てに彼は一体何を見るのやら、今は誰にも分からない。

 良 平: ブラックドッグ/ハヌマーン HP:33 IV:9 
 良 平: 基本侵食率:34% D-ロイス:変異種/ハヌマーン
 良 平: PC間ロイス:内海悠美 ■誠意/□脅威
 良 平: 「……せんせーの件を考えると、個人としては悪いヤツではなさそう。今後も戦わなくて済むならその方が良い」
 良 平: シナリオロイス:"ダークスティールの巨像 -Darksteel Colossus-" □興味/■脅威
 良 平: 紹介は以上で。PLはHover-Bでございます。1話に引き続きよろしくお願いいたします。


●PC2 :“ゆきうさぎ” 内海 悠美


シナリオロイス:“ダークスティールの巨像 -Darksteel Colossus-”

鷺沼曰く、君がこの街に来たのは【訪問者】、スタンレーの意図したものである。
通常、エフェクトを用いこの街を出入りしようとしても、ストレンジャーズに察知される状態にある。
だが、三週間後、彼から“権限”を借り受けた部下Cが、一度だけこの場所に現れるという。
君がこの街を抜けることが出来るタイミングはそこだけだが、だがそれは確かに存在する。

それまではただ待っておけ――そう言う鷺沼の元に、妙な連絡が入った。巨大な石像が闊歩しているという。
FHに関係のある代物ではないそうだ。街の外へ向かっているのに気づくと、暇つぶしにどうだ?と提案した。
奴を見ていれば、脱出の困難さは判るだろう――と。


 悠 美: 「当たり前だったことがいろいろ変わっちゃったな~・・」
 悠 美: 「そしてここは噂の魔の街・・なんだよね。」
 悠 美: 「鷺沼くんは大人しく待っていれば安全だっていうけど・・うー」
 悠 美: 一応FHチルドレンな少女
 悠 美: どこにでもいそうな高校生です
 悠 美: 基本冷気使い
 悠 美: 性格はま、ま酔狂を目指したい!?
 悠 美: “ゆきうさぎ” 内海 悠美
 悠 美: 【シンドローム】サラマンダー/サラマンダー 【ワークス/カヴァー】FHチルドレン/高校生
 悠 美: 【行動値】8【HP】34【基本侵食率】29% アタッカー型
 悠 美: PC間ロイス:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル さんに ■親近感/□脅威
 悠 美: 「知らない街だし、心強いよね!」
 悠 美: シナリオロイス:シナリオロイス:“ダークスティールの巨像 -Darksteel Colossus-”さんに 口興味/■無関心
 悠 美: 「さすが、魔街だよねぇ」
 悠 美: PLは前回の恋する?暴走うさぎを反省して平常運転に戻そうか考えている夕凪です 不束ですかよろしくお願いいたします
 悠 美:  


●PC3 :“零距離の銃使い“シャルロット・橘・クリスタンヴァル


シナリオロイス:“ダークスティールの巨像 -Darksteel Colossus-”

織を名乗る少女の寝床は、このデモンズシティの中でも随分と剣呑な場所にあった。
この災害の発端になったとされるクレーターの周りには多くのジャームで溢れ、動くのにも気を遣う。
大体にして、歩き回るにしたってどこへ行けばいいのか判らないのだが。憎き【特異点】である。
何にしろ、君に必要なのは脱出の手段以前に、安全な陣地である。

そんな感じで難儀していると、ねぐらの脇を巨大な鉄の怪物が横切って行った。
織に聞けば、あれはGPO識別名称“ダークスティールの巨像”。最近現れた謎のEXレネゲイドである。
どこかへ向かっているようだが、あんなのに歩かれては溜まったものではない。おのれ魔街め!


 シャル: 「ヤバい所から逃げられたのは良かったけど…とんでもない場所に飛ばされちゃったなあ」
 シャル: 「何とか移動位はしたいんだけど…下手に歩き回っても死体が一つ増えるだけかな」
 シャル: 「何かしら状況は動いてる筈なのにこんな所で足止め…歯がゆいなあこれ」
 シャル: "零距離の銃使い"シャルロット・橘・クリスタンヴァル
 シャル: OVの探偵であり、UGNイリーガル
 シャル: そして今は亡き恋人と家族の敵を探す復讐鬼!
 シャル: ・・・・の筈なのだが特異点の力と自身のお人良しさによってよく事件に巻き込まれ、全く敵探しが出来ていない。
 シャル: 上記の能力で起きる事件をお人良しなせいで見て見ぬ振りを出来ず、解決に奔走する苦労人
 シャル: 【シンドローム】モルフェウス・ノイマン【ワークス/カヴァー】探偵/探偵
 シャル: 【HP】26【IV】8【侵食基本値】39%【Dロイス】特異点
 シャル: PC間ロイス:“雷の剣士” 岩瀬 良平に■感服/□無関心
 シャル: 「あそこまでついてきてくれた時点で大したもんだよ…」
 シャル: シナリオロイス:“ダークスティールの巨像 -Darksteel Colossus-”に□好奇心/■脅威
 シャル: 「嫌だなあ…こんなのに歩き回られちゃ移動もできやしない」
 シャル: PLはtakumiです。よろしくお願いします


 G M: GMはそこそこに煮詰まってしまっていっぱいいっぱい気味な佐田塚で、よろしくお願いします。



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マスターシーン、あるいは『久藤理彩』の最初の記憶
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 G M: 久藤理彩が『久藤理彩』となったのは、9年前のことだった。

 G M: その夜に起こったジャームの大量発生事件について、彼女はよく覚えている。
 G M: 燃える街。逃げ惑う人々。暴れる無数の獣たち。抗い、そして切り裂かれ――倒れる母親。
 G M: ジャームの爪牙は、己と――また、同じく惑う、直ぐ近くの見知らぬ誰かにも等しく向けられた。

 G M: 母親がその頃“元軍人”から“軍人”に戻っていたこととその理由を、彼女は幼いながらに記憶している。
 G M: 幼い自分が、割れた花瓶を『直して』しまったことを、その日、世界の常識を、彼女は幼くも学んでいた。
 G M: そして……世界の真実に触れた母親が、それと向き合う道を選んだことを、幼心に覚えている。

 G M: かくて、9歳の少女の世界は踏み躙られ――彼女は、無意識に母親の背中を追いかけた。


 G M: 触ったこともない母親の銃で、戦った――そして、勝利したのだ。


 G M: ……その後、現場に駆け付けた男が、母親の上官であったことを、彼女は暫く後に知った。
 G M: だが、その男――当時のストレンジャーズ隊長、菅原泰道に己の意志を告げたのは、その現場であった。

 G M: 故に、『久藤理彩』はその時に産まれたのだと、己自身は認識している。
 G M: 少女は、ストレンジャーズ隊員である母親の名と立場を名乗り、己の名を母親の墓に埋めた。

 G M: その夜に――少女、『久藤理彩』は、“震夜”の夜に産まれたのだ。
 G M: ただ目の前にいた、見知らぬ誰かを護りたかった。それが彼女の最初の記憶。




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オープニング1
シーンプレイヤー:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル
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 G M: 浸食率上昇をお願いします。
 シャル: #1d10+41
 ダイス: Charlotte -> 1D10+41 = [9]+41 = 50
 シャル: 高いなあ…

 G M: さて、OPのアレから多少の時間が経った。
 G M: 君は、“織”と名乗る少女と幾つかの話をした。君が何処からここに転がり込んできたのか。彼女はその話を信用した。
 G M: そして、今度は少女の側の――この街の話となったあたりで、小さな振動が起こった。
 G M: 織「ぴゃっ!?……あ、どうやら動き出したみたいですね」

 シャル: 「振動?工事…なんて穏やかなものじゃないよね」外を警戒しつつ
 G M: 少女は、君に窓の外を見るように促す。そこにはビルほどの巨体の石像が、何処かに向かって歩き出す姿があった。
 シャル: 「…うわあでっか。えーっと、あんま驚いてない辺りアレの事知ってるみたいだけど教えてくれる?」
 G M: 織「ここ数日で突然動き出した、EXレネゲイドに感染したとみられる巨像です。この街ではいつものこと――では流石に無いですね。住民としてもこんなデカブツは珍しくて困惑してます」>ヮ<;
 G M: 織「……逆に言えば、そのレベルの認識です。“震夜”以来、この街におけるレネゲイドによる事件や現象は、広く市民に知れ渡った、一般認識となっています」
 シャル: 「成程ね…所でアレってこの辺グルグル回ってたりでもするの?外に出ようと直進してたら数日あれば出れそうだし」
 G M: 織「一日に幾らか歩いた後、電池切れを起こしたように休眠し、また翌日動き出す、を繰り返しています……が、日を追うごとにその稼働時間はどんどん伸びていってます」
 G M: 織「身体に馴染んでいないのか、それとも『外側』の圧力がまだ強かったのか……出待ち?いやまさか……ともあれ、今晩か、どんなにひどくても翌日には、外部包囲網に食い込むだろう、というのが皆の認識です」
 G M: よく判らないことをぶつくさ呟いてから、大体そんな感じに締めくくる。
 G M: なお、振動は君達の塒のすぐわきを通過していった。心臓に悪い。
 シャル: 「そしてストレンジャーズとドンパチし始めるって訳だね…この街の住人からしたらホント溜まったもんじゃないねこれ。私としてもたまったもんじゃないけど」
 G M: 織「ですね。本来ならこの街の治安維持は、司政局直下のGPOと呼ばれる警察部隊が行っているんですが、明らかに『街』から遠ざかっているので、現在は傍観を決め込んでます」
 G M※なぜなにデモンズシティ!本来、基本ステージにおけるUGNのような体制側PCは、GPOと呼ばれる組織の一員であることがオーソドックスです!ただし、今回は話の都合上顔を出しません!>ヮ<
 シャル: 残念・・・w
 シャル: 「まあオーヴァード居ても警察は警察だしねえ…あんなものはどうこう出来ないか」
 G M: 織「ま、司政局においてはスラムの非登録市民なんて存在しないも同然ですしねー。庇護下に置かれたければ、政府に保護管理をしてもらえるように願い出る形になりますね」
 シャル: 「うーん日本に居る筈なのに紛争地域にでも来た気分だ…しっかしどうしようかなあ。アレを上手く避けてもジャームが闊歩してるらしいし・・・」
 G M: 織「まー、それが大体、この街の現状です。この街で暮らすなら、街に行くかスラムで暮らすかのどちらかになりますね。黒巣市に戻りたいと言う話なら……」
 G M: 織「……頑張ってくださいね!その辺のジャームとか問題にもならないレベルの話になりますので!(>ヮ<;」 なにもアドバイスはなし!(何
 シャル: 「ま、こういう時こそ探偵らしく足で何とか頑張るよ。もしかしたら皆もこっち来てるかもしれないし・・・」と言いつつはぐれた同行者3人を思って終りかなあ…
 G M: 織「お気をつけて。……ま、貴女のことですから、ただどうにもならずに終わる、と言うことは無いと思いますけれども」
 G M: 織「――貴女は、【特異点】ですから」




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オープニング2
シーンプレイヤー:“ゆきうさぎ” 内海 悠美
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 悠 美: 1d10+29 ざっきーせんせー!
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+29 = [4]+29 = 33
 悠 美: 合格!

 G M: さて、魔街支部長の鷺沼は、色々な話を君にしてくれた。
 G M: 何故君がここに来ており、彼は君を迎え入れたのか。それは部下Aことスタンレーとの取引によるものであると。
 G M: 3週間後、部下Cが君を迎えにここに来ること。それまでの間、君は客人として、この支部である程度すきに過ごしていていい、と。
 G M: まぁ、大体そう言った話だ。ジャネッタさんにとって身内の側に居る君については、その脱出について便宜を図って貰えている。

 悠 美: 設備としては外の一般的な家と遜色ない感じですか?
 悠 美: (スラムとかで想像されるものと違って
 G M: 規模的には家と言うか、居住施設というか。インフラ事情は、まー、公的な援助が受けられない以上外より確実に悪い。が、大っぴらにエフェクトを使って問題ないのでそれで補填されている形かな。
 G M: 基本的に、自給自足がスラムの習わしだ。
 悠 美: 「さすがジャネッタさんとみんなだね・・いろいろ考えてるな~」
 G M: 鷺沼「とは言え、3週間室内で待つというのも暇だろう?」
 悠 美: 「しばらくお世話になります~!」 丁寧にぺこり 「・・・と、いうかできれば、できなくてもお迎えの前に帰りたいけど・・」
 悠 美: 「(きっと簡単な方法はないし、そんな迷惑もかけられないよね~・・)」
 悠 美: 「外は怖いところだって聞いてるけど・・・何か観光名所とかあるんです?」
 G M: 鷺沼「観光ときたか。良く考えろ、この街は一度入ったら出られないんだ。名所があっても誰が来るか。地元民は生きるので精いっぱいだしな」流石に噴き出した。
 G M: 鷺沼「名所はないが……今晩か、明日のうちには面白い催しがありそうだ――見てみろ」窓の外に、でけぇ巨像。
 悠 美: 「おぉ!」 得心いったという感じに両手をぽん 中の人も感心しちゃった・・・うん、そうですよね
 悠 美: 「でっかい・・」
 悠 美: 今は動いてます?
 G M: 鷺沼「正体は知らん。が、ここ数日の動きを見るに、近く魔街の外周部に到達する。そうなれば、ストレンジャーズが動くだろうさ」動いているね。ちなみにクライマックスまで歩き続けるで
 G M: 鷺沼「それに乗じて魔街を抜けようと考えている輩も多少いるが、それで何とかなるなら苦労はない。伊達で長年封鎖されているわけではないからな、この街は」
 悠 美: 「なんだか、さすがって感じ~・・ 」 動画とっとこ
 悠 美: 「(う、ちょっと考えたけど・・・やっぱりそっかぁ・・支部長である鷺沼くんが言うなら難しいんだろうなぁ)」
 悠 美: 「そういえば、他に飛ばされてきた人とかの話とか聞いてません?」
 悠 美: 真っ先に飛ばされたから他の人が来てるかどうかも知らないけど けど
 G M: 鷺沼「知らんな。お前が来るという話しか聞いていない」
 悠 美: 「ですよねー。ともあれ、街を出歩いていいなら・・怖いけど少し辺りを見てみます。怖いけど~!」
 G M: 鷺沼「何にしろ――FH魔街支部の目的は、『魔街の解放』だ。この街の封鎖を破壊することで、世間に広くこの街とレネゲイドの存在を知らしめること。……その目的の為に、お前の存在は特に助けにも、害にもならん。邪魔にならん程度に好きにしていろ」
 悠 美: 「結構炊事得意だし! お返しにお仕事とかお手伝いとかしたいですけど、パパに聞けないからなぁ・・ 短いか長いか分からないけど。よろしくおねがいしまっす」
 悠 美: 改めてごあいさつ して OK!




