GM:佐田塚
PC1:Hover-B
PC2:夕凪
PC3:takumi
ログ編集:佐田塚
(敬称略)




昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
――だが、世界はすでに変貌していた――



0時21分。
天城美鈴の失踪――否、抹殺を契機に混沌に包まれた黒巣市。
人知れず魔街より戻った者たちは、この街の騒乱の元凶を断つべく進み出す。

最早戻らぬ刻を通り過ぎるように。
歩み続けた路を踏み固めるように。

再び……この十字の街の、裏側へ。
すでに変貌していたこの世界と、向き合うために。
今はただ、あの塔の先にある『夜明け』を目指して。


ダブルクロス The 3rd Edition / Worldwake
キャンペーン『第五の夜明け−Fifth Dawn−』
第三話『太陽を破壊するもの −Suncrusher−』





「この大地が埋まれ」「人という存在が成り」「この星を埋め尽くし」「変貌へと至った」
「そうか……この遺跡が、『その』ために産まれたのなら。それは、まだ起こるべきではない第五の夜明け」

「故に私は、これを『フィフスドーン』と呼ぼう」







●PC1 :"雷の剣士" 岩瀬 良平

 シナリオロイス:“サン・シーカー”久藤 理彩

 最早君達のすべきことは一つだ。『フィフスドーン』を操るFHエージェントを倒し、かの遺跡を止める。それだけだ。
 状況はシンプルだが、障害は多い。今、この街の大部分に予測不能な敵味方が潜んでいるようなものなのだ。
 事実、君達の乗ってきたヘリは黒巣市侵入とほぼ同時に撃墜された。限界時間も、定かではない。
 
 夜の街を駆けながら、彼女はずっと考え続けているように見えた。先ほど言われた言葉と言った言葉の意味を。
 自分がこの街の一つであるという意味と、この街を自分で塗り変えに行くということの意味を。
 
 残された時間は、少ない。自分の手で決着を付けに行く、彼女を支えられるのは君だけだろう。
 それこそが、君にとっての『この街を護る』と言うことであり、彼女にとっての――

 
 G M: では、PC1より順に自己紹介お願いします。
 良 平: あいさー。

 良 平: 「……それほど時間は経ってないけど、タワーで喋ってた時がやたら懐かしく感じる」
 良 平: 「……今回の件への感想は色々出てくるだろうけど、考えるのは後」
 良 平: 「――決着、付けようか」
 良 平: "Blitz-Fencer"岩瀬良平。とある事故により覚醒したOVの少年。UGNイリーガル。
 良 平: 雷と風を纏った鋭い斬撃と、電磁力による防御が主な能力。
 良 平: のんびり屋かつマイペース。買い食いしつつ登場しては、空気を読まない一言を吐いたり。
 良 平: 良い感じのカップルの所にしれっとカメラ持って立ってるかと思えば、真面目に戦ってたり。

 良 平: ……そんな中で巻き込まれた『1つの可能性』。
 良 平: その果てに彼が――彼らが見るものは絶望か希望か。それは決着まで分からない。

 良 平: ブラックドッグ/ハヌマーン HP:33 IV:9 
 良 平: 基本侵食率:34% D−ロイス:変異種/ハヌマーン
 良 平: PC間ロイス:内海悠美 ■友情/□脅威
 良 平: 「……決着付いた後、どうなるんだろうな。また敵同士はできれば勘弁」
 良 平: シナリオロイス:“サン・シーカー”久藤 理彩 ■尽力/□恐怖
 良 平: PLはHover-Bでお送りいたします。それではよろしくお願いいたします。


●PC2 :“ゆきうさぎ” 内海 悠美

 シナリオロイス:“朗々たる根本原理”ジャネッタ・マクレーン
 
 “プランナー”は、件のクロスタワー地下の状況について、情報を持ってやってきた。
 結論から言うと――天城 美鈴とスタンレーは既に死に、ジャネッタ・マクレーンは……ジャーム化しているという。
 
 次いで、FHから連絡が届いた。大半のセルは既に黒巣より撤退を開始しているが……君には、最後の仕事があるという。
 『父親』と交渉を済ませたという“災禍の書”から告げられた仕事は、案の定――ジャネッタ・マクレーンの『殺害』だ。
 
 状況は混迷の極みにある。黒巣市は水没の危機に瀕しており、UGNの支部長は死に、FHも撤収……君達もだ。
 そんな中で与えられた、恐らく君にしか出来ない任務を拒むことは非常に難しく……
 そして、『ジャネッタさん』と会える機会も、ここを逃しては永遠に失われることも、確かである。

 
 悠 美: 「黒巣を飲み込む大洪水・・かぁ、氷河期の終わりには洪水があるって言ってたのは誰だったっけ?」
 悠 美: 「パパ? それともジャネッタさん? ともあれ!あの人はもうパパの敵。」
 悠 美: 「だから、倒すのは当たり前だけど・・・でも、その前にちょっとだけ」
 悠 美: 「サツガイ? うん・・そうだよね、そうなるよね。ううん、何でも」
 悠 美: 一応FHチルドレンな少女
 悠 美: どこにでもいそうな高校生です
 悠 美: 基本冷気使い
 悠 美: 性格はま、ま・・酔狂を目指したい!?
 悠 美: “ゆきうさぎ” 内海 悠美
 悠 美: 【シンドローム】サラマンダー/サラマンダー 【ワークス/カヴァー】FHチルドレン/高校生
 悠 美: 【行動値】8【HP】34【基本侵食率】29% アタッカー型
 悠 美: PC間ロイス:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル さんに ■信頼/□脅威
 悠 美: 「怖い人じゃなくて良かった。そう思う」
 悠 美: シナリオロイス:シナリオロイス::“朗々たる根本原理”ジャネッタ・マクレーンさんに □好意/■隔意
 悠 美: 「やることは、やらないといけないことはいつもと一緒だよ。ジャネッタさん」
 悠 美: PLは夕凪です 不束ものですがよろしくお願いいたします


●PC3 :“零距離の銃使い“シャルロット・橘・クリスタンヴァル

 シナリオロイス:『黒巣市』
 
 ジャーム・ジャネッタが『フィフスドーン』を掌握している……この状況は、“プランナー”にとって不本意なものだ。
 ストレンジャーズの隊員たちもこの状況に対し、『魔街』の二の舞にならぬ結末を求め、足掻き続けている。
 他の……情報も指揮も麻痺しきったUGNやイリーガルもまた、自分たちに出来ることをやり、隣人を助け回っている。
 
 君の仕事は奇妙なことになったが、依頼主が未だストレンジャーズである以上、その目的に従わざるを得ない。
 つまり、いつもの仕事――悪党を叩き潰し、平和を護る。正義の探偵の平常業務だ。
 
 しかし、君には予感があった。君は『特異点』――騒乱に巻き込まれずには生きていけぬ体質の持ち主。
 であれば、全てが終わった後の黒巣市に、居場所はないだろう、と――これでお別れなのは、実は君も同じだ。


 シャル: 「最初に依頼があった時からヤバそうだなあとは思ってたけど…まさかこんな事になるとはね」
 シャル: 「どう転ぶにしてもOVの坩堝としてのこの街の最後を見届ける訳か…最初に来た時はそうなるなんて思いもしなかったなあ」
 シャル: 「ま、きっちりやり遂げようか。この街での、最後の依頼を」
 シャル: "零距離の銃使い"シャルロット・橘・クリスタンヴァル
 シャル: OVの探偵であり、UGNイリーガル
 シャル: そして今は亡き恋人と家族の敵を探す復讐鬼!
 シャル: ・・・・の筈なのだが特異点の力と自身のお人良しさによってよく事件に巻き込まれ、全く敵探しが出来ていない。
 シャル: 上記の能力で起きる事件をお人良しなせいで見て見ぬ振りを出来ず、解決に奔走する苦労人
 シャル: 【シンドローム】モルフェウス・ノイマン【ワークス/カヴァー】探偵/探偵
 シャル: 【HP】26【IV】8【侵食基本値】39%【Dロイス】特異点
 シャル: PC間ロイス:“雷の剣士” 岩瀬 良平に■信頼/□不安
 シャル: 「最初はここまで付き合うなんて思わなかったな。ま、頼りにしてるよ」
 シャル: シナリオロイス:『黒巣市』に■尽力/□悔悟
 シャル: 「この街でやる最後の依頼だろうし…ま、気合入れていこうか」
 シャル: PLはtakumiです。よろしくお願いします


 G M: GMは佐田塚にて。よろしくお願いします。




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マスターシーン
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 G M: 21時39分。“フィフスドーン”深部にて。

 G M: ジャネッタ「あらあら、お早いお着きですわねー、“プランナー”」
 G M: プランナー「――な……?」

 G M: 彼女の姿を見た時。“プランナー”は、素直に困惑した……予想外の状況であったのだ。
 G M: そもそも、この電撃作戦そのものが想定外の話ではあるが……彼女は、ここで起こっている現状を予想していた。

 G M: それは、綺麗に裏切られる形となっている。

 G M: プランナー「ウロボロス化の兆候すらない……貴女、まさか」
 G M: ジャネッタ「ええ。わたくしは既に、レネゲイドの声に抗うことを止めていますわ」

 G M: 馬鹿な。
 G M: この地で事を起こしたのは“朗々たる根本原理”と“放蕩魔術師”。であれば、施設を操っているのは後者である、と……
 G M: 理由は簡単だ。“朗々たる根本原理”がジャーム化しているのであれば、『この程度の状況』では済まない筈――なのに。

 G M: プランナー「……貴女がこの施設を操っており、それで尚、『この程度の状況』だというのですか?」
 G M: ジャネッタ「ええ。『この程度の状況』でしかありませんの。貴女にとっても悪くない状況なのでは?」

 G M: 暫しの沈黙――彼女の言葉は正解だ。恐らく“朗々たる根本原理”は、この施設を使いこなし、様々な真実に到達している。
 G M: 到達して尚、呑気に構えているのだ。少々、信じがたい――信じがたいのだ。

 G M: プランナー「……私には、貴女の自制心にそこまでの信用を置くことはできません」
 G M: ジャネッタ「ま、ですわよねー。しかし、であればどうしますの?」
 G M: プランナー「…………」

 G M: “プランナー”は踵を返した。今、この場で彼女の所業を叩き潰すことは、不可能だ。

 G M: ジャネッタ「『魔鍵』の発見に賭けますか。時間はあまりありませんわね」
 G M: プランナー「それでも……もはや、他にプランはありません」


 G M: タイガーアイの力を用い、彼女は消えた。異例極まりないプランを組み立てながら。



 G M: ジャネッタ「……はは、全く。勝手なものですわよねー、わたくしも」
 G M: ジャネッタ「鍵さえ見つからなければ盤石ですのに、心のどこかで、見つかって欲しいと思ってるなんて」




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オープニング1
シーンプレイヤー:“ゆきうさぎ” 内海 悠美

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 悠 美: #1d10+29 ざっきー先生!
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+29 = [9]+29 = 38
 悠 美: Д
 G M: ・Д・) そんな顔をされても

 G M: さて、2話の続きとして、ここはモーフィングヘリの中だ。許容人数にはそこそこ余裕がある。
 悠 美: 前の方で 窓際で!
 G M: まぁ、それぞれに思い思いに時間を使っているところだが、君の電話に連絡だ。見覚えのない番号。
 悠 美: #ランダム、黒巣の方向、こっち逆だった 
 悠 美: [DICE] Yumi_U > 対象(こっち逆だった)
 悠 美: 逆の方に黒巣を探していますが 着信に気付いて・・一瞬知らない番号だと悩みますけれど 出ます
 G M: っていうか、このヘリは真っ直ぐ黒巣市へ向かってるから黒巣市の方向は正面なんだよ?>w<;
 悠 美: 「はい、こちら内海で〜す」
 悠 美: ・・そうですね!
 悠 美: どうして後ろを探しているのか・・
 G M: 男の声「“ゆきうさぎ” 内海 悠美さんですね。私はFHエージェントの“災禍の書”姫凪 悠里という者です。貴女に依頼……いえ、違いますね。要請があります」
 悠 美: それくらい身中穏やかではありませんけれど 電話口は普通に  ・・・知ってます?
 G M: そうだね、ジャネッタさんとコネのあるエージェントだと言うのは知っている。“ナンバーズ”とかいう部下を連れていて、何やら独自の目的で活動しているっぽい、程度には。
 悠 美: 「ジャネッタさんのお友達・・でしたっけ? ・・よ〜・・せい?」
 悠 美: 依頼や命令ならともかく、聞きなれないワードに首をかしげるけど、先を促すよ!
 G M: 姫凪「友達、と言う呼ばれ方をされてしまうと、少々言い難くなりますね……まず、お願いの内容の前に、FHの現状について説明したいと思います。恐らく、伝わってないでしょうから」
 悠 美: 「知ってるの?? あ・・知ってるんですか? 聞きたいです。ぜひぜひ」
 G M: 姫凪「コードウェル博士は、黒巣市攻略の完全放棄を宣言しました。博士の意向に従う意志のあるエージェントは黒巣市を撤退せよ。明日以降、黒巣市で活動をするセルに対しては基本、いかなる支援も行わない――ということです」
 悠 美: 「えらい博士が匙を投げた・? えええ・・」
 G M: 姫凪「無論、その言葉に従わぬエージェントもごまんといますが……彼らも明日には判ることでしょう。黒巣市には『価値がなくなる』ことが……ともあれ」
 G M: 姫凪「その中で私は、『従わぬエージェント』の側であり、まだ続けるべき活動が残っています。――これは、貴女の父上にも、許可は取りました。貴女が「やる」と頷くのなら、やらせてもいい、と」
 悠 美: 「パパは無事なの?? 怪我とかしてない?」
 G M: 姫凪「ええ。何でしたら代わることもできますが……いえ、先ずは要点を」
 G M: 姫凪「本日の午前3時45分までに、ジャネッタ・マクレーンを殺して頂きたい」
 悠 美: 「よかった・・パパ泳げないから心配で・・・ おねが・・ は、はい。お願いします。パパのオッケーが出てるのならまず大じょ・・」
 悠 美: 「やっぱりそうなりますよね。」
 G M: 姫凪「やっぱり、とは?」
 悠 美: 「守るか、止めるか どっちかだろうな〜って」 殺す事には触れない
 G M: 姫凪「……あらかじめ言っておきますが、ジャネッタ・マクレーンの行動は博士の指示によるものであり、それに干渉することは私の独断でしかありません」
 G M: 姫凪「本来でしたら、貴方たち親子も、博士の言葉に従うのでしたら黒巣を急ぎ退去するべき状況です」
 悠 美: 「偉い博士の言葉ですもん。 でも、貴方は残って、パパもそれを良しと・・・少なくともいいよ って思ってる」
 悠 美: 「わたしは、あの人に会いたい。 パパにももっと会いたいけど。それ以外だと一番」
 G M: 姫凪「これは何一つ強制力のないお話です。故に、依頼でも任務でもありません……ただのお願いです」
 G M: 姫凪「引き受けていただけますか?」
 悠 美: 「おっけー。・・・分かりました。止めていいなら、止める」
 G M: 姫凪「――……よろしく、お願いします」それ以上の言葉遊びをすることは、なかった。
 悠 美: 「少なくとも、この・・みんながいて、みんながいた街が水浸しで滅茶苦茶になるよりは。そうしたい・・かな」
 悠 美: 「ただ、パパの事は嘘じゃないよね? 嘘だったら承知しないから! 後で怒られるのとかやだよ?」
 G M: 姫凪「代わりましょうか。こちらとしても、時間がありませんので、長々としたお話はできませんが」

 G M: 少ししてから、電話越しに、馴染みの深い声が聞こえてきた。
 G M: 話せる内容は、それほど多くは無かったけど。




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オープニング2
シーンプレイヤー:シーンプレイヤー:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル

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 シャル: #1d10+41
 ダイス: Charlotte -> 1D10+41 = [2]+41 = 43
 シャル: よーし低目・・・

 G M: さて。これは、君だけでなく、良平君も悠美ちゃんもそうだけど、プランナーから、色々と情報を(まぁ、今回の事件解決に関わるところだけだろうが)貰った。
 G M: 曰く、天城 美鈴と、あの時遺跡を操っていたエージェント、スタンレーの死亡は確定。ジャネッタ・マクレーンも、瀕死の状態から遺跡の力で生き永らえている。
 G M: 曰く、魔鍵の使用方法。あの時の遺跡の奥に幾つかの『鍵穴』があるため、そのうちの一つに魔鍵を差し込んでしまえば、遺跡の支配権を乗っ取れる。
 G M: 曰く、ジャネッタ・マクレーンは、魔鍵をアドミニスター権限とすれば、ハッキングに近い形で遺跡を操っており、やれることは制限されているが、それでも多くの妨害が予想される。

 G M: まー、こんなところかな。質問したいところがあれば、登場してない悠美ちゃんや良平君も、こっそり今ここで聞いていいよ。
 良 平: あー。一応気になる事はあるっちゃあるが。
 G M: ふむ?
 良 平: 鍵を使う事について使用者への反動はあるか否か。
 良 平: この手のアイテム、タダで使えないってのは割とお約束だしなぁと。
 シャル: あー、それは気になる所ですね
 G M: ないだろう、とプランナーは答えるね。
 良 平: 了解。ならまあ確かに理彩さんを無事送り届けられるか否かっつーシンプルな話ですな。障害の数は置いとくとして。
 悠 美: 代償がないのは素敵です
 G M: プランナー「そもそもとして。この魔鍵というEXレネゲイドは、遺跡を他者に使わせるためだけの遺産です。操作デバイスのようなものと考えてください」
 G M: プランナー「来るべき未来に向けて、彼の者が用意したと知った時は、無謀なプランであると考えましたが……実際に使うことになるとは」
 G M: ともあれ、プランナーの、鍵について知ることはこのぐらいであるね。
 G M: 特になければ、ま、シャルロットさん個人の話になるよっと
 悠 美: わたしは問題ないです
 良 平: こちらもOKで。
 シャル: 知ってる情報は全部ブッパしてきたと・・・責任重大
 シャル: はーい

