『ドラゴンの迷路』目次へ
GM:佐田塚
PC1:夕凪
PC2-a:Hover-B
PC2-b:抱月
PC4:自爆5秒前
ログ編集:佐田塚
(敬称略)





『滅び』が地球に到達するまで、あと5日。

得られた魔鍵は4本。在処の目星がついた魔鍵は2本。見失った魔鍵は1本。……見つからぬ魔鍵は、あと、3本。
台座たるタワー・クロスバベルは小康を保っているとはいえ、数多のFHの暴走ジャームが狙っている。

……この局面で。この局面だからこそ。
中央評議員“無慈悲なる12の鐘”は、ある一つの決断を下した。
FHエージェント“朗々たる根本原理”の提案に乗る形と知りながら。


「――レネゲイドの真実の公開の必要があると、私は考えます」


……今宵語るべきは、二人の人物の物語。

――“ミリオンサンズ”アッシュ・レドリック。
「美鈴……貴様、貴様ぁぁぁぁ!私の指示を無視して『アルティメットワン』を隠蔽しただけでは飽き足らず!
 FHの末端にそそのかされてレネゲイドの真実公開だと!?私がどれだけ目をかけてやったと思ってる!?
 誰がアクシズの席を保証してやったと思ってる!?全てを、私の与えた全てを、私の仇となるべく使うというのか!?
 UGNは“世界の守護者”でなければならんのだ!認めるか、断じて認められるか、そんなことは!
 『鍵』が見つからぬというのなら!邪魔者を灰に変えた後に探してやればいいだろう!その時間はまだ残っているだろう!」


――“マスターマインド”天船 巴。
「認められることではありませんわ。世界の混乱に紛れ、“朗々たる根本原理”のみが本懐を遂げようなどと。
 あの女……いつの間にやら古巣に戻っていたと思ったら、黒巣UGNにまで取り入るなんて。お株を奪われた気分ですわ。
 今の情勢での『真実の公開』にどれだけの意味があるかは知りませんが、所詮数日のうちに崩壊する世界。
 彼女がやりたいことをやるというのなら、わたくしもそうするまで。この『欲望』、叶わぬ身なれど。
 FHはもはや屋台骨を失った我楽多なれど、『そのぐらいのこと』はできますわ」


UGN。FH。すべての歪みに決着を。


ダブルクロス The 3rd Edition /"Gatecrash"
キャンペーン『ドラゴンの迷路-Dragon's Maze-』
  第4話『不毛の栄光-Barren Glory-』


十のエンブレム、ただ一つの目的地!






 ●共通ハンドアウト
 シナリオロイス:天城 美鈴orジャネッタ・マクレーン

 黒巣市での『死闘』は終わったが、未だにFHの攻勢は止んではいない。
 "arcanum"には戦闘部隊が健在であり、ほかの末端のジャームも断続的に襲撃してきている。
 ……やり方を変えただけで、黒巣市を諦めた訳ではないようだ。

 一方『魔鍵』の捜索も順調ではない。協力してる各組織の情報では、ここらが限界だ。ゆえに支部長代理は決断した。
 『世界に真実を公開し、魔鍵捜索の協力を呼び掛ける』と。君たちの役割は黒巣市を抜け出し、UGNの裏工作に協力することだ。
 FHの妨害の他に……アッシュ・レドリックの説得という、難しい仕事を、UGNは抱えることになる。



 G M: では、自己紹介を、掲示板に記載したPC順にお願いしますー。


  ●PC1 :“赤髪”クララ・フォン・ブランデンブルク
    シナリオロイス:“朗々たる根本原理”ジャネッタ・マクレーン

  タワー・クロスバベルの出現から魔街遠征、新市街旧市街からの『敵』の挟撃。
  君はそれらの間、サボっていたわけではないが最前線に宛がわれることはなく、何というか、「温存」されていた。
  今回、天城支部長代理はその君を呼び出した。カードの切り時だと判断したのだろう。

  『レネゲイドの真実の公開』。重大な決断だが、それを成すのに今足りないものは、何よりも『時間』だ。
  少なくともUGN中枢評議会に意見を押し通し、そして世界各国の各メディアを通してそれを世界に伝える。
  君を中心とした後方支援を得意とするチームを黒巣市より送り出し、その根回しを行うことになった。

  君と同様にこの作戦の軸となっているのが、“朗々たる根本原理”ジャネッタ・マクレーンだ。
  君達が中枢評議会を説き伏せているうちに、彼女が日本支部にて準備を行い、夜明けと共に『公開』を行う手筈だ。

  そうして君は、『真実』を求め続けたかのFHセルリーダーと、斜藤医院の一件以来、久方ぶりに再会することになった。




 クララ: 「思ったよりもずっと早い事は否定できない。でも、」
 クララ: 「我々は、世界を守る事が目的であって。変えないために守っている訳ではない。そう在るべき時が来た」
 クララ: 「・・そう言う事よね」
 クララ: 「わたしは"バルバロッサ"クララ・フォン・ブランデンブルク。よろしくね」
 クララ: 16歳の高校生。ブロンドの長髪と湖面のような青い瞳。
 クララ: 普墺戦争以来の武門の出、ブランデンブルク家の一人娘
 クララ: 両親と離れて日本に来たので、現在は執事のオットー・ベルンハルト以下使用人達と皇帝ペンギンのウィルが家族です。
 クララ: 性格は強気で真面目、誇り高く・・ を目指します!
 クララ: 自らは攻撃能力を持たない完全な支援型。コードネームはその能力と発現時の髪の色より名づけられました。
 クララ: "赤髪"クララ・フォン・ブランデンブルク
 クララ: 【シンドローム】ノイマン/オルクス 【ワークス/カヴァー】UGN支部長待遇/高校生
 クララ: 【行動値】:62【HP】33【基本侵食率】45% 戦闘支援型
 クララ: http://feriz.shin-gen.jp/DX_clara01.html
 クララ: シナリオロイス:“朗々たる根本原理”ジャネッタ・マクレーン さんに ■信頼/口警戒
 クララ: 「"世界を守る"その道が貴女とこんなに早く交わる事になるとはね」
 クララ: PC間ロイス:“七色の支配者” 山住茜 ■連帯感/口不安
 クララ: 「ことこの目的において、先生より心強い味方はそういるものではないでしょうね」
 クララ: PLは不安120%の夕凪です! ふつつかものですがよろしくおねがいいたします


  ●PC2-a :“七色の支配者” 山住 茜
  ●PC2-b :“求め歩む者” 久能 俊一
    シナリオロイス:マリア・カルロフ

  黒巣市のUGNもだいぶ人手が足りなくなってきた。
  “arcanum”セルを名乗る輩の襲撃は、最初のアレよりも規模は遥かに小さいが続いているし、旧市街も混乱している。
  そんな中で、『次の一手』を打たざるを得なくなったのは辛いところだ。君はクララの補佐を命じられた。

  迫るタイムリミット。収まらぬ混乱。見つからぬ魔鍵に……内通者の存在。不安要素は尽きないが、やるしかない。
  そんな君の元に激励に来たのは……ギルドのお嬢様。マリア・カルロフ。

  「貴女は貴女の務めを果たしてください。その間に我々は、我々のやるべきことを行います」
  どの道、黒巣市のことは、黒巣市に残っている人間に託すしかないわけだが……何か、『企み』があるらしい。
  君は知っている。この非OVのお嬢様は、やるときはやるヤツだと。それも、えげつないのをやるヤツだと。




  茜 : では2番手をば。
  茜 : 「OVと非OV。どれだけ理屈を述べようと、いずれは向き合わなければならない時が来る――」
  茜 : 「誰もが等しく同じ危機に直面している今が、その時ということなのでしょう」
  茜 : 「と、申し遅れました。山住茜と申します。県立黒羽学園高等部で数学を担当しています」
  茜 : 「……こちら側では"Prism-Enforcer"の名を頂いています。宜しくお願いします」
  茜 : "七色の支配者"山住茜。
  茜 : 非常勤の数学教師、兼UGN黒巣支部にてRC教官を務める女性。
  茜 : クラス委員っぽい性格。真面目な人間には優しいが、悪い意味でいい加減な人間には厳しい。
  茜 : 戦闘時は七色の格子状の"領域"を操り、様々な現象を引き起こし戦う。
  茜 : ――"本来の流れ"とは外れども、一つの区切りには違いないこの戦い。
  茜 : その先で彼女が――彼らが何を見るかは、今は誰にも分からない。
  茜 : サラマンダー/オルクス/ハヌマーン(Opt) 
  茜 : HP:32 行動値:10 D-ロイス:奇跡の血
  茜 : PC間ロイス:"求め歩む者" 久能俊一 ■連帯感/不安
  茜 : 「組織の外を巡ってきたからこそ、見えてくるものもある――
  茜 : もしかしたら、現状を打破する助けになるかもしれませんね」
  茜 : シナリオロイス:"マリア・カルロフ" ■誠意/不安
  茜 : 「方向は違えど、彼女ほどの"覚悟"を持った人物は、OVを含めても早々見ません。
  茜 : ……私達も、その"覚悟"をもっと早く持つべきだったのかもしれませんね」
  茜 : 紹介は以上で。PLは割と久々どころじゃねえ、なHover-Bです。宜しくお願い致します。


 俊 一: 「変わらぬモノなどどこにもない…と、言葉にすれば簡単だけどそれによる軋轢はどうしても生まれるもの。」
 俊 一: 「変わる必要がある事がわかっていても、納得しきれないというのもまた理解できるのですよ。…僕がそうであるように」
 俊 一: “求め歩む者"(Dante=Alighieri)久能 俊一
 俊 一: UGN黒巣市支部復職し、エージェントとしての活動を行ってるチルドレン。
 俊 一: そのせいか以前ほどドンパチはしておらず裏方として活動していた模様。
 俊 一: ノイマン/モルフェウスのクロスブリード。ワークスはUGNチルドレン。カヴァーはUGNエージェント
 俊 一: HP:33、行動値:23、基本侵蝕率:33%  Dロイス:天才
 俊 一: シナリオロイス:マリア・カルロフ に ■誠意 □不安
 俊 一: PC間ロイス:在るべき姿に”薬師寺 菊花に ■有意/□隔意
 俊 一: http://gessyou.starfree.jp/kunou3rd_Reb.html
 俊 一: いじょ、自己紹介見直したりしてるレベルで久しぶりなプレイヤー、抱月です。
 俊 一: コンゴトモヨロシク・・・


  ●PC3 :“在るべき姿に”薬師寺 菊花
    シナリオロイス:“プランナー”都築 京香
  
  一連の騒動以来の君は、多くのイリーガルと同じように頻発するジャーム暴走に無理のない程度に対処しながら過ごしていた。
  そんな君を今回、この大仕事に誘ったのは“プランナー”である。君はゼノス所属というわけではないが、そういうこともある。
  UGNもFHも……いや、世界全てが今、激動の渦中にある。最前線に赴くのは、君の目的とも合っていた。

  作戦開始までの間をタワー・クロスバベルで待機している最中、当の“プランナー”が時間つぶしの相手を求めてきた。
  彼女は語る。あの日、終わった話を。自らが進めてきた“プラン”の本当の姿を。
  レネゲイドビーイングと、人間。何を想いながらそれらを交わらせ続けてきたのかを。

  その話し相手に君が選ばれた理由は、さして深いものではないだろう。
  ただ、彼女もまた信じているのだろう。ヒトの可能性の限界に、我々はまだ至っていないことを。




 菊 花: 「観察者が観察対象を救うために動く、か。大事な一線を踏み越えてしまった気がするね。」
 菊 花: 「そこまでヒトを気に入ってしまったのか、ワタシは。」
 菊 花: "在るべき姿に" 薬師寺 菊花 ソラリスのピュアブリード
 菊 花: αトランス発生装置が起源のレネゲイドビーイング。
 菊 花: 一時UGNに保護され、その縁でたまにイリーガルとして協力。
 菊 花: 時々学校の中に制服姿で自然にまぎれている。
 菊 花: 得意技は他人のリソース回復。
 菊 花: 【基本侵食率】34 【HP】25/25 【IV】5 【Dロイス】記憶探索者(破)
 菊 花: PC間ロイス:“赤髪”クララ・フォン・ブランデンブルクに、■有意/□不安
 菊 花: 「我々より遥かに大きな力を振るうか。大きすぎる力に喰われぬよう気をつけたまえ。」
 菊 花: シナリオロイス:“プランナー”に、■好奇心/□疑問
 菊 花: 「全てが終わった時、どうなっているのだろうね。我々レネゲイドビーイングの立場というものは。」
 菊 花: PLは自爆5秒前です。以上、よろしくお願いします。



 G M: GMはかなり間が空いてしまいましたが佐田塚にて。よろしくお願いします。
 クララ: よろしくおねがいしまーす!



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マスターシーン
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 G M: タワー・クロスバベルの一角……そこに、『ありえない空間』が作られていた。

 G M: この施設にいるのは本来、『世界の危機にあらがう者たち』……全ては、同志だというのに。
 G M: 彼らからすら遮断されたこの空間は、何のために用意されたものか……?