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オープニング3
シーンプレイヤー:“雷の剣士” 岩瀬 良平
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 良 平: #1d10+34 [登場]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+34 = [3]+34 = 37

 G M: 理彩「参ったね……流石に、魔街用の通信装備の持ち合わせはない。直接部隊と合流するしかない」
 G M※なぜなにデモンズシティ!当然のごとく魔街と外部の通信は完全封鎖されており、アクセスは専用端末を必要とするよ!
 良 平: まあそうなるよなぁ。
 G M: 理彩「軽く説明しておくよ。この街のストレンジャーズは、主に封鎖任務についているんだ。外界に近づくと最悪即時射殺だけど、一番内側のリージョン4ぐらいならそこまでじゃない」
 良 平: こく、と頷いて聞く姿勢。
 G M: 理彩「昔通りだったら、もう少ししたらその辺りのエリアになる筈だから……あんまりスマートなやり方じゃないけど、隊員に事情を説明して保護してもらおう。ごめんね、何だかすごくややこしい事態に巻き込んじゃった」
 良 平: 「……そこは気にしなくて良い。半ば自分から首突っ込んだ結果だし」
 G M: 理彩「問題は、ここからの脱出を許可してもらえるかなんだけど――!?」
 良 平: 「……ん?」 様子が変わった彼女を見て。
 G M: 君達の足元に執拗な威嚇射撃が振ってきた。
 G M: 見れば――話に合ったストレンジャーズだろうか、制服に身を包んだ兵隊が複数人で君達の前に立ちはだかっている。
 良 平: 「……なんか保護とかしてくれなさそうな人らが来たけど」
 G M: 理彩「ちょ……す、ストレンジャーズ!?ぼ、僕は隊員の久藤 理彩だ!っていうか、ここはまだリージョン4だろう!?まだそういう区域じゃない筈だ!」
 G M: 隊員「ここはリージョン2だ。7ヶ月前に区間整備があった。隊員というならコードとIDを答えろ」
 G M: 理彩「……っ!?……“サンシーカー”。IDはMRD-120。照会をお願いするよ……」
 G M: 隊員「――照会は出来たが、どういうことだ?外部任務とされているが」 理彩「事情があるんだ。支部隊長と話がしたい」
 G M: 隊員「そちらの男は?」 理彩「み……民間人……」 隊員「……」
 G M: 理彩ちゃんは 困っている!
 良 平: こく、と頷く。間違ってはいないし、間違っていてもここでUGNやらの話を持ち出すのは得策でないだろう事くらいは分かる。
 G M: 上官らしき女性「――久藤 理彩?……なぜここに――そういうことか。おい、ここは私は受け持つ」 隊員「3佐?――了解」多少困ったやり取りの後、幸いにも後からやってきた上官がそれを引き継いでくれた。
 G M: 理彩「さ、3佐……よかった。ある意味支部隊長よりも話がしやすい……大丈夫。何とかなりそうだ。3佐は大体の事情を知っていはずだから……うん、迷惑をかけた」後半は置いてけぼりだった岩瀬くんに。
 良 平: 「……いや、こっちこそ助かった。俺一人だと下手うって撃ち殺されかねなかったし」
 G M: 3佐「黒巣市で調査任務に就いていた“サンシーカー”と、黒巣市のイリーガルだな。『私』が事情を聞いている……まず、此方の事情を説明する……ああ、それと」
 G M: 3佐「私の名前は灰島 玲奈だ、後に必要になるだろうから覚えておけ」良平君に対して、上官らしき女性はそう自己紹介する。
 良 平: 「……岩瀬良平。一応UGNのコードは"Blitz-Fencer"……宜しくお願いします」 一応年上なので丁寧語。知ってるっぽいので簡潔に。

 G M: 暫く。灰島を名乗った軍人は、君達に対して色々な話をした。
 G M: 黒巣市の状況。UGNは現在、天城支部長代理が原因不明で失踪し、クリフ支部長補佐が臨時に指揮を執っており……街に不規則にジャームが発生し始めていること。
 G M: 魔街の状況。“ダークスティールの巨像”と名付けられた巨大石像が、今日中にもリージョン1に到達する――その迎撃に、臨時だが理彩も参加するようにという通達。
 G M: 良平君。君については……灰島は、しばらく考えた後、久藤隊員の保護下においてなら、現状は好きにして構わない、と結論を出した。




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マスターシーン、あるいはクリフ・M・カークランドの災難
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 G M: 19時52分、ホテル『エリュシオン』――UGN黒巣支部、支部長室。

 G M: 「現在出現しているジャームの練度は、強くてそのくらいだね?よし、何とかまだ人員を回せそうだ」
 G M: 「近隣住民の保護をしつつ、イリーガルに協力を要請してくれ。何しろ原因不明だ。悪化していく前提で動いてくれ」

 G M: そこで慌ただしく指示を出していたのは、その部屋の――いや、元々も代理であったが――本来の主ではなかった。
 G M: 支部長補佐、クリフ=カークランド。支部長代理の不在故に、彼がこの『現場』を受け持っていた。

 G M: 「……ミスズ君は、まだ音信不通かい?おかしいな、何かあったとしても動きがなさすぎる」
 G M: 「現状について、何がしかの情報を持っている可能性もある。引き続き捜索を続けてくれ」

 G M: ……不幸にも、黒巣UGNに、状況への正確な情報は何もなかった。
 G M: 故に、彼らのリーダーが既に居ないことも、この事件の黒幕についても、何一つとして知らなかった。


 G M: そして、黒巣市の状況は悪化していく。近隣の都市からのFHエージェントの流入。
 G M: 黒巣市に潜伏していたジャームのさらなる暴走。様々な場所から敵は生まれる。

 G M: それが、クリフ支部長補佐のキャパシティを超えるのは時間の問題であり――



 G M: ――UGN黒巣市部内部に、聞き慣れないサイレン音が鳴り始めるのは、これより1時間後のことである。




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ミドル1
シーンプレイヤー:“雷の剣士” 岩瀬 良平
登場:不可
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 良 平: #1d10+37 [登場]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+37 = [7]+37 = 44
 G M: おお、ぐいぐい伸びるぞ

 G M: さて、何だかんだがあったがまぁ、落ち着いた。先ほど、巨像の迎撃とは言ったが、その作戦開始までは、まだ時間がある。
 G M: 今のうちに、やっておかなければならないことは片づけなければならない。例えば
 G M: 理彩「……クリスタンヴァルさんも、内海さんも、こっちに来ている……そう見た方が、いいよね」
 良 平: 「……だろうなぁ」
 良 平: ぼんやりと天井を見上げながら。
 良 平: 「……内海については別口かもしれないけど。所属的な意味で」
 G M: 理彩「まぁ、仕掛けたのがFHのエージェントって話だったからね。ともあれ、きているようならFHに情報が回っている……かな?」
 G M: さて、件の二人の捜索についてだけども、〈情報:噂話〉6 とさせていただきます。固有名詞技能が微妙にずれてる感じもありますがまー、そこは置いておいて。
 良 平: 「……まー、来てたら声くらいはかけといて良いかもな。若干後味悪いし」
 良 平: うい。
 良 平: コネは使ってOKですかね。いや、状況が状況なんで。
 G M: コネ。(忘れてた)  えーと、まぁ、駄目と考えるルールはないかな。いいよ
 良 平: じゃ使って振ります。
 良 平: #4r10+2 [コネ込み]
 ダイス: ryouhei-i -> 4R10+2 = [10,9,9,8][8]<クリティカル>+2 = 20
 良 平: ……要らん情報まで仕入れそう(何
 G M: ・スラムに外部の人間の流入するのはいつもの事であり、特別な情報はない、が、FH絡みでの動きについては情報が聞けた。
 G M: ・FH魔街支部に客人が来たとかなんとか、そんな話を聞いた。日時指定もあり、予定通りに来訪したらしい。
 G M: 理彩「指定日時は大体、ボクらが転がり込んできた頃合い。まぁ……自然に考えれば、そうだよね」
 G M: ※悠美ちゃんの登場するシーンに登場が可能になりました。
 良 平: 「……で、どうするかね。さっきはああ言ったけど立場上拙いとなったら止めとく」
 良 平: 「客人扱いが内海だとしたら、俺らが声かけなくても何とでもしそうだし」
 G M: 理彩「いや、ストレンジャーズの名前さえ出さなきゃ大丈夫だと思うよ。そもそもボクは、この街に居ない筈の隊員だしね」
 G M: 理彩「まぁ……合流するかは、状況次第かな……現状、どっちもややこしいことになってるし……歯がゆいよね、待ち時間が」
 良 平: こく、と頷く。
 G M: 理彩「黒巣市にも異常事態が起こっているっていうし……あのFHエージェントが動き続けている、っていうなら、さっさと戻らないと、いけない所なのに」
 良 平: 「……まあ今は、支部の人らとかダチを信じるしかないと思ってる」
 G M: 理彩「……うん」
 G M: 頷きながら、彼女は外の巨人を眺めた。
 G M: 彼女は『判っている』人間だ。今すぐ飛び出すということは無いだろう、だろうが……出来るならそうありたい、という気持ちも、その背中からはうかがえた。
 良 平: 「……"起こってしまった事は仕方が無い。これから変えていけばいい"。3-Aのとある剣道部のヤツの言葉」
 G M: 理彩「――……」
 良 平: 「そのためにも、落ち付いて確実に行こうぜ。俺に出来る事があるなら遠慮なく振ってもらって構わない」
 良 平: 「色々手慣れてる人間に比べたら、たかが知れてるかもしれないけど」
 G M: 理彩「『これから』っていつかな?ボクは多分、それが今すぐであって欲しいと願っている」
 G M: 理彩「だから焦っているんだろうね……大丈夫、ボクは、まだ落ち着いているよ」
 良 平: 「……――」 何か言わなきゃならないとは思ったが、今はそれ以上言葉は出なかった。

 G M: 時計の針の動きというものは、こう言うときほど早く感じるものだ。




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ミドル2
シーンプレイヤー:“ゆきうさぎ” 内海 悠美
登場:不可
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 悠 美: 1d10+33 じゃねったさん・・!
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+33 = [9]+33 = 42
 悠 美: きらい
 G M: わたくし関係ありませんわー!?
 良 平: あーあ(何

 G M: さてさて。
 G M: 君の場合は、まぁとりあえず外に出た。場所はスラム、と言う形でいいか。
 悠 美: 情報が欲しいとは思うのですけれど 特にあてがあるわけでもないので 何か名物とか美味しいものとかをですね
 G M: えーと、そうだなぁ……スラムと言っても、一応治安の良さそうなところ悪いところがあるよ。どっちが良い?
 悠 美: 1d10
 ダイス: Yumi_U -> 1D10 = [5] = 5
 悠 美: 悪い方と出ました
 G M: おぃぃw
 悠 美: 地図を貰い忘れたのが一生の不覚・・っ
 悠 美: 海外に行った日本人観光客のような気軽さで
 G M※なぜなにデモンズシティ!スラムにいる人種には大きく分けて二種類いるよ!元々の住民が、司政局のやりかたに反発して自給自足の自治を行い始めたの住民たちと、警察やらの追っ手から逃れるために魔街侵入を選んだ犯罪者連中だ!
 悠 美: 思った以上に落差がすごかった
 G M: えー、地図を忘れてふらふらしてから20分後!そこには、君の身ぐるみを剥ごうとした不埒者どもを《コキュートス》を用いて撃退する君の姿が!もっと頑張れよ不埒者!
 悠 美: 「この辺りに名所、ワーライオンがあるって聞いてきたのに・・ある意味名物っぽい人たちだけどいまいちっぽい」
 悠 美: 出来上がった氷像の表情を品評しつつ 命はとりません
 G M: 不埒者よりはマシそうな女性「誰よそんなの事言いだしたのは」
 G M: 女性?いや、少女だ。16歳。(ルルブ読み返し)
 悠 美: 「さっき会ったケバブ売りのおじさん! 可愛いから半額に負けてくれて、親切な人!・・・ってあなたは?」
 悠 美: 氷像には興味をなくして ささっと少女の方へ
 G M: 少女「静海 京子。“ライオット”の現リーダーよ。見かけない顔よね貴女。流入してきた犯罪者にも見えないし……流行りのUGNとかFHとか……にしても若いし」
 G M※なぜなにデモンズシティ!ライオットってのは、体制に反発するスラムのアウトロウな少年少女たちの集団です!文章でしか説明されてないので静海さんも容姿とか一切不明!
 悠 美: 飛ばされたのって 今日 扱いでいいのかしら
 G M: うん
 G M: さらに言うと40分程度前でしかない。
 悠 美: 「これはこれはご丁寧に・・っ わたし悠美、よろしくね! ついさっき飛ばされちゃって」
 悠 美: ちょっと仲良くなれそうな人・・!
 G M: 「飛ばされたって……まぁ、OVなんてやってたらなんでもありか。スラムで何か困ったことがあったら言うと良いわ。私は新世代の味方だからね」
 G M: えー、〈情報:噂話〉6にて、さっきのシーンと同じように、他PCについての情報収集が可能です。
 悠 美: 「気付いたらこの街にいたんだけど・・・(早く)帰る方法がないかな~っていうのとあちこち見ておかないとかなって・・あと、人探し」
 悠 美: はーい!
 悠 美: では行かせていただきます
 悠 美: 要人のコネ 静海さんがまさに要人
 悠 美: 何も貸しはないけど・・
 G M: あいw
 悠 美: 5r10
 ダイス: Yumi_U -> 5R10 = [4,10,8,1,3][1]<クリティカル> = 11
 悠 美: 「ありがとう。新世代って何だかいい響きだね~!」
 G M: ・ストレンジャーズの情報はこっちには回ってこないが、スラムで外国人で女性の探偵とかいうとんでもなく目立つ人の話は聞いた。
 G M: ・件の巨像の付近で見かけたという話である。
 悠 美: ありがとう京子さん
 悠 美: 「へ~・・・やっぱり目立つ人は目立つよねぇ」
 G M: 京子「……何か目的があって動いてるの?何にしろ、気を付けなさいな……とはいえ、さっきのエフェクト見るにいらぬ心配かもしれないけど」
 悠 美: 「早く帰りたいなっていうのが一番かな・・・ ありがとう。そんな事ないよ、いきなり囲まれてびっくりしちゃったし」
 悠 美: 「もうちょっと気を付ける事にするね」
 悠 美: にこやかに挨拶しつつ 目標値12のGPOジャケットにチャレンジしたいデス
 G M: 京子「……それは、期待しないほうがいいかもね」<帰りたいという言葉には、まー、この街の人は間違いなくそう返すだろうね。
 G M: おうやってみろ><
 悠 美: 2r10 おみやげー!
 ダイス: Yumi_U -> 2R10 = [9,6] = 9
 悠 美: 惜しい
 悠 美: 失敗;
 悠 美: 「やっぱりそうだよねぇ」 ばいばーい
 G M: ※シャルロットさんのいるシーンへの登場が可能になりました




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ミドル3
シーンプレイヤー:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル
登場:不可
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 シャル: #1d10+50
 ダイス: Charlotte -> 1D10+50 = [4]+50 = 54
 シャル: よし、落ち着いた・・・

 G M: クリスタンヴァルさんについては、何だ。今は何か飛ばされてはいるものの、元々はストレンジャーズに雇われて調査任務を行ってたのだ。
 G M: そういう訳で、そんな伝――うん、“ホンキー・トンク・ウィミン”に頼らなければどうにもならないが。それを目指すことが無為ではないことはOP3が証明している!(何
 シャル: w
 シャル: まあそこにたどり着く為にも誰かしら情報屋か何か探しに行く感じかなあ…
 G M: まぁ、状況把握の為に〈情報:噂話or軍事〉7をよろしく。
 シャル: はーい
 シャル: わー悲しい事に両方ない。コネ:情報収集チーム使います
 シャル: #2r10+2
 ダイス: Charlotte -> 2R10+2 = [9,10][8]<クリティカル>+2 = 20
 G M: OK。
 G M: 定食屋のおばちゃん「あの巨像については、ストレンジャーズでも動いているらしいねぇ。灰島3佐が現場に出てくるのなんて久々だよ」
 G M: 大体これだけで、君的に必要な情報が見えるのではなかろうか!(何
 シャル: まあ出てきてくれてるなら話が速いですよね…w現場に行きますか…
 G M: なお、定食屋のおばちゃんの名前は品田信枝さん。非OVながら非登録市民でスラムで上手い飯食わせてくれるタフなお人である!

