【トレーラー】 因果を引き裂いた嵐を超えた先に、役者は揃う―― 異次元より現れた、恐竜人類たちの王国、ハイパーボレア。 過去よりやってきた、魔法使いたちの王国、レムリア王国。 幾重にも捻じれた次元の交わる先に、今、『門』が開こうとしている。 テラネシアは挑む。喪われし『賢者眼の年報』の真実に。 フォーチュンは戦う。奈落の先に潜む禍々しき『光』と。 君たちの旅路は、長い長い、回り道となることだろう。 いざや進め。いつか、真の意味で世界を救う、その日まで。 メタリックガーディアン キャンペーン 『イメリナ龍紀伝 -Dragons of Imerina- 』 第一話『英雄の刃 -Hero's Blade-』 鉄(くろがね)の腕(かいな)が、今目覚める! 【ハンドアウト】 PC1:Ascalonさん コネクション:『騎士の幻影』 君は、恐竜人類でありながらハイパーボレアと袂を分かち、フォーチュンに所属するリンケージだ。 君たちは秘密結社テラネシアの情報提供に従い、アビスゲートに対処するために遠征をすることになった。 目的地の名はイメリナ島――だが、その道中に君たちは、恐竜将軍タイラント(基本171)の襲撃に逢った。 君を含むガーディアンが迎撃に出たが、タイラントに君は敗北し、墜落する愛機と共に海へと堕ちた。 そして、君は目を覚ました。偶然に――偶然に?目的地であるイメリナ島に流れ着いていたのだ。 目を覚ました君の前に現れたのは、一体のマシンザウルス。そして、それに寄り添う若い騎士の幻影だった。 鎧姿の騎士の幻影は、君にマシンザウルスを託すと、確かにこう語りかけ、そして姿を消した。 『すべての人類と、恐竜人の未来のために、戦ってほしい』と。 PC2:三月兎さん コネクション:『伯爵令嬢アナフェンザ』 君は、サナート・レムリア(基本170)の命によって、これまでハイパーボレアと戦ってきたレムリアの騎士。 君が拠点とするのはイメリナ島にあるティムールと呼ばれる……少々、事情のある都市だ。 イメリナ島はイフシード大陸の東に位置する辺境の地であるが、シディシ伯爵が5年前、 そこにレムリア王国の拠点、スゥルタイ砦を『持ってきた』ことで知られている。 以降、スゥルタイ砦は兵站や整備の分野でヴィランス卿(RB93)の活躍を支える縁の下の力持ちである。 上位神霊機を駆る君の役割は、ミーレスでは手に余る大物に対する決戦兵器といったところだ。 君は女王より、同盟者であるフォーチュンの部隊を、ティムールで受け入れるようにと命を帯びた。 伯爵令嬢であるアナフェンザととも彼らを待つ折、折悪く嵐がやってきて……君たちは謎の不調により気を失った。 PC3:ハーミットさん コネクション;『テラネシアのスタッフ、瀬戸 ナツミ』 君は、秘密結社テラネシアにより見出された、エインヘリアル級ガーディアンのリンケージだ。 エリス・ハートの私兵ともいえる立場だが、彼女より直々に、は遠方の島へと向かう任務を与えられた。 フォーチュン所属戦艦『ダイナクルーザー』を拠点とし、近く現れるだろうアビスゲートに対処せよとのことだ。 旧知の主治医にしてメカニックの瀬戸 ナツミも同行するとのことだ。エインヘリヤルの運用環境に問題ないだろう。 正直に言って、テラネシアの動向については、君の立場からしても謎が多いが……今回は、かなり大きなヤマのようだ。 だが、イメリナ島への移動中に、さっそく危機が訪れる。恐竜将軍タイラント(基本171)の襲撃、続いて嵐の到来である。 君は出撃できなかった。君の相棒であるサポートAI、『ノワール』と機体の接合がどういうわけかうまくいかなかったのだ。 かくて戦艦は不時着し、君は衝撃で意識を失った……目が覚めた時には、君たちはイメリナ島へとたどり着いていた。 PC4:穂純さん コネクション:『ティムールの町長アタルカ』 君はフォーチュンに所属する戦艦『ダイナクルーザー』の艦長であり、今回の作戦の指揮官を任されることとなった。 秘密結社テラネシアより、フォーチュンへと情報提供があった。それは、アビスゲートの出現を予期するものだった。 情報については謎の多いものであったが、潤沢な支援をうけることもあり、フォーチュンは協力を決定した。 かくしてダイナクルーザーは、エインヘリアル級と、オーバーロード級を含む支援ガーディアンを乗せ出動した。 だが、イメリナ島への移動中に、さっそく危機が訪れる。恐竜将軍タイラント(基本171)の襲撃、続いて嵐の到来である。 駆動系をやられたエンタープライズ級はイメリナ島に不時着し、乗員全員が一時意識を失う事態になった。 乗員の無事は確認されたが、出撃してたリンゲージとの連絡が取れない……そんな君たちのもとに島の協力者が接触してきた。 驚いたことに、町長アタルカと名乗った女性は、恐竜人であった。ここは、かなり特殊な事情をもつ島のようだ。 PC5:夕凪さん コネクション:『オーバーロード級のリンゲージ、鷺沼 チアキ』 君はかつてリンケージであり今は医官である。今回は戦艦『ダイナクルーザー』のメディカルスタッフとして参加した。 秘密結社テラネシアより、フォーチュンへと情報提供があり、アビスゲートの出現を予期されたのだとか。 スタッフの顔合わせの時、一人の少年が君に話しかけてきた。『僕と同じ人が、もう一人いたとは驚いた』……と。 だが、イメリナ島への移動中に、さっそく危機が訪れる。恐竜将軍タイラント(基本171)の襲撃である。 だがチアキはどういうわけか予備機のカバリエ級に乗り込み、意味深な言葉とともに、戦艦の盾となって戦線を離脱した。 不時着したダイナクルーザーの中で目覚めた君が見たのは、君たちを迎えるためにやってきたティムールの住民だった。 船員たちは、チアキの残した言葉を反芻していた。「あの星を見上げるのは、僕じゃない。ユミさんだ」……と、彼は言っていた。 ……君がこの嵐に巻き込まれたことは意味を持つだろう。君は、大いなる運命の生き証人として選ばれたのだから。