 G M: “災厄の書”姫凪 悠理「……それは、本当なのですか?そんなことが可能とは、にわかには信じがたい話ですが」
 G M: “崩れ去るもの”菅原 道行「ああ、間違いない。それが『僕ら』の切り札だ」
 G M: “コールドスナップ”袁堂 倫一郎「……ま、手札の一部に加える価値はあると思うぜ?俺は」

 G M: 道行「こっちとしても、そっちの情報はありがたい。これでこのカードを有効に使える……けど、問題がないわけじゃない」
 G M: 姫凪「……と、言いますと?」
 G M: 道行「マスターエージェントには、流石に通用しない」
 G M: 姫凪「…………」

 G M: “プロフェシー”「しーちゃんからの情報提供なのです。“ヘルタースケルター”はどうにも余所に隠れ家を用意してるようなのですけどもー、
 G M:  “マスターマインド”と“ドッグマスター”はこの黒巣市の近くでの活動が先刻確認されているのですよ」
 G M: 袁堂「こいつらをどうにかしないことには、使えないな。ああ、改めて言っておくぜ。
 G M:  『奴』がDHシステムを改めて、出来れば俺たちの目の届くところで使うこと。それが行き場を探知する条件だ。黒巣市外だと望み薄」

 G M: マリア・カルロフ「では、今は時を待ちましょう。裏切者(ダブルクロス)を燻し出す、その機会を」

 G M: マリアはそう言うと、振り返った。
 G M: UGN黒巣支部。FH。鴻央会。ティンダロス。ギルド。
 G M: 数多の組織の入り混じったこの会合に参加している、最後の一人に意思を問うた。

 G M: マリア「貴女も。それで、よろしいですね?」
 G M: 「――」

 G M: 彼女は、小さく頷いた。


 G M: *      *      *


 G M: “誘惑者”テト『……依然、状況は変わっておらぬ。この黒巣市にて、【工作員】が使われた気配もない』

 G M: “■■■■■■”は、悠然と推移を見守っていた。

 G M: “無慈悲なる12の鐘”が、“朗々たる根本原理”と策を巡らせていることは把握している。
 G M: だが、そちらにアクションをかける気はなかった。精々、“ヘルタースケルター”に妨害を任せる程度でいいだろう。
 G M: 大勢が変わらぬのだ。今更“魔鍵”の捜索範囲を広げようとも。己の持つ一本を奪われなければ。

 G M: テト『下手に事を荒立てぬのが得策、か……貴公がそう言うのなら、それも良かろう』

 G M: 肯定する。
 G M: 無論、この街に集う敵対者達が無能者の集まりだとは思ってはいない。多少の疑惑は向けられているかもしれない。
 G M: しかし、逃げるに苦労はないだろう。それこそが“DHシステム”の本領だ。

 G M: 自分自身の中に生まれた『モノ』を、反芻しながら。
 G M: 状況が変わる、その瞬間を見逃さぬように……今はこの場で待つ。

 G M: 現状を見渡すに……恐らく、その時に『動く』のは……


 G M: *      *      *


 G M: “プランナー”「…………」

 G M: タワー・クロスバベルの巨大な賢者の石。
 G M: それを見据えながら、彼女は静かに佇んでいた。




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オープニング1
シーンプレイヤー:“赤髪”クララ・フォン・ブランデンブルク
登場:不可

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 G M: 浸食率上昇をお願いします。
 クララ: 1d10+45 助けてざっきーせんせい
 ダイス: 1D10+45 = [7]+45 = 52
 クララ: ぺっ
 G M: 唾吐きました!今、唾吐きましたよこの最強存在wwwww

 G M: さて、悠美ちゃん視点でみてれば判る通り、黒巣市も何やかんやありました。今なお何やかんやある状態です。
 クララ: てんやわんや!
 G M: 君も暇だったわけじゃないけども、最前線よりは一歩引いた任務を回されてた訳ですが、今日は君が美鈴ちんに呼ばれました。支部長室です。
 クララ: 知らないけどドイツ支部の支援とかもしてたんですきっと 知らないけど
 クララ: 「失礼します。」
 クララ: 今までは報告や通信で済んでいたので やる気と緊張を漲らせながらノックして返事を貰い。入室
 G M: 美鈴「どうぞ」 さて、そうだな、クリフはんもいることにしよう。隣でアレコレの資料をまとめ上げている。
 クララ: 健康状態はどんな感じ? 二人とも
 G M: いつもより疲労の様子はやや見えるけど、切羽詰ってるほど深刻ではない、かな。『現状を考えるにさもありなん』程度の疲労度だ。
 G M: 美鈴「さて、“赤髪”。貴女に本気を出してもらわなければならない案件があります」
 クララ: 二人へ尊敬の念を新たにしながら。定位置にお邪魔しましょう
 クララ: 「光栄です。天城支部長。」
 G M: 美鈴「現在の『ドラゴンの迷路』計画の状況は理解していただけていると思います。集めるべきは10の魔鍵。手元には4本、ロストしたものが1本」
 G M: クリフ「そして、北欧に1本、湾岸地区に1本の存在が確認された。こちらについては、我々の方で別の戦力を手配している。タワー・クロスバベルには……少々、懸念があるからね」
 クララ: 「なるほど。そちらではない。と、いうことはわたしの戦場は・・」
 G M: 美鈴「――UGN内部です」
 クララ: 軽く息を吐いてから、「世界を守る。そのために世界を変えるべき時が今だと、そういうことですか?」
 G M: 美鈴「察しが早くて助かります。我々――UGNのみならず、ゼノス、一部のFH、他数々の情報網を駆使してきましたが、『レネゲイド関連組織の力』では、この7本が限界になると思われます」
 G M: 美鈴「『滅び』の到来まであと5日。捜索の範囲を『世界』に広げなければなりません……そのためには、『真実の公開』が不可避となります」
 G M: 美鈴「……“リヴァイアサン”はこの提案に理解を示してくれました。日本支部にて、これを行うために行動を開始しておりますが……問題は、中枢評議会(アクシズ)。ここの足並みが揃わなくては、致命的な混乱が避けられません」
 クララ: 「そうですね。現に残りの3本は手がかりすら掴み切れていないのですから。・・ふふ、それにしても思い切った手を。彼女の後押しですか?」
 G M: クリフ「……そこはまぁ、さておこう」何故かクリフはんが横で苦笑した。
 クララ: 「そうでしょうね。本来は長い時間をかけて妥結するはずだったものを、一朝一夕に成そうというのですから」
 G M: 美鈴「……テレーズさんをはじめとする穏健派についても、恐らくは問題ないと思います。改革派については……」ちらりと、クリフはんを見る。
 クララ: クリフさんの苦笑に答えを得たりと少し意地悪に微笑んで
 G M: クリフ「……李大人(※ユニバーサルガーディアンP93参照)については、少しこちらで事情を把握している。今、特別に働きかける必要はない。結局のところ、大きな問題になるのは1人だ」
 G M: 美鈴「アッシュ・レドリック」
 クララ: 「彼ですか・・・」
 G M: 美鈴「……彼の主張は、我々とは逆回りです。『障害となる存在を駆逐したのち、魔鍵の捜索を徹底的に行うべきだ』と……確かにそれならば、現在のUGNの管理体制を保持したまま状況への対応も可能でしょう。――ですが、それでは間に合わないのです」
 G M: ……根拠のある話ではないだろう。だが、数多の事件を指揮してきた彼女は、己の経験と能力からくる結論として、間に合わないと断言した。
 クララ: 「ええ、それは一つの理想ではありますが・・・世界を投機するわけには」
 クララ: 「わたしも全く同じ考えです。」
 クララ: 「UGNの秩序と、”世界”であるならば。どちらを守るべきかは火を見るより明らかですから」
 G M: 美鈴「貴女に行って欲しいことは大きく分けて2つ、中枢評議会全体への、直接的な行動を含めた根回し。この状況下、どこでどんな妨害がかかるか判りません。問題が生じた時にその対応を。そして2つ目は今の話の一環として、外堀を埋めきっていただきたいのです」
 G M: クリフ「……一人、中枢評議会において、この会議に参加していない人物がいる」
 クララ: 「ふむ」
 G M: 美鈴「……ヨシュア・ランカスターの説得を。彼は今もイングランドの荘園におり、未だ動こうとしていません」
 クララ: 「了解しました。」
 G M: クリフ「君の補佐をする人員については、こっちで既に見繕っている。"七色の支配者"“求め歩む者”“在るべき姿に”“簒奪の蛇”」
 G M: 美鈴「今、“簒奪の蛇”がヘリを調達しています。その他、大体の情報は彼に預けていますので、彼を連絡役として事を運んでください」
 クララ: 「心強い限りです。」 そんなに虎の子を出して大丈夫か とは聞かない 必要な事なのだから
 クララ: 「では、失礼します」お辞儀をして出ようとするかなぁ

 G M: ジャネッタ「支部長代理さんー、こっちの準備できましたわー……おっと」
 G M: ジャネッタ「……お久しぶりですわね」
 クララ: 「ええ、お久しぶり。元気そうでなによりだわ」
 G M: 君が出ていこうとするところで、入れ違いになった。
 G M: ジャネッタ「元気、んー、確かにまぁ、健康状態としては元気ですわね。これでもそこのロリコンと同程度には疲れてるつもりですけども」
 G M: クリフ「ジャネッタ……準備できたのかい?」ロリコンと言われた男はややむっつりした顔である。
 クララ: 「そういう事が言えるなら十分でしょう。連絡も取れない相手もそれなりに出てきているもの。この盤面で、こうして動けて手を組める。心強い限りだわ。っと」
 クララ: 「話は後でよね」
 G M: ジャネッタ「ええ、ええ、まぁ、まぁ。では、後で一緒のヘリに乗る予定ですので、どうでもいい話はその時にでも」
 クララ: では、頷いて・・・すれ違う時にロータッチでも求めてみる
 G M: ぺし、とそれに応じて、入れ違いに部屋に入ってくよ。このシーンはそんな感じでいいかなっと
 クララ: 一言だけ!
 クララ: 外で待っていたウィルに視線を送って 「さぁ、ウィル。世界を変え(マモリ)に行きましょう」




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オープニング2
シーンプレイヤー:“在るべき姿に”薬師寺 菊花
登場:不可

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 G M: 浸食率上昇をお願いします
 菊 花: 1d10+34
 ダイス: 1D10+34 = [7]+34 = 41

 G M: さて、そんなわけで君にも召集がかかっており、大体の事情は説明を受けた。
 G M: 後はヘリで飛び発つのを待つだけだが、“プランナー”から連絡が来た。「暇があるなら、少し早く来てほしい」とのことだ。

 菊 花: 「意外なこともあるものだ。 いや、むしろ順当なのかね」 つぶやきつつ向かうよ。
 G M: そんな訳で、集合場所……タワー・クロスバベルだ。ちなみに、モルフェウスがこの近くにヘリポートを設営したので、後でここにヘリが来る
 G M: “プランナー”「……来てくださいましたか」何やら彼女は、物陰へ君を誘う。
 G M: “プランナー”「まぁ、大した用事があるわけではありません。少々、お話の相手が欲しかっただけで」果たしてそれは本当なのかどうなのか
 菊 花: 「ヒトのような前置きは、時間もなさそうだし省くとしようか」 人目がないのを確認して物陰に入る
 G M: “プランナー”「そうですね。世界に残された時間は、随分と少なくなってしまいました」上を見上げる。天井を突き抜けたその先には、件の『滅び』がある方角だ。
 G M: “プランナー”「……本当に、想定外でした。『本隊』がこんなに早くやってくるとは……世界に残された時間は、あと5日……正確には、4日と16時間ほど」 ……UGN側の計算より、微妙に短い時間を彼女は口にする。
 菊 花: 「……せっかくだし聞いておこう。君の本来の想定なら、この世界はどうなるはずだったんだい?」
 G M: “プランナー”「少なくとも、『本隊』――彼らが『滅び』と名付けた存在の到来は、遠い未来の話のはずでした。私の“プラン”の最終目標とは、『本隊』の接近に耐えられる存在を生みだすことでしたから」
 G M: “プランナー”「UGNは漠然と『滅び』の到来の時間をリミットとしてますし、大勢は変わらないので上層部にしか説明してませんが……」
 G M: “プランナー”「『終わりの時』は、ある程度『本隊』が地球に近づいた時に、やってきてしまいます――EXレネゲイド存在『ガイア』の【再活性】が起こるのです」
 G M: “プランナー”「『地球』のジャーム化です」
 菊 花: 「いや、その認識のズレは訂正しておくべきだと思うよ、私は。」
 G M: “プランナー”「……む、そうでしょうか」あんまり考えてなかった、って顔。思うに、“プランナー”は、“プラン”で煙に巻くのに慣れ過ぎて腹割って話すのに慣れていないのではなかろうか(何
 菊 花: 「我々の同属筆頭のような存在にも、思わぬ弱点があるものだね」
 G M: “プランナー”「むむむ」
 G M: “プランナー”「何にしろ、私自身の“プラン”は既に瓦解しているも同然です。今、この場があるのは、他ならぬ『人間』の頑張りによるものであり、私にはもう、それを見届けることしかできません」
 G M: “プランナー”「……イリーガルとして、作戦に参加するそうですね。貴女に対しては激励しかできませんが、それをしたくて、早めに来てもらいました。ええ、それだけです」
 菊 花: 「まあ、結局我々にとって、人は滅びてもらっては困るというのは確かだからね。」
 G M: “ファートゥム”「おや、ここに居ましたか。時間でしたので探しておりましたよ」
 菊 花: 「作戦に対してできることがないのなら、いっそ終わった後の我々の生活の仕方でも考えてもらえると助かるよ。」
 菊 花: 「おっと、もうそんな時間だったか。では行ってくるよ。」
 G M: “プランナー”「……ええ、そうですね」

 G M: “ファートゥム”「……どのようなお話を?」
 G M: “プランナー”「……大したことではありませんよ」



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マスターシーン
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 G M: “簒奪の蛇”亀山 霧人はそこそこがっつり疲れていた。
 G M: 『滅び』の出現以来FHと協力したり魔街行き愚連隊が出発したり、
 G M: 新市街でも旧市街でも何やかんやあれば後始末に追われ、休む暇が中々ない。

 G M: でもって、今終わったのが……ヘリの手配だ。
 G M: 支部からもクロスタワーからも外れた、黒巣市近郊。そこにヘリを3台と運転手1人。

 G M: “滅多切り”羽黒 真理「お疲れ様です」
 G M: マモル・ルートウォーター「お疲れ」

 G M: 特調は湾岸地区へ。テンペスト隊員たちは北欧へ向かう為成田へ。
 G M: 秘密裏に色々やりたいからといって、こき使い過ぎだろう。

 G M: 霧人「お疲れっすー。そして俺はもう一働き行ってきます(==」

 G M: ヘリの運転手までやらされることになるとは。妹のしごきとどっちがきついだろうか?
 G M: ……間違いなく妹のしごきだろう。

 G M: ジェック「んじゃま、しばらくは黒巣市とはお別れだな。さて、無事帰ってくるぞ、いいな?」
 G M: レーシー「うん、判ってるヨ!ヘイトも!」
 G M: テンペストは子守付きだが、あの二人ならば手間もかかるまい。
 G M: あっちはあっちで面倒な戦場に赴くらしい。お疲れさまなことだ