 G M: ともあれ、現場ー……に、直接行くならば、OP3じみた(いや、リージョン浅いだろうからまだマシだろうけど)ややこしい事態を経た後に、ようやく面会してもらえることになる、が……
 G M: そのシーンは、次にPC13合同(2の合流可能)のシーンとして扱いたいのですが、このシーンでやっておきたいことはありますか?
 シャル: とりあえず調達したいですね。GPOジャケット
 G M: あ、どうぞ
 シャル: #2r10+2 調達
 ダイス: Charlotte -> 2R10+2 = [4,9]+2 = 11
 シャル: えー目標値12なんで財産点1点使って成功ですね
 G M: OK
 G M: では、シーンを切ろう。次が合流シーンだ。
 シャル: はーい




==============================
ミドル4
シーンプレイヤー:“雷の剣士” 岩瀬 良平
登場:シャルロットさん確定。悠美ちゃん登場推奨。
==============================





 良 平: #1d10+44 [登場]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+44 = [8]+44 = 52
 G M: 随分伸びるなおい。頑張れ、最短でもあと2シーンはミドルで登場してもらうぞ
 シャル: #1d10+54
 ダイス: Charlotte -> 1D10+54 = [8]+54 = 62
 シャル: あーまた上がってしまった…(
 良 平: (何>最低でも
 悠 美: 推奨ですし、振るだけふっちゃいます
 悠 美: 1d10+43 じゃねったさんりヴぇんじ
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+43 = [6]+43 = 49
 悠 美: 8じゃないだけ・・まぁ

 G M: さて、良平君。君は、というか君と理彩さんは、灰島3佐の元にシャルロットさんが来ている、と言う話を本人より聞いた。
 G M: 事の情報交換の為に、合流しておくのがベストと考えた。場所は……余りにも無関係のものが集まってるので、ストレンジャーズの詰所とは関係ない場所だ。

 G M: リージョン4。ストレンジャーズの領域だけど、警戒レベルは最も低い。警戒レベルは低いがストレンジャーズの領域なので、普通のスラム民はまず近づかない。
 G M: 住民が居ない以上当然のように建物やらも、10年前の廃墟が精々の場所である。灰島は、その中の一つを自分の拠点にしていた。
 G M: えー、ここに居るのは、まず当然灰島3佐。そして良平君、理彩さん、シャルロットさんと……
 G M: 悠美ちゃんもいる><
 G M: シャルロットさんについてきた。FHだってのは内緒だ!魔街のFHとは全然セルが違うし!
 G M: そんな感じから!
 良 平: あい(何
 シャル: はーい
 悠 美: 感謝します!w>内緒
 良 平: 「……とりあえず飛ばされた人間はこれで揃った、と」
 シャル: 「そうだね…一時はどうなる事かと思ったよ」
 G M: 灰島「……シャルロット・橘・クリスタンヴァルだな。『私』とは面識がある。いや、『私』が黒巣市で仕事を依頼したのか」
 悠 美: 「みんな元気そうでよかった~。いきなり大勢の怖い人に囲まれたり、もうびっくり」
 G M: 灰島「本来なら民間人が現場の判断で作戦参加、など避けたい事態だが、状況が状況だ……ストレンジャーズ側からも、『私』の知っていることを話そう……とはいえ、どこから説明するか」
 悠 美: 「巨人が壁に迫っててさぁ大変っていう事だけ知ってる・・・! ・・えと、聞きました」
 G M: 灰島「……まずは各員、自分の話せる情報がどれだけあるかを確認しようか。まず、我々……私や久藤の持つ情報として、『魔街からの脱出を許可できるかどうか』。そして、『私』の持つ情報として、『黒巣市の現在の状況』が挙げられる」
 悠 美: 「帰してもらえるんですか??」
 G M: 灰島「状況次第と言うべきか。タダとはいかんが、そもそもがイレギュラーな事態であり、黒巣市も危機を抱え込んでいるようだからな、ある程度は便宜を図る」
 シャル: 「タダとはいかない・・・って言うと?」
 良 平: 「……俺については、まあ。基本久藤と一緒に居て得た情報だしな。此方から個別で話せる事ってーと」 特に無いよな、と。
 G M: 灰島「あの巨兵は見たな?この魔街から出るのは、アレの対処が終わってからになる」
 G M: 灰島「アレは難物だ。あの装甲故に対処できる人員は限られるし、この隙に乗じて脱出を図ろうとする馬鹿どもに対する護りも疎かにできない。故に、少なくとも久藤隊員については、アレの対処に巨力して貰わなければならん」
 G M: 久藤「……うん」口数は少ないが……やることが多すぎることに対する焦りは隠せていない。
 悠 美: 「(ほとんど歳変わらないのに・・大変だなぁ)」
 シャル: 「少なくとも…って事は私達も可能なら協力した方が良い・・・ですかね?」
 G M: 灰島「それが一つ、あとは黒巣市の状況だな。久藤隊員と岩瀬には話したが、現在、あの街にはジャームが不規則に発生、そして外部からも不自然な流入が起こっている」
 G M: 灰島「そして、これは直近の情報だが……その頻度は確実に増加している。UGNのキャパシティを超えるのも遠くはない。そしてこの状況でUGNに動きがあった」
 G M: 灰島「天城美鈴支部長代理のメッセージがUGNに届いたそうだ。これが、『黒巣市住民の、黒巣市からの完全な撤退』を指示していたという」



 G M:                     *                    *                    *



 G M: 聞き慣れぬサイレン音と共に、聞き慣れた声が放送から聞こえてきた。言うまでもなく異常な事態だ。

 G M: 『私は、UGN黒巣支部長代理、天城 美鈴です。』
 G M: 『現在UGN黒巣支部内にいる全てのエージェント、およびチルドレンに通達します』

 G M: クリフ「……君はハヌマーンだったね。本物の声だと思うかい?」
 G M: エージェント「肉声か録音かはともかく、偽物の声とは思えません」

 G M: 『現在黒巣市は非常事態にあり、安全のためにこの街より全市民を一時避難させます。この通達はプランDCとして扱います』
 G M: 『各エージェントは、各々のロッカーの底を開け緊急時の救助マニュアルを確認、指揮官の指示に従ってください』

 G M: クリフ「は、初めて聞いたよそんなの!?」
 G M: エージェント「じ、自分もです」

 G M: 『尚、指揮につきましては、優先順位をこちらで提示します。この指揮系統が運用できない場合、各員の判断で活動を行ってください』
 G M: 『まず、クリフ支部長補佐――』

 G M: クリフ「えええええええ」
 G M: エージェント「ろ、ロッカーを確認しましょう」

 G M: かくて、黒巣UGNは状況がよく判らぬままに、市民の避難を余儀なくされている。
 G M: 以上が、黒巣支部に潜伏ちゅうの“雷弾”筑波 彩からの情報である――



 G M:                     *                    *                    *



 G M: 灰島「状況は依然不明だが……もしも本当に市民が避難されたとしたら、我々としては最悪の手段も考えられることになる」
 悠 美: 「黒巣市を水に沈める・・・?」
 良 平: 「……あるいは、街ごと焼き払う。そんなとこか」
 G M: 灰島「――爆撃だ。と言おうとしたが、それによっておこる事態は、そうなる」
 シャル: 「美鈴さんが、かあ…あの後あの人が勝ったのかな」
 良 平: 「ジャームは確かに強いけどOVに比べれば再生力は頭打ち。……他にやりようがなきゃ、それくらいしかないよな」
 良 平: どこかぼんやりとした表情だった顔に、僅かに歯を食いしばる様子が浮かぶ。
 G M: 灰島「天城美鈴は、先刻の件より未だに黒巣市に姿を現していない。これは、ジャネッタ=マクレーンも同様だが」
 シャル: 「何かしらの理由で出てこれないのか、それとも…んー、これは今考えても仕方ないか」
 悠 美: 「先生の仇のあの人は知らないけど、ジャネッタ・・・さんはまさにそれが狙い・・だと思、います。」
 悠 美: 「だから、早く街に戻らないと。わたしはどうするのか、何ができるのか。分からないけど~・・」
 G M: 理彩「『それ』、って?」
 悠 美: ないすあしすと! 「黒巣市の水没・・かな?」
 悠 美: >久藤センパイ
 悠 美: 「あの遺跡ごと、水に沈めてしまおうと考えてるんだと思う」 ええと、ここでRHOをオープン でいいのでしたっけ 宣言
 G M: OK。RHOがオープンされます。


 G M: 実のところ……件のジャネッタ・マクレーンの目的――いや、任務について、君は既に知っている。
 G M: FH魔街支部長、鷺沼 秀は、君の安全の確保をスタンレーに依頼された際、大よその事情を聞いているのだ。

 G M: 一言で言えば、彼女の目的は『黒巣市の水没』であり、その真意は『“フィフスドーン”の廃棄』にある。
 G M: アレは、黒巣市を水没でもさせなければ処分できぬものであり、それを出来る者も防衛隊や米軍など、限られている。
 G M: 故に彼女はフィフスドーンを敢えて暴走させることでUGNを巻き込み、『自分たちもろとも』処分させるつもりなのだ。

 G M: ……困惑しているだろう君に対してここまで事情を話しても構わないと、ジャネッタらが判断したのは妥当な話だ。
 G M: なにしろ君は、FHの助けが来るまで、この魔街から脱出する術がないのだから。

 G M: ※OP開始時にはこの情報を君は既に所持しております。
 G M: ※これを公開することで、シナリオロイスが『“朗々たる根本原理”ジャネッタ・マクレーン』に変更になります


 悠 美: ええと、鷺沼くんに聞いた というところだけ一応灰島さんにはぼかしておいたという事で
 G M: OK。まぁ、状況故に灰島さんも察しはしても深くは聞かない
 良 平: 「……あのデカイ女の人のことだから、利用するものと思ってたけどな。"世界を変える"のにこだわってたっぽいし」
 悠 美: はい、有難いです!
 悠 美: 「うん・・だから、よく分からないんだよね」
 シャル: 「んー、手に負えないと思ったのか…だったとしても自分達ごと壊しに行かなきゃならなかった理由にはならない、か」
 G M: 灰島「……とすれば、黒巣市への爆撃は、まさしくFHの思うつぼか」
 悠 美: 「だから、わたしは・悠美は、全てが終わる前に、あの人に会いたい。だから早く戻りたい」
 シャル: 「…一応手がかり、無くはないんだよね。正直、私としても眉唾物な話なんだけど」
 シャル: という訳でこちらもRHO公開しますね
 G M: はい。


 G M: 信じがたいが……“織”を名乗る彼女は「自分は“フィフスドーン”をよく知り、また干渉する術を持っている」と言いだした。
 G M: それは『魔鍵』と呼ばれる、EXレネゲイドに感染した物品……らしい。それが、『ここ』にあるという。

 G M: 一体何故?いや、彼女は何者なのか?彼女は問いかけに答えた――『特異点』故に彼女に遭遇した、君に、答えた。
 G M: 彼女も“フィフスドーン”もよく似たモノ。地球(ガイア)が太古に生み出した、レネゲイドの進化を調整するデバイス。
 G M: この土地における、最大の災厄にして、ガイアの知覚端末――“魔街の王”。それが人の形を借りたもの。それが彼女だ。

 G M: 『魔鍵』はただで渡せるものではない。あの巨像を倒す程度の力は見せて欲しい。彼女は無邪気にそう語った。
 G M: ……そもそも。黒巣市はこれからどうなるのか、それすらも判らないのにそれを得てどうするのか、と言う話でもある。

 G M: ※OP開始時にはこの情報を君は既に所持しております。
 G M: ※これを公開することで、シナリオロイスが『“魔街の王(Archenemy)”織』に変更になります


 シャル: 「…という訳なんだけど」
 G M: 灰島「……何だそれは」
 悠 美: 「ほえー・・・」
 G M: 理彩「いや、意味が解らないよ……ええと、その織って子は、今はどこに?」
 良 平: 「……ゲームの世界に飛び込まされたこともあるし、まあ何があっても不思議はないと思うけど……」
 シャル: 「私が最初に飛ばされてきた所に今も居ると思う」
 悠 美: ぼけーっとした後慌てて分かった風の顔をしてお茶を飲んでよう
 G M: 理彩「眉唾どころじゃないけど、話、聞かなきゃいけないのかなぁ、これは」
 シャル: 「信じがたい話ではあるんだけど…こんな嘘つく理由もないだろうし」
 悠 美: そしてごめんなさい、ロイス変更に伴う宣言を忘れていました ジャネッタさんへ ■連帯感/口隔意 です
 G M: 灰島「……“魔街の王”と呼ばれる存在については、それこそ眉唾な噂だが、心当たりがあるが……いや、とにかく、我々は現状の事も考えねばならん。少し久藤隊員を借りていくぞ。巨像の迎撃について、別動隊とも打ち合わせをしなければならない」
 G M: 理彩「ああ、そうだね……了解。少ししたら戻ってくるよ」
 悠 美: 「お、おつかれさまでっす!」
 良 平: 「ん、また後で」
 シャル: 「そっちは任せたよ」
 G M: てなわけで、ストレンジャーズは退場してく。作戦にはもう少しの時間がある。状況の整理も、もう少しの間ならできそうだ。
 シャル: こっちもロイス感情変更しとかないと…■信頼/口猜疑心かな
 悠 美: 出ていったら緊張を解いてテーブルに突っ伏します
 良 平: 出ていった理彩の方を見たまま。何かを考えている顔。
 悠 美: 「緊張したぁ・・・それで・・岩瀬先輩は何を悩んでるんです?」
 シャル: 「…どうかした?」良平君に話振ってみよう
 悠 美: 頭だけ先輩の方に向けて 
 良 平: 「……んー。俺の気のせいだったら良いんだけど。ちょっと気になる事があって」
 良 平: というわけで、PC1のリバースハンドアウト公開を申請します。 
 G M: はい。


 G M: 実のところ、魔街から脱出する手段を理彩は既に持っている――彼女は【訪問者】である。
 G M: しかし、現地の隊員から状況を聞くに、黒巣市も大変だが魔街も今拗れた状況にあり、理彩にも任務が来た。
 G M: その任務――“巨像”の撃破の後なら、便宜が図れる……これは交換条件とかではなく、任務の順番待ちだ。