 G M: 今回の件について、話せることは話した。黒巣到着には、まだ時間がある……君の隣には、まだプランナーが居る。
 G M: プランナー「……あとは、貴女の個人的なお話ぐらいになりますね。“特異点”」
 シャル: 「…私の?それ込でも私に対して貴女が気に掛けるような事は無いと思うけれど・・・」
 G M: プランナー「いえ……思えばこの話、貴女には自覚がないかもしれませんが、貴女の存在によって大きく歪んでしまった部分もありましたので」
 シャル: 「…まあ私が関わった時点でおかしな方向に行くだろうなとは思ってたけど…そんなに?」
 G M: プランナー「“魔鍵”の一点を除けば、貴女一人のせいとは流石に言いませんが、ね」あ、“魔鍵”については、ガチのウルトラCという認識だぜ!(何
 G M: プランナー「これからのお話を。黒巣市はそもそも“フィフスドーン”の存在によって、OVやジャームの集まる街、という形ができていました。これからの出来事により、その存在はどんな形であれ、大きく変わるでしょう」
 シャル: 「まあ、それをこれからどうにかしに行く訳だしね」
 G M: プランナー「結果、黒巣市には貴女を押し留める引力がなくなるものと思われます」
 G M: プランナー「……『特異点』は、この街より弾きだされることになる。それが、誰にとっての迷惑かは判りませんが」
 シャル: 「…まあ、だろうね。実際、この一件が終わったら離れるつもりではあったし」
 G M: プランナー「でしたら、余計なお世話だったかもしれませんね……何にしろ、お気をつけてください。ある意味では、もう恩人ですらあるかもしれない、探偵さん」
 シャル: 「恩人?」
 G M: プランナー「私のプランを外れた存在に対抗できる、私のプランでは手の届かない存在を引き当てたのですから」
 シャル: 「んー…自分で何かしたって自覚があるから釈然としないけど、まあ受け取っておくよ」
 G M: プランナー「釈然としなくとも、同じことを考えて感謝、あるいは憎悪する者は、これからもまた出てきますよ。それが貴女という存在なのですから」




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オープニング3
シーンプレイヤー:シーンプレイヤー:“雷の剣士” 岩瀬 良平

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 良 平: #1d10+34 [登場]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+34 = [7]+34 = 41

 G M: のぞみん「んー、後それほど時間はかかんないんだよ。準備よろ」(>w<
 G M: あ、プランナーはすでに消えている感じで(何
 G M: 理彩「……見えてきたね。って言っても、岩瀬くんたちにはまだちょっと遠いか」
 良 平: 「ん」 もそもそと補給食(ようかん)を鞄から取り出して食いつつ(何
 G M: ようかん(何
 良 平: スポーツとかの栄養補給用のヤツ(何
 G M: 理彩「点いてる明かりがまばらだ。連絡通り、避難活動とか、進んでいってるみたいだ……えーと、ここから直でクロスタワーまで運んでくれるのかい?」
 G M: のぞみん「まー、撃墜されなければ?」(>w<;
 良 平: 「……される当ては……あるよなぁ、やっぱり」 
 G M: 理彩「そっか……あ、僕にも少し分けてくれないかな」ようかんを(何
 良 平: 「ん」追加で取り出して渡す(何
 G M: 理彩「ありがと。……なんていうか、落ち着いているというか、リズムが乱れてないね」
 良 平: 「……空気が読めないとも言われてたけどな。あのクラスに居た時に聞いてたかもしれんけど」
 G M: 理彩「あはは……ま、こういう状況下ではそれも武器だね、落ち着く……うん、甘いものはいいね」ようかんもきゅもきゅ
 G M: 理彩「……何が出てくるものかは分からないけど、やれること、やっていかないとね」手に黒い金属の重さを感じながら……多くの言葉は必要ないと感じたか、口に出したのはそのぐらいにしておいた。
 良 平: 「……甘いもの嫌いじゃないなら、この件が終わったら知ってる店幾つか紹介する。迷惑じゃ無ければだけど」
 良 平: 「……それくらいの時間は、あるだろきっと」
 良 平: 今までの話から、この件が終われば遠からず別れることになるだろうことは、彼も何となく察していた。
 良 平: 「……ま、それもケリが着いてからだな」 そう呟いて、ようかんの最後の一口を飲み込んだ。
 G M: 理彩「そうだね、楽しみにしておくよ――?」目の前を見た理彩は、ふいに正面を凝視した。
 良 平: その様子につられて、同じく正面を見る。
 G M: 理彩「……これって、あれだよね。ってことは――」
 G M: 何も見えない。いや、何かが――?
 G M: 理彩「まずい!ボクたち、もう『視られてる』!」
 G M: ――《異界の万華鏡》。
 良 平: 「……防御は――」 とっさに"力"を解放、盾を形成しようとするが。
 G M: 《万軍撃破》。射程:シーン、範囲:シーンな攻撃が飛んでくる。まぁ――ヘリ撃墜で勘弁してやらあ!(何
 良 平: ぎゃー(何

 G M: 今、ここで公言しておくべきことが二つある。まず、ジャネッタ・マクレーンのシンドロームはノイマン/キュマイラであること。《異界の万華鏡》は彼女の持ち物ではない。
 G M: それと、彼女の衝動が『破壊』であることだ。これは、後々に関わることだ。




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ミドルフェイズ1
シーンプレイヤー:シーンプレイヤー:特になし(全員登場)

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 悠 美: #1d10+38 すたんれーさん・・・!
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+38 = [10]+38 = 48
 シャル: #1d10+43
 ダイス: Charlotte -> 1D10+43 = [7]+43 = 50
 悠 美: だからアルファベットの方が通りがいいんですよ!
 良 平: #1d10+41 [登場]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+41 = [5]+41 = 46

 G M: えー、ヘリは黒巣市内に入ると同時に、あっという間に撃墜されました。
 G M: 君達へのダメージは軽微としますが、のぞみんが焦げてます(何
 良 平: (何
 悠 美: あら・・w
 G M: のぞみん「……にゅー、こりゃ、お空は止めておくべきなんだよ」
 シャル: おおう・・・
 悠 美: 逆さまになった雪だるまから出てきます 「いった〜い・・・いきなりひどいなー」
 G M: 理彩「……幸い、陸路でも何とかなる距離までは近づいたかな。車が通れるかが問題だけど……ええと、ここは、あー」
 シャル: 「これが妨害って奴の一つか…先が思いやられるね」
 シャル: ホコリだらけになった服を払いつつ
 G M: 理彩「あそこに黒高が見える」指差す。黒高が君達の視力でも見えた。
 悠 美: 「なんだか、すっごい久々な気がするね〜・・」
 良 平: こく、と頷き。
 G M: のぞみん「《ヴィークルモーフィング》で……あと一回ぐらいなら何とかなるかな、ってとこなんだよ。流石に長距離を高速出かけたから、色々カツカツだけど」
 G M: 理彩「車だけ用意してもらって、後はボクらで行くのが良いかもね――……あ、また何か飛んでくる。今度は生き物だ」指差した先が、ふと空中に移る。彼女はショットガンを握った。
 良 平: 「……あと、妨害がどれだけあるか。入った途端これだからな」 同じく短刀を取り出し。
 悠 美: 「そうだね、焦げてるし・・・もうひと頑張りだけお願いして・・冷やします〜?」
 G M: 黒高の屋上から飛んできたそれは、人の背に翼を付けたような生物であった。
 シャル: 「・・・翼?」心当たりは結構あるけど、はて・・・

 G M: “ディアボロス”「――ふむ、どうやら真っ先に嗅ぎ付けたのは私一人のようだな」
 悠 美: 「でぃあぽーん!のおじさん!」
 良 平: 「……そういやあの人キュマイラだったな」(何
 悠 美: 両手をぶんぶん振ってお出迎え
 G M: “ディアボロス”「……また貴様か“ゆきうさぎ”。貴様、UGNに鞍替えなど本当にしてないんだろうな?」ぼやきつつ、君達の姿を認めると《破壊の爪》を展開する。
 シャル: 「やる気?」アンチマテリアルライフルを向ける
 悠 美: 「するわけないない。この人は探偵さんで・・こっちはセンパイだから」
 悠 美: 「鞍替えするならパパがお手紙出すよ」
 G M: “ディアボロス”「何にしろ、この街において、この騒ぎの解決に向かおうというのだろう?」
 悠 美: 「うん」
 G M: “ディアボロス”「予め言っておくが、もはやこの街がどうなろうと、私には関係がない。黒巣市のFHには撤退命令が出ているからな。関係はないが、そうだな……」
 悠 美: 「解決かは分からないけど・・・ジャネッタさんは止めに行くよ。頼まれたし、パパも認めてくれたから・・・なぁに?」
 G M: “ディアボロス”「貴様らに一太刀は残しておくことに決めた。悪であることに対するけじめとして、最後までこの街の敵でいようと」
 シャル: 「…そんなケジメしなくていいんだけどなあ…まあ、せめて一太刀って言うなら付き合うけど」アンチマテリアルをしまってボルトアクションライフルに
 G M: “ディアボロス”「今この街で何が起こっているのかは知らんが、一筋縄でいかぬものと思え。全ての者たちが皆、この街の終わりに対して思うことがあり、行いたいこと、行うべきことを行おうとしているのだからな」
 悠 美: 「えー・・・こんな時に・・というかこんな時だからこそ変な方向に律儀しなくていいのに」

 G M: 0時21分。

 G M: 君達は、黒巣市を突破し、クロスタワーに向かわなければならない。“ディアボロス”など、その前哨戦でしかない!
 G M: 理彩「……なら、行こうか」
 良 平: 「……ん、行こう。全部まとめて、決着付けに」 短刀を抜き放つと同時、電光が散った。
 G M: FSに突入します。よろし?
 良 平: OK。
 悠 美: 「今急いでるから・・痛くても、文句言わないでね」
 悠 美: OK!
 シャル: はーい




==============================
FS名:“フィフスドーン”に侵入せよ!
判定:〈白兵〉〈射撃〉〈RC〉 支援判定:【肉体】【社会】 目標値:7 最大達成値:20
必要進行値:15 終了条件:現在未設定(進行度によって変化します)

==============================





 G M: さて、状況を説明します。まず、ハプニングチャートは基本のものを使用します。また、余りにも酷いときは、PCの誰か一人がタイタスの昇華を行うことで打ち消して「こともなし」とできる、不利な状況と見做します。
 悠 美: はい!
 G M: 終了条件は現在設定されていませんが、ラウンドの終了ごとに、例えばこのディアボロスなどの様々な妨害が要因で、PC全員が3d10の固定ダメージを食らうものとします。
 G M: 長居し続けると被害が増す一方でしょう
 良 平: うへえ。
 G M: 現状における基本的なところは、えーと、このぐらいか
 G M: 何か質問はありますかね
 シャル: とりあえずは無いです
 良 平: 無しで。
 悠 美: 今のところは大丈夫です
 G M: OK、では開始しましょう。


==============
ラウンド1
==============





 G M: セットアップからのハプニングチャートお願いします。
 悠 美: 岩瀬センパイ ふぁいと
 G M: あ、ハプニングは123の順で
 良 平: 1D100でしたよね?(久々なので忘れてる
 G M: うん
 良 平: #1d100 [ハプニング]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D100 = [50] = 50
 G M: 膠着した進行。修正は特にない
 G M: な、なんだこの有能な結果は……!?
 良 平: さあ(何

 G M: さて、セットアップがなにかあるか一応確認しましょう。これ以降もないならそう言ってください、次から飛ばします
 悠 美: ありません!
 シャル: ないです
 良 平: 無しで。セットアップEF自体無い。
 悠 美: 《ワーディング》と《リザレクト》以外メジャーしかありません(きり
 G M: いらないな!

 G M: さて、メジャー進行です。待機とかだったらGMの動き待たなくていいので、ぱぱっとやるといいのだ
 悠 美: はーい
 シャル: 了解です
 良 平: んじゃ此方待機。先に後輩にターンを回そう。
 悠 美: 任せてセンパイ!
 シャル: ここはゆきうさぎさんに任せて先に行こう
 悠 美: それはダメ!w 
 悠 美: 本来戦う必要のなさそうなわたしがでぃあぽんさんに一撃 いっきまーす
 悠 美: RCで侵攻判定
 悠 美: 7r10+11 てい
 ダイス: Yumi_U -> 7R10+11 = [6,5,3,4,4,10,10][6,3]<クリティカル>+11 = 27
 悠 美: 雪だるまの手でぱーんち
 悠 美: 最大達成値 ですね
 G M: うい。進行度+3
 G M: サラマンダーエフェクトがディアボロスを貫くが、まだ戦意は失わない。
 悠 美: 「わー・・相手にすると大変だね・・」
 G M: 次どうぞ!
 良 平: 順番的には橘さんか(待機したから
 悠 美: 「まだ立ってる。後お願いしま〜す。なんだか不思議な光景ではあるけど」
 G M: お前がそこにいるのが不思議なんだよ!(何
 悠 美: 勝手に殺された先生が悪い!w
 シャル: ですね・・・やれることの幅的にはこっちが後の方が良かったけどまあしょうがない
 シャル: 《カスタマイズ》+《コンセントレイト:モルフェウス》で。侵蝕率54%で判定
 シャル: #5r8+5 射撃
 ダイス: Charlotte -> 5R8+5 = [6,5,7,1,3]+5 = 12
 悠 美: きっちり2つ!
 シャル: C値7じゃないって悲しい…
 シャル: まあ+2ですね
 G M: うむ、だが、ディアボロスはここまでだ。

 G M: 進行度5
 G M: “ディアボロス”「……ち、やはり何の準備もせずにかかってもこの程度か」シャルロットさんの一撃で、身体が大きく損傷する。
 G M: そりゃそうだ。フィフスドーンによる異変から、まだ4時間そこらしか経っていないのだ。大慌てで君達を嗅ぎ付けただけでも執念だろう。
 シャル: 「悪いね、貴方だけに時間はかけられない」銃口を向けて
 悠 美: 「でぃあぽ・・・ディアボロスさん・・・。もう、十分頑張ったよ!」
 G M: “ディアボロス”「ふん」銃口を見上げながらも、にやりと笑った。
 G M: “ディアボロス”「この地での戦いはこれで終わりだろう。だが、私はまだ死なん!これを生き延び、また再起し、UGNへの刃となるだろう!」
 G M: “ディアボロス”「さぁ引くがいい!さらば、さらばだ黒巣市よ!我が宿敵達よ!もうこの地で会うことは無いだろう!」
 悠 美: 元気そうでほっとしつつ 「うんうん・・・! 今度は一緒に頑張ろうね〜!」
 良 平: 「……できれば此処と言わず二度と会わない事を願う……まあ頑張って」
 シャル: 「…私はまた会いそうだなあ、何か」
 悠 美: ぶんぶん手をふってお見送り
 良 平: 「……んじゃ、行くか」
 G M: シャルロットさんが引き金を引き、それが命中すると、何がしかのエグザイルか何かのエフェクトだろうか、爆発するように消え去る。《瞬間退場》だ。こいつは、ここで死ぬようなタマではない。
 シャル: 「…まあ死なないよねえ。別に殺す気で撃った訳でもないけど」

 G M: 理彩「さて、まずはクロスタワーまでの最短ルートを――……ああ、あーそっか、オルクスが何かやったかな、街が歪んでる。それに……みんな、ついてきて」
 G M: 理彩「――あそこ」彼女は、ある高台を指差す。そこにあった筈のものが――エリュシオンが、見えない
 良 平: 「……黒巣支部が、無い?」
 悠 美: 「あれ・・・アレ?」 何かがないことはきづいてる
 シャル: 「…ある筈のものがない、これが歪んでるって事か」

 G M: *           *           *

 G M: ジャネッタ「来ましたか……マジで来るんですのねー」
 G M: ぼやきながらも、彼女は手を打った。それは、あらかじめ考えておいた策だ。

 G M: もしも自分を害しえる存在が現れたのだとしたら、最初にするべきことは、一つ。
 G M: 彼らとUGNの『隔離』である。

 G M: ジャネッタ・マクレーンは、ウロボロスのエフェクトにより、遺跡から一部の力を操ることに成功している。具体的には……エンジェルハィロゥと、オルクスだ。
 G M: 《失われた隣人》+《拡散する世界》。
 G M: PL達と理彩ちーの姿は、UGNより認識されなくなります。

 G M: *           *           *

 悠 美: 「そっか、UGNの支部がないんだ・・! ほっとしたような残念なような」
 G M: 理彩「流石に、黒巣支部が消し飛んだというのなら、もっと騒ぎになっているだろうけど」
 シャル: 「オルクスの領域で隔離されてる…とかそんな所かな」
 G M: ……判定を《情報:黒巣市》に変更してください。

 G M: では、良平君どうぞ
 悠 美: 「FH大勝利! ってわけじゃないんですね〜 そもそもわたし達ってUGNみたいにまとまってないけど」 何度も目を凝らすもののやっぱりみえない
 良 平: 素で振るしかないか。
 良 平: #2r10+0 [情報:黒巣]
 ダイス: ryouhei-i -> 2R10+0 = [2,9]+0 = 9
 良 平: 最低ラインは超えた。
 G M: おう、1点増えて
 G M: 進行6だ。まだ続くが、このラウンドはここまでだな

 G M: さて、クロスタワーへのルートを探していると、近隣の野良ジャームが襲って来た。
 G M: UGNだのストレンジャーズだのが対処しているが、どうにも、周辺の街やらからも集まってきているようだ。
 G M: 倒すことはできるが消耗はある。3dのダメージを追う。
 悠 美: 個別ですか?
 G M: あ、うん
 悠 美: 3d10 助けて袁ちゃん!
 ダイス: Yumi_U -> 3D10 = [4,3,9] = 16
 悠 美: カイシャクかな
 G M: 平均じゃん!
 シャル: 3d10
 ダイス: Charlotte -> 3D10 = [1,2,3] = 6
 G M: つよい
 良 平: #3d10 [ダメージ]
 ダイス: ryouhei-i -> 3D10 = [10,4,2] = 16
 悠 美: わたしが求めてたのはこういう出目なんです! 袁ちゃん次はがんばってね
 良 平: HP17/33。半分まで減った。
 G M: そうそう出てたまるか!
 悠 美: 18/34 一気にHP半減
 ダイス: Yumi_U -> 18/34 = 0.52
 シャル: 何だかんだで皆低目だなあ
 シャル: 派手に20とか30とか吹っ飛ぶかと思った
 G M: ま、2,3ラウンドやることになるしね。


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ラウンド2
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 G M: ハプニングを振ると良い
 悠 美: 1d100 えい
 ダイス: Yumi_U -> 1D100 = [81] = 81
 G M: 緊張がレネゲイドを活性化。このラウンド中に進行判定を行ったキャラクターは、判定の直後浸食率が1d10増加する
 G M: 地味だね!>w<
 悠 美: ジャネッタさん容赦ない