 G M: マモル「一連の騒動が終わったら、少しはのんびりと休みたいものだな」

 G M: ヘリの操縦も行けるらしい彼女が、自分のヘリの運転席に座りながら呟く。

 G M: ――全くもって、その通りだ。




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オープニング3
シーンプレイヤー:“七色の支配者” 山住 茜
         “求め歩む者”久能 俊一
登場:不可

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 G M: 浸食率上昇お願いします。
  茜 : #1d10+36 [登場]
 ダイス: 1D10+36 = [6]+36 = 42
  茜 : 42%で。
 俊 一: 1d10+33
 ダイス: 1D10+33 = [2]+33 = 35
 俊 一: ・・) 久々の低迷(

 G M: さて、元々はクロスタワーがあったところの遺跡がせり上がって出来上がったらせんの円錐、タワー・クロスバベル。
 G M: この数日ですっかり見慣れたオブジェになってしまったわけだが、任務と言うことで君達もまたそこにやってきた。仕事の内容は既に伝えられている。

 G M: マリア「お疲れ様です」
 G M: 晃洲「……よう」
 G M: 仮設ヘリポートに既にヘリがやってきている。
  茜 : 「お疲れ様です」 同じように挨拶を返す。
 G M: 霧人「えーと、後はクララ嬢に薬師寺さんにジャネッタさん、っと(==」運転席待機
 俊 一: 「お久しぶりです。と、言えばいいんですかね。」
 G M: 何?霧人兄さんにヘリの運転が出来るのかって?【組織の助力】が何の為にあると思ってる(何
 G M: マリア「ええ、それでいいかと思います。久能さんを推挙した身として、激励をと思いまして」
 G M: 晃洲「まぁ、そんなところだ。うちの主殿は『この連携体制を提唱した責任がある』と言って聞かなくてな、ずっとここで寝泊まりしてる……まではいいんだが、暇には勝てないらしくてな、あれこれと動き回っている」
 俊 一: 「……………暇なんですか。」
 G M: 晃洲「……言葉の使い方が見も蓋もなかったな。だが、非OVの身で出来ることが多くないのは事実だ」
 G M: マリア「ううん、否定は出来ませんが格好がつきませんわね」
 俊 一: 「実際、この状態でできることだとかはそうそう多くないでしょうけどね。ジャームは盛大に祭り状態でしょうし。」ついこの間まで裏方で色々やっていたやつの顔
 G M: 晃洲「実際の問題、『魔鍵』は所有者を選ぶ。バトンのように他人に渡せるものではないし、その『魔鍵』を背負った状態でこのクロスバベルの外をうろちょろするのは危険でもあるしな……と、そんなことを言いに来たわけではない」
 俊 一: 「そうですね。本題にいきましょうか」
  茜 : 無言で頷いて。
 G M: マリア「『真実』の為の戦いに赴くのでしょう。それは、貴方がたにしか出来ない仕事になります。ジャームの襲撃から市民の混乱まで、黒巣市もまだまだ安定しているとは言えません。この街にもまだ多くの人間が必要です」
 G M: 晃洲「捨てるべきもの、護るべきもの……それを見誤らぬことを祈る。『護ることと捨てることは同時に起こる』のだからな」
 俊 一: 「何もかも捨てずにいられればと思わなくもないですが、ね。」それは贅沢なものではあることも理解はしてる
  茜 : 「……それは、今回ばかりは無理でしょうね」
 G M: 晃洲「……それでも、捨てるべきものは存在する。そうだな、少しだけ、俺の話でもしようかね」
  茜 : 「だからこそ、支部長代理も今回の決断を下したのでしょうし」
  茜 : レネゲイドの存在を明るみに出す、という決断を。
 俊 一: 無言で話を促してみる。
 G M: 晃洲「俺は、こいつの母親に惚れていてな。そして、こいつの父親を兄貴分として尊敬していた」   マリア「えっ」
 俊 一: えっ(
  茜 : 言葉は挟まないが、若干驚いた表情は見せる。
 G M: 晃洲「……その二人が結ばれたとき、俺は『逃げた』。ギルドの別の地に飛んで仕事に明け暮れた」
 G M: 晃洲「そしたら、どうなったと思う?兄貴分は死んだよ。つまらない鉄砲玉に刺されてな……俺は、護ってやれた筈だった」
 G M: 晃洲「俺は、『自分のつまらない拘り』を護って、『兄貴分』を捨てたんだよ」
 俊 一: 「・・・・・・・耳の痛くなるような話ではありますね。………後悔してるんですか?」
 G M: 晃洲「当然だろう」
 G M: 晃洲「……『捨てるべきもの』は、あるんだよ。世の中にはな」
 俊 一: 「──そうですか。僕にもそういったことに関しては嫌になるほど覚えがあるので理解できない……とはいえないところではあります。」
 G M: 晃洲「……妙な話をしてしまったな。呉越同舟が深くなっちまったからな、色々抱え込む人間にはやり辛いところも色々あるしな、俺の人生なりの経験論、ってやつだ、適当に忘れてくれ」
 G M: マリア「……まぁ、そのような話らしいです。私には経験はありませんが、マフィアの長の娘として、身辺の取捨て選択は常に行って生きているつもりです」
 G M: マリア「――……今も。この星と未来の為、必要なことを続けております。どうか、貴方方は貴方方のやるべきことを。私は、私のやるべきことを行います」
 G M: マリア「――……例えば、この『塔』にとって不要なものを捨てることなど」
 俊 一: ・・・その話を聞いて、思うところはある。
 俊 一: 「……それでも、捨てたくないものもあるし捨てきれないものもある。捨てた方がいい、とわかっていても。馬鹿みたいに。何度も繰り返してる。だから全てを同意しきれないんですよ。」
 G M: 晃洲「……そうか。それもまた道か。案外、捨てなくて正解となることもあるかもしれないしな。未来はわからん」
 俊 一: 下らない拘りだと理解しつつ、それを捨てきれない。それを含めて全部うまく行こうと回そうとして何度も後悔してるのにそれでも・・・と。改めて自分がどんなやつなのかを理解してしまう
 俊 一: 「ああ、きっと僕は傲慢な理想主義者なんだろうね」
  茜 : 「……それで良いんじゃないでしょうか。そんなものだと思いますよ、人間」
  茜 : 俊一に。
 俊 一: 自分の中の「天才」が、きっとそのエゴなのだろうと、そう思う。
 俊 一: その言葉に苦笑して
 俊 一: 「ま、そんな僕のエゴイズムはさておき仕事はしっかりこなします。でないとエゴも何も命がまとめて吹き飛びますからね」
 俊 一: それはそれ、これはこれという言葉で締めくくる
 G M: マリア「ええ、今はそれでいいと思います。自分自身を理解できたならば、付き合い方も見つかりますわ」
  茜 : 「そう、人間――OVだろうと非OVだろうと……迷いもすれば悩みもする。同じように」
  茜 : 「……本当は、そもそも無理に隔てる必要もなかったのかもしれませんね。案外」
 俊 一: 「そうですね。さしあたってはこのピンチを乗り越えて、お互い生きて戻りましょう。」
 G M: マリア「それでは、彼のことを含めて、どうかよろしくお願いします。この星の未来の為に」茜さんに
  茜 : 「……ええ。微力を尽くして、"向き合ってきます"」
  茜 : 今回の件に。あるいはOVの、レネゲイドの存在を伏せてきた事にまつわる問題に。

 G M: 霧人「おっと、薬師寺さんが来たな。クララ嬢とジャネッタさんも今来るってよー、時間だなー(==」




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ミドルフェイズ1
シーンプレイヤー:“赤髪”クララ・フォン・ブランデンブルク
登場:全員登場

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 G M: 浸食率上昇をお願いします。
 クララ: 1d10+52 やっぱり最後に頼りになるのは袁ちゃん!
 菊 花: #1d10+41
 ダイス: 1d10=(8)=8+41=49
 俊 一: #1d10+35
 ダイス: 1d10=(3)=3+35=38
 クララ: #1d10+52
 ダイス: 1d10=(5)=5+52=57
  茜 : #1d10+42
 ダイス: 1d10=(5)=5+42=47

 G M: さて、黒巣市から3台のヘリが飛び発った。そのうちの1つに君達は乗っている。
 G M: ジャネッタ「皆様、ご協力ありがとうございます――と、わたくしが言うのもおかしな話ですわね。提案こそわたくしですが、段取りは8割がたUGN側によるものですし」
 G M: 部下B「……よろしくお願いします」FHサイドからは、ジャネッタさんと、彼女……護衛要員である、FHチルドレンの少女だ、くのーちんはまぁ、見覚えがあるわね……
 俊 一: 「………………どうも、ご親切に」言葉に棘があるようなきがするのは気のせいか。
 クララ: 「それが必要だと分かっているだけだから。こちらからFH全体へ呼びかけるのが難しい以上、そちらからの提案は助かったわ」
  茜 : 「まあ、ことこの状況においては組織の違いも些末な話ですからね」 くのー君を宥める仕草をしつつ。
 俊 一: わかってますよ。という顔をして応えるが、やはり思うところはある。そう言う顔
 クララ: 「それに、FHほど大看板が一括で信用できない組織はない。彼らはもとより一枚岩になる気などないのだから。」
 G M: ジャネッタ「ええまぁ、FHの看板がばらっばらなのはその通りですわね。戦闘部隊ムーンドッグや情報戦部隊ラットフィンクやら、未だに所在のつかみきれない連中も多いですし……わたくしの行動も、独断も独断」
 俊 一: 「そもそもFH自体が基本的に統率取れてる組織でもないでしょうからね。故に”セル”(細胞)なんて区分にしてるようですし」
  茜 : 「先日のarcanumの件から見ても、そもそも"まともに話せる"方も大きく減っているでしょうね」
 G M: ジャネッタ「……失笑もののお話がありますわ、久能様。FHは、『からっぽ』だったそうですわ。
   絶対の力のある上層部などハリボテ。実際は圧倒的なジャーム個人を『見せ札』にして、実態以上の組織力を演出してたのだとか」ジャネッタ当人も『馬鹿馬鹿しい話』と思ってるのだろう、笑い飛ばし切れない様子で。
 俊 一: 「張り子の虎にも程がある。そんなのに振り回されてるこちらも道化ってことですねほんと」 嫌になる話ですね・・・・
 クララ: 「器は一か所でも穴が開けば使い物にならなくなる。ただそれだけの事よ。」>道化
 G M: 霧人「まー、正体不明の上とやらはともかく、現場レベルではジャームに暴れられるのは笑えんしなー」
 G M: 霧人「とりま、目的地はUGN日本支部だ。ランカスター氏の説得も任務の範疇だが、流石にイングランドまでは行けないしな、そっちはリモートだ。今、現場のUGNの方でその段階の説得も進んでるそうだ」
 菊 花: 「しかし説得か。こちらに材料はどのくらいあるんだい?」
 G M: 霧人「UGNサイドは他の中枢評議会の連中は全員日本支部に集まる流れになってるから、そこで何か起こらないかを、少しの間は注視してる感じだな。
   FHサイドは向こうでメディアやら通信網やらのハード方面の準備に立ち会ってくれ、承認が降りたらとっとと行くらしいからな(==」
 G M: 霧人「ある程度、向こう側の情報は持ってきてるし、ランカスター氏もこっちの状況が判ってない訳じゃない。むしろ渋ってる理由探しの方が大きいかもなぁ(==」 あー、ちなみに。
 クララ: (他のセルが邪魔しに来るだろうし深く考えてもしかたないやろー
 G M: ランカスター氏の説得 については、FSの範疇に入ってます。つまり、〈交渉〉で行われますので、内容はあんまり考えてません(><;
 俊 一: つまり説得内容が思いつかなくても問題ない!
  茜 : アッハイ(何
 クララ: はーい
 俊 一: というパワープレイですねわかりました!(
 菊 花: とりあえず能力高そうだから、EFで洗脳はやめておこう(何
 クララ: 「大駒である以上。反発なく動かすのには慎重さとエネルギーが求められる。もっともかつての彼ならばそれを自ら生み出していたのでしょうけど・・」
 G M: 霧人「ランカスター氏は、長男を喪ってから引きこもりがちになってるらしいからなー。でもって、孫娘がその説得にあたってるのが現状だそうな。俺達からは、こっちについては今はまだ待つしかできない。
   そっちの俺達の仕事は、現場の声やらを聞かせての最後の一押しって感じだ(==」
  茜 : 「……あとは、今の方針を望まない方々の"介入"がどれだけあるか、ですね」
 クララ: 「大きく減ってバラバラなのは相手方も同じと思うしかないわね。貴女が一番嫌われれて(邪魔しにく)る相手。そしてバラバラな中動けそうなといえば・・」
 G M: ジャネッタ「……心当たりは、幾つか」茜さんやクララの言葉に、頷いて。
 俊 一: 「あるんですか。厄介なやつですか?
 菊 花: 「私が聞くのも何だが、この機会に乗っ取ろうとかは考えないのかね。あなたが支配してまとめれば、ある意味楽にはなってくれるのだが。」
 G M: ジャネッタ「やー、実際モノがハリボテって判っちゃうと乗っ取っても面倒しか――ん?『FHの乗っ取り?』……いや、別に考える必要もないですか」菊花さんの言葉に何か引っかかるものを感じたが、今は捨て置いた
 G M: ジャネッタ「……“マスターマインド”の行方が判っておりません」
  茜 : 「……彼女ですか。この状況では最も敵に回したくない方ですね」
 クララ: 「結構!こちらに向かってくるのならかえってやりやすい」
 G M: 霧人「……と、すまん、通信だ……ほいほい、“くちなわ”っす」
 G M: 霧人「――マジかい。おっけ、ルート変えます(==」
  茜 : 「……亀山君、何かありましたか?」
 G M: 霧人「テレーズ・ブルム嬢との連絡が途絶えた」
  茜 : 「…………」
 俊 一: 「・・・・・・・・・・・・・」
 クララ: 「先手は向こうというわけかしら」
 俊 一: 「厄介事ってのは連続して続くもの、ってことですか。」 ほんと FHって クソだな!(FHの責任にするながれ
  茜 : 「可能性は考えていましたが……他の評議員の状況は?」
 G M: 霧人「現状、大きな変化はないらしいな。『なにかしてる』の方も、『なにかされた』の方も。とりあえず、最後に通信のあった場所までヘリを持ってくから、その間にそっちで情報収集を行ってくれ」
 G M: 霧人「ああ、ジャネッタさん、途中で日本支部の方に寄せてって蹴落とすから、そっちはそっちの仕事をしてくれ」  じゃねった「  」
  茜 : 蹴落とすて(何
 クララ: ウィル「撃ち出すの方がいいか?」
 俊 一: よし蹴落とそう(
 俊 一: ヽ( ・∀・)ノ┌┛ガッΣ(ノ`Д´)ノ (このながれか
  茜 : 「やめなさい……ともあれ、そういうことならば動きましょうか」
  茜 : 前半ペンギンに。
 G M: 霧人「えーと、テレーズ嬢にはサジェスってーAオーヴァードが護衛についてるが、そっちからの連絡もないそうな。まだ一緒にいるんだろう」
 菊 花: 「何か鳥類秘蔵の通信手段とかないのかね」 <ウィルに無茶ぶり
 クララ: ウィル「サジェスは頭が固いしゲルマン魂を理解しないからなー。」
 G M: ジャネッタ「えーと、では、そんな感じで!皆様よろしくお願いしますわ!」(ヤケ)  部下B「……ええと……着地はこちらでしますので……最短ルートでお願いします……」護衛ちゃんはバロール(何
 俊 一: 「そちらこそ。・・・ああ。最後になるかもしれないから一応言うことだけ言っておきますか」
 俊 一: じゃねったちーむ(?)にむけて
 G M: ジャネッタ「最後にする気は更々ありませんが、どうぞ」
 俊 一: 「僕は正直なところ、貴方がたに対しての怨恨が消えてるわけではありません。理由は何であれ、あの子を傷つけた。
 俊 一: 「理屈ではそう言うのを捨て置いて協力しなければならぬとわかっていても、捨てきれない。そんなに割り切りよく僕はできてません」
 俊 一: 「──だから、この手でこの怨恨を晴らすまでは勝手に死滅(くたば)らないでください。そうすると怒りの置き場すらなくなるので」
 俊 一: それまでは、この憤り、怨恨は仕舞っておく。 と、告げる
 G M: ジャネッタ「(……事が片付いたら海外逃亡していいかしら?)」(ひそひそ)  部下B「……そういうところ、ですよ……」(何
 俊 一: 「ま、それくらいです。あ、生きていさえすれば追いかけられるんで逃げる計画くらいは別に立ててもいいですよ。」
 G M: ジャネッタ「……では、詫びを入れにいくためにも、是非とも生き残らせていただきますわ」
  茜 : 「……まあ、形はどうあれ。お互い無事を祈るということで」 少しだけ苦笑いを浮かべて。
 菊 花: 「うん。RBの私に言われてもうれしくないだろうが、君は間違いなく”ヒト”だね」 やり取りを微笑みながら見つつ。
 クララ: ウィル「若さってよいなぁ」
 俊 一: その言葉に少々不満げな顔はするが、否定はしない
 G M: ジャネッタ「では、よろしくお願いしますわ」ヘリの扉を蹴り開け、ジャネッタさんは蹴り飛ばされる必要もなく、部下Bと一緒にパラシュートなしの自由落下を始めましょうか。