 G M: 黒巣市の現状についても聞けたが……支部長代理は行方不明扱い。そして市内にジャームが不規則に発生しだしているという。
 G M: 状況が芳しくないが……とにかく、彼女は黒巣市に戻る――君達を戻すことを優先的に考えている。

 G M: だが、小休止の時間は実際に必要だと感じた。だんだん見えてきた。彼女は勇み足と頑固の悪癖を持っている。
 G M: 君たちはまだ、急ぎ黒巣市に帰ったところで何が出来るのか、それすらも判らないのに。

 G M: ※OP終了後にこの情報を君は既に取得します。
 G M: ※これを公開することで、シナリオロイスが『“サン・シーカー”久藤 理彩』に変更になります


 良 平: あ、感情は■連帯感/不安に変えておきます。
 悠 美: 「ほうほぅ・・岩瀬センパイは久藤先輩が気になると」
 良 平: 「……………まあ、そうだな」
 良 平: 「……お前の考えてる"気になる"の方かは、正直自分でもわからんけどな」
 悠 美: 「あは、どれにしてもしっかり捕まえておいてあげないとですよセンパイ!」
 シャル: 「私達は気づかなかったからね。その辺は任せるしかない、かな」
 良 平: 「……そだな。まあ、何とかやってみる」 そういって、二人に頭を下げた。
 悠 美:  テーブルのひんやり感を楽しみながら先輩にエールです
 悠 美: 「そんな畏まらなくてもいいですけど・・できる事があったら手伝いますから。先輩とわたしの仲ですし~」




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ミドル5
シーンプレイヤー:“雷の剣士” 岩瀬 良平
登場:不可
==============================





 良 平: #1d10+52 [登場]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+52 = [5]+52 = 57

 G M: さて、時間は撒き戻り、OP3の後。いや、ミドル1の前と言うべきか。灰島3佐より事情を聴き、一応、落ち着いた辺りの話だ。
 G M: 理彩「悪いこと、したね。どうしても、ああいうのがウチのやり方になっちゃうから」
 良 平: 「……気にするな。UGNにもやり方があるように、こっちのやり方はまた別なのはしょうがないし」
 G M: 理彩「ストレンジャーズは……昔からそうだったし、ボクもそれで納得してやってきたことろだけど、こう言う状況だと、ちょっとね。久しぶりだったし、気が緩んでたのかもしれない」
 良 平: 「……そうなのか?」 気が緩んでた、という言葉には。
 G M: 理彩「……ボク、この街の生まれなんだ。9年前に色々あって、当時の隊長に拾われて……流石に現場に出たのは大分後だけど、あの部隊で戦い方を覚えて、一年前に黒巣市に来たんだ」
 良 平: 黙って聞く体制。
 G M: 理彩「魔街は完全に特殊な条件下だけど、黒巣市も黒巣市だからね。前線には出なかったけど、染まっていたところがあったのかも」
 G M: 理彩「久々に戻った古巣のことをすっかり忘れていたんだ。この辺りに、どっちか良いか悪いかなんて話はしないけれど……緩んでいた、っていうのは、そういう話」
 G M: 自身の身の上話については、そんな具合で締めくくる。
 G M: 理彩「……黒巣市に異常が発生しているって言ってたよね。“フィフスドーン”に残ったあの二人、FH側が勝ったのかな」
 良 平: 「……天城さんが勝ってたら、今頃は元通りになってると思う。そうでないってことは……少なくとも、無事ではないんだろうな」
 G M: 理彩「……戻らないとね。あの街に。“フィフスドーン”の存在も、それを狙うFHの存在も、向こうのUGNは何も判っていないから」
 G M: 理彩「……ボクは……あの街、好きだよ」
 良 平: 今まで聞いた覚えのなかった、本心らしき言葉に少し意外な顔を浮かべ。
 良 平: 「……気分悪くしたら悪いけれど。正直、仕事一筋でやってると思ってた」
 G M: 理彩「まぁ、私情は挟むべきじゃないと思っているしね。ボクらのやり方は、君達とは違うかもしれないけど、それでも、ボクは好きで仕事をしてるよ。人や、街を護れるってことだからね」
 良 平: 「……そか」
 良 平: 「それ聞いて、少しだけ安心した。サンキューな」 回答は待たずちょっと手洗い、といって席を外し。
 良 平: 少なくとも"黒巣を護る"という1点においては、想いは一緒である事。それを確認できたことにほっとした表情を浮かべた。
 G M: 理彩「そっか」安心した、の言葉にそう返して。彼女は君を見送り、あらためて窓の外を眺め始めた。




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ミドル6
シーンプレイヤー:“ゆきうさぎ” 内海 悠美
登場:不可
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 悠 美: 1d10+49 すたんれーさーん
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+49 = [2]+49 = 51
 悠 美: さすがー!
 G M: HAHAHA

 G M: さて、このシーンは、君がこの街に飛ばされて直ぐの話だ。
 悠 美: はい!
 G M: 鷺沼「さて、状況についてどれだけを知っているかは知らないが、スタンレーのヤツからは問答無用で飛ばすと聞いたからな。一から説明していった方がいいだろうな」
 悠 美: こくこく「まさに、問答無用って感じでしたね~」
 G M: 鷺沼「まず、お前の境遇からだな。この魔街は完全に封鎖された街だ。ここから脱出する手段は現状無い。3週間後に迎えが来るから、それまで待つと良い」
 G M: 鷺沼「この施設については、壊さない程度には好きに使え。対価の支援物資はスタンレーが抱えてきた。先払いは終わっている」
 悠 美: 「太っ腹さん・・・壊しません壊しません! そういう任務ならともかく・・・3週間かぁ」
 G M: 鷺沼「……他に、お前の状況について質問はあるか?ああ、“魔街”そのものについてはおいおい説明する。ここも厄介な街だからな」
 悠 美: 「怖い街 っていう事だけは知ってます。・・・どうして、ここに飛ばされたのか とか・・聞いても大丈夫です?」
 悠 美: 「どっちかというとジャネッタさん達の方が知りたいなって。」
 G M: 鷺沼「ああ……連中の動きの説明についても、依頼には入っているな。結論から言うと、巻き込んでしまうと確実に、任務の邪魔になるからだ、と言っていた」
 G M: 鷺沼「何しろ連中、その任務で最終的に自滅するつもりだからな」
 悠 美: 「そんな風におもわれてたなん・・・へ?」
 G M: 鷲沼「“フィフスドーン”の廃棄。それがジャネッタ=マクレーンに与えられた任務で、指示したのはコードウェル博士だ」
 悠 美: 「コードウェル・・・博士」
 G M: 鷺沼「ジャネッタ=マクレーンに拒否権はほぼない。そして、その方法も限られている。博士がようやく至った結論が、水責めだったそうだ」
 悠 美: 「断れません・・よね~・・」 そっかー・・
 G M: 鷺沼「正確には、スタンレーの奴が何処からかその方法のみを探り当て、そして『よしお前やれ』になったそうだが……何にしろ、FHの力で水没させるのではなく、UGNにその決断を下させるにあたって、それだけの脅威になる必要がある。その役割を、2人はこなすという」
 悠 美: 「今まで大暴れしてましたしね~・・ジャネッタさん達。」
 G M: 鷺沼「奴らは、“フィフスドーン”を暴走させ、その脅威を取り除く手段として、UGNに黒巣市の爆撃と水没を決断させる。その呼び水になるという。それにあたって、セルは解散し、必要最低限の2人だけで事をこなすと言っていた」
 G M: 鷺沼「……以上が、スタンレーがお前にしておけと言っていた説明だ。現在の境遇に置かれた理由については納得したか?」
 悠 美: 「・・それで、二人しかいなかったんだ・・・。」  「分かった。気が、します」こくこく 「ただ、あと一つだけいいです?」
 G M: 鷺沼「何か?」
 悠 美: 「あの二人・・ジャネッタさんと、スタンレーさんって、どんな様子でした? 接触した限り」
 G M: 鷺沼「俺はジャネッタ=マクレーンとの面識はない。が、スタンレーについては、さっぱりとしていた様子だったぞ。扱いと結末に不満がないとは言わないが、“フィフスドーン”に触れられるのならば文句はあるまい、と言っていた」
 悠 美: 「そういうものですかぁ・・・」 その様子を想像しながら暫し考え込んで 「ありがとです」
 G M: 鷺沼「何にしろ、本来一日あれば片付くものだが、大事をとっての3週間だそうだ。ゆっくりしていると良い。寛ぐことができるのなら、の話だがな」
 悠 美: 「大事取りすぎ・・・さすがスタンレーさんだなぁ」
 悠 美: 「ま、まぁ。他に何もできなくなって、逃げられなくなったら・・・楽しむだけですよ~」 あはは
 G M: 鷺沼「3週間後、何と言ったか……部下C、だったか?そう名乗る輩が来るそうだ。俺の役目は、それまで寝床を提供することだけだ」

 G M: ……
 G M: あの時、あのやり取りの前に語られた内容は、概ね、そのような内容であった。




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ミドル7
シーンプレイヤー:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル
登場:不可
==============================





 シャル: #1d10+62
 ダイス: Charlotte -> 1D10+62 = [2]+62 = 64
 シャル: セフセフ・・・

 G M: このシーンもまた、君がこの街に飛ばされて直ぐの話である。
 G M: 織「しっかし、どんな経緯で飛んできたのかは知りませんが、良くもまぁこんな座標に着地できましたねー……何者なんでしょう貴女」
 シャル: 「【特異点】って奴らしいよ。普通じゃ起こらないような事に良く遭遇するって言う・・・」
 G M: 織「ああ、それで!よりによって、ここ――」(>ヮ<;
 G M: 織「まぁ現状、私も取って食いたいほどに飢えているわけじゃあありませんからどうともしませんけど、んー、となるとこれは折角のお客様かー……」
 シャル: 「…飢えてたら取って食われたんだ…」ちょっと離れる
 G M: 織「はい、それはもう!」(>ヮ<
 G M: 織「ともあれ――そうですね。お土産の一つを持たせようにも、私はまだシャルロットさんのことを何も知りませんでしたね。どこから来たんですか?」
 シャル: 「えーっと、黒巣市って言うとこ。知ってる?」
 G M: 織「黒巣市、黒巣、黒巣……えーと、地図で言うと……あ、この辺りにある黒巣市ですかまさか!?」ざらっと簡略された地図を紙に書いて、大雑把な座標を指す。
 シャル: 「うん、そこそこ」
 G M: 織「『ガイアの手』のある土地じゃないですか……ここほどじゃないですけど、大概なところから来ましたね……」
 シャル: 「『ガイアの手』?何それ?」
 G M: 織「え?あー……そっか、判んないですか、そういえば発掘されたって言う話も聞きませんね。あそこにある遺跡なんですけど」
 シャル: 「遺跡って言うと…地下にある?」
 G M: 織「あ、ご存知で?はい、そうですね。アレは地殻変動で大分底に沈んだのは覚えてます……今は、休止状態で機能してますかね?」
 シャル: 「私が見たものと同じものかは知らないけど…蹴り飛ばしたらエフェクトが発動したりしてたかな」
 G M: 織「誤動作ぐらいはするかもしれませんね。とは言え、あの遺跡は、『鍵』がなければ正常稼働はしない筈」
 シャル: 「『鍵』が無ければ、か。そこまで知ってるって一体何者?」
 G M: 織「土地と時代の記録。レネゲイドの記憶の結晶。アレはその目的上、それがあってこそのものでしたが……ああそっか、でもこの魔街に侵入するには、アレぐらいの反則がなければ不可能なのも事実。ハッキングでもされましたかねー……ああ、申し遅れました。」
 G M: 織「私は、いわばあの遺跡の親戚のようなモノです。ガイアの知覚端末――“魔街の王”と、人間は呼びます。この姿は人の記憶を読み形作った借り物に過ぎません」
 シャル: 「…ホントとんでもない場所に飛ばされちゃったみたいだね」
 G M: 織「この星の知的生物にストレスを与え、その反応を記録する、いわば『ガイアの耳』のようなモノです……そうですね。【特異点】。こうやって私たちが巡り合ったよしみです。もしも黒巣市に帰るに際し、あの遺跡を御する手段を欲するのなら、もう一度私を呼んでください」
 シャル: 「教えてくれる・・・って訳?いいの?」
 G M: 織「まぁ、そうですね……あの巨像を壊す程度の冒険を以って私の耳を満たして頂くぐらいはしていただきますが、あの遺跡を御する鍵を、お土産としてお渡ししましょう……ああ、でもこれ、扱えるかどうかも問題ですけどね」
 シャル: 「成程ね…まあ何とかやってみるよ。方法があるに越したことはない訳だし・・・」
 G M: 織「ええ、頑張ってください……ああ、そうですね。魔鍵が必要になったなら、事前にこれを扱える方を探してください。それが居なければ、無用の長物となりますので」
 G M: 彼女は最後に、黒い宝石のようなモノを、君に渡した。
 シャル: これは・・・宝石?でもこんなの見た事ないな…」
 G M: 受け取ると、君には感じ取ることが出来る。『これは、君のものではない』。

 G M: ◇デモンズシティの魔片
 G M: “魔街の王”のが提供した、魔鍵の一部分。漆黒の金属でできており、この土地のレネゲイドに親和する。
 G M: ……それ以外にも親和する存在があるのかもしれないが、現状では、不明。

 G M: このアイテムは、【ステージ:デモンズシティ】のキャラクターのみ装備できる。

 G M: 織「魔鍵とはつまり、ガイアの記憶。レネゲイドの活性化したあらゆる時代の、あらゆる土地に生まれる、ガイアの生み出したある目的に対する切札――とはいえ」
 G M: 織「どうにも、無用の長物になり果ててしまった気配が凄くしますからね……なれば、今ここで終止符を打つのもまた一つでしょう。何、手段は一つではありませんからね」
 G M: 織「私は、この星の――世界(ステージ)の門番として、貴方方の活躍を耳で拾い、記録に残すだけです。これからも、これまでも」

 G M: 彼女は、理解不能の言葉を並べ立てた後、窓を開けた。闇色の鋼(Darksteel)の巨像が、そこにいた。




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クライマックスフェイズ
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 G M: 浸食率上昇をお願いします
 悠 美: 1d10+51 満を持して・・・袁ちゃああん
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+51 = [8]+51 = 59
 シャル: #1d10+64
 ダイス: Charlotte -> 1D10+64 = [2]+64 = 66
 悠 美: これだからUGNは
 G M: 言い草酷くてわろた
 良 平: #1d10+57
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+57 = [10]+57 = 67
 良 平: げ。

 G M: さて、情報交換のシーンから多少の時間が経つ。っつーてもそれほどかからずに、迎撃の時間と相成った。
 G M: 今回の君たちは、立場も随分と違う。群れてるだけでもないだろう。ちょっとした時間に一人になったタイミングで、君達それぞれに話しかけてくる者がいた。