 G M: 理彩「黒高から商店街へは――……」不意に、黒高を振り返る。
 G M: 理彩「……ま、何があったとしても、春にはもう卒業だったしね。何にしろ、短いのに変わりはなかったんだよね」
 G M: さて、適当に進めちゃってくださいな、っと
 シャル: はーい
 シャル: まあ情報はこっちが何とかするので待機していただければ・・・
 良 平: 悪いが宜しくお願いします……(何
 悠 美: 先生、お願いします・・!
 シャル: では《巨匠の記憶》+《コンセントレイト:モルフェウス》で侵蝕率58%
 シャル: #7r8
 ダイス: Charlotte -> 7R8 = [2,7,4,7,4,1,7] = 7
 シャル: 悲しい…財産点突っ込めないかな
 G M: これは厳しいな
 G M: 進行度7だ
 悠 美: コネも多分無理ですよね これ
 シャル: 無理ですねえ…アトハマカセタ!(
 G M: つぎはえーと、悠美ちゃんな!
 悠 美: 侵蝕率上げがまだかも?
 悠 美: ハプニングの・・
 シャル: あ
 シャル: #1d10
 ダイス: Charlotte -> 1D10 = [6] = 6
 シャル: ダイスが増えたぞ!。64%で
 悠 美: いきまーす コネが使えないとダイス2つ・・
 悠 美: 2r10
 ダイス: Yumi_U -> 2R10 = [1,2] = 2
 悠 美: ・・・w
 悠 美: 1d10
 ダイス: Yumi_U -> 1D10 = [4] = 4
 悠 美: 52になりました
 G M: うおお
 悠 美: どうせならファンブルすればいいのに
 G M: 次、良平君や。ま、上手くいかなくてもダメージが蓄積するだけさ!
 G M: ファンブルすると進行度下がるぞ
 悠 美: 死神岩瀬センパイがきっと〆てくれる
 悠 美: そうでしたっけ・・!? 前言撤回です;
 G M: そんなわけで、判定お願いします
 良 平: まあ振るしかないな。
 良 平: #2r10+0 [情報]
 ダイス: ryouhei-i -> 2R10+0 = [1,7]+0 = 7
 良 平: ギリギリ1点。
 悠 美: おみごと!
 シャル: セフセフ
 G M: 進行度8。うん、1足りんのだ……

 G M: さて、もたもたしていると被害ばかり増えていくぞ。
 G M: 3d10をそれぞれふるがいい
 悠 美: あと岩瀬せんぱい 1d10 浸食増えます;
 G M: ああ、それもあったな
 悠 美: ジャネッタさんの狡猾な罠です さすがジャネッタさん
 良 平: #1d10+46
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+46 = [7]+46 = 53
 良 平: うあー。
 シャル: ツライ
 悠 美: 3d10 ざっきー先生シールド!
 ダイス: Yumi_U -> 3D10 = [1,6,8] = 15
 シャル: #3d10
 ダイス: Charlotte -> 3D10 = [4,1,1] = 6
 シャル: 計12点ダメージ…
 悠 美: 1点防いだ感じ
 良 平: #3d10 [ダメージ]
 ダイス: ryouhei-i -> 3D10 = [3,6,6] = 15
 悠 美: HP:3/34 耐えました!
 良 平: HP2/33。やべえ(何
 G M: 次からリザレクトやな。


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ラウンド3
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 悠 美: しゃるさんがハプニングですね
 G M: ハプニングよろしゅ
 シャル: #1d100
 ダイス: Charlotte -> 1D100 = [65] = 65
 G M: っと
 G M: あるかなきかのチャンス。このラウンド中、最大達成値+10
 G M: ふ、ふふん。最大達成値などそもそも出るものではない!
 シャル: まあさっきまでの凄惨たる出目を考慮すると・・・
 G M: で、どうするけ!
 悠 美: わたしまで回さないでください!(必死
 悠 美: 岩瀬せんぱーい
 良 平: んー。
 悠 美: 30どーんとお願いします
 良 平: ダイス2個でどうせいと(何
 悠 美: じゃあ、やっぱり本職の方にお願いします?
 良 平: ですね。そっちの方がマシだと思う。
 良 平: ってことで待機を。
 G M: おうよー
 悠 美: 助けて!プロフェッショナル!
 シャル: では《巨匠の記憶》+《コンセントレイト:モルフェウス》で68%
 シャル: 8r8
 ダイス: Charlotte -> 8R8 = [5,1,6,6,9,4,3,1][3]<クリティカル> = 13
 シャル: うーん・・・w
 悠 美: わたし達だと成功すら辛いので・・
 悠 美: まぁ、実際失敗したのはわたしだけですけど
 悠 美: 見事+2!
 G M: ほんとに出なかった

 G M: 進行値9
 G M: あ、現進行度は10ね。ともあれ
 G M: 理彩「何かそこそこ迷った感じはするけど、それでも、黒巣市であることに変わりはないね」
 G M: 理彩「あとの直線は……ジャームを気にせず走ったほうが良いかもしれな」
 G M: しゅご、と、君達の足元に向けて、血の弾丸が降ってきた。
 悠 美: えっ
 G M: 後方。雑居ビルの屋上。
 G M: “狩猟者”伊庭 宗一「活きのいいやつが残っているじゃあないか」
 シャル: げえコイツ来るのかw
 良 平: 「…………うわぁ」 よりによって、という顔。
 悠 美: 「あのいかにも・・なおじさん・・だれ・・? なんだか、"いかにも"っていうのは分かるの」
 G M: ああ、血の弾丸は止めよう。その辺の小石にしよう
 G M: つまりは、《斥力の矢》だ。
 G M: 理彩「“狩猟者”……職業暗殺者の類だよ、あらゆる意味で、真正面から戦っていい奴じゃない」
 G M: しかし、伊庭っちのメイン能力は《赫き剣》による白兵であり――つまり、遊んでいる。
 シャル: 「何でこんなとこに・・・ってまあ祭りの匂いを嗅ぎつけたってとこだよね…あー畜生!」
 G M: 伊庭「さて、貴公らが何を考えているかは知らんが、時間がないことは判るぞ?走らなくていいのか?」
 G M: ――判定を《回避》に変更してください。
 悠 美: むーりー;
 G M: まだマシだろ!
 悠 美: それはそうかも・・!

 良 平: 「……そりゃ分かってるけど、どーせ黙って走らせてはくれないんだろ……」
 悠 美: 「よく分からないけど、走ってもいいなら走る!」
 悠 美: わたしですね いきます
 悠 美: 4r10+1 トナカイ走法!
 ダイス: Yumi_U -> 4R10+1 = [4,10,4,2][5]<クリティカル>+1 = 16
 悠 美: ど〜よ!
 G M: 伊庭「いいとも」むしろ《斥力の矢》を君達の足元めがけてどんどん撃ってくるので、走んなきゃ詰む
 G M: やるじゃないか
 G M: 進行度12。おーっと、1足りねぇぞ
 良 平: んじゃこっち行きます……その前に《軽功》でボーナスつきません?
 悠 美: 「伊達にチルドレンしてるわけじゃないんだよね〜 ふふん♪」
 G M: お、良い提案。許す。市街地で射撃に対応するには大分当たりのEFだ。+4を許す。
 良 平: サンクス。では。
 良 平: #5r10+4+4 [回避]
 ダイス: ryouhei-i -> 5R10+4+4 = [4,7,7,10,5][7]<クリティカル>+4+4 = 25
 良 平: カンスト!
 G M: おおー、+3か、進行15、って、あれ?イベント一個素通りしたぞ……?
 悠 美: このラウンドに限ってはカンストじゃないけど・・・かっこいい!
 G M: ともあれ、イベントだ。

 G M: 進行度13

 G M: *           *           *

 G M: 0時58分。

 G M: 黒巣市における海上防衛隊の対レネゲイド最大戦力"八州"。

 G M: 希「あ゛〜、御門ちゃん、今戻ったんだよ。ビールビール、冷えてっかー(>w<」
 G M: 御門「お帰り。でもって散々な目に遭ったからといって不貞腐れるな(==」

 G M: 日暮れより続くUGNの厳戒態勢。それには、当然のように海防も付き合わされていた。
 G M: それと同時に……陸防からの協力要請もだ。今、彼らは双方の事情に片足ずつ踏み込んでいた。

 G M: 御門「……概ね、お前の言った通りの展開になっている」
 G M: 希「あー、そう?もうSNSとかが騒いでるんだよ?『黒巣市の様子がおかしい』とか、そんなスレ立ってるんだよ?」
 G M: 御門「ああ。マスコミが嗅ぎ付けるのも時間の問題だ」

 G M: ……今回の騒ぎの最大の問題は、ジャームの被害よりもそちらである。影響範囲が広域に過ぎるのだ。
 G M: このまま騒ぎを収められなければ、日常に唐突に罅が入る。そんなもの、UGNも防衛隊も望んではいない。

 G M: 希「陸防……っていうか、ストレンジャーズからの要請は?」
 G M: 御門「艦長が対応している……が、こちらも想定通りだ。最悪、"八州"から爆撃をかける。作戦時間の調整だけだろう」
 G M: 希「あーやだやだ、なんだよ……とはいえ、もうこうなると、ストレンジャーズの切り札に賭けるしかない、か」

 G M: そのような結論にこそなったが、やることは多い。どれほどかかろうとも、あと数時間のうちに、黒巣市の運命は決まるのだ。
 G M: 世界の危機のような馬鹿げた規模ではない。多くの住民の避難活動は順調だ……だが、それでも、重いものは重いのだ。

 G M: 御門「ここから先、どうなるやら……全く見えない状況になったな」
 G M: 希「うん。でもね、一つだけ判っていることは……例えどんな結末だろうと、黒巣市とはこれでお別れってこと」

 G M: 中標津 希は黒巣市の方を眺め、帰り際に見た光景を思い出していた。

 G M: 希「……しっかし、あの隊長さん、まだまだ続ける気でいるんだよ?たっふぅー……」

 G M: *           *           *

 G M: 伊庭「ふむ、中々上手く避けるな。では、もう一息」
 G M: 伊庭っちはちょっと本気を出して、攻撃手段をRCによる範囲アタックに切り替えようとした。
 G M: 重力波だか血の弾丸だか――そんなものが降ってくるまえに、状況が変わる。

 G M: “黒く塗れ!”黒崎剛道「おぉぉぉぉぉぉっ!!!」雑居ビルの屋上を飛び移ってきたストレンジャーズ隊長が、アームブレードを振るい、伊庭に斬りかかる。
 G M: 伊庭「む」それが受け止められる。君達への攻撃が中断される。
 G M: 黒崎「ふん!」零距離からのリニアキャノン。伊庭が吹き飛ぶ。ダメージがいかほどかは知らないが、時間が出来た。

 G M: 黒崎「どうやら、街をうろつくジャームの中では、こいつが一番の大物のようだな……てめぇら!一度しか言わんぞ!」道路に降りてきて、君達の方を振り返り、暴力的な隊長は叫ぶ。
 G M: 黒崎「3時45分だ!それまでにケリを付けなければ、爆撃を始めることになった!判ったか!」それが、限界ラインとされたのだろう。
 G M: 理彩「隊長……了解。行こう」
 シャル: 「とうとう明確なタイムリミットが出来ちゃったかあ…そうと決まれば、急がなくちゃね」
 悠 美: 「またとんでもなく怖そうなおじさんが・・・あれが隊長さんかぁ。よかった・・」
 良 平: 「……言われなくたって、やってやるさ」
 悠 美: 「大丈夫だと思ったらどっかーん!よりはずっといいかな〜」
 悠 美: 「・・・っひたかんだ・・」 走りながら手を振ってさようなら!
 G M: 黒崎「奴は我々で引き受けてやる。後は何とかしろ――市街地の爆撃など、二度とやらせるんじゃねぇぞ」
 G M: みれば、副隊長とか彩ちーの姿もある。クロスタワーに向かう、一つの防衛ラインがここに形成されている。
 G M: 伊庭「ふん。端役の務めだな。いいのか?」
 G M: 黒崎「良いも悪いも――貴様は脳を何度潰せば止まる?他にやれる奴がいないだろうが。御託は十分だ、行くぞ!」
 G M: 理彩「隊長もね……多分、誰かを護りたくてやっているだけなんだ」
 悠 美: 「不器用なんだね〜・・」

 G M: クロスタワーが見えてきた。そこで待っていたのは――おや?
 悠 美: 「タワーは消えてないみたい。よかっ・・・た?」 今度は・・!
 G M: 見知らぬ女子高生「来たかターゲット。……おいてめぇら!目標はこいつらだ!以上!これでオレの役目も終わりだな」えー、EXレネゲイドを注入された戦車や戦闘機の類が君達を狙ってます。
 シャル: 「げ、誰だか知らないけど余計な事してくれて…!」
 悠 美: 「軍の人に助けてもらったと思ったら軍のものに襲われるの〜!?」
 G M: 女子高生「あ、オレのことは気にすんなよ。ジャネッタのやろーが弊社の産廃を高値で買い取ったもんだから、こうやって立ち会わなきゃいけなかっただけさ。じゃな」
 G M: さて、本来ここで隠れたりする判定を求めるところですが、進行度が既に15です。
 G M: 即座に、FHの戦闘部隊が助けてくれます
 悠 美: FH万歳!
 シャル: 助かったぁ・・・

 G M: 姫凪「――間に合ったようですね。我々はFHに属してはおりますが、“鎖の夜”を望まぬ者。ここは我々が引き受けましょう」
 悠 美: 「この声は・・・電話の人!」
 良 平: 「…………鎖の夜?」
 G M: 姫凪「気にしないでください。今宵の陰謀が望む惨劇を、ある人がそう呼んだだけですから」
 G M: 姫凪と、彼の率いるチルドレンたちが、兵器群と向き合う。
 G M: 姫凪「神代グループ反会長派の“Kami”シリーズですか……ジャネッタさん、本当に持って来れるもの全部持ってきたと見える。この有様では『神河物語』も――と、失礼。道を拓きます」
 良 平: 「…………分かった。ありがとう、"姫凪さん"」 行こう、と周りに声をかけ。
 悠 美: 07「こんな見かけだけ怖い…おもちゃに、負け、ない。私達は、影・・・た、ちは。」
 悠 美: 「うん、おっけー!」
 シャル: 「じゃ、先を急ごうか!」
 G M: 姫凪「――……お気をつけて」

 G M: 姫凪「声をかけなくて良かったのですか?」
 G M: 男「うーん、かけたかったんだけどね……何しろ、僕も悠美も、ジャネッタさんには世話になりっぱなしだったからね……」
 G M: 姫凪「彼女は、ジャネッタさんに会うことに迷いはないようでしたが」
 G M: 男「会うことにはね。……その後だよ、問題は――いや、うん。酷い父親だって自覚はあるよ、うん」
 G M: 姫凪「……戦も佳境です。お手伝いはして貰いますよ――おや。あれは」

 G M: 遠くで、ミカヅチが鳴った。

 G M: 姫凪「“La Torre”――そうか、“札”も動きますか」




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マスターシーン
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 G M: 0時22分。黒巣市郊外。

 G M: arcanum「結論はでたよ……全く、こんな顛末になるとはね」

 G M: arcanumセル。黒巣市でも古参の蠱毒は、この事態に困惑を隠せないでいた。
 G M: 動き始めるのがここまで遅れたことについては……現状の把握と共に、セルリーダーの迷いがあった。

 G M: FHの中枢から「本日をもって、黒巣市を放棄せよ」という旨の指令は下ったが、真面目にそれを聞き入れようと考えているものは……良いところ4割、実質は多分3割未満だろう。
 G M: こうなったら、彼らとしても話を聞かないものはほったらかして脱出してもいいのだが……少々、他のセルとは事情が違った。

 G M: La Rueda「『フィフスドーン』は万全に稼働しているわ」
 G M: arcanum「……やっぱり、今更無視するわけにはいかないね。こちらの指令が届きそうなのはどれだけいる?」
 G M: La Rueda「いいところ3割。酷いと2割かもしれない」
 G M: arcanum「そうか」

 G M: "arcanum"は思案する――もはや、結論の出ている話を、どのように口にするべきかを思案する。

 G M: arcanum「"La Rueda"。僕はまだ続けるよ。彼女への義理が果たせる程度には、この場に残り続けるよ」
 G M: La Rueda「……それで、その後については?」

 G M: "La Rueda"は、くすりと笑いながら問うた。もとよりここが境界線。ここを超えてしまったら、後には戻れぬ。
 G M: 彼女は、彼を気に入っていた。彼がどんな選択をしようと、ついていくことは決めていた。

 G M: arcanum「その後に、考えるさ」

 G M: "La Rueda"は、くすりと笑った。arcanumセルは今宵、終焉を迎えるが、我々の道はまだ終わらないらしい。

 G M: arcanum「"arcanum"セルの各員に告げろ。『その札の名を護りたければ――この街の秩序を護る方に奔走しろ』、と。何なら、その後の面倒は、僕が見る」

 G M: *           *           *

 G M: 1時16分。

 G M: ジャネッタ「ああ、彼はそのような結論を出したのですわね……ま、最早わたくしには関係の無いこと」

 G M: 遠くでミカヅチが鳴り響いている。鴻央会の彼は、札としての戦を選んだようだ。
 G M: 振動が、その近くで鳴り響いた。あの“戦車”と“恋人”の親子は、どのような結論を出したのだろうか……

 G M: ジャネッタ「“災禍の書”の敵対は……まぁ、当然として。彼、端からこれを防ぎたかっただけですものねー」

 G M: オルクスとエンジェルハィロゥが強化した知覚能力を、UGNの動きに向けた。もはや、この街に彼女の目の届かぬところはない。
 G M: 仔細、問題なし。こちらの想定を離れた行動をする人間は、いない。

 G M: 最早憂いなし。あとは、“魔鍵”の所持者さえ何とかすれば――

 G M: ジャネッタ「――あれ?いない?」

 G M: それは、ほんの少し、目を離しただけであった。
 G M: “雷の剣士” 岩瀬良平。“ゆきうさぎ”内海悠美。“零距離の銃使い“シャルロット・橘・クリスタンヴァル。“サンシーカー”久藤理彩。
 G M: これらの姿が、消えていた。


 G M: 進行度15:君達は「とある幸運」により、ジャネッタの知覚を掻い潜っての、“フィフスドーン”潜入に成功している!
 G M:     判定を【肉体】or〈知覚〉or〈情報:黒巣市〉に変更する。また、終了条件を「このラウンドより3回のクリンナップが終了した時」とし、ラウンド終了時の3dダメージは受けなくなる。得られる進行度に条件はない。

 G M: 今の良平君の行動で、クリンナップに入るので、実質あと2ラウンドである。




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マスターシーン
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 G M: 1時20分。