 G M: 霧人「んでは、そっちよろしくお願いするわ。飛ばすぜー(==」




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FS名:中枢評議会への根回しを行え!

判定:〈情報:UGN〉 支援判定:【肉体】【社会】 目標値:9 最大達成値:40
必要進行値:35 終了条件:なし(3ラウンド以内の終了を推奨)

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 G M: さて、FSの解説をします。
 G M: ハプニングチャートは汎用のものを用います。このハプニングチャートの効果には、タイタス昇華の効果「不利な効果を打ち消す」を適用させることができます。その場合は効果そのものが「こともなし。修正は特にない」に変更となります。
 G M: このFSは必要進行値35を稼ぐまで終了しません。なお、1ラウンドごとに、セットアップ開始時に[Xd10]の浸食率を上昇させていただきます。Xは「現在のラウンド数-1」とします。
   つまり2ラウンド目は1d、3ラウンド目は2d、4ラウンド目は3dの浸食率が増えるわけですね。
  茜 : アッー(何
 クララ: えげつない
 俊 一: ちなみに一人最大で5がげんかいなので
 菊 花: チャート次第だが1R終了は無理か。
 俊 一: ω`) (1R) 1Rじゃおわらねーよという・・・w
 G M: 全員がぶん回せば2Rはあり得ます。3Rぐらいかかるんじゃないかなって思ってます。4R入るとちょっと厳しいですね
 G M: ここまでで質問はありますか?
 俊 一: まあハプニングチャート次第ではある。
  茜 : 大丈夫です。
 俊 一: 特になし。せいぜいがロイス結びたいくらい(じゃねったさんに)
 菊 花: 技能が情報の時、財産Pは使えますか?
 クララ: ありません
 G M: 構いません。ああ、Sロイスはいつも通りに戦闘開始前までにお願いします。
 俊 一: って、あ。 一応一つあったわ質問
 菊 花: 了解。
 俊 一: 久々すぎて忘れてる所あるけどこのFSって「戦闘扱い」になるのかしら?(戦闘中使えないエフェクトもある
 G M: 財産Pは、えーと、ルール上は情報収集に限定されてますけど、今回はOKとします。
 G M: 時と場合でGMは設定してますが、「今回は戦闘中にはなりません」。
 俊 一: OK
 G M: ああそうだ。財産Pついでに
 クララ: 今回出てる情報:UGNの間は使えるって事ですよね 変わった場合は話は変わると
 G M: すっかり忘れてましたが、購入をしたいという方がおる場合、FS終了後にあと1シーン作る予定なので、そこでやっても構いません。
 菊 花: はーい。なら私はOK
 俊 一: OK
  茜 : OKです。
 クララ: OKでーす
 G M: では。




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ラウンド1(浸食率上昇:なし)
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 G M: セットアップ前に、ハプニングチャート入ります。えーと、誰か振りたいって人いる?(><
 クララ: どうせならふりたい
 菊 花: PC
 G M: じゃ、PC1から順に!
 菊 花: PC順でいいのでは。
 クララ: #1d100 へるぷみーじゃねった
 ダイス: 1d100=(73)=73
 クララ: 信じてた
 クララ: 草葉の陰から応援してくれてますよこれは
 G M: 71~75:チャンス到来。このラウンド中に行う進行判定は、ダイスが+5個される。
 G M: 死んでませんわ!?

 G M: では、セットアップ。
 菊 花: なし。
 俊 一: なし
 クララ: セットアップはナシ
  茜 : 無し。

 G M: ええと、IV順はクララ>くのー>茜さん>菊花さん……か
 クララ: はいはーい

 G M: IV62(??????):クララ
 クララ: 《要の陣形》+《導きの華》+《アドヴァイス》+《光射す場所》 対象は自分含めてPC全員 57+13
 G M: OK、具体的なバフの内容も書いておいてくださいな
 クララ: ダイス:+5 達成値+15 CR値:-1(下限6) 
 俊 一: えーと、一応聞くけど速攻で情報回したほうがいいかしら?それとも自宅待機して他の判定に回す?<他のメンバー(大体こいつある程度の成果をどこでも叩き出せる天才)
 クララ: 「最低限のマニュアルとサポートプログラムは用意しておきました。工作の一助となるでしょう」
 俊 一: (最低限ってなんだっけ)
 菊 花: あ、なら私初手で行きたい。社会から変わると回せなくなるから。
 クララ: おっけー
 クララ: ではお二人には待機をお願いしましょう
 俊 一: ということで久能は自宅待機の流れ(
 G M: では、くのーちんと茜さんが待機の流れで

  茜 : うい。
 G M: IV5:菊花さん
 菊 花: マイナーで《オリジン:サイバー》 一部メカ少女になって【社会】の達成値をシーン中+10
 菊 花: メジャーで〈情報:UGN〉で判定。 根回しって具体的にどうやってるんだろうね(何
 菊 花: #19r9+10+2+15+1
 ダイス: 19r10=(4,9,10,7,3,3,5,6,7,6,9,9,9,6,8,8,2,10,1)=Critical!!
 ダイス: 6r10=(1,8,2,4,4,4)=8+10=18+10+2+15+1=46
 菊 花: よし、突破!
 G M: 1回しでこれかよ!
 クララ: 大変結構!
  茜 : ぱねえ。
 G M: 5/35。喜べ、まだ変化しないぞ!
 クララ: やさしい

 G M: IV10:茜さん
 クララ: 「お見事、本職は機敏さが違うわね」
 G M: ちなみに今回はテレーズ嬢の直近の動向を追いかけてるから普通の情報収集と言えば普通の情報収集>根回しって~
 クララ: 先生ふぁいとぉ
  茜 : あー、だったらイージーの《地獄耳》でボーナス付いたりしないです? 領域内の状況把握の手助けで。
 G M: ああ、そうね。許そう、+2だ
  茜 : あざっす。ではコネも使って情報:UGNで。
  茜 : #10r9+2+15+2 [コネとか支援込みで情報:UGN]
 ダイス: 10r10=(10,5,3,8,5,2,3,7,1,6)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(6)=6+10=16+2+15+2=35
  茜 : 財産ポイント+5で。
 クララ: ダイスの数少ないかも
 クララ: 多分ハプニングの+5が抜けてる
 G M: 追加で5Dふってみてちょ
  茜 : おっと。では振り直す。
  茜 : と、振り足しで。
  茜 : #5r9
 ダイス: 5r10=(8,8,1,7,10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(6)=6+10=16
 G M: 変わらず!
 俊 一: ω`) ぴったりおなじ
 クララ: これはこれですごい
  茜 : では改めて財産ポイント+5で40に。残りポイントは2。
 俊 一: FSはかわったかしらん・・・?
 G M: OK(《領域の声+コンセントレイト》はしないんだなぁ、って顔)
  茜 : ……あかん、すっかり忘れてた(何
 俊 一: 侵蝕率がもったいなかったってかおになってるかもしれないw
  茜 : まあ良いや(何
 G M: 大丈夫、まだ〈情報:〉技能に出番はあるよ!ってことでイベント
 クララ: クリアできてるのでヨシ

 G M: 霧人「へい、もしもし……へ?中枢評議会のイザベル・リンディ?了解、繋ぐわ」
 G M: イザベル『Hola!皆さん初めまして!評議会のイザベル・リンディよ!……ゆっくり挨拶したいけど、時間がないから、こっちに回ってきた情報を伝えるわ』
 G M: イザベル・リンディ。評議会の穏健派。テレーズとは喧嘩も多いが公私ともに付き合いが深いという。
 G M: イザベル『FHの一派と思われる連中の襲撃計画の情報が耳に入ったわ。場所もタイミングも、テレーズの居場所と一致。でも、実際に戦闘に行われた形跡はないわ』
 菊 花: 「逃れて逃げた、と?」
 G M: イザベル『テレーズ……いえ、サジェスのことだから、現地で身を隠してるわね。彼はオルクスだから、《不可視の領域》で身を隠すのはお手の物。性格上、遠くへは行ってないと思われるわ』
 G M: 霧人「……こっちの情報で、大体の足跡は掴めたから、後は現地で戦闘を避け、合流をできれば最上……か」

 G M: 判定を〈知覚〉に変更する。

 俊 一: グェー(比較的苦手なやつだ)
  茜 : まあくのー君ならどうにでもできるでしょ(何
 クララ: 天才もあるし余裕でしょうきっと
 俊 一: 流石に40はきついっちゃきつい。実はこいつ天性のひらめきもってないんでな・・・w

 G M: IV23:くのーちん
 俊 一: つーてもやれるだけやるか。
 G M: ガンバレ!><
 菊 花: 一応こっちが《宵闇の魔花》あるんで、HP5点失ってもいいなら+9はできる。
 俊 一: まあともあれダイスごーしよう。結果次第で転載を使ったりすればいいながれ
 俊 一: #16r9+15
 ダイス: 16r10=(3,5,2,7,4,1,5,3,2,7,1,10,7,4,3,8)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(7)=7+10=17+15=32
 クララ: ヒーリングウィルスで10点回復できるので積極的にお願いするかも
 俊 一: あ、天才使えばクリアだ。天才(
 菊 花: お、ならどっちにしますかね。
 クララ: 天才でいいんじゃないかなぁ
 俊 一: そっちの使用回数制限によるかな。こっちは2回
 俊 一: #1d10+35 天才にしとこう(
 ダイス: 1d10=(4)=4+35=39
 G M: OK
 G M: 15/35 イベント発生。
 俊 一: (侵蝕率35じゃなくて38だったんで+4されて42です)
 菊 花: 了解。

 G M: テレーズ「……“赤髪”!黒巣市のUGNが動いたのね!」
 クララ: 「繋がった・・・!さすが久能君ね。御機嫌よう」
 G M: 霧人「よし、とっととずらかるぞっと。事情説明は帰り道で頼む」
 G M: てなわけで、テレーズを乗せまして日本支部へ向かいますが。
 G M: テレーズ「……私のところに来たのは戦闘部隊でしかないけど、“ヘルタースケルター”とラットフィンクが動き出したわ。下手に通信を入れたりするとすぐに逆探知される状況だったから、迂闊に動けなかったの」
 俊 一: 「また豪勢な諜報特化に動かれてますね。」
 G M: テレーズ「サジェスがその動きを察知したから、即座に敵が動き出した、って流れ……“ヘルタースケルター”を野放しにしておくのは、まずいわ」
 G M: ヘルタースケルターの情報はパブリックエネミーP59ですね。ブラックドッグのEエフェクト《ドミネーション》は確実にあります。
  茜 : 「"マスターマインド"も居るかもしれない、と考えると仰る通り放置はできませんね……」
 俊 一: ω`) マスターハックなんてクソだせえコードネームなんてまっぴらごめんだね!(
 俊 一: したひとよね。たしか
 G M: テレーズ「評議会への合流は、少なくとも彼女を何とかしてからにするべきだと思うんだけど、どうかしら?」
 G M: ですな。あちし的にはマスターエージェント相応の実力者として扱ってます(何
 俊 一: 「そうですね・・・どっかのゲーム会社製ヘリになる運命は避けたいですし」
 クララ: 「同意するわ。ここでの横槍は目障りではあるけれど・・・言い換えれば将来の致命傷を避ける機会だもの」
 菊 花: 「マスタークラスって邪魔だから感覚で倒せるあいてだったかね。 やるしかないというのは同意だが。」
 G M: テレーズ「“赤髪”がいるもの、何とかなるでしょ?」
  茜 : 「障害になるのならば他に手はないですし……まあ、どうにかしましょう。"今までもそうしてきた"のが黒巣市ですから」