 G M: 鷺沼「――よう」こっそり様子を見ていただろう少年が、悠美ちゃんが一人になったタイミングで声をかけてくる。
 悠 美: 「わ、びっくりした~。鷺沼くん、来てくれたんだ。大丈夫?」 (ストレンジャーズの勢力範囲だろうし
 G M: 鷺沼「そのタイミングを見計らった」
 悠 美: 状況どの辺りまで知ってるのかな
 悠 美: 「さっすがー」
 G M: 鷺沼「ま、直ぐに消えるさ……即急に街を抜けると言う話だったからな」
 G M: まー、こいつの情報収集力がどれほどかはしらんけど、大体の流れは聞いている形で><
 悠 美: 「うん・・・だから、また会えてうれしいな。やっぱり短い間だけどお世話になったし」
 悠 美: はーい じゃあ、その辺りは何も言わない方向で こちらから話し出すと全部すべて話しそう
 G M: 鷺沼「……二度と来るなよ。ここは本来、外と隔絶された世界だ。何でもない人間が、おいそれと出入りできる場所じゃない。できてはたまらん」
 G M: 鷺沼「この街にやってきたことは、そうだな……一夜の夢だった程度に覚えておけ。俺も、そうする」
 悠 美: 「このままだとご挨拶できなかったから。・・そうだね。今回は特例中の特例だって久藤センパイ達にも耳が痛くなるほど言われちゃった」あはは
 悠 美: 「うん、少なくとも・・この街の中での出来事は・・楽しい夢だった かな」
 悠 美: 微笑んで~・・ 手を差し出してみる!
 G M: 鷲沼「……俺はこれからも、この街を解放し、世界に存在を知らしめるために活動を続ける。いつになるかは判らんが……」
 G M: 鷲沼「……」呆れ顔だが、まぁ、握手ぐらいはしておいてやる、って感じに手を握る。
 悠 美: 「鷺沼くんの願いが叶う事を祈ってる。できる事があるならお手伝いできたらいいなって思うし。それに・・・叶ったら自由に会えるもんね」
 悠 美: 笑みを濃くしてぎゅっと握りますよ! ちょっと冷たいですが
 G M: 鷺沼「……」呆れ顔のまま、その言葉には答えないが
 悠 美: 鷺沼くんに ■友情/疎外感 でロイスを
 G M: 鷺沼「その時は、そうだな……土産物ぐらいは、気が向いたら何か作らせておく」
 悠 美: 「やったね! パパや・・みんなを連れて遊びに行くから!」
 G M: 肩を竦めて、鷺沼は立ち去っていく。
 悠 美: 「また、ね!」
 悠 美: 手を振って見えなくなるまで見送ります


 G M: 理彩「ん、了解……では、そのように――ん、お待たせ」理彩さんは、2つ3つの連絡を受け取ったのち、良平君のところに戻ってくる。ちょっとだけ、疲れているようだ。
 良 平: 「……用事は済んだ?」 分けてもらった携帯食料をもそもそとかじりつつ。
 G M: 理彩「うん。連絡だけだったしね……これからについて、色々と予想がついちゃったし、考えなきゃいけない所だけど」
 G M: 理彩「菅原陸将――あ、ストレンジャーズ(うち)のさらに上の、一番お偉いさんの人なんだけど……近くにいたから、こっちに来るって」
 良 平: 「………………立場が立場だし目立たないようにしないとな俺」 数秒の沈黙の後。
 G M: 理彩「変にしてなきゃ、大丈夫だと思うけどね。あの人、使えるものは何でも使う主義だから」
 G M: 理彩「ま、件の遺産や、黒巣市のこともあるからね……ストレンジャーズとしてのボクに、そこで指令が降りると思う。多分、だけどね」
 良 平: 「……そうか」
 G M: 理彩「ボクの本来の仕事は、そこからが本番になる、かな……やれるだけのことを、やるだけさ」
 良 平: 「……本来の仕事、か」
 G M: 理彩「うん……ま、目の前の、当座の仕事を終わらせてからだね」
 良 平: 「……そだな。まずは何とか帰ろうぜ、俺らの街に」
 良 平: 巨人の方を向いて、そう言った。
 G M: 理彩「うん、何とか戻らないとね、君達の街に」


 G M: 織「そろそろお時間みたいですね」(>ヮ<
 シャル: 「まあね。最初にこの街に来た時はどうなることかと思ったけど…何とかなりそうだ」
 G M: えー、シャルロットさん。君の横になんかいます(何
 シャル: 「…で、いつの間にここに?いや、話を聞いた限りじゃ何時どこから出てきてもおかしく無いとは思うけど…」
 G M: 織「ええ。普段はまぁ、GPOやらテンペストやらには既に狙われてるので隠れてますけど、肉を纏うのが面倒というわけではありませんから」
 シャル: 「そういうもんか…それで、どうしてここに?別れの挨拶とかなら有り難く受け取っておくけど」
 G M: 織「いえ、お別れの挨拶はもう少し後でしょうか。件の“鍵”、使う気になったかどうかの確認と……在処について」
 シャル: 「まだここにあるよ。使うかどうか…はこれからの巨人退治次第、ってとこだね。いつまでに決めろってのはあるの?」
 G M: 織「いえ、そこにあるのは欠片だけです。アレの中に埋まってる本体を抜き取らないと、機能しませんから」巨像を指す(何
 シャル: あー、御免なさい勘違いしてた・・・w
 シャル: 欠片の方かと思ってた・・・(
 G M: 織「ま、決めるのはいつでも構いませんですよ。私はあくまで観察をするだけの存在ですから。暇ですし!」(>ヮ<
 シャル: 「私が持ってるこれと合わせて訳だね。まあ自分が使うならまだ選択もしやすいんだけど、これは私じゃ扱えない代物みたいだからね。時間をくれるとありがたい、かな」
 G M: 織「では、そういう具合で。とりあえず、ちゃきちゃきっとアレから引っこ抜いちゃってくださいね」
 シャル: 「ま、言う程楽にできるとも思わないけど…何とかやってみるよ」
 G M: 織「頑張ってくださいね。私は、時に試練を与えたりとか無茶振りとか酷いこととかをしつつ、それを乗り越えて頑張る人の姿を見てみたい類のモノですから!」(>ヮ<


 G M: 22時9分。

 G M: 巨像の足取りが、リージョン2と1の境に踏み込む。
 G M: ここから先は、無条件射殺ラインだ。




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戦闘開始
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 G M: さて、先ずは戦闘開始と言わせていただく。1R開始はちょっと待ってね。
 G M: まず、ゲームシステムの都合上、理彩ちーとは別行動とする。演出的には、もう半身を他の隊員と一緒に攻撃してる感じで。
 悠 美: いえっさ
 G M: でまぁ、配置はいつも通り、「PC」==5m==「巨像」 の形で。
 G M: んでえーと、巨像のIVは9だ。
 悠 美: 8でっす
 良 平: IVは9。
 シャル: 8です
 G M: えーと、現状説明することはないかな。
 G M: ああ、勝利条件は巨像の撃破、敗北条件はPC全滅で。
 悠 美: シンプルイズベスト!
 G M: さて、ラウンド進行開始前に、ロイスまわりとかいじりたい人はどうぞ
 悠 美: 「でっかい。こうしてるだけで踏みつぶされそう」 岩瀬センパイの陰に隠れつつ 「でも、これが黒巣に戻るための門番なんだよね」
 良 平: こく、と頷く。
 シャル: 「そういう事だね。ま、腹括っていこうか…」
 悠 美: 「やっつけて、戻らないと。先生が(かつて)いて、みんなが・・そしてジャネッタさんがいる。あの街に。 もう一度会わないと。」
 シャル: Rハンドアウト公開でシナリオロイス変わってるし改めて巨像に尽力/■脅威でロイス取っときましょう
 G M: OK
 悠 美: と、いうことでジャネッタさんのロイスをS指定 彼女の願いがあって、そして今どうしてこうなったのか 聞いてみたい
 良 平: 「……ここはあくまで通過点。ひと休みはしても、立ち止まったままじゃいられない」 別の所で戦うクラスメイトの少女を思い浮かべつつ。
 良 平: "久藤理彩"にSロイス指定を申請します。
 悠 美: 聞いても相反するなら押しとおるのがFH流なわけですが
 G M: 双方了解
 G M: では
 悠 美: おう!
 G M: 巨像は、敵対行動をとる存在を認識すると、戦闘行動を開始する――衝動判定に御座います!
 悠 美: 目標は9でよろしいですか!
 G M: あ、通常通りの9で
 悠 美: 7r10 秀くん!
 ダイス: Yumi_U -> 7R10 = [7,1,8,2,9,7,2] = 9
 悠 美: 2d10+59
 ダイス: Yumi_U -> 2D10+59 = [2,6]+59 = 67
 悠 美: 成功の67 握手したところがちょっとあったかい ・・ジェネシフトシナキャ
 シャル: #5r10+4+1 意思
 ダイス: Charlotte -> 5R10+4+1 = [9,8,8,3,5]+4+1 = 14
 シャル: #2d10+66
 ダイス: Charlotte -> 2D10+66 = [10,10]+66 = 86
 シャル: ちょっとw
 良 平: #4r10+3 [衝動]
 ダイス: ryouhei-i -> 4R10+3 = [2,4,2,2]+3 = 7
 良 平: #2d10+67 [侵食]
 ダイス: ryouhei-i -> 2D10+67 = [5,3]+67 = 75
 シャル: 成功の88%かあ・・・まあ上がりにくいし良いかまだ
 良 平: 失敗の75%……。
 悠 美: 「おー、メラメラだね!」 >シャルさん
 G M: 4r+3で失敗は中々の不運
 悠 美: 6面ダイス振ったんじゃっておもえてくる出目
 G M: ともあれ、なってしまったものは仕方ないのでラウンド進行開始する!




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ラウンド1
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 G M: セットアップよろ!こちらにはそんなめんどくさいものはない!
 悠 美: 奇遇ですね、そんな概念は存在しません!
 シャル: なし!
 良 平: 無し。
 G M: おkw

 G M: えー、良平君から始まりますがー
 G M: 粛々と《加速する刻》を撃たせていただきます
 悠 美: きゃー

 G M: 《加速する刻》:巨像
 G M: 《黒星粉砕》(機械の目)
 良 平: アッー(何
 悠 美: 「中に人もなにもいない。ただただ壊せるっていいよね~ もちろん、人相手だって苦手でも嫌いでもないけど!お仕事のメインだし・・って はやっ」
 G M: #10d10
 ダイス: sada_GM -> 10D10 = [8,2,5,8,8,3,4,8,8,2] = 56
 悠 美: ダメージおかしくないですか先生!
 G M: 巨像の右半身は、右腕をそちらに向けて君達の範囲に56点無条件ダメージを飛ばしてきます。
 G M: ただの5Lvですよ
 シャル: まあ当然リザレクト
 G M: まぁ、大人しくリザレクトしてくださいってこった
 シャル: #1d10+86
 ダイス: Charlotte -> 1D10+86 = [9]+86 = 95
 悠 美: 1d10+67
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+67 = [9]+67 = 76
 良 平: 最大レベルをタダのとは言わねえよ(何
 良 平: #1d10+75 [リザレクト]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+75 = [2]+75 = 77
 良 平: HP2の77%。
 シャル: 「いったあ…初っ端からキッツイなあ全く…!」体勢を立て直しつつ
 G M: うむ、うむ。ああ、見た目から判ることを、PCたちの行動前に行っておきます。
 G M: 装甲は30です
 悠 美: 「大きいのに落ち着きなさすぎじゃなーい!? どーんと技を受けてから返すのが横綱だよねー」
 悠 美: 雪だるまの中から復活しつつ さすがの装甲・・
 G M: くそかてぇので、装甲無視を用意してください。全員持っているのは確認済みです><


 G M: IV9:良平くん
 悠 美: うちの生命線ですからね!
 良 平: 持ってるけど80%越えてねえんだよぉ!(何
 良 平: というわけで無しで削ります(何
 悠 美: ぁ
 悠 美: それなら待機とかしたらいかがです? 攻撃来るでしょうし
 良 平: ……おお(何
 良 平: では待機(何
 G M: 良かった、気づいてくれたか(何

 悠 美: 「まだ何もしてないのに撃ってきたよセンパイ! ここはきついお返しとか」
 良 平: 「…………」 衝動であたりに電光が飛び散るのを抑えるように深呼吸を繰り返す。
 悠 美: 「・・・は、まだそういう気分じゃないみたい。近づいたら火傷しそ~・・」 しゃるさんの陰に隠れよう

 G M: IV9:巨像
 G M: うむ、硬い、強い、重い、感覚1のちょーとろい巨像は、殴り掛かるような無駄の多いことはしない!
 G M: 《黒の鉄槌+因果歪曲+黒星の門+コンセントレイト》。
 G M: 衝 撃 波
 悠 美: 「パンチじゃないんだ!?」
 G M: #15r7+4
 ダイス: sada_GM -> 15R7+4 = [9,5,3,1,9,9,2,3,4,2,2,6,1,1,5][5,2,2]<クリティカル>+4 = 19
 G M: 重い!
 悠 美: 重い!w
 G M: 魔眼が埋まった右手で空をぶん殴ると、衝撃が飛んでいく感じで!
 悠 美: 5r10+1 回避エフェクトがあれば余裕の数字だったのに・・!
 ダイス: Yumi_U -> 5R10+1 = [5,7,3,8,4]+1 = 9
 悠 美: 1たりない
 良 平: ノーガード。
 悠 美: 「衝撃波・・・!?」
 シャル: 同じくガードは無しで・・・
 G M: #2d10+16
 ダイス: sada_GM -> 2D10+16 = [8,3]+16 = 27
 G M: 全有効27点!
 シャル: リザレクトでー
 良 平: #1d10+77 [リザレクト]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+77 = [10]+77 = 87
 悠 美: 1d10+76 雪の粉にまで砕かれながら再構成!
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+76 = [1]+76 = 77
 シャル: #1d10+95
 ダイス: Charlotte -> 1D10+95 = [10]+95 = 105
 良 平: 何だこの両極端(何
 G M: 君ら大丈夫か!
 良 平: ともあれHP10の87%。
 悠 美: 3くらい譲ってください 侵蝕値w
 シャル: …まあ100%行ったけど問題無し!
 悠 美: 「いたた・・・衝撃波にばかり頼ってると運動不足になるよ~!」


 G M: さて、PCのターンである!悠美ちゃんとシャルさん、好きな順番でどうぞ
 悠 美: お先にどうぞ!
 シャル: はーい
 シャル: 「さっさと決めないとこっちがヤバいかなあ…出し惜しみは無しで行くよ!」
 シャル: オートでウェポンケースからアンチマテリアルライフル出してマイナーで巨像のエンゲージまで移動、メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《コントロールソート:射撃》+《カスタマイズ》+《ゼロ距離射撃》+《クリスタライズ》で攻撃。侵蝕率117%!
 G M: おう、先ずは命中を振れ(ガードの構え)
 シャル: #15r7+5 命中判定
 ダイス: Charlotte -> 15R7+5 = [6,4,3,3,2,4,5,8,6,1,8,1,7,10,4][5,9,10,2][9,1][1]<クリティカル>+5 = 36
 G M: うむ!すまんが悠美ちゃんの攻撃がアレすぎるので、ガード値もまたがっつりなんだ!
 悠 美: ガードはだめええ
 G M: 《グラビティガード》!
 シャル: アンチマテリアルライフルでガード不可ですね
 G M: えっ
 悠 美: あっ
 G M: まじだこれー!
 シャル: クリスタライズで装甲値も貫通です
 G M: 対物ライフルが何かその通りの仕事をしてる!
 悠 美: 岩瀬センパイの時好きなだけガードしていいから・・
 G M: ダメージこいや!
 G M: いや、そっちゃそっちでバリクラだわ!
 シャル: #4d10+29
 ダイス: Charlotte -> 4D10+29 = [9,4,3,1]+29 = 46
 G M: いてぇぞおい!?
 シャル: 46点全無効で
 悠 美: かわいそう
 シャル: まあアンチマテリアルライフルはシナリオ1回しか使えないんで…行動終了です