 G M: 「……ふむ。やはり騒ぎの中心はクロスタワーか……」
 G M:  
 G M: “外套と探検”仙北 亜由――黒巣市に常駐している、数少ないアッシュ派のエージェントは、その日の状況の深くを読み切れていなかった。
 G M: だがしかし、騒ぎが起こるに足る原因がどこかにあることは察することが出来ていた。

 G M: それが、ここだ。

 G M: 古い付き合いのあった天城 美鈴の失踪は話に聞いており……何があったのか、嫌な確信があったりした。
 G M: そして黒巣市のUGNが騒ぎ出したその中で見つけた『それ』は、なるほど、非常に当たり臭かった。


 G M: それが何なのかは判らないが、場所さえ把握すればこちらのもの。
 G M: この身はモルフェウスにしてソラリス。潜入も得手なら、調査も交渉もお手の物。


 G M: 黒巣市は近く水没するが、或はその能力ならば、クロスタワーの内部を水没より守ることとてできるだろう。
 G M: 天城の性格を考えるに、彼女が隠し続けたものと言うのなら……アッシュ様の探し求める“アルティメット・ワン”の可能性も――

 G M: ざしゅりと、頬を斬撃が掠めた。

 G M: 亜由「――……!?」

 G M: 足を止め、数秒の思案と共に、微かに左腕を前に伸ばした。
 G M: ざしゅり。腕に小さな切り傷。

 G M: 亜由「――これは……っ」

 G M: これは――トラップなどではない。人力の……ハヌマーンのエフェクト。
 G M: つまり、自分は既に何者かに見られており、その動きを警告されている。

 G M: ……もう一度だけ、腕を伸ばした。


 G M: ざしゅざしゅざしゅ。容赦をなくした斬撃が飛んでくる直前、クロスタワーより離れるように、飛びのいた。

 G M:         *        *        *

 G M: 「ようやく諦めたか」

 G M: 女の影を、《地獄耳》と《不可視の領域》にて観察していた――つまり、オルクス/ハヌマーン――否、ウロボロスの男は、めんどくさそうにぼやいた。
 G M: 時間を無駄にさせられた。もはや【死人】の身ではあるものの、やれることやるべきことは多い。

 G M: 何しろ、彼の『部下』がめんどくさい仕事を押し付けられているのだ。手伝ってやるのが『上司』というものだ。
 G M: それに……これぐらいのことは、やっておかなければ、美鈴ちんへの義理立てにならない。

 G M: ああ、全く、全く。
 G M: 美鈴ちんも面倒なものを見つけて、面倒な事実に気付いて、面倒な結論に至って、面倒なことをやろうとしたものだ。

 G M: その結末がこの有様というのなら、報われないにもほどがある。

 G M: 全く――

 G M: 天凪 終「まだ湖月がいるからなぁ、そっちのためにも最後まで付き合ってやらなければな」

 G M: ――それで、やらなければならないのが他組織の動きの素通しと、(名目上は)UGNサイドの妨害だというのだから。

 G M: 「さて、かくてこの街は水に沈む、か……いや、そうはならずに終わるかね?何やら、別口で状況が動いているようだ」




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ラウンド4
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 G M: 進行度15:君達は「とある幸運」により、ジャネッタの知覚を掻い潜っての、“フィフスドーン”潜入に成功している!
 G M:     判定を【肉体】or〈知覚〉or〈情報:黒巣市〉に変更する。また、終了条件を「このラウンドより3回のクリンナップが終了した時」とし、ラウンド終了時の3dダメージは受けなくなる。得られる進行度に条件はない。

 G M: つまり、ラウンド5終了タイミングで、このFSは終了となります。
 G M: 進行度は、集めるだけ集めるとクライマックス戦闘が有利になります。4の倍数で集められると美味しいです。

 G M:         *        *        *

 G M: ジャネッタ「――……何があった?明らかにエフェクトによるものですが、マークしていた中にここまでのエフェクトが可能な人物が……?」
 G M: ジャネッタ「……拙い、これは拙い。さっさと見つけなければ深層部まで食い込まれる」

 G M:         *        *        *

 G M: さて、セットアップどうぞ。
 良 平: 無し。
 シャル: ないです
 悠 美: そんな概念はありません!
 G M: はい。

 G M: ああ、ハプニングチャートを忘れてたw
 シャル: ありましたね…4ラウンド目ですし全員一巡してたかな
 悠 美: この情報判定にコネって使えましたっけ・・・ ですね前ラウンドは橘さんだったみたい
 G M: あー
 G M: い い よ <コネ
 悠 美: ありりです!
 G M: えーと、PC1の良平君ダイスお願いします
 良 平: #1d100 [ハプニング]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D100 = [4] = 4
 G M: こともなしだ
 悠 美: 素晴らしい
 G M: ハプニングチャートはとにかく荒れるからなぁ、かなりうまく進んでる感じがするぞ
 シャル: 平穏が一番

 G M: ではま、順番にどうぞ。これ以降要求技能の変更とかは一切ないです
 悠 美: せんぱいふぁいとー
 良 平: 最もダイス数的にマシなのが【肉体】か……。
 良 平: まあ、まずこれで行ってみるか。
 シャル: 私は肉体も知覚も死んでるしひらめいてもなおダイス数はそっちと互角レベルなので頼んだ・・・(
 良 平: #5r10+0 [肉体]
 ダイス: ryouhei-i -> 5R10+0 = [2,10,3,3,5][5]<クリティカル>+0 = 15
 良 平: 2点ゲットか。
 悠 美: さすがの先輩
 G M: おう
 悠 美: 「なんだか急に辺りが静かになった気がする・・・相変わらずミカヅチは鳴り響いてるけど」
 G M: おう、君達はその理由を知っている。
 G M: だが、先ずは判定を行ってくれ。

 悠 美: では、参ります
 シャル: マカセタ!
 悠 美: 要人のコネ使用 情報で!
 悠 美: 5r10 ダイスが1多いだけだけど・・
 ダイス: Yumi_U -> 5R10 = [9,2,5,8,10][8]<クリティカル> = 18
 G M: やるじゃん
 悠 美: ふっふふ〜ん! パパのちから!
 悠 美: 以上!
 シャル: 「…さて、飛んだり跳ねたりは苦手だし、こっちはこっちでやれることをやろうか」
 シャル: という事で《コンセントレイト:モルフェウス》+《巨匠の記憶》で判定やります
 G M: おう
 シャル: 侵蝕率が…72%
 シャル: #8r8
 ダイス: Charlotte -> 8R8 = [1,2,10,9,4,1,1,3][4,8][1]<クリティカル> = 21
 シャル: よしよし・・・
 悠 美: さすがー
 シャル: r8は偶に働かないけど何とかなった(
 G M: 合計7だね。


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ラウンド5
==============





 G M:         *        *        *

 G M: ジャネッタ「――あっ」
 G M: ジャネッタ「あ、あ、あ、ああああああ!そうか、これ、そういうことですの!?」
 G M: ジャネッタ「アレを、アレをどうにかしないと!ジャームを、黒巣市を、そっちに誘導しないと……!」
 G M: ジャネッタ「間に、合え!」

 G M:         *        *        *

 G M: えー、このラウンドの終了時にボーナスタイムが終了、同時にFSもここまでとなります。
 G M: なお、この間のPC側のカメラについては、次に1シーン設けますのでそこで詳しくを語りましょう。

 悠 美: はーい!
 シャル: はい
 良 平: うい。

 G M: セットアップ、ないね!
 シャル: ないよ!
 良 平: 無しで。
 G M: ハプニングよろ!
 悠 美: 1d100 ラストハプニング!
 ダイス: Yumi_U -> 1D100 = [79] = 79
 G M: あらま予想外のピンチ。ダイス−5
 悠 美: ピンチ、発見
 シャル: げぇ・・・
 悠 美: ゴメンナサイ;
 シャル: まあダイスはしょうがない・・・
 悠 美: シャルさんが最後の希望・・
 G M: 誰か一人がタイタスを昇華することで打ち消すこともできますよ(囁
 シャル: どうします?
 悠 美: 4の倍数狙いですし
 悠 美: あと1取れればよさそうではあります
 悠 美: 5は無理だと思うので・・
 シャル: じゃあ切らない方向で行きますか
 悠 美: シャルさんがペナありのまま成功が狙えそうなら
 シャル: んー…3Dで8が1個出れば。行けなくはなさそうですが行けると確約は出来ない微妙な感じ
 悠 美: お願いします・・!
 良 平: お願いします。ダメそうなら考える。
 シャル: じゃあ行きます。《コンセントレイト:モルフェウス》+《巨匠の記憶》で侵蝕率・・・76%
 シャル: #3r8
 ダイス: Charlotte -> 3R8 = [1,4,5] = 5
 シャル: うん!
 悠 美: ぁぅ 博打させてごめんなさいい
 シャル: 何か…これ以上ない位想像通りの結果だった
 G M: おう、それでは進行度はやれん
 シャル: はーい…タイタス切って上げてもいいんだけどそれでなお五分なんだよなあ
 G M: おう、タイタス切るのなら、今からでもハプニングを打ち消すことを許すぞ
 G M: むろんシャルさんは行動済みだが
 シャル: じゃあこっちが切ります。ジャネッタさんに連帯感/■隔意でロイス取ってタイタス昇華
 シャル: 不利な条件を打ち消そう・・・
 G M: OK。ダイスペナは無効だ
 悠 美: 菅原くんにロイスを 連帯感/隔意
 悠 美: そして昇華してダイス+10 くやしいー!
 G M: ふふふ、なんかいい感じにロイスが削れていってるぞ、なんだこれ
 悠 美: 要人のコネ使用 パパ、助けて!
 悠 美: 15r10 やああ
 ダイス: Yumi_U -> 15R10 = [7,2,6,6,10,1,4,1,5,3,4,9,2,7,4][7]<クリティカル> = 17
 G M: うむ、これで進行度9だ。
 G M: 次で良平君が達成値20出せると、もう一段階戦闘を有利に進められるようになるぞ。
 良 平: やる意味はあるか……。
 良 平: OK、途中成長申請。《電光石火》3、《コンセントレイト:HM》3。合計50点消費。
 G M: ぶっw
 G M: お、OKやったれw
 良 平: では[肉体]+《電光石火/コンセントレイト:HM》。58%。
 良 平: #9r7+0
 ダイス: ryouhei-i -> 9R7+0 = [9,7,7,5,7,8,6,5,1][3,2,5,1,1]<クリティカル>+0 = 15
 G M: これはダイス目が悪い……
 良 平: ごめん、届かなかった。
 G M: バックファイアよろ
 良 平: #1d10
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10 = [2] = 2
 悠 美: ダイス目は仕方ないです・・先輩ありがとう
 良 平: そしてギリギリ落ちた(HP2だった)(何
 良 平: #1d10+58 [リザレクト]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+58 = [1]+58 = 59
 良 平: HP1/33の59%。
 G M: うむ。合計進行度11。色々つぎ込んだ結果としては少々悲しみを背負った感じな。では、演出を混ぜ込んでシーンを閉じよう。

 G M:         *        *        *

 G M: ジャネッタ「“フィフスドーン”による領域調整の影響下にあるジャームに次ぐ!近くにいるのから手あたり次第、そいつを狙え――」
 G M: ジャネッタ「クララ・フォン・ブランデンブルクを動かすなぁぁぁぁぁぁ!」

 G M:         *        *        *

 G M: さて、カメラを君達に戻すぞ。
 G M: 《不可視の領域》は解除され、君たちは再びジャネッタに知覚されるところになる!

 G M: 「――む!」

 G M: ウィルヘルム24世「どうやらバレたみたいであるな!援助はここまでである!」

 G M: 本体が緊急事態になったため、ペンギンは《縮地》して飼い主の所に戻りました。そして、進行度11点の分、君達はフィフスドーンに深く切り込んだことになります。




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マスターシーン
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 G M: 2時04分。

 G M: 黒巣市に散らばるUGNエージェント、或はイリーガル。
 G M: そこではその中の一部が、成り行きで集まって、チームになって行動していた。
 G M: 他の人らよりも、少しだけ多くの情報を入手できていた、一つのチームがあった。

 G M: “紫炎の猟犬”風見 高人「ジャームの動きが変わったな」
 G M: “赤髪”クララ・フォン・ブランデンブルク「あら、ウィルが居ないことがバレたみたいね」
 G M: “神の見えざる手”古賀志山 望海「……これから、どうする?」

 G M: “白変種”八戸 湖月「んー、《失われた隣人》によって、あたしらじゃあ彼らの動きが全くわからん状態になっているからねぇ」

 G M: 手出しは出来ないが、ネタは割れていた。オルクス・エフェクトにより、UGNはこの事件の本質にはたどり着けなくなっている。

 G M: 唯一それを回避できたのは、クララ・フォン・ブランデンブルクだけであった。
 G M: そして、それが敵側(それが誰かは知らないが、多分FHとかだろう)に発覚した以上……

 G M: 高人「向こうとしちゃ、もうお嬢を狙うしかないわけか。」
 G M: 望海「……うん。シンプルになった」
 G M: 湖月「もうしばらくいなし続ければ、後は何とかなる、って思うしかないね」


 G M: クララ「ええ。私がここにいることが、向こうとしては痛打なら、そのように」

 G M: ……さて、状況は見えないが、出来ることがあるらしい。ならば、もうひと踏ん張りだ。




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ミドル2
シーンプレイヤー:特になし(全員登場)

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 G M: 浸食率上昇お願いします。
 シャル: #1d10+76
 ダイス: Charlotte -> 1D10+76 = [8]+76 = 84
 悠 美: 1d10+52 助けてかざみー先輩
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+52 = [9]+52 = 61
 良 平: #1d10+59 [登場]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+59 = [9]+59 = 68
 悠 美: ちょっと;
 良 平: 侵食率操作は専門外だ(何

 G M: さて、タイミングとしては、クロスタワーに潜入して、フィフスドーンを降りる最中、つまり、ラウンド4〜5の間って感じだ。
 悠 美: 階段でしたっけ
 シャル: ・・・何か激動の状態の予感が。タイタス2つ切られる位
 G M: ウィル「さて、ここからいつまでバレぬのかは吾輩にも判らん!」君達はクロスタワーに入るところでかのペンギンが待ってた形でした。湖月ちんから話を聞いていたので、比較的ペンギンの方から協力を申し出てスムーズに来ました。
 シャル: 「つまりここからは何時バレてもいいように進んだ方が良いって訳だね」
 悠 美: 「あー・・ひんやり気持ちいい・・」 ウィルにぺたぺた
 良 平: 「ん」 頷く。
 G M: 理彩「方針、確認するよ。バレない内に、適当なタイミングでボクは別行動をとるよ。エンジェルハィロゥのエフェクトだと、多人数で隠れるのには向いてないからね」
 悠 美: 「うん、特にわたし隠れるの苦手だし・・」
 G M: 理彩「ボクはとにかく、フィフスドーンに鍵を突っ込むことだけ考えるから、敵ジャームについてはあるいはそっちで足止めまでしてほしい」
 良 平: 「……俺らは囮も兼ねて真正面からと。分かり易くて良い」
 シャル: 「ん、了解。まあやれるだけやってみるよ」
 悠 美: 「は〜い、センパイ! 別に倒してちゃっても構わないんだよね」
 G M: 理彩「……うん、ここまで来たらそれだけだね。時間もあんまりないし、お互い、気を付けて」
 G M: ウィル「……UGNはこの事件の解決に関して、最早99%役に立たん状態である。ちなみに、1%が吾輩である」
 悠 美: 「コウテイは伊達じゃないんだね」
 シャル: 「じゃ、最後にこれ渡しておこうか」と"鍵"の欠片渡しておこう。実は今まで渡してなかったし(
 良 平: 「…………厳密にはお嬢な気もするけど。まあそういうことで」
 G M: ウィル「だが、誰も彼もがこの街の為に出来ることをやっておる。その全てをお前たちに託す――というのが、クララからの伝言である!」
 G M: ――あ、一応言っておくと、このシーンでは調達も許すw
 シャル: はーい・・・何か欲しいもんあります?
 G M: 生憎と大型擲弾砲は常設装備ではないので、これもまた判定しないと手に入らん(何
 悠 美: 持っても撃てないしそもそも用意できる気がしない・・!w
 良 平: UGN戦闘服くらいかな。こちらはHP底付いてるから応急手当キットでも狙う……(何
 G M: おうけい
 悠 美: 防具・・・でもHPないですしあるだけ無駄かなぁ
 シャル: アルティメイド服とか
 悠 美: アルティメイド服はいいですね!
 シャル: ではちょっと買ってこよう
 悠 美: とてもありがたいです いただければ
 良 平: じゃあ悠美さんにメイド服で、こっちは応急手当てを。
 G M: 判定よろ
 良 平: #3r10+4 [調達]
 ダイス: ryouhei-i -> 3R10+4 = [6,4,9]+4 = 13
 良 平: 取得したので即使う。
 良 平: #2d10+1
 ダイス: ryouhei-i -> 2D10+1 = [2,10]+1 = 13
 悠 美: 同じくキットを
 良 平: 13点まで回復した。
 悠 美: 3r10
 ダイス: Yumi_U -> 3R10 = [9,2,6] = 9
 シャル: ではメイド服ー
 悠 美: 成功!
 シャル: #3r10+2
 ダイス: Charlotte -> 3R10+2 = [9,7,5]+2 = 11
 シャル: 財産点22点で買います
 シャル: 丁度すっからかん!
 悠 美: 購入は20ですよ!
 悠 美: 常備の方が高かったり
 シャル: あ、購入の方が安いか。9点!
 悠 美: 岩瀬センパイにわたしのキットを使用
 悠 美: 2d10
 ダイス: Yumi_U -> 2D10 = [1,1] = 2
 悠 美: あっ
 G M: 不良品わろす
 悠 美: アルティメイドありがとうございます!
 シャル: まあ厄払い出来たと考えましょう
 良 平: HP15点まで回復。まーなんとかする(何
 良 平: ですな。
 悠 美: 「あれ、包帯ってこう巻くんだっけ・・? そんなところ怪我してた?」
 良 平: 「……多分EFの反動……あー、ペンギン。こっちからも一つ伝言良いかい」
 G M: ウィル「うむ?」
 良 平: 「こっちは勝って、"全員で"戻る……だからそっちも気張ってくれ。誰か1人でも欠けるのは無しだ」
 良 平: 「そんだけ」
 G M: ウィル「うむ、承知した!」
 G M: 理彩「全員で。……うん、そうだよね」受け取った鍵の欠片を魔鍵にはめ込んで。
 悠 美: 「さすが先輩! そうだね」
 G M: 理彩「じゃあ、行ってくる」
 良 平: 「ん」 それ以上は言わない。
 シャル: 「行ってらっしゃい」
 良 平: 「無事で」とか「死ぬな」とか、そんなことは重々承知だろうから。
 悠 美: 「またねー!」