 G M: えー。技能変更。
 G M: 〈芸術:破壊工作〉or〈知識:プログラム〉or〈情報:ウェブ〉にて目標値は変わ……ら……
 G M: 《アンタッチャブル》。難易度+20。
 G M: 目標値29を求めます。
  茜 : ギャー!
 G M: テレーズ「……ラットフィンクは情報妨害に特化した組織よ。これだけじゃ終わらないと思ったほうが良いわね」



 G M: クリンナップ!
 G M: 無いかな!
 クララ: ない!
 俊 一: ない
  茜 : 無し。
 菊 花: なしです。




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ラウンド2(浸食率上昇:+1d)
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 クララ: #1d10+70
 ダイス: 1d10=(7)=7+70=77
  茜 : #1d10+47 [侵食だけ上げとく]
 ダイス: 1d10=(6)=6+47=53
 俊 一: #1d10+42
 ダイス: 1d10=(3)=3+42=45
 俊 一: ・・・・・
 俊 一: いやなんなのこいつwwwwww
 菊 花: #1d10+51
 ダイス: 1d10=(5)=5+51=56
 クララ: ハプニング次の方ー
 G M: 茜さんー
  茜 : ……PC順でいったらうちか。
  茜 : #1d100
 ダイス: 1d100=(57)=57
 クララ: ふぁー
  茜 : 57だと。
 G M: 56^60:綱渡りのような状況。難易度+1d
 クララ: おのれへるたーすけるた
 G M: ダイス一回振って見てちょ
  茜 : うーぬ。
  茜 : #1d10 [難易度上昇]
 ダイス: 1d10=(1)=1
  茜 : ふー。
 G M: 30w
 クララ: きりがよくなった
 俊 一: きりがいいな!w
  茜 : ここで10とか言ったら土下座もんだったな……(何
 クララ: まぁ、どうせ40狙いですし最大値が下がるよりずっとまし
 菊 花: 分かりやすい。
 クララ: あー すみません質問! 難易度+20って項目代わっても継続ですか?
 G M: ああ、先に言っておきますか、このイベントの間だけです。
 G M: ほんでま

 G M: IV62さん
 クララ: 《要の陣形》+《導きの華》+《アドヴァイス》+《光射す場所》 対象は自分含めてPC全員 +13
 G M: おやおや、自分にも《導きの華》撒いていたのに使わなくてよろしいのか
 クララ: 正直悩んだけど、今後妨害が続いた場合支援なしで他の人に任せるのは怖いなーと・・思った・・んだ。。けど
 G M: まぁ、飛んでくる妨害は2種類だけだからそんなに警戒せずとも大丈夫だよ
 G M: 《ミスリード》
 クララ: そっちかー
 菊 花: とりあえず《テイクオーバー》でその浸蝕率、こっちで引き受ける。 なので13+2%こっちが上がって71%に。
 G M: ノイマンのEエフェクトだ。自動成功のエフェクトを失敗させる。えーと、組み合わせたエフェクトに使用する場合の効果が載ってないのよね。
 G M: だから、今回はエフェクト一つだけを打ち消すことにする。《導きの華》だ。
 クララ: どれかを選ぶならそうよねー
 G M: ちなみに、ヘルタースケルターのHPは32だ。どう足掻いても一発限り
 俊 一: 達成値ボーナスがなくなっただけか(
 クララ: ダイス:+5 CR値:-1(下限6)

 G M: では、えーと、行動順を変えるんだっけ?
 クララ: さっきと同じ順番でいいかなと思います 個人的には
 G M: OK。菊花さんから、どうぞ。
 菊 花: 了解。では、〈情報:ウェブ〉で。 マイナーなし、メジャーで普通に判定。
 菊 花: #15r9+10+2
 ダイス: 15r10=(3,5,3,6,6,8,9,4,7,9,3,6,7,6,2)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(8,10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(9)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(4)=4+30=34+10+2=46
 菊 花: 何とかなった。今回も46で。
 G M: つよっ
 俊 一: さあ変更かかるかなー?
 クララ: さすが!
 G M: (エンブレムのラットフィンクを隠す)
 G M: って、判定直前やん。えーと、今回はエキストラがバカスカ投げてくる設定で毎回-5ってことで、よろ
 G M: ともあれ
 俊 一: -5かかっても41ですね・・・w
 G M: 20/35で変化なしだ。君達は”ヘルタースケルター”と情報戦を繰り広げる。

 G M: てなわけで、茜ちん
  茜 : へーい。今度は《領域の声/コンセントレイト:OR》使って<情報:ウェブ>。
 G M: OK、達成値-5でよろしく
  茜 : 侵食率+3で56%。
  茜 : あと自動巡回ソフトも使ってダイス+1と……(計算中
  茜 : #11r6+0-5 こうだな。
 ダイス: 11r10=(9,2,5,5,5,1,10,2,1,9,3)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(3,4,1)=4+10=14+0-5=9
 俊 一: Oh////
  茜 : すまない、届かなかった。
 クララ: 《妖精の手》の出番かしら
  茜 : 《妖精の輪》と併用すれば届く……か。
 俊 一: 一応+20まではできるから試してみるのはありじゃねーかしら?
 G M: このCR値でこうも回らないとは
 俊 一: じこるときはあるさ。ほんと
 俊 一: ”事故”る奴ぁ・・・”不運”とry
 クララ: まずは普通に使って きっかさんの支援もありますし気楽に
  茜 : んじゃ、使うか。《妖精の手/妖精の輪》。+8で64%。
 クララ: 一応、妖精の輪は2回目と同時に使うはず
 クララ: なので1回目で回って上手く行ったら輪はいらない
 俊 一: んだに(
  茜 : じゃまずは《妖精の手》だけか。60%。
  茜 : #1r6+20-5
 ダイス: 1r10=(6)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(4)=4+10=14+20-5=29
 G M: 何だこの妖怪は
 俊 一: ようかい1たりない(
  茜 : ……今回は財産ポイント使用可能だから、それを足して30に持ってく。
 クララ: それなら、菊花さんに魔花もらうといいかも
 菊 花: 31まで行けば40にできますけど、どうします?
 クララ: そして追加で1P使えば最大値
 俊 一: なんという・・・w
  茜 : それで行きますか。自前の回復一応あるし(《癒しの歌》
  茜 : では31までもっていく。これで財産ポイント0。
 クララ: それは心強い じゃあお任せします
 G M: ゴリ押し!それでこそだ!エフェクトの使用回数と浸食率に負担を駆ける目的がFSだ!
 クララ: 最大値達成! おみごと
  茜 : で、HP-5でしたっけね。
 俊 一: じみにりそーすがへっていく。
 菊 花: そこに《宵闇の魔花》 達成値+9とHP5点失う効果をどうぞ。 こっちも浸蝕75%に。
 俊 一: なおあんまり減ってないやつ(1/1
  茜 : 受領してHP27/32へ。
 クララ: こんな面白いエフェクトあったんだなぁ
  茜 : 「……何とか押し返せましたか。ありがとうございます」
 俊 一: 宵闇のマカ錬金(なにかちがう
 G M: 25/35。変わ……らない!ヘルタースケルターの防壁は手強い!
 俊 一: あ、変わらんのか。( ´_ゝ`)

 G M: そんなわけでくのーちん、ほれやっちめー。
 クララ: ほぅ
 俊 一: 「情報戦型って本当に面倒・・・いや、毎度のことですか。今回も僕らは”追いかける側”になってますし」
 俊 一: ということでうん。いつもの<生き字引>+<知識の泉>+<コンセントレイト:のいまん> 侵蝕率45→49
 俊 一: #19r6+7-5  これでいいはず
 ダイス: 19r10=(1,1,9,10,1,7,1,10,1,7,7,5,9,5,7,9,1,5,3)=Critical!!
 ダイス: 9r10=(10,6,3,9,8,1,9,7,4)=Critical!!
 ダイス: 6r10=(2,3,1,3,3,1)=3+20=23+7-5=25
 俊 一: うわしくった。なんか低迷してるなダイス
 俊 一: しゃーなし、財産ポイント15点つかって40(
 G M: OK、君はカネの力を駆使して“ヘルタースケルター”の位置を割り出した。
 G M: 30/35

 G M: “ヘルタースケルター”「……ちっ、これ以上は戦闘部隊が来るな。そっちは専門外だ。ほとぼり冷めるまでもぐらねぇと」
 俊 一: 「ようやくしっぽを掴めました。工作員といい、面倒くさい技量持ち我が敵に回ると追いかけるのも面倒ですよほんと」
 G M: “ヘルタースケルター”は撤退する。……このキャンペーンでは、こいつの顛末については実はあんまり考えてないんだよな。危険人物だからまぁ、PC達の見えないところで何がしかの決着があるのだろう
 俊 一: イヤーグワー! (だれもしらないばしょ
 クララ: 袁チャンって今余裕ある?
 クララ: 暇そうなら向かわせたことにしたい
 G M: マスターシーンであった通り、マリアさん達と何やらやってるよ(何
 クララ: ・・そっか
 クララ: じゃあ仕方ないね
 俊 一: きっと金ならある仮面がなんとかしてくれるでしょう
 G M: テレーズ「ようやく支部に戻れるわね」
 G M: そんなわけで。

 G M: 霧人「こっちの準備も整ってる。とりま、話をしてやってくれ」
 G M: 技能を〈交渉〉に変更、目標値を9に戻す。




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ラウンド3(浸食率上昇:+2d)
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 俊 一: 最後はクララちんにまかせた(
 G M: くのーちん、ハプニングをふりたまえ
 俊 一: あ、そいえばそうでしたね。
 クララ: ハプニング変なのにしなければね!
 俊 一: #1d100
 ダイス: 1d100=(26)=26
 俊 一: Oh。。。<進行判定後に重圧
 G M: 26~30:プレッシャー。進行判定を行ったキャラクターは直後に重圧を受ける。
 G M: まぁ、このシーンが終わったら解けて良いから、支援が使えなくなる程度だね

 菊 花: EF使わんでも行けそうだから、ギリギリセーフっぽい。
 G M: てなわけで62歳さんお願いします
  茜 : 歳(何
 G M: 間違った、IV62さんお願いします
 俊 一: これは消されますわ・・・
 クララ: あとでざっきーせんせい凍らせて太平洋ね
 G M: 62歳はランカスター氏だった(何
 菊 花: と、その前に浸食上昇忘れてた。
 G M: あ、忘れてた。お願いします
 俊 一: あっ
 クララ: 思い出さなくてよかったのに!!!
 俊 一: #2d10+49
 ダイス: 2d10=(5+7)=12+49=61
 クララ: 2d10+77
 俊 一: ・x・) ようやくボーナスが付いた(
 クララ: #2d10+77
 ダイス: 2d10=(7+2)=9+77=86
 菊 花: #2d10+75
 ダイス: 2d10=(8+9)=17+75=92
 クララ: 致命傷ではない
  茜 : #1d10+60
 ダイス: 1d10=(7)=7+60=67
 俊 一: おちつけ2d10だ(
  茜 : #1d10+67 [2Dだった]
 ダイス: 1d10=(6)=6+67=73
  茜 : 合計で73%で。
 俊 一: みんな侵蝕率高い(
 G M: 大体そんな感じの浸食率だねー
 G M:  
 G M: では改めてお願いします
 クララ: 《天性のひらめき》 86+4%
 俊 一: みんなすふりでよくね?とおもったあたい
 俊 一: <交渉11,10,6がいるんで・・・
 菊 花: もうEFみんないらん気がする。
 クララ: #19r6+11 
 ダイス: 19r10=(7,8,10,3,7,8,1,10,3,5,5,1,5,4,1,5,10,9,4)=Critical!!
 ダイス: 8r10=(4,6,10,8,3,7,8,4)=Critical!!
 ダイス: 5r10=(2,4,4,4,8)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(6)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(2)=2+50=52+11=63
 クララ: 一回くらいまともに判定しておきたいなって
 俊 一: おちつけ、cr6になってる(
 俊 一: ってアドバイスじぶんにもかけてそのままなのか
 クララ: 何も間違ってませんが
 クララ: です
 俊 一: ( ゚д゚) すっかり わすれてた(
 G M: OK。
 クララ: 華はきえちゃったけどね!