 G M: ゆ、ゆみちゃん!(震え声)
 悠 美: はいこちらゆみちゃん! 正々堂々ガードの上からいくよ!
 悠 美: マイナーでジェネシフト1d
 悠 美: 1d10+77
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+77 = [3]+77 = 80
 悠 美: せーふ
 G M: おう、おう……
 悠 美: 「すごい、綺麗に穴が開いた・・! じゃ、わたしも~・・・!」
 悠 美: 《結合粉砕/焦熱の弾丸/コキュートス/クロスバースト/コンセントレイト:サラマンダー》 周囲のフィールドとボスさんを対象に!
 G M: 伏兵などおらんから安心せぇ!
 悠 美: 9r7+11 「雪帽子の円舞 おん でもんずしてぃ!」
 ダイス: Yumi_U -> 9R7+11 = [10,3,5,1,3,5,1,10,9][4,7,3][8][4]<クリティカル>+11 = 45
 G M: ちなみに浸食率は?
 悠 美: 80+15 になります
 ダイス: Yumi_U -> 80+15 = 95
 G M: クソァ!
 悠 美: 理想的!
 G M: ガードする!オートのエフェクトは《グラビティガード》と
 G M: 【在り得ざる存在:《蒼き悪魔》】だごらぁ!
 悠 美: きゃあああ
 G M: 15点の反動ダメージな!でもってガード値が
 G M: #6d10
 ダイス: sada_GM -> 6D10 = [3,4,1,6,9,2] = 25
 G M: 高くないな……
 悠 美: 5d10+59 100超えてないので控えめ
 ダイス: Yumi_U -> 5D10+59 = [4,5,3,9,4]+59 = 84
 悠 美: 1d10+85 HP1ですよリザレクト!
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+85 = [8]+85 = 93
 悠 美: 辺りを雪景色に変えながら 自分は《蒼き悪魔》で散華 近くの雪だるまより再登場
 G M: ああ、【超越活性】にてグラビティガードのLvはあがってるからな(得意の小技でEロイス稼ぎ)
 G M: ってやべぇ
 悠 美: 「さすが魔街・・・まだまだ・・あつくなりそうだね!」
 G M: 【死は甘きもの】忘れてたわ!Eロイスはこれで全部だ!シャルさんと悠美ちゃん、浸食率3点あげておいてくれ!
 悠 美: はーい 96へ
 G M: まてまて、きみ、80%+15%で、そこにリザで+8%、+3%やろ
 悠 美: と
 G M: 106%やで!
 悠 美: 危ない 106でした
 悠 美: 失礼を!
 シャル: こっちはえーっと…120%!
 G M: で、ダメージが59、合わせて95喰らってる!


 G M: そんなわけで、良平君の番です!見てわかる通り、このボスは短期決戦型だ!リアクションも食らい返すことで君達のリソースを削っていく!
 良 平: へい(何
 良 平: ■マイナー:暴走解除。
 悠 美: 真打ち登場!
 良 平: ■"烈雷斬" <白兵>+《アームズリンク/コンセントレイト:BD/音速攻撃/雷光撃》+《バリアクラッカー》+《一閃》+《クロックアップ》
 良 平: 侵食率+18-1の17で104%、対象は巨像(移動後攻撃)。ガード不可&装甲無視。
 G M: はい真打ー!
 良 平: #16r7+7-1
 ダイス: ryouhei-i -> 16R7+7-1 = [9,1,3,3,6,4,6,1,1,5,5,2,1,8,10,2][7,9,6][6,6]<クリティカル>+7-1 = 32
 良 平: 32。
 良 平: まあもう一段上があるんですけどね(何>真打
 悠 美: soreha
 悠 美: 次のRのお楽しみ と
 G M: ガード不可だ!ちなみに、《蒼き悪魔》はそのラウンド最初に攻撃したPCに状況を見ずに使う心算だったが、今回はそも選択肢すらなかった!
 良 平: ではダメージ行きます(何
 良 平: 「……よし」 衝動を抑え込んだのを確認して一歩踏み出し、姿が掻き消える。
 良 平: #4d10+15+10
 ダイス: ryouhei-i -> 4D10+15+10 = [9,3,5,8]+15+10 = 50
 良 平: 50点装甲無視。
 G M: 折り返しには余裕で入っている
 良 平: 閃光と共に巨人の身体に大きな斬線が走る。
 G M: うむ、対物ライフルで撃ち抜かれて無理矢理氷を叩き付けられて、無防備に斬撃叩き込まれたが、まだこいつはしっかり動いておる!
 良 平: 無言で姿をあらわし、再度構えなおす。Eロイスで107%になって行動終了だ。


 G M: クリンナップはあるかな
 シャル: ないですね
 悠 美: 「ばっちり・・! かっこいいですよ岩瀬せんぱい! 久藤先輩もこっち見てます!」
 悠 美: ありません
 良 平: 無し。




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ラウンド2
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 G M: セットアップ省略!

 G M: この程度だと思うなよー、《加速する刻》じゃ、もう一発は殴らせてもらう!
 悠 美: 石像さんが怒ったー!
 G M: さっきと同じコンボでもって、数の多い方……自分のエンゲージに攻撃する。ちなみに《黒星の門》にて至近エンゲージ不可のデメリットは消えている
 悠 美: ふぅ
 良 平: 橘さんカバー要ります?
 シャル: あ、欲しいです
 良 平: 了解。では《マグネットフォース》からガード。《磁力結界/電磁障壁》。計+7で114%。
 G M: とりあえず、命中だな
 G M: #15r7+4
 ダイス: sada_GM -> 15R7+4 = [5,3,7,4,5,7,8,7,8,3,10,1,2,7,6][9,7,1,8,7,5,1][4,9,10,2][5,5]<クリティカル>+4 = 39
 G M: 今回はめっちゃ怒ってる感がある
 シャル: ありがとうございますー。うん、一応避けてみよう・・・
 シャル: #4r10
 ダイス: Charlotte -> 4R10 = [2,8,10,7][9]<クリティカル> = 19
 シャル: やっぱり駄目だったよ・・・(
 悠 美: さっきだしてれば・・w
 シャル: それはそれで《クリスタライズ》使えなくなるので不味かったのです・・・(
 悠 美: なるほどーw
 G M: ともあれ、ダメージだ
 G M: #4d10+16
 ダイス: sada_GM -> 4D10+16 = [1,1,2,8]+16 = 28
 G M: おいぃ?
 良 平: #8d10+4+1 [ガード+装甲]
 ダイス: ryouhei-i -> 8D10+4+1 = [10,10,3,6,1,1,4,4]+4+1 = 44
 良 平: 全消去。放たれた衝撃波を小刀で打ち払う。
 悠 美: すごーい
 G M: こ、こりゃひでぇ

 G M: 良平君、どぞ
 悠 美: 「わ~・・・普通に受け止めてる すごすぎてちょっと・・」
 良 平: ではその前のイニシアチブ時点で《フルインストール》。119%でラウンド中全判定ダイス+9!
 G M: おう、おう、おう!
 良 平: 「……橘さんの言う通り、出し惜しみは無し」 足と刀に電光が収束。
 良 平: ■マイナー:無し
 良 平: ■"烈雷斬" <白兵>+《アームズリンク/コンセントレイト:BD/音速攻撃/雷光撃》+《バリアクラッカー》+《クロックアップ》
 シャル: 全力だなあ…
 良 平: 侵食率+16-1の15で134%、対象は巨像。ガード不可&装甲無視。
 良 平: 巨像に■脅威でロイスを取得、即昇華でCr-1。
 悠 美: 本気の本気だー!
 良 平: そして済まない。
 G M: ぎゃー
 良 平: 《フルインストール》MAXレベルなんでダイス+12だった(何
 G M: この時点で死が見えておるわ!
 悠 美: 「何だかひどいものが見れそうな気がするー・・!」 雪だるまの陰に隠れておこう
 良 平: #31r6+7-1
 ダイス: ryouhei-i -> 31R6+7-1 = [7,8,4,4,7,2,4,2,2,4,8,1,2,9,8,5,8,2,2,5,1,6,3,3,4,8,8,2,9,7,9][6,3,2,7,7,5,10,4,9,8,1,10,3][9,6,2,1,4,4,2][2,9][6][4]<クリティカル>+7-1 = 60
 良 平: 伸びなかったな。60。
 G M: そういうことをするでない!とりあえず、ダメージを寄越すのだ!
 良 平: #7d10+17+10 [ダメージ]
 ダイス: ryouhei-i -> 7D10+17+10 = [8,2,10,7,2,2,1]+17+10 = 59
 良 平: 59点装甲無視。
 良 平: 再度姿が消えると同時、連続で切り刻む。トドメに顔面に雷纏った唐竹割りをかまして離脱。
 G M: さっきのが50だったから、あー
 G M: それは死ぬ。《黒星招来》。無効及び復活系EFはこれ一つだけだ。
 G M: こいつはあと59ダメージで死ぬぞぉ!
 良 平: 「……あとひと押し、足りないか」 行動終了。

 G M: 巨像なんだが!何かさっき攻撃が真っ向から防がれたし、そっちの君動いてないし
 悠 美: 「ひと押しというか~・・」
 G M: 悠美ちゃん狙うからね!《黒の鉄槌+黒星の門+コンセントレイト》やで!
 悠 美: きゃあああ
 悠 美: 諦めるの早いよ! 熱くなろうよ!
 G M: 諦めてないからそっちから落とすんだよ!
 G M: #15r7+4
 ダイス: sada_GM -> 15R7+4 = [6,6,1,3,4,2,5,8,8,7,3,1,3,2,4][8,4,2][4]<クリティカル>+4 = 28
 悠 美: 「どうしてこっち見てるの~。このRまだ何もしてないのに!」
 悠 美: 7r10+1 あきらめない
 ダイス: Yumi_U -> 7R10+1 = [7,1,9,7,2,8,5]+1 = 10
 G M: このRまだなにもしてないからだよ!
 G M: #3d10+16
 ダイス: sada_GM -> 3D10+16 = [9,3,8]+16 = 36
 悠 美: 巨像さんにロイスを結んでタイタス昇華! 興味/脅威
 G M: うむ!

 悠 美: 「もう、やったな~・・!」
 G M: てなわけでお二人、上手くやってくれ!
 悠 美: しゃるさんは浸食上げたくないそうなので不肖このゆきうさぎが
 悠 美: 《結合粉砕/焦熱の弾丸/コキュートス/クロスバースト/プラズマカノン/コンセントレイト:サラマンダー》
 悠 美: 106+19% 沸き立つ兎
 悠 美: 「熱く、もっと楽しくなってきたね! それと・・さっきから気になってたんだけど」
 悠 美: 12r7+11 てい
 ダイス: Yumi_U -> 12R7+11 = [8,6,5,4,5,5,8,10,10,8,10,3][5,3,7,9,4,7][4,1,8][7][1]<クリティカル>+11 = 52
 G M: さっきも言った通りだ、《グラビディガード+蒼き悪魔》!
 悠 美: 「そのからだって・・溶けるのかな?」
 G M: #6d10
 ダイス: sada_GM -> 6D10 = [2,9,7,7,7,5] = 37
 G M: 何か恐ろしいこと言いだしたぞ
 悠 美: 6d10+96 えい
 ダイス: Yumi_U -> 6D10+96 = [3,10,6,7,3,5]+96 = 130
 悠 美: ガード有効! 装甲無視!
 G M: 逝った!
 G M: あ、15ダメージと浸食+3%は喰っといて!
 G M: まー、戦闘不能になっても戦闘終了で起きてもいいけどな!
 悠 美: 超高熱の光球が 巨人さんの真ん中に飛んでいきます
 悠 美: ロイス切りたくないので そのまま倒れますw
 悠 美: 125+3 128でふぃにっしゅです
 ダイス: Yumi_U -> 125+3 = 128
 悠 美: 結果を見ることなく 少し離れた雪だるまの中に埋まりつつ戦闘不能
 G M: OK、まぁ、あまりにもあまりな高熱だと溶けることあるだろうか。どっちかっつーと、溶解よりも衝撃で動きを止める。
 G M: それと同時に、他方から攻撃していたチームの攻撃が巨体を大きく揺らし。
 G M: 理彩「――ん」彼女の放った、奇怪な軌跡を描くショットガンの散弾が、頭部を貫通したあたりで、巨体は倒れた。
 G M: 戦闘終了。

 G M: 遠くから、ざわめきが聞こえた。この巨体の進行は、市民たちのちょっとした娯楽であったのだ。無論、近づく輩はいなかったが。
 悠 美: 倒れる振動で目を覚まして 「あ、終わったんだ。 岩瀬先輩もシャルロッテさんもおつかれさまー!」
 G M: 灰島三佐「小隊、集合。撤収だ、それと、向こうの馬鹿どもをこれ以上近づけるな」まぁ、別動隊やらはこの通りに撤収し、非登録市民を負いだし始める。
 G M: かくして、ここに居るのは君たち三人と、あとは理彩さんだけになる……いや。
 G M: 織「お疲れ様です!」(>ヮ<  ぶっ倒れた巨体の足元から、ひょっこりと何か出てくる
 良 平: 「…………誰?」
 悠 美: 「わ、中の人がいた!?」
 悠 美: しゃるさんを壁にして後ろに雪だるまを作って避難
 G M: 織「あ、もしかして紹介されてませんか!?えーと、“魔街の王”と申します。この巨像の仕掛け人といいますか、なんといいますか……ともあれ」
 シャル: 「…また突然出て来るね。まあ心配しなくていいよ。前話したでしょ?この人だよ、織さんは」
 良 平: 「……ああ、さっきの話の」
 悠 美: 「ああ・・! こんにちは初めまして。悠美です!」 雪だるまから頭を出して
 G M: 織「黒巣市に眠る、このガイアの端末、あの街の特質の根幹、貴女たちのいう“フィフスドーン”。それを操作する鍵。デモンズシティの魔鍵です。」巨体の何処からか引っこ抜いてきたのだろう、木刀ぐらいの大きさの、黒い金属の塊を握っている。


 G M: ◇デモンズシティの魔鍵
 G M: “魔街の王”の采配により、デモンズシティより抜き取られた、漆黒の金属でできた大きな鍵状の遺産。
 G M: 土地と時代の記録。レネゲイドの記憶の結晶と、“魔街の王”は呼んでいた。これが何を指すのかは、現状、不明。
 G M: ただし、この遺産を用いるのが、“フィフスドーン”を操作するのに現状で一番有効な手段であることは間違いない。