 G M: かくて、状況は整う。水没のギリギリに、君達は間に合うこととなった。




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マスターシーン
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 G M: FH日本支部長、アルフレッド・J・コードウェル。
 G M: 彼から直接指令を下されたのは、セルに参加しているうちの二名。つまり、彼女と僕だ。

 G M: 内容は……何とも、無茶と言うか、命の消費が不可欠なものであった。
 G M: しかし、万全を期すためには、不可避の出費でもあった――UGN黒巣支部長代理、天城美鈴の目を盗んだ電撃戦など。

 G M: コードウェル「……以上が、今回の指令だ。これを遂行しない限り、コンフラックス・セルへの今後の支援は打ち切る」
 G M: スタンレー「――……」

 G M: 僕は、唸った。要は、遠回しに「死ね」と言われているようなものであった。
 G M: しかし、ジャネッタ・マクレーンの顔は、涼しげなものであった。

 G M: コードウェル「“朗々たる根本原理”。貴公については、元々が左遷の末の話だ。もはやFHへの居場所はないものと――」
 G M: ジャネッタ「ちーがーいーまーすーわーよーねー?」

 G M: ――むしろ、フランクなものであった。

 G M: コードウェル「――……」
 G M: ジャネッタ「そんな無慈悲な上司みたいなロール要りませんわ。昔のように言えばいいじゃないですの。『命の保証は出来ない、だが、やってくれ』と」
 G M: コードウェル「今回の仕事についてはほぼ確実に――」
 G M: ジャネッタ「『アルフ』?」

 G M: ――恐らく、昔の呼び名なのだろうか。この2人は嘗て、北米で共に戦った仲だと言う話は、聞いたことがある。
 G M: そして、アルフレッド・J・コードウェルは、言葉に詰まっていた。

 G M: ジャネッタ「わたくしはね?信じてますのよ?あなたは15年前と何も変わっていない――今もなお、愚直に、不器用に、ただ人の為を考えて戦い続けていると」
 G M: コードウェル「――……」
 G M: ジャネッタ「その結果、巡り巡って敵だったはずのFHに転がり込んだ私たちですけども……だからこそ、今回の一件が、わたくしを使い潰すに足る大問題だと、信じてますのよ?」
 G M: コードウェル「…………」

 G M: 僕はそのやり取りを見て、肩を竦めた。
 G M: 成功率?失敗時のリスク?そんなものを天秤にかけていた自分が馬鹿馬鹿しい。

 G M: ジャネッタ「ま、いぢめるのはこのぐらいにしておきますわ。わたくしは、あなたの持ち掛けたことを、そのままにやらせてもらいますわ。
 G M:  ――信じてますから……あなたが、『人とOVの共存』を目指し、これからも戦い続けるものと」

 G M: コードウェル「――すまない」

 G M: ああ、何だ。
 G M: 僕は人知れず、小さく笑った。その一言に、アルフレッド・J・コードウェルの全てを垣間見た気分だった。真実など簡単なものなのだろう。

 G M: ジャネッタ「……『スタンレー様』。やれますか?」
 G M: スタンレー「ああ、少し昔に戻った気分ですね。良いでしょう。博士の言葉が本当なら、例え一瞬だろうと、『世界の全てと繋がれる』――きっと僕もまた、願いにたどり着ける」

 G M: 何も、嘆くことなどない。全ては。簡単なことなのだから――

 G M: ジャネッタ「では、行ってきますわ」

 G M:          *         *         *

 G M: 全身が灼けるのを自覚する。天城 美鈴め、とんでもない毒を用意してくれたものだ。
 G M: だが、まだやるべきことは残っている。己の宿願にはあと一歩で届かなかった我が身ではあるが、まだ彼女の目的は潰えていない。

 G M: スタンレー「今、この力を持って、貴女の中のレネゲイドを開放します。貴女の拠り所は、自分自身しかなくなるでしょう」

 G M: 判り切ったことを、口にする。判り切っているのだ。そうなろうとも、構わない――そんな彼女だからこそ、かの博士は選んだのだ。

 G M: スタンレー「僕のレネゲイドを植え付けたジャームなら、《無形の影》を操ることも、できるでしょう。この遺跡は、貴女のものになる」
 G M: ジャネッタ「ええ……わたくしも、意識が飛びそうですわ。お早く」

 G M: 最後の力を、一つの目的に向ける。
 G M: この先のことなど知った事ではないが……彼女なら、うまくやってくれるだろう。己の命と引き換えにしたとしても。

 G M: スタンレー「ありがとう……」

 G M: 思わず、声が出た。あの頃、ただ一人「“プランナー”を超えたい」という願いのみを抱え、燻っていた僕を拾い上げた彼女に。
 G M: 我武者羅に、徹底的に、されど慈悲深く、ただ真実に邁進してくれた彼女に。唯一無二の相棒に――いや。敢えて二人の関係を言葉にするなら……

 G M: スタンレー「ありがとう……本当にありがとう、我が共犯者!僕はあと一歩及ばなかったけど、本当に、本当に楽しかった!」
 G M: ジャネッタ「ええ、こちらこそありがとう、我が共犯者!お互い、望んだ結末とは程遠く終わりそうですけども、本当に楽しかった!」

 G M: 繋げよう、この闘い。例え、彼女が悪鬼に堕ちようとも。




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クライマックスフェイズ

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 G M: 浸食率上昇をお願いします。
 良 平: #1d10+68
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+68 = [8]+68 = 76
 シャル: #1d10+84
 ダイス: Charlotte -> 1D10+84 = [10]+84 = 94
 シャル: うわあああ
 悠 美: #1d10+61 あやなー!
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+61 = [2]+61 = 63
 悠 美: ありがとう!
 良 平: あ。
 G M: む?
 良 平: 「かけがえのない一品」あるんだった。振り直しとく。
 G M: 増えるね><
 良 平: #1d10+68
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+68 = [3]+68 = 71
 G M: そんなことはなかった
 良 平: よし減った(何
 悠 美: その逸品は偽物でしょう!?
 良 平: なんだと(何
 シャル: 一品は上がるものでしょう・・・
 G M: ともあれ。

 G M: 状況を整理しよう。アレコレがあったが、君達は、ジャネッタの予想よりもはるかに早くフィフスドーンの中枢にたどり着きそうだ。
 悠 美: 本当にいろいろな事がありました
 悠 美: 「あとちょっと、もう少し・・!」 
 G M: 君達は、ちょうど1話でFH謹製のガーディアンと立ち回ったあたりでジャネッタと遭遇する。
 悠 美: あら、表に
 良 平: 「……――」 その姿に気づき、動きを止める。
 G M: ジャネッタ「――く。迂闊やらかしましたわね、これ」理彩が居ない――つまり魔鍵がここにないことに気付き、自分が早まったことを察する。
 悠 美: 「たしかこの先にろぼっとがい・・て ジャネッタさん・・!」
 G M: その片腕片足はそこらの石材をあり合わせて義手にしている。
 シャル: 「こっちに来てくれたならまだアッチには気付かれてない、ね」

 G M: 理彩『――届いた』
 G M: 《声なき声》が聞こえてきた。
 悠 美: 「さっすが久藤センパイ・・!」
 G M: 理彩『聞こえてるね。よく聞いて。システムの掌握には時間がかかりそうだけど、悪用を邪魔するぐらいなら出来そうだ。具体的に、出来ることを言うよ』
 良 平: 「ん」 頷く。
 G M: えー、【破壊神顕現】《装甲強化》《ディフレクション》《刹那の勝機》。進行度4につきどれか一つ――つまり、2つの使用を止めることが出来ます。
 G M: なお、説明しながら、【破壊神顕現】は理彩ちーの独断で止めさせますw

 G M: なので、後ろ3つのうちどれか一つを弾いてください。
 良 平: 裏で相談した結果宣言を。《ディフレクション》を弾きます。
 G M: 承知
 G M: ジャネッタ「――っ!」びきっ、と義手に罅が入る。
 G M: 理彩『よし、でもこれは流石にこっちが狙われ』
 G M: フィフスドーンへの干渉はここで一度ストップする。ジャネッタは衝撃波で見えぬ位置にいる理彩を弾き、しかる後のここを『封鎖』する。
 G M: 《怪獣撃+吹き飛ばし》。しかる後に【悪意の伝染】。
 G M: 理彩『――っ!?』《声なき声》は途切れる。彼女は戦線離脱し、戻ってこれない。
 G M: ジャネッタ「……あーもう、無茶苦茶ではありませんの。いえ、元から無茶苦茶でしたけれども」
 良 平: 「……――!」 思わず動揺した顔を見せる。
 シャル: 「大丈夫、弾き飛ばされただけだよ」
 G M: ジャネッタ「他人の心配をしている暇はありませんわよ。彼女はここで戦線離脱。あとは貴方たちを潰した後に、ゆっくりと各個撃破させていただきますわ」
 良 平: 「……ん」 目で橘さんに感謝を伝えて向き直る。
 悠 美: 「潰れる音はしなかった・・よね。でも、ここから向こうを吹っ飛ばしちゃうんだ・・そして、この感じ・・知ってたけど」
 悠 美: 「向こう側の力・・だよね。実際に感じると、ショックかな」
 G M: ジャネッタ「ええ……わたくしはもう、レネゲイドの声に抗うことを辞めていますわ。最早、わたくしが興味を示し、望み、行うことは唯一つ。この街の破壊のみ」
 悠 美: インスピレーション生やしたい 真実なのかすっごい気になる・・!
 G M: 眼はマジだと言っているね。いつもよりも、熱に浮かされている感じだ。理知的な問答は出来ているが、ジャームなのだ。
 悠 美: 「今は・・もう、そうなんだね・・ねぇ、ジャネッタさん。こうなるのは、前のジャネッタさんの望みだったの?」
 G M: ジャネッタ「そうですわねぇ……全部とは言いませんが」
 良 平: 「……その馬鹿でかい力を使ってんなら、この街一つ落とすなんて造作もないだろうに」
 G M: ジャネッタ「多少は、思ってましたわね。いつからか、この街の打倒はわたくしの目標になってましたもの」
 G M: ジャネッタ「ええ、確かにそうですわね、確かにそうなんですけども」
 G M: ジャネッタ「それ、人が死んじゃうじゃないですか。嫌なんですわ、止む無しというのならまだしも、無辜の民を犠牲にしてとか、やりたかないですわ」
 シャル: 「目的の為に手段を選ばない、って訳でもないってことか。時と場合にもよるんだろうけど」
 G M: ジャネッタ「ま、そもそもジャーム化した時には話がこう言う策になってしまってましたし、これを続けるのが一番気分良かった、ってだけの話ですわ。これについては――何にしろ、事ここに来てしまったなら本質は変わらない」
 悠 美: やりたかないの 一言には思わず僅かですが笑みが零れます 「あは、そうだよね。やっぱりジャネッタさんだ」 だった・・だけれど
 良 平: 「…………まー、とりあえず。FHなのに内海みたいなのが慕ってる理由はやっと分かった気がする」
 G M: ジャネッタ「わたくしの主義主張やその変化はどうあれ、わたくしと貴方たち……UGNとの関係は何一つとして変わらない」
 シャル: 「ま、分かった所でお互いやれることを変えられる訳でもないのが悲しいところだね…」
 良 平: 「……ん。まあそういうことで」

 悠 美: UGNじゃないよ 的な壁作り的なジェスチャーを背景で しつつ 自分の攻撃の時にSロイス宣言したいです と予約よろしいかしら
 G M: ジャネッタ「わたくしが良い人かとか悪い人かとかそれ以前の話として――わたくしは『黒巣市の敵』ですから」ジャネッタさんは【破壊神顕現】を再度使用します。
 G M: 市民の避難も大概終わったので、ジャネッタさんは改めて、気兼ねなく黒巣市を破壊します。このクライマックス中にジャネッタさんを殺害すれば中断されます
 悠 美: 殺害 殺害;
 良 平: まあ、ちゃんとケリ付けてあげましょう。ええ。
 G M: ジャネッタ「この街に来たのは社会戦の末の島流しではありましたが……天啓か何かだったのかもしれませんわね。奔放にして野放図な真実を、際限なき異能者の宴を――『日常』という嘘で多い通すこの街こそが、何よりも険しく高く、しかし越えねばならぬわたくしの頂なのだ、と」
 G M: うん。予約は了解。
 G M: ジャネッタ「黒巣市。もはや愛しさすら覚えるわたくしの敵よ。これより、真なる欲望に届かぬ運命に流されたこの身を捧げますわ――この修羅場を超えた暁には、どうか、わたくしと心中なさってくださいな」ジャネッタは構える。
 G M: ラストバトル、と言うには少々味気ないのかもしれない。相手はつい先ほどまでジャームですらなかった一介のOVである。
 G M: けれども彼女は、己に許される策や知恵を駆使しこの場所にたどり着き、君達は他の多くの人々が惑いあるいは戦う合間を縫ってここまでこぎ着けた。

 G M: 故に、これが黒巣市最後の戦いである。少なくとも――この次元においては。


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戦闘開始――ラウンド1
==============





 G M: さぁ、衝動判定だ。いつも通りに、つつがなく行ってくれたまえ
 良 平: あ、Sロイス此方も理彩さんに宣言しときます。
 G M: 承知。彼女の出番はクライマックス戦闘後だ。勝てればね。
 シャル: こっちはシナリオロイスの黒巣市に
 悠 美: 8r10 せい
 ダイス: Yumi_U -> 8R10 = [6,8,1,7,9,1,10,7][6]<クリティカル> = 16
 シャル: #6r10+4+1 意思
 ダイス: Charlotte -> 6R10+4+1 = [5,6,7,8,8,8]+4+1 = 13
 シャル: #2d10+94
 ダイス: Charlotte -> 2D10+94 = [5,5]+94 = 104
 悠 美: やっぱりダイス数って正義だわ
 悠 美: 2d10+63
 ダイス: Yumi_U -> 2D10+63 = [7,8]+63 = 78
 良 平: #4r10+3+1 [意志/思い出の一品]
 ダイス: ryouhei-i -> 4R10+3+1 = [10,4,2,9][8]<クリティカル>+3+1 = 22
 良 平: #2d10+71 [侵食]
 ダイス: ryouhei-i -> 2D10+71 = [1,5]+71 = 77
 良 平: 成功/77%。
 悠 美: 成功の78 ぐーんとあっぷ
 シャル: 成功の104%・・・うーん高い

 G M: セットアップ。ジャネッタさんは《装甲強化》のみをつかう。こいつの装甲は20あるぞ。
 悠 美: かったい
 G M: あ、黒巣市SロイスもOKだ(言い忘れてた
 G M: IV申告お願いします。
 悠 美: 8-3!
 シャル: 8
 良 平: 9です。
 G M: OK。ジャネッタさんは精神型で早いぞ。16だ。あと、位置関係は[ジャネ]==5m==[PC]でおk?
 シャル: はーい
 良 平: あいさ。
 悠 美: バラけても大丈夫・・?
 悠 美: いいや、どうぞ
 G M: 《ファンアウト》でもない限り、現状でーやね
 G M: 一発ぐらい範囲攻撃入れさせろや><
 悠 美: はーいw

 G M: そんなわけでジャネッタさんだ。普段のジャネッタさんのポテンシャルについて語ったことはまだないが、語られていたとしても今回の戦闘に置いては何ら参考にならん。
 G M: なにしろ、美鈴ちんに一度半殺しにされて、遺産の力で持ち直して、そっから支配権を一部奪われた、かなり歪な状況にある。
 G M: マイナーアクションは《破壊の爪+ハンティングスタイル》。攻撃力15になって、これ以上は上がらない。そして接近だ。
 G M: 《コントロールソート+コンバットシステム+コンセントレイト+破壊の獣王》。キュマのアージで、ただの範囲化だ。
 悠 美: それが痛いっていうのは内緒ですよ
 G M: ジャネッタ「――」ぱっと見は何ら変わらない、女の細腕であるが、見るもの全てに『この拳はやばい』と直感させる。そんな腕が、振るわれる。
 G M: #16r7+8
 ダイス: sada_GM -> 16R7+8 = [10,6,6,7,7,1,8,4,3,7,6,6,8,2,6,4][2,7,5,5,5,5][6]<クリティカル>+8 = 34
 良 平: カバー要る方。
 悠 美: 今は大丈夫!
 悠 美: しゃるさんが100超えてましたよね
 シャル: 越えてますね。貰えるなら欲しいです
 悠 美: 6r10+1 素で
 ダイス: Yumi_U -> 6R10+1 = [8,2,1,6,3,2]+1 = 9
 良 平: じゃ、《マグネットフォース》。79%。
 シャル: #4r10 一応回避振るだけ
 ダイス: Charlotte -> 4R10 = [4,7,7,7] = 7
 良 平: 橘さんの前に割って入る。
 G M: OK、ダメージ出す
 G M: 4d10+15
 ダイス: sada_GM -> 4D10+15 = [7,5,2,10]+15 = 39
 G M: 装甲ガード有効39
 良 平: #1d10+79 [リザレクト]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+79 = [3]+79 = 82
 悠 美: 1d10+78 全快だったら生き残りの目はあったのに!
 ダイス: Yumi_U -> 1D10+78 = [9]+78 = 87
 悠 美: えええ・・
 良 平: HP3/33の82%。
 良 平: 振るわれた腕の直撃を受け、血を吐く。
 G M: ジャネッタ「――さて」衝撃で面制圧を行って見せてから、次は君達の晩だとでも言いたげに拳を構える。
 悠 美: 戦闘態勢すらとってなかったところに直撃 壁に叩きつけられて粉雪になりました
 シャル: 庇われて何とか無傷