 クララ: 「我々は多くの犠牲を払いながらも、世界を維持してきた。故に我々には敗北は許されないのです。それが、世界を変えるという苦難であったとしても」
 クララ: 「そして生者であるならば、そう・・ゲームオーバーではないのです。一度は立ち止まろうとも歩み始めましょう。」
 G M: ヨシュア『……ありがとう。君達の言葉が、私は聞きたかった』
 G M: ヨシュア・ランカスターは、意外なほど素直に、君達の言葉を受け入れた。何か、きっかけこそを求めていたかのようにも見えた。

 G M: FSは終了となります。



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マスターシーン
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 G M: 霧谷「……改めまして。先ずはこの決定に異議のあるものはご起立ください」
 G M: アッシュ「…………」

 G M: UGN日本支部。そこを取り仕切る“リヴァイアサン”が、実質的な議長として、宣言した。
 G M: 緊急招集された中枢評議員による『会議』は、もはや判子を押すだけのものだった。

 G M: テレーズ・ブルム「異議はありません」
 G M: イザベル・リンディ「同じーく」

 G M: 穏健派は完全に『向こう側』だ。もう少しぐらい躊躇するものかと思えば、いつになく思い切りがいい。
 G M: いや、連中としてはもう他に打つ手なしだと投げ出したのだろうか。それだけの状況ではある。

 G M: テレーズ・ブルム「……現場レベルでは、もはやUGNとFHとの差異は薄れています。
 G M:   今の戦いは、『世界崩壊に抗うもの』と『崩壊を促すもの』とのものになっています。
 G M:   我々は既に、あるかどうかも判らぬ『その後』に固執する段階を通り越していると考えます」

 G M: 現場判断。連中らしい考え方だ。だが……

 G M: 李文龍「…………」
 G M: アッシュ「文龍殿!貴公までもがUGNの使命と誇りを忘れたとは言いますまい!?」

 G M: 文龍「アッシュよ。儂はのう……答えを得てしまったのだよ」

 G M: ……何の話だ?疑問を抱く彼に、老いたる龍は続けた。

 G M: 文龍「我が一族が代々伝えてきた“龍卵”と呼ばれる遺産。あれはの、古代中国のレネゲイドの記憶を遺した『鍵』であった」

 G M: 文龍の言葉に、会議全体がどよめいた。そんな話は誰も、今まで一言たりとも聞いたことがなかった。

 G M: 文龍「だが!アレに残された記憶では、かの遺跡に呼応させるには足りなかったのだ!
 G M:   アッシュよ、貴公をこの席に据えて稼いできた時間だが、得られた結末はこのようなものだったのだ。
 G M:   ……儂は、この時代の激流に抗う気は最早ない。我が一族の系譜、我が野心の培ったモノでは力不足だった……」

 G M: そこまでまくし立てた老人は、最後に一言を呟き、深く椅子にもたれかかった。

 G M: 文龍「まこと現世は、一炊の夢……」
 G M: アッシュ「……」

 G M: この決定の唯一の反対者として起立していたアッシュは、味方が誰もいないことに歯噛みした。
 G M: そしてそこに、『とどめ』がやってきた。


 G M: ヨシュア・ランカスター「すまない、遅れてしまったな。私も、この決定には賛成する」
 G M: アッシュ「ら、ランカスター議長……!?」

 G M: UGN中枢評議会議長、ヨシュア・ランカスター。
 G M: 昨今イングランドの荘園に引きこもっていることの多い彼は、今回の議会にも欠席するものだと思っていたが……

 G M: ヨシュア「少々尻を叩かれてしまってな。慌てて馳せ参じた」
 G M: アッシュ「き、貴様ら……彼までも味方につけたわけか……!?」

 G M: ヨシュア・ランカスターの後ろにいたのは、クララ・フォン・ブランデンブルグを筆頭とする黒巣市のOV。
 G M: ヨシュアは彼女らの発言を制止した。まず、やるべきことをやる。

 G M: ヨシュア「賛成多数にて、UGN中枢評議会は、レネゲイドの真実の公開、及び全世界に対し、『魔鍵』の収集への協力の要請を行う。これ以上の異議は認めない」
 G M: アッシュ「……」


 G M: アッシュ・レドリックは力なく椅子にもたれかかった。
 G M: これより先、UGNは力によって世界を護る組織などではなく、他組織との協力を求める腰の低い組織となるだろう。
 G M: そこは、彼のような強硬な人間が階段を駆け上れるものではない。彼の野心は、もはや成就せぬのだ。

 G M: ……今、ここに至るまで口を閉ざし続けていた――この結末をもたらした『彼女』が、ぽつりと口を開いた。

 G M: 美鈴「……貴方には、感謝しています。アッシュ・レドリック。貴方が私を黒巣市に宛がわねば。私に力を与えてくれなければ、この決定は成りませんでした。
 G M:   貴方の力があってこそ、この星は未来を繋ぐことができたのです」

 G M: ……なんという皮肉な言葉か。自分の栄光が閉ざされた先にこそ、未来があるのだという。
 G M: 未来なき世界にしか、彼自身の栄光はないのだ。

 G M: アッシュ「まさに、不毛の栄光……か」

 G M: その一言こそが、彼の断末魔だ。
 G M: それを認めたが故、最後に彼はこう伝えた。

 G M: アッシュ「……美鈴。『フルハウス』は、お前が成立させろ」
 G M: 美鈴「……わかりました」






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ミドルフェイズ2
シーンプレイヤー:“求め歩む者”久能 俊一
登場:可

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 G M: 浸食率上昇お願いします。
 俊 一: #1d10+61
 ダイス: 1d10=(1)=1+61=62
 俊 一: ・x・) だからなんだよこの上昇率www
 G M: ちょっとちょっとー、折角気を利かせたのに―(何

 G M: さて、中枢評議会のメンバーは散り散りだ。自分たちのやるべきことをやりにいった。最後まで不貞腐れてたアッシュもだ。(ああ、誰か何か言いたい評議会メンバーがいるなら、この時点で登場して話すこともできるけど、そう言う人いるかな?)
 俊 一: 特に評議会とは深いつながりがないのがなこっち・・・・w
  茜 : 此方も無いっすね。
 俊 一: (どっちかというとくららちんだとかのほうがつながりありそう)
 クララ: んー・・・・
 G M: んで、登場してないPC達……クララぽんと茜さんも、色々と連絡とかが合って離れてる感じで、菊花さんはイリーガルだからね、強めに望まないならここにいる必要はない。
 G M: あ、クララぽん何かあるかな?
 クララ: ぱっとおもいつくことはない・・かな・・
 G M: では、それで構わない。どうせ腰を落ち着けて話が出来るほどのんびりとした時間はあんまりないしね。

 G M: そんなわけで、何もないのなら、まぁ。偶々くのーちんに暇ができて。そこに残っている人間が一人いる、って状況だ。
 G M: ヨシュア「……君達には、感謝しないといけないのだろうね」
 G M: ちなみに、イングランドから日本支部へは、《ディメンジョンゲート》で飛んできた。この人、バロール/ノイマンです(何
 俊 一: そいえばこの人もOVでしたね。孫娘一般人だけど
 クララ: #1d10+90
 ダイス: 1d10=(2)=2+90=92
 クララ: オリジナル袁ちゃんぱわー
 G M: 登場了解
 俊 一: 「ランカスター卿・・・とお呼びしてもいいでしょうか。僕らを、いや、きっかけを待っていたように見受けられましたが・・・失礼でなければどのような考えであったか、お伺いしてもよろしいですか?」
 クララ: 「本当に必要だったのは”最後の一押し”だけだったようで。食えないお人だことですね」
 G M: ヨシュア「……諦めていたのだろうね、私は。思えば、息子を喪ってからずっとそうだった」
 G M: ヨシュア「喪失の痛みに耐えきれず、屋敷に引きこもり、無為の時間を過ごし続けていた……こうして、『滅び』がやってきても尚もことだ」
 俊 一: 「失うことに耐えられなかった。ですか・・・。
 G M: ヨシュア「孫娘に幾ら発破をかけられても――いや、孫娘だからこそ、私自身が駄々を捏ね、重しになることで動きを抑えたかったのだろうな……」
 俊 一: 「…………わからなくもないですね。失うことは痛くて、目を塞ぎたくなる。」
 G M: ヨシュア「アルフレッドと共に組織を立ち上げ、戦い続けてきた私だったが、年を取って耄碌したか、或は本来の自分が出てしまったか……結局、私はその程度の人間だったのだよ」
 G M: ヨシュア「だからこそ、感謝しているのだよ。君達はまだ、何も諦めていないのだろう。その君達が声をかけてきてくれたことが、最後の一押しになってくれた」
 俊 一: 「……単に、諦めきれなかっただけですよ。僕も、そして貴方様も。どれだけ目を閉じても、耳をふさいでも。過去からは逃げられないし、どんどんとのしかかってくる。」
 俊 一: 「僕はまだ20にもなってない若造ですが、・・・これ以上荷物(大切なもの)を失いたくなかっただけ、ということだけはわかります。」
 G M: ヨシュア「ああ、そうだ。その通りなのだろうな」
 俊 一: 「だからこそ、僕らの声に貴方様は答えてくださった・…・と、僕は思っています。諦めたくても、諦められない。これ以上失うなんてまっぴらだ、と。」
 俊 一: 「……間違えていたら、すみません。
 G M: ヨシュア「……君は、息子の若い頃によく似ている。迷うことも、考えることも、私と共に、私以上にやってきた」
 G M: ヨシュア「……老人の長話に付き合わせてしまったな」
 俊 一: 「いえ、こちらこそ結局自分の感情を吐露してしまっただけなんで・・・」
 G M: ヨシュア「“赤髪”よ、食えないという評価をされたなら、1つ2つは言っておこう、実は私にはまだ、もう1枚カードがあってな」
 クララ: 「敏腕エージェントとUGN最大の重鎮の赤裸々な告白など、千金に値しますわ。・・・ほぅ?」
 クララ: 我が意を得たり、それでこそジョンブルの古狸ですね と表情で語る
 G M: ヨシュア「……その中身についてはまだ話す時ではない。だが、私も状況をぼんやりと眺めていたわけではなかったし、今回の会議のみならず、黒巣市の状況も把握している。そのカードは確実に、かの地の状況打破の一助になるだろう。今はまだ正体が判らずともな」
 クララ: 「なるほど。・・・・これが、世界の第一の守護者を名乗るに相応しい器と能力・・というわけですか」
 クララ: 感嘆の声をあげる 見くびっていたつもりはなかった。それでも評価が1つふたつ過小だったのは悔しくもあり。嬉しくもある
 G M: ヨシュア「大した話でもない、そこまでは買い被らないで欲しいものだがな」
 クララ: 「偉大なる先達とお会いできて光栄でした。そろそろ・・・悪あがきでも来る頃でしょうから。実戦は若手にお任せくださいな」
 G M: ヨシュア「……そろそろ時間か。FHの某の準備が終わる頃だが……」

 G M: UGN日本支部に警報が鳴る。
 G M: 霧人「あー、いたいた!クララ嬢にくのーちーん!――あ、ランカスター議長もおりましたか、ドーモ」
 G M: 霧人「FHの戦闘部隊がやってきたわ!メイン戦力は“ドッグマスター”率いるムーンドッグ!“マスターマインド”の姿も確認された」
 俊 一: 「なかなかに豪勢な集団じゃないですかね。大盤振る舞いに泣けてきそうです」
 G M: ヨシュア「間違いなく、FH最高峰の戦闘部隊だな。最前線は任せて大丈夫か?」
 G M: 霧人「最前線は任せて大丈夫か?(==」
 俊 一: 「どうせ誰かしらカチコミに来るだろうとは思ってましたんで、準備はしてますよ」
 クララ: 「無論。ここはわたしの戦場だもの」
 G M: 霧人「んでま、早いとこ準備よろしく。あ、霧谷さんと交渉してきたから、倉庫で良いもの見つけたらパチってってかまわないぞ(==」
 G M: 全員、購入判定を許可します――(何
 俊 一: あ、一応その前にロイス周りみんな追加で入れてなかったんで改めて宣言
 俊 一: じゃねったさんに □執着 ■憤懣 あたりで真っ先に使いそうなロイス枠登録
 G M: お、おうw
  茜 : んー。悩むとこだがマリアのお嬢をSロイスにしておこうか。頼まれたので。
 クララ: ヨシュアさんに ■尊敬/不安  世界 に■庇護/不安で Sロイス
 菊 花: うーん、私はとりあえずプランナーをSロイスしておく。
 俊 一: あとSロイスはマリアさんにしておこう。
 菊 花: じゃあまずアルティメイド服(20)に挑戦します。
 菊 花: #9r10+1+2 オリジン無いと微妙だ
 ダイス: 9r10=(4,6,4,8,6,2,4,8,6)=8+1+2=11
 菊 花: 駄目だ、財産P使っても足りん。失敗。
 クララ: んー・・・3点で生死を分けるかもしれないから 《妖精の手》投げていい?
 クララ: 13スタートで追加振りすれば結構目はあるのかしら>きっかさん
 俊 一: ちなみにこっちがメカニカルフィスト1回分ぬかせば、確定で手に入る<メイド服
 クララ: それするなら自分で買う
 菊 花: ないこともないけど、さすがにそれに浸蝕上げるのはやめた方がいいのでは。
 クララ: そっか、そうですね
 菊 花: 各々自分の服は自分で買う(何
  茜 : で、すごい服を狙おう。目標10。
  茜 : #4r10+3 [調達]
 ダイス: 4r10=(1,8,5,4)=8+3=11
  茜 : あった。まあ最高クラスのスーツみたいな感じで。
  茜 : まあ即時装備しておく。
 クララ: アルティメイド自弁するー
 クララ: #11r10+25
 ダイス: 11r10=(4,8,8,2,10,1,8,9,5,10,1)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(5,9)=9+10=19+25=44
 クララ: 問題なく
 俊 一: つーても自前で一回はメカニカルフィスト使えるんですよね。固定してる分一つあるんで(
 俊 一: つーことでうん。あんちまてりあるらいふるー。購入35か。 初手遠距離爆撃するのにこれ以上便利なものないんでな・・・
 俊 一: #6r10+10
 ダイス: 6r10=(5,9,3,3,6,10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(4)=4+10=14+10=24
 俊 一: 11p支払って購入(ちゃりーん
 俊 一: とりあえずこっちはいじょ!
 クララ: ウェポンケースに入れておわりーです
 G M: エーと、全員いいのかな
 クララ: 全員ふってるからそのはず
  茜 : OKで。
 G M: では。



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マスターシーン
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 G M: >>――公開できる思念情報があります。

 G M: 北欧の城塞都市、ブラドホルト。

 G M: 後に“屍の女帝”と呼ばれることになる女性がそこに降り立った折、真っ先に訪ねてきたのは“プランナー”であった。
 G M: 彼女は……否、“彼女ら”には、これから起こる事態が判ってたのだろう。

 G M: 何故なら、元はといえば、“彼女ら”は同じものだったのだから。

 G M: “プランナー”「……それが、貴女の選択ですか」
 G M: 女性「ええ。“プランナー”。私は“情報集合体存在R=B”の軛から外れ、一匹のジャームとなることにしました」