 G M: このアイテムは、【ステージ:デモンズシティ】のキャラクターのみ装備できる。


 悠 美: 「この大きさで 鍵・・・なんだー・・。 賞品でもらう車の鍵みた~い」
 G M: 理彩「……なるほど」
 G M: 理彩「これは……少なくとも、この中の4人の中で言うなら、間違いなくボクの持ち物だね」
 G M: 彼女は、【訪問者】のDロイスをもっている。つまり、デモンズシティステージに帰依するキャラクターである。
 悠 美: 「そですね。わたしはここに来るの初めてだし、岩瀬先輩も、シャルロットさんも」 確認の視線
 良 平: こく、と頷く。
 G M: 織「使い方はお任せします、けど、多分、あの遺跡に出来ることは大体出来ると思います。例えば、そうですね……」
 G M: 割って入ってきた中年「例えば……件の遺跡を停止させ、黒巣市を“普通の街”に戻すことは、できるかね?」
 G M: 理彩「……陸将」陸軍式の敬礼
 悠 美: 「えらいひと? 大佐さんくらい?」 ぼそぼそ 近場のPC二人に
 G M: 織「ありゃ!?菅原陸将。ストレンジャーズを作ったお偉いさんですね!……ええ、出来ますよ」(>ヮ<)君達に説明するように言おう。
 良 平: とりあえず無言で軽く一礼はしておく。
 シャル: 「階級だけで言えば陸上防衛隊のトップ、だねえ…」こっちも一礼
 悠 美: 「ほえ~・・・こ、こんにちは!」
 G M: 菅原陸将「久藤。我々のやるべきことは理解している筈だ――かの遺跡が、どのような力をもっているか、あの街のR事件の発生率を見るに想像できなくもない。あるいは、巨大な地震にも匹敵する力を持っているのかもしれないが――」
 G M: 陸将「――我々には必要ない。我々が国民を守る役割は、我々の力でもって行うべきだ。遺跡や遺産などと言う、よく判らないものの力を持って行うものではない」
 G M: 理彩「……了解。これより、黒巣市に戻り――この鍵をもって、“フィフスドーン”を停止させます」
 G M: 陸将「――君達は、黒巣市のOVだね?灰島より報告は聞いているよ」任務上の通達は終わったので、君達に目を向ける。
 良 平: こく、と頷く。
 悠 美: こくこく
 シャル: 同じく頷きますね
 G M: 陸将「UGNやFHにも、それぞれの考え方があるのだろうが、少なくとも、これが我々、ストレンジャーズのやり方だよ」
 G M: 陸将「我々は我々の扱える、理解できる限りの力を用い、人の手でもって人を護ることが、重要と考えている。それが、どんなに無謀で、どんなに暴力的な手段になろうともね」

 G M: 陸将「この世界は人間のためのものだ。私たちは、そう信じているだけなのだよ」

 G M: 黒巣市でも、どこかで誰かの言った台詞である。
 G M: 陸将「……さて、黒巣市にも時間が無い。老人の話に付き合わせてしまったな――ああ、だが最後に」
 G M: 陸将「優秀な人材はいくらでも必要だ。どうだね?君達も」まぁ、真面目に聞いてくれるとは思っていないだろうが。彼は、まるで口癖のように君達を誘ってみた。
 悠 美: 「えと・・・それはパパもいるから駄目だけど・・・税金はこれからもちゃんと払おうと思いました!」
 悠 美: 敬礼の真似事
 シャル: 「私は…やりたい事、やらなきゃいけない事があります。多分、申し訳ありませんが、そのお誘いにはお答えできません」
 良 平: 「……まあ、選択肢の一つには入れときます」
 良 平: 一言間をおいて。
 良 平: 「……まあさっきの意見に一言だけ言わせてもらっていいなら――立場の違いはあんまり気にしてないんですよ。少なくとも俺を含めた身の周りは」
 G M: 陸将「おや、意外と色よい返事が聞けたものだね」陸将もだが、理彩ちーも、少しだけ意外そうな顔をしてみた。
 良 平: 「あの街でこれからも皆で一緒に暮らしていきたい。俺らはただ、そう思ってるだけだから」
 G M: 陸将「……そうか」
 G M: 陸将「ならば、それはそれで――あるいは、私も恨まれかねない選択をしたのかもしれないな――」何かを少し考え、呟いたようだが。
 G M: 陸将「……君達については、何時ものように無謀にもこの街に入り、そして当然のようにあの巨像に踏み潰された阿呆の一人として扱うよ。今ならリージョン1も素通りで構わん……それと、外に迎えを用意している」
 G M: 陸将「行きたまえ。それと久藤――すまないな」
 悠 美: 「いよいよ帰れる・・!ありがとう、陸将のおじさん!」
 G M: 久藤「いえ……“サン・シーカー”、久藤 理彩、これより黒巣市で任務に就きます」
 良 平: 「……短いですが、お世話になりました」 手短に一礼。
 シャル: 「ご配慮、感謝します」一礼
 悠 美: 「あー・・えと・・大変ありがたく存じます。お元気で」 あわてて丁寧に
 G M: 織「魔街から耳に入ることは少ないでしょうが、貴方方のご活躍、期待してます!頑張ってくださいね!」(>ヮ<
 G M: まぁ、こののちに織と陸将の間で何があったかは知らんが大した出来事は無かっただろうとしつつ。魔街からカメラは停止しよう。




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バックトラック
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 G M: 【在り得ざる存在:《蒼き悪魔》】【超越活性:《グラビティガード》】【死は甘きもの】。Eロイス3つ!
 良 平: そういや2回目のEロイス抜けてたので137%。Eロイスは使うze(何
 悠 美: 128% Eロイスいただきます
 悠 美: 128-3d10
 ダイス: Yumi_U -> 128-3D10 = 128-[5,7,8] = 108
 良 平: #137-3d10 [Eロイス使用]
 ダイス: ryouhei-i -> 137-3D10 = 137-[2,2,9] = 124
 シャル: 120%で・・・Eロイスは無しで
 良 平: 124%か。空き枠1つに橘さんに ■敬意/不安で取ってD1/ロイス5/タイタス1。どうも荒れる感じがするので2倍振っとく。
 良 平: #10d10-124
 ダイス: ryouhei-i -> 10D10-124 = [5,6,2,3,3,1,8,6,2,6]-124 = -82
 良 平: 82%帰還。
 シャル: メモリーが一つあるので110%に。D1、ロイス5、空1で通常振りしましょう
 シャル: #5d10-110
 ダイス: Charlotte -> 5D10-110 = [10,6,4,4,6]-110 = -80
 悠 美: D:1 S:1 R:4 T:1 108 通常で
 悠 美: 108-5d10
 ダイス: Yumi_U -> 108-5D10 = 108-[4,6,8,10,7] = 73
 悠 美: せーふ
 G M: OKやね。
 悠 美: おかえりなさい!
 G M: EDは合同です。黒巣市に帰るシーンと言う感じで。
 G M: さっくり行きますぜ。
 シャル: はーい




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エンディングフェイズ
登場:全員
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 G M: さて、魔街から出たのは良いが。この近隣にも住民はいない。居ては困る
 G M: この辺りは、公的には大規模な災害があって人の住めない区域とされている。住所はGMも知らない。ついでに言うと黒巣市が何県にあるのかもGMは知らない(何

 G M: ヘリコプターが、飛んできた。
 G M: 君達の姿を見つけたらしいヘリは、そのまま待っていると君達の前まで来て、着陸する。
 G M: 女性の声「ああもう、ああもう、ああもう、ああもうああもうああもうああもう!」
 G M: 扉が蹴り開けられた。
 悠 美: 岩瀬センパイの陰に隠れる!
 G M: (>w<# 「何でのぞみんが陸軍の指示で動かなきゃいけないんだよ!?りょーちゃんったらここぞとばかりに昔の借りを蒸し返しやがるんだよ!きー!」
 シャル: 「…えーっと、貴女は?」
 良 平: 「…………えー」(何
 悠 美: 「岩瀬先輩、知り合い?」
 良 平: 「…………知り合いの知り合いっつーかなんつーか」(何
 G M: のぞみん三佐「えー、始めましての顔も多いから自己紹介なんだよ。のぞみんは海防、もっというと八州所属ののぞみん三佐なんだよ。ちょっと色んなしがらみからストレンジャーズなんぞの足として駆り出されたんだよ」
 良 平: 「……お疲れ様です?」 生暖かい目(何 
 G M: のぞみん「とりあえず、君達を黒巣市まで全速力で送り届けてくれ、っていうのが、陸軍からのオーダーなんだよ。黒巣市の事をどこまで把握してるかは知らないけども」
 G M: 理彩「えーと、よろしくお願いします」
 悠 美: 「お願いしまーす!」
 シャル: 「よろしくお願いします」
 G M: のぞみん「今ののぞみんはやさぐれてるので、後ろの座席に適当に座りやがれって言うんだよ。何か、飛行中に変なのが紛れ込みやがるし」(>w<#
 良 平: 「……宜しくお願いします」
 良 平: 「……変なの?」
 G M: 後ろの扉が開く。
 G M: レネビ―な少女「お疲れ様です、UGN……いえ、FH……いえストレンジャーズもいますし……ごった煮の方々」首にタイガーアイを付けた(多分オルクス能力の力を借りたのだろう)、プランナーとか言う名前の少女がいる。
 悠 美: 「わ~・・」
 シャル: 「…今日は大物と会う事が多いなあ…」
 G M: “プランナー”「時間もありませんし、話は飛行中にしましょう……恐らく、大体の事情は知っているでしょうが、今回の一件について、私の手伝えるところは手伝いたいと考えておりますので」
 良 平: 「……つまりゼノスにとっても今回の話は宜しくなかったと。とりあえずお願いします」
 良 平: 一応姿はどうあれ年上なのは知ってるので丁寧語(何
 G M: “プランナー”「そう受け取っていただいて構いません――敢えて言いますが、これはどの“プラン”にも位置付けられていません。私にとっては、唯の、一つの異常事態です」
 悠 美: 「元日本支部長かぁ・・・なんだか、改めて事の大きさを思い知らされる感じデス・・」 ショックを受けつつ大人しく話を聞く姿勢
 G M: さて、皆が乗り込むと、最後に理彩が乗り込み、扉が閉められる――ヘリが、飛び立つ。
 G M: 理彩「……黒巣市で、最後の任務か……」
 良 平: 「……最後?」
 G M: 理彩「今までの話が正しいなら、つまり、そういうことになるんだよね」
 G M: 理彩「“フィフスドーン”の停止によって、黒巣市が普通の街に戻るならさ」
 G M: 理彩「ボクの黒巣市での任務も、そこで終わることになるからね。あくまでボクは、デモンズシティからやってきた【訪問者】――あの街にとっては、異物でしかないから」
 良 平: 「…………」 少しの間考えて。
 良 平: 「……やっぱり、これは言っとく」
 良 平: 「"巨人"と戦う前。久藤は黒巣を"君達の"街と言ったよな」
 G M: 「うん」
 良 平: 「……立場の違いはあっても、一時の滞在場所に過ぎないとしても」
 良 平: 「……俺にとってはあんた自身も含めて、"俺らの街"なんだよ。黒巣は」
 G M: 「――……」ぎゅっと、ずっと抱えている鉄の塊を握りしめた。
 良 平: 「……今更自分は一人とか迷惑だとかは無し。此処まで来た以上、形はどうあれ最後まで首突っ込む」
 良 平: 「"街を護る"なんて重荷、あんた一人に背負わす気なんかないからな」
 良 平: それだけ言って、窓の外に顔を向けた。
 G M: 「……うん。その言葉には、素直にお礼を言うよ。ありがとう」
 G M: 「……でもね。多分一つだけ、少しだけ、認識が違っているんだと思うんだ」
 G M: 「ボクは黒巣市の人を、あの土地を、街並みを、守るために、その『黒巣市そのもの』を、ある意味では壊しに行く。それが、今のボクの任務なんだ」


 G M: 僅かな差異が言霊に乗り。それを風に乗せてかき消すように、ヘリは黒巣市へ向けて走っていく。


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マスターシーン
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 G M: 23時42分。
 G M: “狩猟者”伊庭 宗一「これは……メインディッシュにはありつけそうにないな」

 G M: 黒巣市に惹かれてやってきたジャームの中には、大物も混ざっていた。彼がその筆頭だ。
 G M: が……やってきた段階で、すでに彼は半分以上の興味を失ってしまった。

 G M: 彼とて、黒巣市の噂は耳に入っていないわけではないが、やってきたことは多くはなかった。
 G M: 興味がないわけではない。興味があるからこそ……後々まで取っておきたかった狩場だ。食べ応えがありすぎる。

 G M: だが、その狩場は今宵に限り、その旨味が損なわれている。無論、歯ごたえがないことはないだろうが……
 G M: ――羊を退避させ終えた羊飼いに、どれだけの戦意があると言うのか。

 G M: 伊庭「とはいえ、今宵を逃せばこの街は狩場ですらなくなるか……残り物ぐらいは喰らっておくか」

 G M: 己が端役(エキストラ)であることを自覚する“狩猟者”は、それほど興の乗らぬままに、黒巣の街に降りた。
 G M: かくて、街の混乱と血と闘争は、無意味に――誰にとっても無意味に、また一段、加速する。

 G M: 伊庭「全く。出遅れるとはな――この俺が」


 G M:           *          *          *


 G M: 23時42分。
 G M: “災禍の書”姫凪 悠里「全く。出遅れてしまいましたよ」

 G M: 姫凪 悠里……公的にはFHエージェントとされている青年は、事情を説明し、そう締めくくった。
 G M: そうは締めくくったが……今宵、“鎖の夜”がやってくる――その兆候を察知してからの彼は早かった。

 G M: 生憎と実行犯は「これはそうそうない」と見ていた“コンフラックス・セル”であり、伝手の多くが使えなかったが……
 G M: それでも状況が『どのステージにあるか』を見極め、必要な人材とコンタクトを取ることが出来た。
 G M: 恐らくこの状況、この歴史の流れなら、“鎖の夜”の回避法など、一つしか残されていない。“プランナー”辺りも同じ考えだろう。

 G M: 故に、彼を介し、“彼女”の力を借りる――違うな、“彼女ら”のバックアップをするのが、一番の近道だろう。
 G M: 幸いにも……目の前の人物は、交渉に応じてくれた。どこまでの考えがあるかは知らないが、取引で成立するならそれが一番だ。

 G M: 姫凪「では、彼女への連絡も此方からして連携しますので……方針がそうなったことだけ、伝えてもらえれば」

 G M: 打てる手は打っていく。そのために、自分はUGNを出奔したのだ。
 G M: 携帯を手に取る。次は、自前の手札の配置と運用だ。

 G M: 姫凪「“ナンバーズ”。緊急ですが任務です。恐らく、この黒巣市で最後の仕事になるでしょう」

 G M: ――この状況を打破する。余りにも唐突な展開だが、やってきてしまった機会なのだ。

 G M: 姫凪「……“無限書庫”とも、お別れでしょうね。今のUGNに、“書庫”との契約を継続できる人間もいないでしょう」


 G M:           *          *          *


 G M: 23時42分。
 G M: “白蘭の騎士”クリフ=M=カークランド「やはり、私との契約継続は認められないわけか」
 G M: “無限書庫”「うん。美鈴ちんには良くしてもらったからね~、アフターサービスとして、ここで黙ってお別れだよ」