 G M: さて、PCの手番だよ
 シャル: 良平君からですね
 良 平: へい。では。
 悠 美: 岩瀬センパイ、がつんとどーぞ
 良 平: マイナーは無しで。
 良 平: ◇"烈雷斬" <白兵>+《アームズリンク/コンセントレイト:BD/音速攻撃/雷光撃》+《バリアクラッカー》+《クロックアップ》
 良 平: 侵食率+15で97%、対象はじゃねったさん。ガード不可&装甲無視。
 G M: おう。こいつにリアクションと言う概念はない
 G M: だがちょっと待ってくれよ。
 良 平: へい。
 G M: ジャネッタ「――“雷の剣士” 岩瀬 良平」
 G M: ジャネッタ「わたくしと貴方の間には、さしたる因縁も繋がりもない」
 G M: ジャネッタさんは構えている。つまり、打つ手があるということだ。
 G M: ……《復讐の刃》な。
 良 平: でしょうねえ。
 G M: #12r7+8
 ダイス: sada_GM -> 12R7+8 = [1,7,1,5,9,9,7,8,5,4,7,8][1,9,4,6,3,7,6][3,3]<クリティカル>+8 = 31
 G M: つー訳で打ち合いだ。ダメージどうぞ
 良 平: まった、まだこっち達成値振ってない
 G M: あ、しまったw
 良 平: #16r7+7-1 [達成値]
 ダイス: ryouhei-i -> 16R7+7-1 = [8,1,9,3,1,6,9,7,6,7,1,8,9,9,8,3][2,9,9,2,1,8,4,5,8][6,6,3,10][10][3]<クリティカル>+7-1 = 49
 G M: リアクションしないもんだから慌てて早いタイミングで待ったかけてもーた、済まぬ
 G M: では、改めてダメージをそちらからどうぞ
 良 平: 「……上等」 察したのか。電光を纏う小刀を逆手に持ち、首を狩る勢いで真っ向から叩きつける。
 良 平: #5d10+15+10 [ダメージ]
 ダイス: ryouhei-i -> 5D10+15+10 = [10,4,9,5,4]+15+10 = 57
 良 平: 57点。意味は無いが装甲&ガードは無視だ。
 G M: #4d10+15
 ダイス: sada_GM -> 4D10+15 = [5,8,8,5]+15 = 41
 G M: いや、装甲はばっちりあるから意味はあるよ
 G M: で、こちらは41点返した。
 良 平: そうか(何
 良 平: #1d10+97 [リザレクト]
 ダイス: ryouhei-i -> 1D10+97 = [4]+97 = 101
 良 平: HP4/33の101%。これで《リザレクト》は無しだ。
 G M: うむ。
 良 平: クロスカウンター気味に一撃喰らいながらも、踏みとどまって口の血を拭う。
 良 平: こっちは行動終了。
 シャル: では次はこっちですね
 シャル: マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《コントロールソート:射撃》+《カスタマイズ》+《ゼロ距離射撃》+《クリスタライズ》。侵蝕率116%でオートでアンチマテリアルライフル出して攻撃だ!
 G M: おう、《復讐の刃》を見せられても逃げぬか
 シャル: 殴り合う!更に判定前にDロイス、特異点の効果で達成値に+20!
 シャル: #15r7+5+20
 ダイス: Charlotte -> 15R7+5+20 = [2,9,3,7,10,10,5,1,6,3,3,5,2,3,5][2,6,9,6][8][7][3]<クリティカル>+5+20 = 68
 シャル: 68!
 G M: ふむ
 G M: ジャネッタ「――“零距離の銃使い“シャルロット・橘・クリスタンヴァル」
 G M: ジャネッタ「思えば、事の発端は貴女が繋いでしまったのですわよね。貴女が“オデッセイ”なんて彼女に見せなければ……いえ、それこそが特異点の所以か」
 シャル: #7d10+20+9 ダメージ
 ダイス: Charlotte -> 7D10+20+9 = [7,5,10,4,9,4,6]+20+9 = 74
 シャル: 74のガード装甲値無視
 G M: ジャネッタ「今この場に魔鍵があるのもまた貴女の縁故。わたくしのアキレス腱は、きっと貴女でしたのね」
 G M: 《復讐の刃》。
 G M: #12r7+8
 ダイス: sada_GM -> 12R7+8 = [1,6,6,5,5,5,10,3,8,10,8,4][7,9,4,8][7,8,8][9,10,4][8,1][5]<クリティカル>+8 = 63
 シャル: 「そうかもしれないね。だからこのまま、勝って私達が繕ってきた嘘を、この街の真実にさせてもらう!」
 G M: ジャネッタ「ならばその真実、破壊する!」
 G M: #7d10+15
 ダイス: sada_GM -> 7D10+15 = [1,10,1,4,5,6,9]+15 = 51
 G M: さて、74点か……と言っても、ゆきうさぎが控えている以上なぁ、甘んじて受け入れるしかない
 悠 美: いえいえお構いなく
 G M: こっちからは51だ。
 悠 美: といいますかそんな変わらないですよダメージ
 シャル: ロイスは…ディアボロスさんに感服/■隔意でロイス取って昇華復活
 G M: OK
 シャル: こっちは1シナリオに1回のリソース注ぎ込みまくってこれなんですけどね!(
 シャル: こっちは以上ですね
 悠 美: では・・わたしね! 生きて帰る事を優先します
 悠 美: GMさま、まずは途中成長を 《氷の回廊》を1レベル
 G M: OK
 悠 美: ありがとうございます マイナーで使って5m後方に 演出的には・・さっき吹き飛ばされた粉雪がやっと人型に戻った感じで
 悠 美: 「戦わないとダメなのは、よ〜く分かった!でも、その前にもうちょっとだけ・・・」ジャネッタさんのロイスの好意を表に
 悠 美: 「ありがとう、あのおばさん・・やっつけてくれたんだよね。先生の仇。ジャネッタさんなら絶対勝てるって信じてたよ」にこっと 
 悠 美: おばさん のところでは辺りを見回して亡霊がいないか思わず探しますけど
 悠 美: 成仏してますね。 「うん、これだけはいっておきたかったの!」
 悠 美: 「こうなるのは仕方ないよね〜。ジャネッタさんの今の願いが、パパの、わたしの願いとぶつかったんだもん」
 G M: ジャネッタ「……まぁ、貴女はそういう子ですものねー」
 悠 美: 「あはは、そう? ジャネッタさんはやっぱりいい人だと思ってるよ!わたしは今も」
 悠 美: 「でも、どんなにいい人でも・・・止まってくれないなら、戦って止めるしかないんだよね。」目を伏せて
 悠 美: 「そうするしかないなら、避けられない事・・・楽しむしかない・・よね?」 冷気を強め・・顔の辺りに氷霧を浮かべながら笑みを浮かべます ロイス反転、隔意を表にしてS宣言
 G M: ジャネッタ「貴女が何を言いたいのか、何を思っているのか、何となく判ってはいますわ」
 G M: S宣言了解
 悠 美: 「さっすがジャネッタさん・・!」
 G M: まぁ、来るがいいさ
 悠 美: 〈RC〉+《結合粉砕/焦熱の弾丸/コキュートス/クロスバースト/コンセントレイト:サラマンダー》 いえっさ
 悠 美: 9r7+11+3 僅かな氷霧を覆い隠すように吹雪を巻き起こします
 ダイス: Yumi_U -> 9R7+11+3 = [5,8,8,6,8,3,9,3,8][1,8,8,1,3][8,5][4]<クリティカル>+11+3 = 48
 G M: ジャネッタ「“ゆきうさぎ” 内海 悠美」
 G M: ジャネッタ「一度は避難させたんですもの。二度やってきたのなら容赦はしませんわ……わたくしの衝動は破壊。故に貴女のその幻想を破壊します」
 G M: ジャネッタ「――いいから殺して見せなさい。このわたくしを。でなければ殺しますわ」
 悠 美: 「ころ・・・・!」 笑顔が一瞬引きつり
 G M: 《復讐の刃》。《ワールドデストラクション》にて攻撃の射程を視界に変える。
 G M: 《ワールドデストラクション》はオート故組み合わせではない。《復讐の刃》は判定:〈白兵〉で難易度:対決の白兵攻撃エフェクト故、グレーラインだが今回は乗る、とさせていただきます。
 G M: #12r7+8
 ダイス: sada_GM -> 12R7+8 = [6,3,3,8,4,4,8,9,5,8,2,8][10,8,9,5,1][7,2,6][3]<クリティカル>+8 = 41
 G M: さて、お互いにダメージだ
 悠 美: 5d10+59 どうせなら至近で殴り合えばよかった!
 ダイス: Yumi_U -> 5D10+59 = [2,5,8,9,10]+59 = 93
 悠 美: 93点 装甲無視
 G M: 《刹那の勝機》
 G M: 《ディフレクション》が削られた以上、回避も復活もこれっきりだ。
 G M: その一撃は無効化とさせてもらう
 悠 美: 87+1+15 102
 ダイス: Yumi_U -> 87+1+15 = 103
 G M: ワールドデストラクションのバックファイアで10ダメージ喰らって、それで終わりだ
 悠 美: 103の上 ダメージください
 G M: #5d10+15
 ダイス: sada_GM -> 5D10+15 = [8,9,2,8,4]+15 = 46
 悠 美: 「うう・・・」 もろに一撃をもらって蹲ります

 G M: クリンナップ、あるかい?
 シャル: そんなものはない!
 悠 美: と、空きロイスにスタンレーさんに 誠意/隔意 でロイスを結んで昇華 おきあがります
 G M: 承知
 良 平: 無し。
 悠 美: クリンナップはなし!
 G M: これからもスルーしよう。


==============
ラウンド2
==============





 G M: セットアップ、こちらは《装甲強化》のみ。
 良 平: 無し、で。
 悠 美: そんなものはありません!
 シャル: ない!

 G M: さて、範囲攻撃を見せつけても何か残ってるんだよなこいつら……
 G M: 残っているものは仕方ないので、先ほどと同じように範囲攻撃だ
 G M: 《コントロールソート+コンバットシステム+コンセントレイト+破壊の獣王》
 G M: 至近距離の二人に殴る。
 G M: #16r7+8
 ダイス: sada_GM -> 16R7+8 = [6,5,3,1,3,2,8,8,10,9,7,8,4,4,2,8][5,9,3,6,2,9,1][5,6]<クリティカル>+8 = 34
 良 平: えー。橘さんカバー要ります?
 シャル: お願いしますー
 シャル: #4r10 回避 一応回避
 ダイス: Charlotte -> 4R10 = [9,8,1,2] = 9
 シャル: 無理だな(
 良 平: では《マグネットフォース》。103%。でもって《磁力結界/球電の盾》+《電磁障壁》。110%。
 良 平: っつーことでガード。
 G M: おう
 G M: #4d10+15
 ダイス: sada_GM -> 4D10+15 = [7,5,4,2]+15 = 33
 良 平: #8d10+8+4 [ガード]
 ダイス: ryouhei-i -> 8D10+8+4 = [5,1,10,3,7,6,10,7]+8+4 = 61
 良 平: 止めた!
 良 平: 放たれた拳に刀と電光を叩きつけ、打ち落とす!
 悠 美: すごーい・・
 シャル: 防御力高いなぁ…
 G M: おおう
 良 平: このレベルの防御力は1発きりですけどね。
 G M: ジャネッタ「ああもう、ガタがきてますわねやっぱり」

 G M: ともあれ、君達の番だ。
 良 平: 此方の手番の前に《フルインストール》。115%でダイス+12。
 良 平: で、此方から行きます。
 良 平: マイナー:ジェネシフト2D。
 良 平: #2d10+115
 ダイス: ryouhei-i -> 2D10+115 = [10,8]+115 = 133
 G M: がつっといったぞ。Eロイス4つしかないのに大丈夫か
 良 平: 上がりすぎた……まあ仕方ない。
 良 平: メモリー2つあるから、まあなんとか(何
 良 平: 静かに刀を構える。
 良 平: 「……確かに俺とアンタはさしたる繋がりは無い。けど俺は少しだけアンタに感謝してる」
 良 平: 「最初に此処に来た時……正直どうするべきか見失ってたのを正してくれたのは、アンタの言葉だったからな。忘れてるかもしれんけど」
 G M: ジャネッタ「……」その言葉、黙して聞こう
 良 平: 「……嘘で隠し続けるのが良いのか、真実を明かすべきなのかは。正直俺には分からない」
 良 平: 「それでもこれだけは言える――終わった後は全て水の底とか、最悪の結末を受け入れる気なんて、無い」
 良 平: 「俺ら自身のためにも、先を繋げてくれた人らのためにも。――俺らの街を好きだと言ったあの子のためにも」
 良 平: 改めて、久藤理彩へSロイスを取得。並びにジャネッタ・マクレーンへ■誠意/隔意でロイスを取得。
 良 平: 途中成長申請。《マシラのごとく》3レベル――そして、《神速の鼓動》1レベル!
 良 平: 合計40点消費。
 G M: ひゃっほぉ
 良 平: ■"瞬嵐滅破" <白兵>+《アームズリンク/コンセントレイト:BD/音速攻撃/雷光撃》+《バリアクラッカー》+《マシラのごとく》+《神速の鼓動》
 G M: OK、まずは達成値を出してくれ
 良 平: 侵食率+36で169%、対象はジャネッタ。ガード不可&装甲無視のシーン攻撃。
 良 平: ならびにジャネッタ・マクレーンへのロイスをタイタス昇華でCr-1。
 G M: おう、おう。《刹那の勝機》を半分がた演出のノリで使ってる場合じゃなかったよこんなの
 良 平: #29r6+7-1 [達成値]
 ダイス: ryouhei-i -> 29R6+7-1 = [7,4,9,5,7,7,2,1,3,6,10,7,8,3,7,10,4,7,6,4,6,5,5,3,5,10,2,3,7][10,4,10,3,8,10,3,7,9,2,5,9,1,5,6][4,1,5,4,6,6,6,6][1,3,5,3]<クリティカル>+7-1 = 41
 良 平: 30病じゃないだけマシというべきなのかこれ(何
 シャル: C値下げが生きるのはオルクスが一緒に居る時が多いから…今回は妖精でさあもう1回もないですし
 G M: ジャネッタ「……それでこそ。それでこそですわ」
 G M: ジャネッタ「わたくしの壊したかったものは、わたくしの超えたかったものは、貴方たちのその力、その目、その意志ですもの」
 G M: ジャネッタ「“雷の剣士” 岩瀬 良平。わたくしと貴方の間には、さしたる因縁も繋がりもないけれども」
 G M: ジャネッタ「UGN……いえ、この街のOVとしての貴方がここにいて、居てよかった」
 G M: 《復讐の刃》。
 G M: ジャネッタ「そしてこの一撃、超えられるのならば、尚も良し!」
 G M: #12r7+8
 ダイス: sada_GM -> 12R7+8 = [4,8,8,4,10,1,3,2,10,7,6,4][7,1,9,4,1][8,5][1]<クリティカル>+8 = 39
 良 平: その言葉に一瞬だけ、笑い。
 良 平: 「――嵐は一瞬。立ち塞がるもの全て打ち破り、突き抜け、その先へ――"瞬嵐滅破"」
 良 平: #5d10+62 [ダメージ]
 ダイス: ryouhei-i -> 5D10+62 = [9,1,10,9,8]+62 = 99
 良 平: 99点装甲ガード無視。
 G M: ダメージダイスは走ったな
 良 平: 二撃目はシンプルな横一文字――しかし振り抜かれた瞬間、"嵐"が目の前のジャネッタを含めたすべてを巻き込み、薙ぎ払う。
 G M: #3d10+15
 ダイス: sada_GM -> 3D10+15 = [6,2,5]+15 = 28
 G M: 28点返した。そして、ダメージダイスそのものの数の悲しさ、まだ生きている
 G M: その一撃で、遺跡全体が揺れる。
 G M: だが、崩れぬ。そして、目の前の彼女も……
 良 平: 「……撃ち合いは、アンタの勝ちか……」 膝をつき。
 G M: ジャネッタ「……ありがとう。変な話かもしれませんけど、そう言わせてもらいますわ」
 良 平: 「……でも、"俺たち"はまだ、負けてない、だろ?」 二人に問いかけて少しだけ笑い、倒れる。[戦闘不能]。
 G M: ジャネッタ「まだ、わたくしは倒れませんわ。倒れるわけにはいきませんもの……ね?」悠美ちゃん。君を見るよ。
 悠 美: 「やだ、倒れていいよ・・」 やや狼狽しつつ

 G M: さて、とはいえ、2話の巨像ほどの体力がある訳でもなしだ
 シャル: 「後は任された…じゃあ、ケリをつけよう」
 G M: IV的には悠美ちゃんやで
 悠 美: いえ
 悠 美: わたし5です
 シャル: 元々同値でメイド服着てるからあっちが低いですよ
 G M: あ、まちがったw
 シャル: ああ、だから悠美さんに振ったのか。元FHのよしみか何かと・・・
 シャル: まあケリつけに行きます!
 良 平: 頑張れ!
 悠 美: がんばって
 シャル: マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《コントロールソート:射撃》+《カスタマイズ》+《ゼロ距離射撃》+《クリスタライズ》。侵蝕率128%でオートでボルトアクションライフル出して攻撃だ!
 シャル: あ、マイナーは無しじゃなくてライフルの効果使って達成値+5しておこう
 シャル: #15r7+5+5 iza
 ダイス: Charlotte -> 15R7+5+5 = [10,4,10,2,7,2,1,3,1,2,3,8,10,4,4][9,5,1,1,5][5]<クリティカル>+5+5 = 35
 G M: ジャネッタ「ううん、一手待って貰う訳にはいきませんでしたか」
 シャル: 「悪いね。それに…
 シャル: 本人がやりたくもない幕引きはあまりそっちもさせるには気が引ける思うけど?」
 G M: ジャネッタ「今のわたくしは、むしろそう言うのの方が良いんですわ。だって、ジャームですもの」
 G M: 《復讐の刃》
 G M: #12r7+8
 ダイス: sada_GM -> 12R7+8 = [7,8,8,6,7,8,1,1,9,10,6,5][4,10,10,1,1,1,5][7,5][9][5]<クリティカル>+8 = 53
 シャル: #4d10+8+9
 ダイス: Charlotte -> 4D10+8+9 = [8,1,5,5]+8+9 = 36
 シャル: 36の装甲値無視
 G M: あ、残っちゃった。しかもこれ、ギリギリデストラクションできるぞ……?
 G M: #6d10+15
 ダイス: sada_GM -> 6D10+15 = [1,7,9,10,5,1]+15 = 48
 シャル: んー・・・このままならこのまま落ちておくか…?
 G M: 戦闘終了したら起きていいからw
 シャル: では落ちます
 良 平: 悠美さんなら確実に落とせるとは思う。このメンツで火力最大のはずだし。
 シャル: 「…ま、カッコつけても結果がこれじゃ立つ瀬がないね。悪いけど、後任せた…」
 G M: ジャネッタ「けふっ……ああ、なんて皮肉。最後に超えなきゃいけないのが、これですの?」
 シャル: という訳で戦闘不能。さあ決断の時だ!
 悠 美: 「シャルさん・・・! ジャネッタさんは・・・」
 G M: ジャネッタ「わたくしは、ここに。こうやって立っていますわ」