 G M: 愚かなことを……そうは思いはしたが、止めることはできなかった。
 G M: その果てに起こる惨劇を予測できつつも。

 G M: 女性「私は、この地に一つの“ステージ”を打ち立てます。『魔鍵』は、自分の手で生み出します。
 G M:  いつの日か、惨劇と闘争の果てに、私を打倒し、血の記憶を引き継ぐものが現れるのを待ちます」

 G M: 愚かなことを……重ね重ねそう思いはしたが、止めることはできなかった。
 G M: “プラン”から乖離した“望み”の礎となることを選んだ彼女を。

 G M: 女性「非道は承知。……応援してくれ、などとは言いません。
 G M:  鍵を作ることなくあっさりと朽ち果てるやもしれません。その時は笑って棄ててください」

 G M: “プランナー”「“ステージ”の名は?」
 G M: 女性「決めてませんね。良いものはありませんか?」

 G M: “プランナー”「“ナイトメアプリズン”とでも呼ぶことにしましょうか。
 G M:  さようなら、かつて私だったもの。もう会うことはないでしょう」

 G M: 女性「さようなら。良い名前をありがとうございます。
 G M:  そうですね……“ナイトメアプリズン”の……エリザベート・ブラーシュとでも名乗りましょうか」


 G M: ……かくて、血と絶望に染まった鮮血の宴は開幕する。彼女の目論見は成就する。

 G M: 不毛の栄光の果てに――一つの鍵は生み出される。



 G M: *      *      *



 G M: >>――公開できる思念情報があります。

 G M: 湾岸地区。ブラックスワンズの本拠。

 G M: “ディアボロス”春日恭二「……そういうわけだ。その団旗、潔く貸し与えてもらうわけにはいかないか」
 G M: “ヘイトルーラー”渡瀬武範「やなこった。俺はてめぇの傘下に下った覚えはねぇ」

 G M: ……やっぱりか。そんな気はしていた。
 G M: もとより、“ヘイトルーラー”の暴走に任せたのが恐ろしいほどうまくいったに過ぎないのがこのチームだ。

 G M: 春日「星が滅ぶぞ。構わんのか?」
 G M: 渡瀬「知ったことか。誰かに付き従うなんざまっぴらだ。それこそ、死んだほうがマシってヤツさ」

 G M: そう。それこそがこの街(バッドシティ)のルール。
 G M: 力を従わせるのは力しかない。例え、命をかけようとも。

 G M: “ディアボロス”は、力付くで奪うために進むか、この事実を他に伝えるために退くかの選択を慎重に見極めながら想う。

 G M: 春日(これが、自分が『最もうまく事を進められた』策略の結末か。皮肉なものだ)


 G M: バッドシティ。UGNすらも手出しできなくなった退廃の地。
 G M: FHの生み出した、暴力と欲望の支配する、悪徳の世界。

 G M: ――“ブラックスワンズ”の牙城を崩し、“バッドシティ”のルールを砕かねば、世界は崩壊に進む。

 G M: それを、生み出した自分自身でやらなければならない。

 G M: あまりにも不毛なる結末。まさに……不毛の栄光。



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クライマックスフェイズ
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 G M: ジャネッタ『お初にお目にかかります。わたくしは秘密組織FHに所属するジャネッタ・マクレーンと申します。
 G M:  今、世界各国の政府とメディアに許可を頂き、このようにして発言をさせて頂いております』

 G M: ――不思議な話。こうして『自分の欲望』を万全に成し遂げたというのに、なぜこうも高揚しないのか。

 G M: ――それは、自分の掌が穢れ切っているからか?自分の足跡が汚らしいからか?
 G M: ――いや……FHに下ったことを後悔しているわけではない。あそこで巡り合った仲間は素晴らしいものだった。

 G M: ――けれど、ままならない感情があるのは……まぁ。

 G M: ジャネッタ「(誰だってそんなものか)」

 G M: 一人の少年の顔が脳裏をよぎり、そう結論づけた。
 G M: 自分自身の不毛の栄光に蓋をし、言葉を続けた。

 G M: 世界のこと。
 G M: 人間のこと。
 G M: 隣人のこと。
 G M: 危機のこと。
 G M: 未来のこと。

 G M: 語れるすべてを、語り始めた。

 G M: *      *      *

 G M: ジェック「ターゲット発見……往くか」
 G M: ヘイト「ああ」
 G M: エリザベート「ふ、ふふ、ふふふ……」

 G M: *      *      *

 G M: “ヘイトルーラー”「……ラジオで何かおかしなことを流し始めたな」
 G M: 羽黒 真理「関係ないことでしょう。私たちは、戦うのみです。ラジオを聴いて、戦うのみです」

 G M: *      *      *


 G M: 浸食率上昇をお願いします。
 俊 一: #1d10+62
 ダイス: 1d10=(6)=6+62=68
 菊 花: #1d10+92
 ダイス: 1d10=(4)=4+92=96
 クララ: #1d10+91
 ダイス: 1d10=(9)=9+91=100
 クララ: 一品
 クララ: #1d10+91
 ダイス: 1d10=(10)=10+91=101
 俊 一: ひどい(
 クララ: #1d10+91 逸品ふたつめ
 ダイス: 1d10=(9)=9+91=100
 クララ: #1d10+91 逸品3つめ
 ダイス: 1d10=(6)=6+91=97
 菊 花: ぎりぎり。
  茜 : #1d10+73 [登場]
 ダイス: 1d10=(4)=4+73=77
  茜 : 77%。

 G M: UGN日本支部。『彼女ら』は真正面からやってきた。
 G M: “マスターマインド”「……どうも、こんばんは。良い月夜ですね」
 G M: “ドッグマスター”「……」
 クララ: 「御機嫌よう。ええ、本当に良い月ね」
 G M: “マスターマインド”天船 巴。彼女が真正面に立って、“ドッグマスター”鷹条映一ら、“ムーンドッグ”が控えている。
 俊 一: 「ごきげんよう。念のため聞きますがどのようなご要件で?
 G M: “マスターマインド”「“朗々たる根本原理”が来ているでしょう?アレ、FH(ウチ)のですので引き取ろうかと思いまして」
 G M: “マスターマインド”「それがメインで……もののついでで、ここに集まっている方々を一網打尽に出来ればまぁ、いいかなと」こう、何だ。来た理由をあまり考えておらず、探して答えているようにも見える。
 菊 花: 「子供を迎えに来た母親でもあるまいし。そしてついでは本当についでなのかな?」
 俊 一: 「つまり、”あの女が気にくわない”、”滅茶苦茶したい”。くらいの理由ですか」
 G M: “マスターマインド”「ついででいいのではないでしょうか?どの道、あと数日で消え落ちる世界でしょう?」
 G M: “マスターマインド「あまり無理な目標を無為に掲げても、仕方ありませんし」
  茜 : 「何というか。お聞きしている評判にしては、あまりにやり方が杜撰ですね……ああ」
 クララ: 「つまり、心が折れてしまったのね。貴女は」
 俊 一: 「・・・酷い話ですね本当に」
  茜 : 「だから、せめて私達も仲良く道連れにしましょう、と……なるほど、それなら納得です」
 G M: “マスターマインド”「どのように受け取るかは、貴方方にお任せしますわ。それで、どうなのでしょうか?退いていただけるのか、そうではないのか」いつも通り――と言っても彼女を見知った人などいないだろうが――作り慣れた笑みを浮かべて。
  茜 : 「それは私達がここに居る時点で、聞かなくてもお分かりではないかと」
 G M: “マスターマインド”「まぁ、そうですか……いきますわ、“ドッグマスター”」……さて。
 G M: “ドッグマスター”「……了解した」君達は気づいて良い。《ブレインジャック》だ。“マスターマインド”は“ドッグマスター”を、そして戦闘部隊ムーンドッグを支配している。
 クララ: 「あの有名を馳せた傭兵団が、無賃労働とはね」
 俊 一: 「ブラックにもほどがありますね。報われない
 菊 花: 「後数日で消えると思っている世界で、報酬を出し惜しみするというのも理解に苦しむ。」
 クララ: 「ま、気になってたのはむしろ彼らの理由だったし。疑問が解けて良かったわ」
 G M: “マスターマインド”「まぁ、財布事情については言わないでおいてくださいな。わたくしにも色々とありますの」何故か、財布事情の下りで苦笑が混ざった。
 G M: さて、やるべきこと言うべきことが無くなったら戦闘に入る訳だが、Sロイスとか忘れ物のある人はいるかな?
  茜 : こちらはまあ、あとで言います。
 俊 一: さっきマリアに取ると宣言しますた(
 クララ: 「それはお気の毒様。と、言う事でわたし達の背後には5日じゃない。これからも何世代も繋がっていく世界があるの。これ以上の問答は無用よ」
 クララ: ”世界”にS指定 わたしのでばんはおわり
 菊 花: えー、マスターマインドに□同情/■侮蔑でロイス取っておきます。
 G M: あれ、えーと、くのーちんがSとってたか忘れた(くららぽんがヨシュアさんにとってたのはみた)
 G M: とってたな
  茜 : マリアさんに取ってますね。茜さんも同じ。
 菊 花: 後Sロイスはプランナーに指定済み。
 俊 一: 「そちらの考えだとかは理解しました。けど申し訳ないですが”敗北者はすっこんで隅にでも閉じこもってろ”くらいしか言う気がないんですよね。あのデカ女に対してはこちらからも払わせたいものがあるんでね」
 俊 一: いやく:ごーとぅーへる(
 G M: “マスターマインド”「……そうですか。では――」

 G M: 戦闘を、開始します。
 G M: [“MM”,“DM”,ムーンドッグA、B]==10m==[PC] こんな感じで。
 G M: あ、ムーンドッグは演出としては複数人のチームですが、トループとしては扱いません。
 クララ: さすが精鋭部隊
 クララ: 行動値はいかほど?
 俊 一: (くららちんより早かったら何ぃ!ってなる(

                     62>DM24>久能23>ムーンドッグ20>MM16>茜10>菊花5

 クララ: 結構早い
 俊 一: ドッグマスター、素の能力高いからねー
 クララ: そうそうGM! わたくしの行動値は下がりました!!!
 クララ: アルティメイドを着たので59!!

                     クララ59>DM24>久能23>ムーンドッグ20>MM16>茜10>菊花5

 G M: だからなんだよ!
 俊 一: ここではりんとのことばではなせ(
 クララ: 名前がかえってきた!!
  茜 : 誤差じゃん……(何
 クララ: だいじ




==============================
戦闘開始――ラウンド1
==============================





 G M: さて、セットアップの前に……これは君達へのプレゼントだ!
 G M: 衝動判定――【堕落の誘い】!
  茜 : 要らねー!(何
 G M: 目標値9で衝動判定!失敗したら浸食率100%!Eロイス2個分として扱う!
 G M: だからプレゼントだって言ってんだ!(何)
 クララ: 失敗したら100に下がるんですか?
 クララ: まだこえてなかった
  茜 : まあとりあえず振るわ(何
 俊 一: #12r10+7
 ダイス: 12r10=(6,6,6,7,4,5,7,10,4,6,3,2)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(6)=6+10=16+7=23
  茜 : #9r10+3 [意志]
 ダイス: 9r10=(8,10,7,8,2,6,8,1,5)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(1)=1+10=11+3=14
 クララ: #10r10+11
 ダイス: 10r10=(6,7,1,10,6,8,2,10,9,4)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(6,6)=6+10=16+11=27
 菊 花: #6r10+1 微妙
 ダイス: 6r10=(4,10,3,4,10,3)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(8,10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(3)=3+20=23+1=24
 俊 一: #2d10+68 上昇
 ダイス: 2d10=(8+8)=16+68=84
 俊 一: あ、がっつりあがった
  茜 : #2d10+77 [侵食上昇]
 ダイス: 2d10=(10+5)=15+77=92
 クララ: #2d10+97 たすけてはっしー
 ダイス: 2d10=(6+4)=10+97=107
  茜 : わー、成功して92%。
 菊 花: #2d10+96 成功だが
 ダイス: 2d10=(6+4)=10+96=106
 菊 花: 106%。やっぱり超えた。
 G M: えーと、これで全員だなっと

 俊 一: 84まであがった(
 G M: セットアップ!
 菊 花: なし!
 G M: えーと、マスターマインドが《アクセル6+戦局判断4+ラピッドファクトリー+ファンアウト》
 クララ: 真ん中2つってなんでしたっけ
 G M: 戦局判断がIV上昇単体。ラピッドファクトリーが対象の範囲化
 クララ: つまり行動値爆上げ
 俊 一: つまりIV上昇しまっせ。まる( か
  茜 : ……つまり敵全員IV上昇?(何
 クララ: こちらはシルフィードレルム+《ファンアウト/力場の形成》
 クララ: ダメージ:+12(ラウンド継続)と 戦闘移動
  茜 : あ、こっちはセットアップねーです。
 俊 一: よしのりこめー(殴られるの覚悟で接近)
 俊 一: <ファンアウト効果
 G M: くのーちんの接近了解。他2人は?
 俊 一: なお戦局判断入れてる段階でマスターマインド自身には支援が入らない だったかん。
 俊 一: (ぱらぱらかくにんしつつ
 G M: せやな
 菊 花: ん-、じゃあ移動力低い私の方が5m前に出るか。
 G M: 茜ちゃんは?
 クララ: 同じ場所でもいいのでエンゲージは分けておいて欲しい
  茜 : どこでも動けるけどまあ、うちも5mほど前に出よう。エンゲージはしない。
 G M: [“MM”,“DM”,ムーンドッグA、B、久能]==5m==[茜][菊花]==5m[クララ]
 G M: こうだね。いやー、こっちの《ファンアウト》意味がないのは忘れてた、まぁ、些末些末
 G M: んで、こっち側だが、MM以外のIVが増える。驚け、+24だ
 クララ: ひえー
 俊 一: れいせいにかんがえてひどいね
  茜 : お嬢以外固まって全員で殴りに来るのか……(何