 G M: クリフは嘆息した。天城 美鈴とクリフ=M=カークランドの立場の違いが、今ここに至り、大きく響いたのだ。

 G M: 彼女は『この街に契約者が居なくなった』と言っていた。天城 美鈴の死を、クリフは既に確信している。
 G M: その上で、この混迷の中で大体の事情を察している様子の彼女に協力を求めたかったが、それを拒否されたのだ。

 G M: “他組織にこの書庫を使わせない代わりに手伝いをする”という黒巣UGNの契約――クリフは、その部外者なのだから。

 G M: “書庫”「君と契約した場合、今はともかく後々、美鈴ちんの恐れた『改革派』の介入が始まる――そうでしょ?」
 G M: クリフ「――ああ、その通りだ、その通りだとも。私は、李大人やアッシュ=レドリックの介入を、むしろ手伝う立場にある」

 G M: この街にも大分馴染んだつもりだ。エージェントのみならず、イリーガル達とも親しい付き合いは生まれた。
 G M: しかし、天城美鈴は――最後まで、クリフ=M=カークランドに対する警戒を解かなかった……つまり、そういうことなのだ。

 G M: 結局。今の自分には、状況に流される以外の選択肢はない――端役(エキストラ)なのだ。要は。
 G M: であれば、やることなど、このまま天城美鈴の遺言に従い、市民の安全を守り続ける……それ以外には、ない。ない、が――

 G M: クリフ「…………」

 G M: 根拠のない、予感だけが、彼の心の中を泳いでいた。

 G M: クリフ「ジャネッタ……君なのかい?このシナリオを描いたのは」


 G M:           *          *     


 G M: 23時42分。
 G M: “本質の管理人”水沢 藍「ジャネッタ=マクレーンのシナリオは……予定通りに進行しています」
 G M: “反逆の聖人”アルフレッド=J=コードウェル「そうか」

 G M: コードウェル博士の持つ、幾つかの研究室の一つ。錆びつき、砕けた遺産の入った培養槽の前で、彼は報告を聞いていた。
 G M: 『この件』について、詳しい話をすることは、多くなかった。予定通りにシナリオが進行している故に。

 G M: 水沢「……」

 G M: 彼女は、博士が黒巣市の大侵攻の折、クロスタワーの地下で大目的を達成していたことを知っている。
 G M: 彼女は、その時の情報を一つの大きな材料とし、“インフィニティコード”が発動したことも知っている。
 G M: 彼女は、博士がその存在を用い、一つの大きな計画を進行させていたことも知っていた。
 G M: ……彼女は、その計画が、どんな理由で『失敗』と断定されたのかは、良く知らなかった。

 G M: コードウェル「……予定通りに、黒巣市の全FHに撤収の指示を伝えろ。聞かない連中は捨て置け」
 G M: 水沢「了解です……」

 G M: ……以後、博士の指示により、黒巣市にFHが乗り込むことは無い。黒巣市のFHが援護されることも。

 G M: 彼女は……その培養槽に浮かぶ、破壊された遺産が、『魔鍵』と呼ばれていることを知らなかった。

 G M: “鎖の夜”の発動をもって、黒巣市は完全に沈黙する。
 G M: ――それを以って、その手に持つ書物も完全に力を喪うことになる。未来を描いた小説……“オデッセイ”。

 G M: コードウェル「天城 美鈴か……随分と、大胆なシナリオを描けたものだ」


 G M:           *          *          *


 G M: 23時42分。
 G M: “白変種”八戸 湖月「(美鈴ちんもなぁ……とんでもないシナリオを残していきおって、というか実際使うヤツがおるかい)」
 G M: “雷弾”筑波 彩「いや、皆忙しいので、一人でため息つかないでくれませんか?それで、話とは?」

 G M: 頻度を増すジャームの暴走。
 G M: 数多のOVが自分に許されるあらゆる術を用い、市民を避難させるUGN黒巣支部。
 G M: 奇妙なまでに沈黙を保ち、或は粛々と従う他のR関連組織のOVたち。


 G M: 混迷する状況の中で、組織を異にする2人の女がそこにいた。

 G M: 湖月「私が今動いているのは、プランDCによるもの――Drowned Catacomb。水没した地下墓地」
 G M: 彩「あの放送中、どさくさに紛れて言っていましたね。支部長代理の指示であると」

 G M: 頷く。八戸 湖月は、天城 美鈴の指示で、裏仕事の研修を受けたチルドレンである。
 G M: その役割は、ロストした支部長候補“終の風”天凪 終の後継。彼の『裏仕事』も引き継いでいる。

 G M: 彩「それで、態々私を捕まえて、なにをさせたいと?」
 G M: 湖月「非核新型特殊爆弾。テンペストも“魔街”で使ってたアレ、落とせるよね?」
 G M: 彩「――……ちょ、ま、端からそれが目的で避難活動?」
 G M: 湖月「そう、それで避難活動。UGN側には、もう現在のジャームの暴走を止める手段はないの」

 G M: 事実であるが、隠していることは幾つかある。目的は、ジャームの暴走の阻止ではない。
 G M: 彼女が死亡したうえで『最悪のケース』が起こった際、人知れず機密を水に沈める。それこそがプランDCだ。

 G M: ……無論こんなプラン、美鈴ちんとしても決して使いたくはなかっただろう。湖月は内心溜息を吐いた。


 G M: 彩「流石に、私の一存とはいきませんから、上の指示を待つことになりますが」
 G M: 湖月「それでいいよ。天城支部長補佐は、こういう時の投下ポイントに目星をつけてきたから、それを提供したい」

 G M: 彩としても困惑ものである。そもそも、自分がストレンジャーズの工作員であることを、彼女は何処で知ったのか。
 G M: ……予想はつくが。泳ぎ方には自信はあったが、あの支部長代理に泳がされていた部分も幾らかはあったということだ。
 G M: 湖月「何にしろ、時間を置くごとに事態は悪化するからね。そっちの上の方もミサイルの使用とか考えてはいそうだけど」


 G M:   「ああ、そうだな。検討に入れていた。そして回答するぞ。『まだその時ではない』」


 G M: 彩「――隊長?それに灰島三佐も」
 G M: 湖月「――“ペイント・イット・ブラック”!?なんでまた間が良くこんなところに」

 G M: 黒崎「貴様が遅いから迎えに来たんだ、筑波――在住する隊員は少ないが、任務を行う。この街のジャームを殲滅し、現状維持を行う」
 G M: 湖月「ちょ、ま、あのあのあのおじさんおじさん……?現状維持って、いつまでやる気なの?」

 G M: 慌てた。そりゃそうだ。普通に考えてこの冷徹で高圧的な防衛隊員なら最終的には実行すると予想していた。

 G M: 黒崎「質問する権限があると思うか?UGN――残念だったな、我々は貴様らよりも多くの情報を持っている」
 G M: 湖月「えっ……」

 G M: 彩「ひょっとして、彼女たちが?」
 G M: 灰島「ああ。魔街の『私』とは既に別れている。既に彼女らは『魔鍵』を手にし、黒巣市へ向かっている」

 G M: 黒崎「遺跡(ガラクタ)に遺産(ガラクタ)で対抗するのは業腹だが、
 G M:  UGNやFHの勝手な理由で街一つを潰すのと比べれば遥かにマシだ。我々はギリギリまで時間を稼ぐ」
 G M: 湖月「ちょ、何かこれマジモンかよ……!?」

 G M: 黒崎「貴様らはそのまま、厚生省下請けの民間の武装集団として市民の避難を続けておけ。ケリはこちらでつけておく――行くぞ筑波」
 G M: 彩「了解。前線に立っての戦争は専門ではありませんが、四の五の言ってもいられませんね」
 G M: 灰島「時間が無い。この施設を出たら、すぐに任務を開始するぞ」

 G M: かくて、猟犬は街に解き放たれる。


 G M: 黒崎「 ス ト レ ン ジ ャ ー ズ ! … … 出 る ぞ ! 」


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マスターシーン、或はある女の夜
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 G M: クロスタワー地下。
 G M: “フィフスドーン”と誰かが呼んだ遺跡の中で、一人残された女が佇んでいた。
 G M: 四肢の幾つが欠損していたが……鉱石製のチューブで繋がれ、この遺跡を用い、生命を維持させていた。

 G M: ……彼女は、この遺跡を掌握しているのだ。

 G M: 「避難活動が本格化してますわね……脅しにはなる程度であれば、十分ですわね」

 G M: 彼女の意志は最早、一つの目的にのみしか向けられていない。それ以外は余分だ。
 G M: 闘争も、憎悪も、加虐も、殺戮も必要ない。それは彼女の言語ではない。

 G M: 破壊。それこそが、彼女とレネゲイドを結ぶ言語なれば、彼女はそれを謳う……その時を待つ。

 G M: ……脅しの手が必要以上に緩んでいた。殺戮の必要はないが、この街の放棄を決意させるだけのプレッシャーは必要だ。

 G M: 「……さぁ、歌いなさい」


 G M: ・“フィフスドーン”の操作:【背教】8


 G M: ※能力値【背教】について
 G M: レネゲイドウィルスそのものに意志を伝える、〈RC〉と似て非なる基礎能力。
 G M: OVやジャームを含む普通の人間はこの能力を持たず、能力値はダイスボーナスに関わらず常に『0』として扱う。
 G M: 基本ルールブック1のP185に従い、判定値が0の場合は行為判定は自動失敗となる。

 G M: ――……彼女の共犯者が、最後に託した術を、再び用いる。

 G M: 【在り得ざる存在:《無形の影》】
 G M: #13r10
 ダイス: sada_GM -> 13R10 = [2,6,2,9,6,10,5,4,1,8,5,6,6][5]<クリティカル> = 15


 G M: インフィニティコードは、この星のレネゲイドの常識を塗り替えている。
 G M: 本来人間には操れぬ筈の遺産が、遺跡が、操れる――今や、操れるのだ。

 G M: その度に、レネゲイドの灯を体内で燃やしながら。










ダブルクロス The 3rd Edition / Worldwake
キャンペーン『第五の夜明け-Fifth Dawn-』
第二話『ダークスティールの城塞 -Darksteel Citadel-』
                    ――End.







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ボーナストラック
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 G M: 「さて、この物語を続けるにあたり、知るべきことは大体を知れたとは思いますが……ふむ」
 G M: 「最早過ぎ去ったお話でもしましょうか?ある一人の女性のお話でも……ええ、彼女です。」
 G M: 「天城 美鈴――シンデレラの名を持つ彼女は、何故ザクロをもぎ取ることになったのか。長いお話になりますがね」
 G M: 「彼女は善性の人間でしたよ、間違いなく……2026年の“鎖の夜”、そして今回の暗躍は、9割方、彼女にとっても不本意な結果でした」

 G M: 「物語の『継母役』は野心家の“ミリオンサンズ”。彼は事件が増加する以前から、あの黒巣市に何かがあると踏み、彼女を派遣しました」
 G M: 「そしてそれ――“フィフスドーン”を彼女は案外あっさりと見つけることに成功しましたが、困りました。これは人の持っていい遺産ではない」
 G M: 「そこで彼女は、長年にわたってそれを徹底的に隠すわけですが……それにも限界がくる。故に彼女は、それを壊す術を探した」

 G M: 「見つかった唯一の方法は『黒巣市水没』。2026年の最低の、しかし最悪ではないシナリオ。流石に即決は出来なくとも、手段を棄てはしなかった」
 G M: 「天凪 終と言いましたか……エージェントを使い、テンペストに伝を残し、僅かに政治に働きかけ、人災の洪水の余地を残した」
 G M: 「そしていざとなったら、テンペストの行う『囲い込み』――“鎖の夜”を隠れ蓑に、一般市民を避難させ、洪水で押し流すのを傍観する……と」
 G M: 「彼女はその計画の立案と同時にその遺跡を使い、嘗てUGN中央で見た『運命の剣』を長い月日で模造した。それが正しいことと信じて――」

 G M: 「――しかし彼女は弾劾される……その辺の黒幕は“プランナー”です。化かし合いに負けたんですよ。そして天城美鈴は最低のシナリオを演じる」
 G M: 「本部の調査隊が来る前に遺跡をもみ消すための苦肉の策として……遺跡の力を用いジャームを集め、“鎖の夜”計画を早めさせさせた」
 G M: 「全て、“プランナー”のプラン通りに……実はあの遺跡、“プランナー”にとっても邪魔だったんですよね。そこだけは、利害が一致した」
 G M: 「後に彼女は万全を期し、クロスタワーを砕く。“フィフスドーン”の上澄みを拝借し“OOG”なる兵器を作り……他のプランのついでの形で」

 G M: 「……ま、このあたりについてはそんな具合で、後は古い文献(ログ)の断片に語られるような、そんな未来のお話になる訳です」
 G M: 「この辺の経緯を無限書庫で知った、姫凪 悠里という男が、“鎖の夜”を回避する別の手段を探すためUGNを抜けたのは――ま、余談ですね」
 G M: 「きっとこの最低のシナリオにおける彼女唯一の想定外は、『運命の剣』の試作品の一つが、後年こうも話をややこしくしたことだと思いますね」


 G M: 「これが『A.D.2026/鎖の夜』――だが、コードウェル博士の台頭した今、事情は一変している!」
 G M: 「彼の立ち上げた計画、インフィニティコード――その目的の一つが、この星に遺された遺跡を通じてこの地球(ガイア)へと干渉することです!」
 G M: 「――ぶっちゃけましょう、“フィフスドーン”を含むある種の遺跡に対して、《無行の影》が万能の接続端子として機能する!」

 G M: 「その事実に気付き慌てたのが天城 美鈴、博士の目的を察し飛び上がったのが“プランナー”。双方即座に結論を出しました」
 G M: 「最早UGN本部だFHの研究チームだなどが隠蔽対象ではない――“フィフスドーン”は誰一人にも漏れてはならない、と」
 G M: 「“鎖の夜”計画もまた、どんな手を使ってでも、即座に行える体制を整えておかなければならず……アクシズたる彼女にはそれが出来た」
 G M: 「そこにやってきてしまったのが、ええ――洗脳の利かない経歴不明の男、石崎彰也と言う訳です。しかもSoGの立てこもり事件という前座付き」


 G M: 「……ええ、言いたいことは判ります。まず、ここに至るまで、魔鍵なるマスターキーの存在が全く話題にもなっていないことですね」
 G M: 「そもこの手の遺跡には往々にして、対応する遺産があるのです。知的種族の進化の果てがどんな形でも対応できるように、ガイアは端末を作った」
 G M: 「しかし現在――UGN、FH、そしてゼノス。これらの組織においては、『魔鍵は存在していない』のです。呆れ果てたことにね」

 G M: 「唯一コードウェル博士はこの辺に関する研究をしてましたが……実のところ、これがこの度、目出度く頓挫しておりまして」
 G M: 「SoGの暴走を知り、“フィフスドーン”を悪用されるリスクの方が高まったと見たFHも、遺跡破壊派に回りました。とさ……」

 G M: 「……もし、博士の研究が成就していたら?或はこの“フィフスドーン”を、利用したいという輩が乗っ取ったら?それはまた、別の物語……」


                    ――TO BE CONTINUED NEXT DAWN...