 悠 美: 「ねぇ・・降伏しよう・・? 疲れたよね?」
 G M: 「疲れましたわね。でも大丈夫、もう少ししたら、嫌ってほど休めますもの……ねぇ。そろそろ3時ですわ」
 悠 美: 「・・・!」
 悠 美: 「おかしいよ。夢見てた初めてって・・・みんなへの仲間入りって。もっと素敵な 素敵な・・事じゃなかったの」
 G M: ジャネッタ「引き返せなくなるまで、あとどのぐらいかしら……ああいえ、貴女こそ、ここで逃げてもいいのですわよ?」
 悠 美: 「楽しい事じゃなかったの・・」
 悠 美: 「出来るわけないじゃない。そんな事! 知ってるくせに ずるいよ」
 G M: ジャネッタ「まだ間に合いますわよ?今からダッシュで駆け上がれば、水没までに間に合いますわ」
 悠 美: 「いや」
 G M: ジャネッタ「……わたくしは、もう戻れませんの。この黒巣市を潰す。ただそのためだけに生きている魔物に過ぎませんわ」
 G M: ジャネッタ「逃げることが出来ないというのなら、ここでわたくしを殺すか、わたくしに殺されるか、二つに一つ。『戻れない』ことこそが、ジャームが人と共存できない最大の理由なれば」
 悠 美: 「・・・・」
 G M: 一歩、二歩、君の方に近づくよ。まるでゾンビか何かのようにふらふらとした足取りでな。
 悠 美: 「あああ・・」
 G M: ジャームの力で弾きだした理彩さんを待っては間に合わないだろう。ジャネッタさんの力なら、この力場をそのぐらい持たせることが出来る。
 G M: 最早、この場を収めることが出来るのは……
 G M: ジャネッタ「さぁ」ゆっくりと、右腕を上げて。
 悠 美: 「・・!!」 〈RC〉+《結合粉砕/焦熱の弾丸/コキュートス/クロスバースト/プラズマカノン/コンセントレイト:サラマンダー》 
 G M: ジャネッタ「撃て――!」
 悠 美: 目を瞑りたかった でも、凍り付いた涙で 目が・・閉じられなかった
 悠 美: 12r7+11+3
 ダイス: Yumi_U -> 12R7+11+3 = [3,6,5,1,8,5,6,1,10,2,4,2][6,5]<クリティカル>+11+3 = 30
 悠 美: 出目!w
 悠 美: やりたくなさがありありと
 シャル: 咄嗟だし目閉じちゃったからしょうがないね…
 G M: 《復讐の刃》。《ワールドデストラクション》
 G M: #12r7+8
 ダイス: sada_GM -> 12R7+8 = [6,2,5,8,8,2,8,1,8,7,4,2][6,7,5,5,5][9][1]<クリティカル>+8 = 39
 悠 美: 4d10+96
 ダイス: Yumi_U -> 4D10+96 = [5,5,3,5]+96 = 114
 悠 美: 体中の熱が奪われる感覚とともに、やけにゆっくりと光球が向かいます
 G M: そんな強烈な一撃要らねーわ!
 G M: #4d10+15
 ダイス: sada_GM -> 4D10+15 = [6,3,6,1]+15 = 31
 悠 美: うさぎはライオンを狩るのにも全力を尽くすってざっきー先生が
 G M: OK、なら、ジャネッタさんの一撃が君に届くのは、それが直撃したのを見届けた後だ。
 G M: ジャネッタ「――ああ。全く」
 G M: ジャネッタ「最後の最後まで人の世話焼いてばっかでしたわねー――」
 G M: 強烈な一撃が君を吹き飛ばし、そして彼女の一撃が君の意識を刈り取り――
 悠 美: 「ジャネッタさ」 意識さようなら

 悠 美: パパとジャネッタさんのロイスは切れない 橘さんのロイスをタイタスに
 G M: OK。実際には「止めを刺す」アクションも必要ではあるが、まぁ、やりたくはあるまい――?
 悠 美: はい;

 G M: 戦闘終了。
 G M: 悠美ちゃんの刈り取られた意識は、近づく足音で自然と戻る。
 G M: 良平君とシャルさんについても、適当なタイミングで起きたことにしていいよっと。
 G M: 理彩「……全部、任せっきりになっちゃったね」
 悠 美: 思いっきり叫びましたから よい目覚ましに・・・目覚めは最悪ですけど
 悠 美: 「ううん・・・」 ジャネッタさんの体ってどうなってるんだろう
 G M: えー、吹っ飛ばした悠美ちゃんの火力次第と言いたいんだが、どうしたい?
 悠 美: 何も残らないか 何故か綺麗か どちらかがいい・・なぁ
 悠 美: 前者かしら
 G M: んじゃまぁ、君のプラズマカノンは黒巣市の地下をある程度抉り……おいこらコキュートス混ざってるじゃねーか
 良 平: 《結合粉砕》あるし某完全消滅呪文みたいなノリで良いんじゃないかな……(何
 G M: さっきの神速の鼓動とあわせて、遺跡そのものにも重い打撃を与えた感じか――
 悠 美: あ、いえ
 悠 美: カノンは単体なので
 G M: ああそっか、収束させた感じか
 悠 美: ですです
 G M: うん、ちょっと考えたが、何も残っていないとしたら、あの人はそういう余計なものをこの場で落とすイメージは無いな。
 悠 美: 了解です
 悠 美: わたしにも正直なかったので すんなりと
 G M: 理彩「全員無事かな。時間が無いところだけど、それだけ確認したくて、慌ててこっちに来たんだけど」
 悠 美: 「うん。ジャネッタさんは・・なくなっちゃったけど。岩瀬センパイも、シャロさんも」
 悠 美: シャル
 良 平: 「………ぅ」 目を覚まし、数秒かけてゆっくり起き上がる。
 G M: 理彩「起きてるのは内海さんだけか……あ、ある意味丁度良かったのかな」
 悠 美: 破壊の中心点に座り込んだまま 先輩からは顔を背けて
 G M: 理彩「……これ。《サイコメトリー》したけど、ジャネッタ・マクレーンの持ち物だった。天城美鈴と戦ってて右腕が吹き飛んだ時に、落ちたみたい」
 G M: 腕時計。壊れている。
 悠 美: 何もなくなったのに、・・感触は残ってて・・ 「ジャネッタさんの・・・?」 袖で涙のあとを拭ってそちらをむいて 受け取ります
 悠 美: 「ありがとう・・・久藤先輩」 いつもとは違う 無理矢理な笑顔で
 G M: 理彩「うん――と、起きたみたいだね。岩瀬くん、無事かい?」
 良 平: 「……なんとか……終わった、のか」
 良 平: 辺りを見渡し、対峙した女性が居なくなったのを確認し。
 G M: 理彩「うん。ジャームの作った力場がなくなったから、ボクも入ってこれた。あとは……この遺跡を処理すれば、終わりだよ」
 シャル: 「…ん、アレ…そうか、終わったんだ」起きて来る
 G M: 理彩「……蛇足だけどさ」
 悠 美: 暫く時計と彼女がいた場所を眺めていましたが、急に振り返って 「うん、もうばっちりと!」
 G M: 理彩「あの人、本当にその気になれば、この街っていうか、この星も壊せたんだよね。っていうか、この遺跡、どうにもそっちのほうがメインの使い方っぽい」
 良 平: 「……本当に、壊せなきゃ死ぬ気で隠すしかなかったんだな」
 G M: 理彩「破壊衝動のジャームに使わせちゃいけない類の機能を持ってたんだけど、あの人はそれを使わなかった……“プランナー”が慌てるのも無理はない、というか。天城 美鈴が水没計画を捨てなかったのも納得できなくはない、というか」
 良 平: 天城さんの行動は間違ってはいなかったのか、とは口には出さず。
 悠 美: 「そんな出鱈目な遺跡だったんだ・・・それを、ジャネッタさんは」
 G M: 理彩「蛇足だったね……とにかく、もうすぐ終わることさ。忘れよう。ボクは忘れた」
 良 平: 「……ま、確かに……じゃ、終わらせて帰ろうぜ」
 シャル: 「そうだね。こんなもの無かった。それでいい」
 悠 美: 「やっぱりすごい人だったんだね〜・・・ オッケー! パパも、みんなも心配してるもんね」 普段より3割増しの明るさで


 G M: 何分、広範囲攻撃も飛び交った場である。痕跡は広く残っていたが……
 G M: その賢者の石だけは、何事もなかったかのような輝きを放っていた。

 G M: 理彩「……この石はこの星の意志の結晶だ。人の力で割れるなら誰も苦労しなかっただろうね……じゃあ、行ってくる」
 G M: 彼女はそばにあった10の鍵穴のうちの1つに、魔鍵を差し込んだ。

 G M:         *        *        *

 G M: いつかの日のことを思いだす。

 G M: ストレンジャーズ黒巣支部、などという大層なものは無かったが。連絡場所になる場所はいくつかあった。
 G M: 例えば、そうな。生物準備室などが、彼と彼女の連絡場所としては一番身近で、簡易的なものだった。

 G M: 石崎「……彼らには『いつも通り』とでも伝えておいてください。結局、やっていることはいつもと変わりません」
 G M: 理彩「そっか」

 G M: 時折、示し合わせられて彼女がやって来た時が、ストレンジャーズの諜報員、石崎 彰也が、黒巣UGNの情報を伝達するとき。
 G M: いつも通り、などと言いつつ、細かい情報は情報媒体に纏められて、彼女に渡された。


 G M: ……いつも通り、などと言いつつ。その日の彼女らには暇があった。
 G M: もとより、口数の多い2人ではなかったが、『そういうとき』はあるものだ。

 G M: 理彩「石崎先生、黒巣(こっち)に来て、結構経ったよね。どう?この街は。多少は好きになれたかな」
 G M: 石崎「ん?……あー」

 G M: 何時もの仏頂面は、変わらなかった。その答えも。

 G M: 石崎「嫌いですよ。ええ、好きになれる筈もない。『事なかれ』を善しとするこの街のUGNも、他人の迷惑を顧みぬFHも嫌いなんですから。
 G M:  ……今日もまた、何も知らぬ人々は、いつ自らに害が及ぶのかすら判らぬままに生きている」
 G M: 理彩「そっか」

 G M: ……どうやら、いつもと少し違うのは、彼女の方なのだろう。口はいつもより、多く動いた。

 G M: 理彩「……それでも、僕はこの街が好きだな。『今まで』はそうだったかもしれないけど、『これから』がどうなのかは判らないし……
 G M:  ……どんな無理難題でも、何だか、何とかなってしまうんじゃないか、って思えてくるから」
 G M: 石崎「――……幻想ですよ、そんなの」

 G M: 石崎 彰也は席を立った。煙草を吸うには喫煙室に向かわなければならない。

 G M: 石崎「……正直者が多いことは、この街の美徳だとは思いますよ」
 G M: 理彩「……ふうん?」


 G M: その時は、それがどういうことなのか……よく判らなかったが――

 G M:         *        *        *

 G M: やっぱり、見つめているだけじゃ駄目だね。
 G M: 理彩「やっぱり、人間は人間さ。どんな無理難題でも、とまではとてもいかない」ぽつりと、そんな独り言を呟いた。

 G M: 『“本隊”と交信を試みますか?』  それが日本語なのは、魔鍵所持者の認識に合わせたからだろうか。どこから響いているのか判らないような無機質な声が聞こえた。

 G M: 理彩「No。一番やっちゃいけないことを最初に聞かないでほしいなぁ」
 G M: 理彩「賢者の石(きみ)を放棄する。……ここでお休み。今は君が起きているべき時じゃない。ゆっくりと眠るんだ」

 G M: 賢者の石が、少しずつ輝きを失っていく。その簡単な命令で、この遺跡はその機能を停止していく。
 G M: 理彩「……まぁ、完全に動きを止めるにはちょっと時間がかかるかもしれないけど、これで終わりだよ」
 G M: 理彩「……ボクの仕事もね」
 悠 美: 「もう、ただの水晶にしか見えないね・・これはこれで綺麗だけど」
 良 平: 「……お疲れ」
 悠 美: 「お疲れさまー!」
 シャル: 「ん、お疲れ」
 良 平: 「……帰るか……爆撃止めてもらわんとならんし」
 G M: 理彩は――魔街の住民の少女は、己が街に由来する魔鍵をそこに置いて、君達の元に戻ってくる。
 G M: 理彩「……これからきっと、ボクは魔街に帰ることになるんだろうけどさ。一つだけ決めたことがある」
 G M: 理彩「この街には、また来るから」
 良 平: 「……そうか」 こく、と頷く。
 G M: 理彩「じゃあ、行こうか。電波が戻ったら急いで連絡するよ」
 良 平: 「……んじゃ、いつでも迎えられるようにしとかないとな……行くか」
 G M: 理彩「うん――」一度だけ、振り返った。
 G M: 理彩「だから、ゆっくりお休み……じゃあね、ボクが幻想した黒巣市(まち)」



 G M: 夜明けが、近い。




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マスターシーン
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 G M: その内容は……想定よりもずっと綺麗に纏まってしまっていたが、想定の範囲の代物であった。

 G M: “本質の管理人”水沢 藍「――以上が、黒巣市の事件の顛末となります……」
 G M: コードウェル「……そうか」

 G M: 故に、最初に出た言葉は、そのようなものであった。

 G M: コードウェル「“残酷な……いや。“朗々たる根本原理”は、見事にその役割を務めてくれた、ということになるな」
 G M: 藍「……はい……」


 G M: “フィフスドーン”を停止させるについて、その人選はかなりの難題であった。
 G M: あれは、切るべきコードを誤れば爆発する爆弾のようなものである。必要なのは、暴走に呑まれぬ冷静さであり……
 G M: しかし、その完遂に適するのは【破壊】の衝動をもつ者であった。生半可な処置では、完全なる沈黙など望めなかった故に。

 G M: だからこその……【破壊】の衝動を持ち、且つ彼の望みを――ジャーム化してすらも!――真摯に受け止めてくれるだろう、彼女しかいなかったのだ。
 G M: ……その賭けは、成功だった。


 G M: コードウェル「……」
 G M: 藍「……」

 G M: 2人の間に暫し訪れた沈黙は、黙祷の意であろう。知らぬ仲ではなかった故に。
 G M: 15年前、北米のUGNで肩を並べた博士としても。つい先日まで、彼女の元で戦っていた少女としても。

 G M: コードウェル「……この研究が失敗に終わった以上、“ドラゴンの迷路”の踏破は断念した。だが、私の望みが経たれたわけではない」

 G M: 紡がれる言葉は、この場に彼女しか居ないが故に。“マスターレイス”の数だけ、彼の望みを繋ぐ手段があるが故に。
 G M: “マスターレイス”の名を持たない、だが彼らと同等の期待をかけていた彼女らの為に、彼女に投げかけた。

 G M: コードウェル「黒巣市に今まで投入を余儀なくされていた戦力は、纏めて各地の戦場に再配置する。これより先、私の采配でかの地に戦力を送り込むことは無い。
 G M:  ……今回の一件によって、黒巣市への無用且つ過剰な戦力投入を強要されることは、なくなった」
 G M: 藍「はい」

 G M: コードウェル「必要なのは統制だ。それも、現社会への配慮といった、『温さ』を捨てた、戦う意志だ」
 G M: 藍「……はい」

 G M: コードウェル「……これからは、更に忙しくなる。そして、君の役割は、とても軽いものになるだろう……ついてきてくれるか?」
 G M: 藍「……判っています……10年前、道を知らぬ私に、『誰かのための盾であれ』と、言ってくれた貴方のために。私は、盾になり続けます」

 G M: ありがとう。男はその言葉を、飲みこんだ。

 G M: コードウェル「……では、戦いを継続する。世界の可能性の蓋となっているUGNを、駆逐する」




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バックトラック
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 G M: さて、Eロイスは【在り得ざる存在:《無形の影》】と【悪意の伝染】と【破壊神顕現】と【破壊神顕現】です。
 悠 美: いただきます! むしろ主食です
 悠 美: 122-4d10
 ダイス: Yumi_U -> 122-4D10 = 122-[9,8,7,2] = 96
 悠 美: ふぅ
 シャル: 貰います
 シャル: 128-4d10
 ダイス: Charlotte -> 128-4D10 = 128-[2,5,2,1] = 118
 シャル: 全然減らない!
 良 平: 使います。
 良 平: #4d10-169
 ダイス: ryouhei-i -> 4D10-169 = [3,1,4,2]-169 = -159
 良 平: メモリー2つ使用して139%。
 シャル: こちらも1つ使って108%
 G M: うぉぉい、良平君大丈夫か
 良 平: で、D1/ロイス4/タイタス1/空き1か。"黒巣市"に■誠意でロイス取得で5個。
 良 平: 2倍で10個振る。
 良 平: #10d10-139
 ダイス: ryouhei-i -> 10D10-139 = [4,6,6,9,3,4,7,2,3,5]-139 = -90
 良 平: うし、90%で帰還。
 悠 美: D:1 S:1 パパ:1 T:4
 シャル: こちらはD1/ロイス4/タイタス2で通常振りで通常振り
 シャル: #4d10-108
 ダイス: Charlotte -> 4D10-108 = [5,5,3,7]-108 = -88
 シャル: 無事生還
 G M: OK
 悠 美: 97-2d10 通常で参ります 帰還は確定ですけれど
 ダイス: Yumi_U -> 97-2D10 = 97-[7,8] = 82
 G M: エンディングは321の順で。夕飯とか大丈夫でしょうか
 良 平: 調整利くので大丈夫です。
 悠 美: 呼び戻す声が強かった わたしはまだ大丈夫だと思います
 シャル: こっちはまだ先ですね
 G M: んじゃあ、行きますか。




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マスターシーン
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 G M: アッシュ『結論から言うが、貴様の異動は一月早まった。構わないな?“白蘭の騎士”』
 G M: クリフ「ああ、やっぱりそうなるね……正直言うと、実りの無い作業にうんざりしていたところだったよ」

 G M: UGN、改革派。その本部での筆頭とされる男、アッシュ・レドリックと、黒巣における尖兵、クリフ・M・カークランド。
 G M: 彼らの、この黒巣市における立場を述べるなら、率直に言って「負け組」も良いところであった。

 G M: クリフ支部長補佐がその電話を受け取っていたのは、人のいなくなった資料室。
 G M: ……この街が打ち倒してきたFHの陰謀の数を考えるに、膨大な資料があった筈だった。
 G M: ――それらが、全て過去のものなのは、想像に難くなかった。

 G M: “求め歩む者”がいつも用いていたPCには何のデータも入っていなかった。データ業務そのものがダミーだった。
 G M: “サポートデバイス”が遊んでいたフロッピーディスクは、合計枚数が幾らか足りない。最早完成しないパズルなのだろう。
 G M: “天翔ける龍”のコレクションに至っては、あからさまに歯抜けだ。法則性はついぞ判らなかったが、主要データが紛れていたのだろう。

 G M: 天城 美鈴支部長代理が居なくなり、しめやかに大がかりな引継ぎが行われようとする最中、その資料室は、価値を完全に失っていた。
 G M: UGN全体で活用すべきデータは隠されず、改革派に知らせるべきでないデータは恐らく穏健派の元に。それ以上の機密は各々のエージェントの懐だ。
 G M: もはやこの支部に、改革派(われわれ)の欲するものは残っていない。

 G M: 加えて言えば、かの事件の後の黒巣市の情勢も、速やかな異動を促すには十分だった。
 G M: あれほど多かったR事件は、普通の街以下のものとなっていた。理由は、何となく判った。
 G M: FHの働きもあるが……元々、レネゲイド適性のある人材は、絞りに絞り尽されていたのだろう。今のこの街は、出がらしも同然だ。

 G M: エリュシオンは、UGNとは関係の無い民間の企業に引き取られる算段が付いている。
 G M: 有能だが癖の強いエージェントやチルドレンも、状況が整い次第、別の支部への移転が決まっている。
 G M: この街のイリーガルについても……引っ越しと、仕事の斡旋の打診は、これからも進められるだろう。


 G M: クリフ「私たちのやるべきことは終わった……ということだよね。極めて不完全燃焼な形で」
 G M: アッシュ『貴様の無能と罵りたいところだが……流石に、そこまで厚顔ではない』
 G M: クリフ「弟子の背信行為に対する無念と失望、お察しするよ……じゃあ、やっとロスに帰れるということか……準備を早めるよ」


 G M: ひとしきりの連絡が終わり、クリフは、人のいなくなった資料室で、その黒幕の思惑に想いをはせた。

 G M: クリフ「(ミスズくん……君はどうやら、無念のうちに倒れたようだけど……本当に願っていたものは、何だったんだい?)」

 G M: クリフは、彼女を善性の人間であると今なお信じているが……そんな彼女が、何にここまで思い詰めたのか……
 G M: ――……どうあっても、答えの出る筈の無い、問いを……今、この場所においてだけは、ずっと考え続けていた。




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エンディング1
シーンプレイヤー:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル

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 G M: えー、君が帰ってきたとにには事務所はあの闘いの余波でぶっ壊れていた。
 G M: その上で、何か元々の土地の権利者がアレコレ拙いことをやらかしてたとか何とかで、あれやこれやのうちに借り続けるわけにはいかなくなっていた。
 G M: 君は、特異点らしく、即急に、あの街を去らなければならなくなっていた――それから、数ヶ月。

 G M: 睦実「――あら?」探偵仲間と、偶然遭遇した。
 シャル: 「――あ、久しぶり」グラサンかけて新聞紙読んでるフリしてた
 G M: ふりかw
 G M: 睦実「久しぶりじゃない。黒巣市に居たんじゃないの?仕事?」まぁ、多分街角のベンチとかそんな感じで。
 シャル: 「んー、まあ色々あってね。事務所使えなくなっちゃったから。引っ越した」グラサン外しつつ
 G M: 睦実「あら、そうだったの?まぁ、こっちも似たようなものだけどね」
 シャル: 「んでまあ、今は通常業務ってとこかな。流石にあの街に居た時程周りで騒ぎは起きないし…」
 G M: 睦実「そりゃそーね……黒巣市、随分変わってきてるって聞いてるわ。エリュシオンも人が減っているっていうし、エージェントも、立場の身軽な人から順に別の支部に移ってるってさ」
 シャル: 「へー…ま、今にして思えば一つの街に置いとくには過剰処の騒ぎじゃなかったしねぇ」
 G M: 睦実「まー、私には関係の無いところだけどね。探偵は……畳めなくなったけど、この辺りの街でもう少し大人しくやっていくことにしてるの」
 シャル: 「成程ね。ま、その辺はこっちも大差ないかな。今はしがない浮気調査員だし…」
 G M: 睦実「……あんたの場合、そのうち何かまたおっきなことに巻き込まれそうな気もするけどね、そのうち――元々の目的、別に諦めたってわけじゃないんでしょ?」
 シャル: 「…まあ、ね。決着は、何時か付けないといけないから」
 G M: 睦実「……よね。あ、そろそろ行かないと」
 G M: 彼女は向こうで、誰かが手を振っているのに気づいた。
 シャル: 「ん、じゃあまた」
 G M: 睦実「うん。ウチの所長、っていうか、姉さんが呼んでるから」
 G M: ――彼女の姉は、黒巣市の医療施設でずっと眠っていると聞いていたが……
 シャル: 「…そっか、ちゃんと起きれたんだ。お姉さん」
 G M: 睦実「色々あってね。やっぱ、時間が経てば色んな状況が変わるものよね……」
 G M: 睦実「これでも感謝しているのよ。ジャネッタさんにはね」
 G M: 風の中に呟きを残して、彼女は立ち去る。
 シャル: 「…まあ、そうだよね。アレ見せた人、殆ど居ないし」
 G M: 明かされた種ももはや過去のもの。
 G M: これからの彼女らの路がまた交わるかもわからない。人生などそんなもの。
 シャル: 「…これで私も追ってたアイツと同類かな。分かってはいたけど…やっぱりキツイなぁ…」
 G M: ――沙原 睦実本人に、そういった意図があったのかどうかはともかく、因果は巡る。
 G M: 例えば人を殺すということは、それはそれはとても大きなことであり――




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エンディング2
シーンプレイヤー:“ゆきうさぎ” 内海 悠美

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 G M: さて、君達もまた、黒巣市を離れることになった連中の一人だ。
 G M: 黒巣市では、FHの支援を受けられない。故に君達一家も引っ越しと相成った。
 G M: そして暫く後。数は少ないとはいえ、因果は交差した。割合と穏やかな形で。

 G M: 千歳「あれ、お久しぶり」かつて、コンフラックス・セルで部下Dと呼ばれていた少女がいた。
 G M: 君は、とある任務で、たまたま彼女と一緒になった。
 悠 美: 「あ・・・! 久しぶりだね〜・・」
 悠 美: 本名の方はしってていいのです?
 G M: うん。久本千歳。元3−A。
 悠 美: はい〜 「そう、久本先輩!」 指を立てて ちゃんと覚えてるあぴーる
 G M: 千歳「うん。今は巡り巡って、こっちのセルにお世話になっているのだよ、悠美くん」
 悠 美: 彼女を手にかけたものとしては 謝る気はないにしても後ろめたくはある・・!
 G M: まー、彼女の方もある程度その辺りの気持ちも察しちゃいるんだろうが、自然体を装っている。
 G M: あー、ちなみに、悠美ちゃんの一家の環境がどう変わったかとかあんまり考えてない><;
 悠 美: 「元気そうで・・・あと、まだ成長期ってあるんだね〜・・」
 悠 美: 仕事の増減はあるでしょうけど
 G M: 千歳「成長期?」
 悠 美: パパには洗いざらい吐いて泣いて抱きしめてもらってから 表面上は変わらないはず!
 G M: おう
 悠 美: 「ううん、なんでもない!」 外見上変わらない自分と比べるのをやめよう!
 G M: 千歳「……ま、見た感じそっちも、変わってるようであんまり変わってない、って感じだね、環境。ま、引っ越ししたら状況が激変するってことでもなかったか」
 G M: まー、元々ギルドメンバーなあの姉弟とかの行方は良く知らないが、たまの交流はある感じで。あやなは多分、根無し草に戻った結果君らに引っ付いている気がする。
 悠 美: 「そうだね〜。 前より変な人は増えたけど、小粒だし・・ パパだけじゃなくて、友達も一緒だし。たまにしか会えない人も多いけど」
 G M: 千歳「小粒ってw  まぁ、何にしろ、変わってないようでよかった。表向きだけだったとしてもね」
 G M: 千歳「……変わらないのは私も同じか。戦い続けるよ。私も」
 悠 美: 「うん・・・そうだね。まだ、できるだけ。わたしは大丈夫だから。」
 悠 美: 「戦えるうちは・・ね。お互いがんばろ まずはお仕事だけど」
 G M: 千歳「うん……そろそろ任務の時間だね。じゃあ、行こうか」

 悠 美: こくりと頷いて ポケットに手を入れて 力を籠める その手の中に握られたのは、動かない時計
 G M: かつての因果因縁を押し殺し、少女たちは夜を駆ける。
 G M: 変わりゆく世界に、何かの望みを握りしめて。




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エンディング3
シーンプレイヤー:“雷の剣士” 岩瀬 良平

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 G M: さて。君のエンディングだけは、時期を具体的に述べるよ。

 G M: 3月だ。
 G M: 君は高校三年生である。故に、この時期が来たら迎えるものなど、一つしかない。
 G M: 卒業式である。

 G M: 云々かんぬん、先生だの級友だのと、あれやこれやもあって。それらが落ち着いて。
 G M: 理彩「やあ」卒業証書を一緒に携えた彼女が、一息ついて一人になった君の所にやってくる辺りから、このシーンを始めたい。

 G M: 理彩「昨日は部屋の片づけだったよ。これで黒巣市でやることは完全に終了だよ」……彼女の異動については、卒業式まで待ってくれたそうだ。
 良 平: 「ん」 軽く卒業証書を持った手を上げて挨拶。
 G M: 尚、これについてはUGNの方も同様だ。元々3年だったチルドレンたちもまた、今日を最後に色々な支部に発っていく者が多い。
 G M: ……あれ以来、レネゲイド事件はほとんど起こらなくなったのだから。これでもどの組織も温情のある方である。
 G M: 理彩「何というか、終わってみると本当にあっという間だったって感じだったなぁ」
 良 平: 「……改めて思うと、良くまあ生きて卒業できたな、とも思う」
 G M: 理彩「うわ、それは間違いない」ちょっと噴き出した
 良 平: 「……こういうのもなんだけど、あの日以来、退屈しなかったといえば嘘になる」
 G M: 理彩「ああ、うん……正直言うと、静かになっていく街を見るのは、ちょっと寂しいとも思っちゃってたんだよね」
 良 平: 「……でも今はなんだかんだで、いつも通り馬鹿やったり遊んだりがやっぱ一番だな、って」
 G M: 理彩「そっか。ま、それはそうだよね」
 G M: 理彩「……一年足らずにこれだからね。これから、黒巣市のUGNも名実ともに更にばらされて行くだろうし、戦うのに積極的な人は別の街に移っているとも聞いている」
 G M: 理彩「そして、君みたいに思う人の多くは、この街に残るって話だね」
 良 平: 「ま、その残るヤツらはあんな感じだし。本気で退屈することはなさそうだな」 頷きつつ、最後までいつも通りに馬鹿騒ぎをやってるクラスメイトを見つつ。
 G M: 理彩「はは、そうだね。レネゲイドがどーのがなくても、別に何もないわけじゃない」
 良 平: 「……久藤は、元の街に一旦戻るんだったっけ」
 G M: 理彩「うん……魔街は今、FHの力が強くなって、以前よりも抗争が激化している。治安を守る戦力は足りていない……長い戦いになると思う」
 G M: 理彩「ええと、何だっけ、一度顔を出した、魔街の王。アレが何考えているかとか、全くわかったもんじゃないし」
 良 平: 「……あー……」 あの人か、と。
 G M: 理彩「正直、これ以上何が飛び出すかはまだ判らないけど」
 G M: 理彩「……いつか、また来るから」
 良 平: 「ん」 頷いて一度後ろを向き。
 良 平: 「……個人的には、これからも一緒に居られたら。とか柄でもない事思ったけどな」 さらっと。
 G M: 理彩「ボクもさ……いっそ、こっちに来てくれたらな、とか、ちょっと思ったことはあるね」
 良 平: 「……ただまあ、今はそれはOKとしないんじゃないかね、と。お互いに」
 G M: 理彩「……流石にね。魔街に来るってことは全てを捨てることだから。今頷かれて手放しで喜べるほど、君は身の回りの軽い人間じゃないし」
 良 平: 「……そういうこと」
 G M: 理彩「だから。あの街にケリを付けた時に、ボクの方から、行くから」
 良 平: 「……待っとくよ。適度に馬鹿やりながら」 もう一度振り向いて、彼には珍しい、はっきりとした笑顔を浮かべた。
 G M: 理彩「――……」ちょっとだけ、(失礼ながら)驚いた顔で君の顔を眺めて。
 G M: 理彩「――うん。待ってて」彼女も、笑顔で頷いた。

 G M: 『良くまあ生きて卒業できたな』と彼は言った。かつての黒巣市はそんな修羅場であった。けれども彼らは生き抜いた。
 G M: であれば、自分がかの地でそれが出来るのだろうか、などと何故不安に思うことがある。
 G M: 久藤 理彩は歩き続ける。どこかで彼と繋がっている、この大地の先で。無限の夕暮れと、夜明けの中で。









ダブルクロス The 3rd Edition / Worldwake
キャンペーン『第五の夜明け−Fifth Dawn−』
第三話『太陽を破壊するもの −Suncrusher−』
                    ――End.






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サプリメント
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 【ステージ:夜明けの黒巣市】
 
                             「こうしてみると、『何か』が色々あるように見えて、案外その『何か』が浮かばない街だよね、ここ」
                                                   ――片岡 紗枝



  ステージ概要:
  キャンペーン「フィフスドーン」が完遂されたのちの黒巣市――その3年後。
  レネゲイドによる災害、人災の規模はかつての街より――というより、他の都市と比べてもはるかに縮小しております。
  UGNの規模もそれに合わせて縮小しており、駐在するエージェントも数えるほどです。

  かつてこの街で活動していたイリーガルについても、UGNは積極的に他の都市への移動を勧めている状態です。
  それでもこの街で暮らすOVの数は多いですが……多くは、その能力を落としています。レネゲイドが励起し辛い環境となっているのです。
  これは、『今までが活動的過ぎた反動である』と、多くの研究機関は判断しています。

  多くのレネゲイド組織が、この街を『既に役目を終えた街』と判断しており、手を引いている状態です。
  かと言ってかつての名声と言うか悪名があるため、考えなしに干渉を駆ける輩も多くはありません。
  野良ジャームやらの問題も少なく、本当にただの地方のベッドタウンとなっている有様です。

  けれど、この街に住むOV達の想いは、誰も彼もそう変わることは無いでしょう。
  ――もし、再びこの街を害するジャームが現れた時は、再び戦う覚悟である、と。

  ステージルール:
  ・基本的には基本ステージと変わりません。3年の月日では情勢は変わりませんでした。
  ・この黒巣市には現在、経験点200以上のPCは存在しません。
   強力なOVすべてが他に移り住んだか、平穏な暮らしの中で戦闘の力を急速に失っています。
  ・PC達は基本、この街で平穏に暮らすイリーガルエージェントとなります。
   それを脅かすFHや野良ジャームも、強大なものではありません、が……彼らを侮り、捨て置くOVは、この街には居ません。




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ボーナストラック
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 G M: 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
 G M: 世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
 G M: ――だが、世界はすでに変貌していた――


 G M: 石崎先生「っと、今日はここまでですね。課題については来週の水曜まででお願いします、ということで」
 G M: クロスタワーが強盗に占拠された、とかそんな話が合って数週間。その程度では日常は変わらず。君はいつもの高校生活を送っている。
 G M: 石崎先生も何か巻き込まれたとかそんな噂を聞いたけど、まぁ、元気なものである。

 G M: そんな放課後だ――岩瀬 良平君。
 G M: 君は商店街への用事だとかで、当のクロスタワーの脇を歩いていた。暫くは警察とかも来ていたが、それも片付いている。そこで
 G M: 何やら、おもちゃとかじゃない、しっかりしたつくりのバッジを拾う。
 G M: 君は幸か不幸か、それが何なのかを知っている。ストレンジャーズの徽章である。

 G M: 少女「――あー……」
 良 平: 「……何でこんなもんが――ん?」
 G M: 少女「うん、やっちゃったかな?これはなんだか、やってしまったって感じが凄くするね……」慌てて戻ってきたら君がそれを持っているのを見て、頭を抱えている少女がいる。
 G M: ――君は、その少女の名前を知っている。
 良 平: 「……久藤、だよな? 同じクラスの」
 G M: 久藤 理彩「うん。ええとね、岩瀬くん。それ、ボクのなんだ。何なのか判らなかったら、何も考えずに返してくれると、嬉しいかな」
 良 平: 「……ああ、なら良かった。ほい」 断る理由もないのであっさりと渡す。
 G M: 理彩「ありがとう。……あ、ちなみに、これ何なのか、知ってたりしたかな?」
 良 平: 「……あー、まあ……一応」
 良 平: 「……ひょっとしてこれ、何かされる流れか? だとするならとりあえず全てを忘れた事にして去るけど。全力で」(何
 G M: 理彩「そっか……ううん、しないしない。しないし、そもそも出来ないし」
 G M: 理彩「ま、悪さする気はないから……もしも何か変わったところで会っちゃったら、その時はよろしくね、ってことで」
 良 平: 「……そーか。なら良いや。じゃあその時は宜しく」 あっさりと。いつもの薄い表情でそう言った。
 G M: 理彩「うん」彼女もまた、いつも通りの顔で、頷いた。



 G M: 「――……」
 G M: 「『訪問者』なる過去を持つ彼女が、その運命を隠し、かの街に潜み続けている可能性?普通にあり得ますね」
 G M: 「語られぬ設定など、存在しないのと同義。かのクロスタワーにいかな秘密が眠っていようと、証明がされなければ何もないのと一緒」
 G M: 「彼女もそれと変わりませんよ。彼女がそこにいるという事実だけでは、『ゲートウォッチの誓い』にも何も抵触しない」
 G M: 「故に彼女は、何の違和感もなく舞台に上がることはあり得ます――ああ、そうだ、恐らくですが。その時に彼女に与えられる精神は、多分」
 G M: 「『守護天使(シティガーディアン)』」と呼ばれるものではないかな、と。僕はそう考えています」



 G M: 「……え、僕について?まぁ、いいじゃないですかそんなの。唯の、『次元を渡る者(プレインズウォーカー)』の話なんて」


                    ――TO BE CONTINUED...?