 G M: IVさすがゴッグ(59)だ、何ともないぜ:クララぽん
 クララ: 《要の陣形/導きの華/アドヴァイス/弱点看破/領域の加護/光射す場所》
 G M: まぁ、そうなるな……w
 クララ: 「よろしくね。皆さん」
 クララ: ダイス:+6 達成値+12 CR値:-1(下限6) 攻撃力:+20 117+16
 G M: 以上かな
 クララ: 「Eisen und Blut(鉄と血)によって。未来を我らに!」
 クララ: おっけー

 G M: IV48:“ドッグマスター”
 G M: さて、浸食率的に100%超えてない連中も多いが……何分、クララぽんの支援が大きすぎて短期決戦が不可避
 G M: 故にここはやっちまう!
 クララ: ふふふ・・・早く終わらせないとわたしがジャームになるわよ!!!
 俊 一: 嫌な脅し方である(
  茜 : オイやめろ(何
 菊 花: かばう方法が2つしかねえんだよ!
 G M: マイナー:《陽炎の衣》
 クララ: うわ、いやらしい
 G M: 《小さな塵5+見えざる死神3+吠え猛る爪3+フラッシュエンド……+神速の鼓動》!
 俊 一: シーン爆撃か(
 G M: ATK37、装甲無視……リアクション不能!
 クララ: 鬼!悪魔!年増!
 菊 花: 相手の妨害ができねえ!
  茜 : ヒドス(何
  茜 : まあ此方はノーガード。
 G M: あ、当然コンセは入ってるw
 俊 一: さすがにね(
 G M: #14r7+10
 ダイス: 14r10=(6,4,6,8,7,2,8,2,9,7,2,8,1,4)=Critical!!
 ダイス: 6r10=(4,2,8,9,1,8)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(10,3,5)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(6)=6+30=36+10=46
 G M: 一発限りのシーン攻撃!
 俊 一: リアクションふかってだんかいでなにもできるはずもなく(
 クララ: リアクション不能な時点で打つ手はないので現時点では何もできない
 G M: あ、そういやエンブレム:ムーンドッグがあるな。ダメージは+5だ(どうでもいい)
 G M: まぁ、ダメージ飛ばします
 菊 花: 確かに何もできん。
  茜 : 固定値37の時点で死ぬんだよォ!(何
 G M: ごめん、最初の固定値が違ってた。27+5=32な
 G M: #5d10+32
 ダイス: 5d10=(5+4+10+8+5)=32+32=64
 G M: 装甲無視64。
  茜 : 最大HP32だからどうせ死ぬ(何
 俊 一: ・x・) まあ普通にリザレクトだわな
 俊 一: #1d10+84
 ダイス: 1d10=(2)=2+84=86
  茜 : #1d10+92 [リザレクト]
 ダイス: 1d10=(7)=7+92=99
 俊 一: HP2点回復。86
  茜 : HP7/32の99%。
 クララ: うーん・・・・倍降り前提でロイスは浸食8より重いと判断する!
 菊 花: えーい、クララさんに《奇跡の雫》!
 クララ: 隆起する大地・・っと ありがとう助かります
 菊 花: 10点で復活どうぞ。 こっちは吹っ飛ぶ。
 クララ: 「ありがとう。気を遣わせて悪いわね」
 菊 花: なのでDMにロイス取って、タイタスにして復活!
 俊 一: 「のっけから飛ばしてきますね・・・
 菊 花: 「強いことだけは間違いないという訳か。」 まさか初手で使うとは。

 G M: IV44:ムーンドッグA、B
 G M: さて、ばらけられてしまった。流石にシーン攻撃はない
 クララ: よかった・・・
 G M: んで、こいつらにさしたる知能がない。えーと、よし、ダイス様にお願いする!
 G M: #2d4
 ダイス: 2d4=(4+3)=7
 G M: 菊花さんとくのーちん!
 G M: こいつらの動きは同じなので、一緒に書いちゃうぞ。
 クララ: わんちゃんえらい
 G M: 《ハンドレッドガンズ+クイックモーション》
 G M: 銃器作成、電磁シールド起動
 G M: 《カスタマイズ3+レインフォース3+吸収3+コンセントレイト》……ギガンティックに意味がない!
 G M: 命中するとラウンド中D-3、だから何だ(何
 G M: #12r7+6  くのーちん
 ダイス: 12r10=(10,8,10,5,3,1,8,4,5,5,8,8)=Critical!!
 ダイス: 6r10=(1,1,7,2,4,3)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(6)=6+30=36+6=42
 G M: #12r7+6  菊花さん
 ダイス: 12r10=(9,3,4,5,7,6,4,9,10,3,6,1)=Critical!!
 ダイス: 4r10=(10,5,9,8)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(9,3,5)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(5)=5+30=35+6=41
 俊 一: あーうん。一応回避だけ挑戦するか。侵蝕率ひっくいし・・・w
 俊 一: <リフレックス:モルフェウス/守りの砂> 侵蝕率86→90
 俊 一: #13r7+10
 ダイス: 13r10=(3,7,5,2,6,6,4,3,10,6,5,10,6)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(6,7,7)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(1,5)=5+20=25+10=35
 俊 一: まわらなかった。あたり(
 菊 花: 1%なら変わらんか。《命の盾》 交渉でドッジ。
 菊 花: #12r10+6+2
 ダイス: 12r10=(8,1,4,5,7,7,2,10,8,2,5,5)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(3)=3+10=13+6+2=21
 菊 花: 駄目だ。ダメージください。
 G M: んでまぁ
 G M: #4d10+15 くのーちん
 ダイス: 4d10=(4+8+5+8)=25+15=40
 俊 一: #1d10+90 リザレクト
 ダイス: 1d10=(3)=3+90=93
 俊 一: ・x・) ・・・
 G M: #5d10+15 菊花さん(ダイス数まちごうた
 ダイス: 5d10=(1+3+8+10+1)=23+15=38
 G M: 38点装甲有効
 菊 花: マスターマインドのロイスをタイタスに、昇華して復活。HP11点、浸蝕113%

 G M: IV23:くのーちん
 俊 一: エンブレム:ナチュラルクリエイション+<インフィニティウェポン/ダブルクリエイト/ハンドレッドガンズ> 侵蝕率93→102
 俊 一: ここで100%超えないと色々できないのよね。勝利の女神ブーストとか・・・w
 俊 一: <マルチウェポン/ヴァリアブルウェポン/ギガンティックモード/コントロールソート/咎人の剣/戦闘嗅覚/ペネトレイト/コンセ:ノイマン> 侵蝕率102→126  使用武器はインフィニティウェポン*2+メカニカルフィスト。装甲無視ガード不能
 G M: うーん、ちょいまち。
 G M: どう考えてもこれが一番ヤバい
 G M: “マスターマインド”が《盲目の羊》。その攻撃、ダイス-7して。
 俊 一: おーけー。ちょっとまってね。ダイス調整する・・・まえに
 俊 一: 一応インフィニティウェポンによる武器はAtk18(一本) 銃のほうはAtk15(一本)。 ときさいしてーの
 俊 一: それに対してオートでカリキュレーション ダイスペナルティを無効化する。 侵蝕率126→129
 俊 一: OK?
 G M: OK
 俊 一: んじゃだいすふるーよ
 G M: どぞー
 俊 一: #20r6+10+12  これでいいはず(支援込
 ダイス: 20r10=(7,2,4,9,6,5,5,9,8,6,10,1,8,6,9,3,5,5,4,3)=Critical!!
 ダイス: 10r10=(7,5,4,3,8,5,5,8,1,1)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(8,1,5)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(3)=3+30=33+10+12=55
 俊 一: ひっくいな・・・(’’ なんか全般的に歯けってる・・・勝利の女神でもぶっぱなすか?
 俊 一: あ、達成値17に更新されてたのか。それだと60まで上昇か・・・
 G M: えーと、マスターマインドとドッグマスターはリアクションする
 クララ: 範囲攻撃ですし載せちゃっていい気はします
 G M: マスターマインド:《命の盾+リフレックス》
 俊 一: なんかあっても困るから勝利の女神切っとくか。
 G M: 夫、それは止められない。達成値は?
 クララ: こちらもキリングハウス ダメージに+18
 俊 一: 侵蝕率129→133の達成値+18、78まで上昇
 G M: #13r7+15
 ダイス: 13r10=(7,5,4,1,7,1,1,7,5,8,7,8,7)=Critical!!
 ダイス: 7r10=(8,2,7,4,10,9,4)=Critical!!
 ダイス: 4r10=(8,2,9,1)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(5,1)=5+30=35+15=50
 クララ: こっわ
 G M: ドッグマスター:《神の目+リフレックス》
 G M: #13r7+6
 ダイス: 13r10=(7,1,8,3,8,1,9,8,10,4,1,8,4)=Critical!!
 ダイス: 7r10=(10,2,6,1,7,7,7)=Critical!!
 ダイス: 4r10=(2,1,3,2)=3+20=23+6=29
 G M: んー、マスターマインドがエンブレム『畏怖(カリスマ)』。ムーンドッグAに「かばわせる」。
 G M: Bは素通し
 俊 一: 8d10+48+72 一括ダメージ
 俊 一: 間違えた(
 俊 一: #8d10+48+72
 ダイス: 8d10=(10+2+10+7+4+6+1+5)=45+48+72=165
 俊 一: 165装甲、ガード貫通
 俊 一: で、装備武器及び使用武器破損。
 俊 一: (自分のね(ぎがんてぃっく
 G M: 狂ってて草。えーと、ドッグマスター、ムーンドッグAB、揃いも揃ってHP0。
 俊 一: 「こちらも余裕があんまりないんで、速攻ブチのめさせていただきます。
 G M: “マスターマインド”「先ほどの言葉、その通りだと思いますわ」
 G M: “マスターマインド”「有名を馳せた傭兵団が、揃いも揃ってこの有様」
 G M: 全員【再活性】!
 俊 一: 全員かよ!
 俊 一: <モブまで含めて
 クララ: うわぁ
 G M: うん、ちなみに全員浸食率は150%だ。
 俊 一: MMふくめて?(
 G M: MMは雑魚にカバーリングさせた
 俊 一: くそ、がーどべんとしやがって
 G M: これでEロイスは5個だ
 菊 花: MMも多分再活性するよな。シンドローム的に復活EFなさそうとは思ってたが。
 G M: ってことで一時中断。GMは18時過ぎに戻ってきます。
 菊 花: はーい。
 クララ: はーい


 G M: IV16:“マスターマインド”
 G M: ……ふむ。まぁ、行動ルーチンに変更はなしで……
 G M: 《領域の加護4+狂戦士4+要の陣形》
 G M: 攻撃力+12 DB+8 CR-1 >3人


 G M: そんな訳でIV10:茜さん
  茜 : ……途中成長宜しいでしょうか(正座
 クララ: 先生がついに4桁の領域に
  茜 : 今回でようやく1/2行くかだよ(何
 G M: はい、言ってみてください><;
  茜 : 《雨粒の矢》《サイレンの魔女》+3(両方MAX)、《シングインザレイン》2、《終焉の残響》1。
  茜 : 合計65点。
 G M: 終焉の残響ってなんだっけか
 クララ: 世界が滅びそう
  茜 : ヒューマンリレーションの追加、《サイレンの魔女》のリミット。シナリオ1回リアクション無視。
 G M: ヒョエ
  茜 : 《シングインザレイン》はバッドシティの追加で《雨粒の矢》のリミット、ダメージ引き上げ。
 G M: イ、イイヨー
  茜 : あざっす。では。
  茜 : 「"捨てるべきものと守るべきもの"――私はUGNのエージェントであり、学校教師でもある」
  茜 : 「この短い時間でしたが――共通するものが何かを考えた時、答えは出ていました」 領域を広げ。
  茜 : ▽マイナー:なし
  茜 : ▽メジャー:"ホワイトテンペスト" <RC>+《雨粒の矢/サイレンの魔女/焦熱の弾丸》+《シングインザレイン/終焉の残響》
  茜 : 対象はシーン全域、装甲無視、リアクション不可。侵食率+12で111%。
 クララ: キリングハウス宣言 ダメージ+18
  茜 : 「守るべきものは、彼らのような若者たちの"未来"」
  茜 : クララを、俊一を、菊花を見て。そしてこの場にいない"覚悟"を持った"人"である少女を思い返し。
  茜 : #18r9+25+12 [もろもろ支援込み]
 ダイス: 18r10=(9,8,9,3,6,9,5,10,7,3,1,4,8,9,7,2,7,4)=Critical!!
 ダイス: 5r10=(4,2,6,10,2)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(9)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(7)=7+30=37+25+12=74
  茜 : 74だ。
 クララ: 達成値支援は+17なので79かも リアクションないから意味ないけど
 G M: リアクション不可だがカバーリングは許可されている。さっき物言いがあったのでエンブレム『畏怖』じゃなくてええと、《領域の盾》だったことにします><;
 菊 花: さらに《力の霊水》 117%になってダメージ+6D 水量を増やして押しつぶす。
  茜 : あいさ(何>領域の盾
 クララ: はーい
 G M: (うん、達成値減らしてもどうしようもない)(《支配の領域》はしまう)
 俊 一: まあ実はリアクション不可でもオート不可(重圧)でもなけりゃかばえるんですよねぇ・・・
 G M: てなわけで、マスターマインドは自分をムーンドッグAに庇わせつつ、これ以上の何かはないな。ダメージどうぞ
  茜 : あいさ。
  茜 : 「捨てるべきものは――その若者たちの"未来"を食い物にし、自分たち諸共無に帰そうとするもの」
  茜 : 「――例えば貴女方のような、悪い大人、です」
  茜 : #14d10+31+20+18 [支援込みダメージ]
 ダイス: 14d10=(8+2+6+2+9+10+2+5+10+9+5+3+6+4)=81+31+20+18=150
  茜 : 150点装甲無視。
 G M: “マスターマインド”「ふ、ふ、ふふふふ……」
  茜 : 指を弾く。同時に領域内を、突如発生した"白"の嵐で埋め尽くす。
 G M: “マスターマインド”「それこそ、どうだっていいわ、そんなもの」
 G M: ムーンドッグABは轟沈。“マスタードッグ”は《光の守護》だ。ダメージ0。まだ戦う。
 クララ: さすが隊長
  茜 : 「……ええ。貴女方にはどうでも良い話でしょう。仮に私達が良い大人かと問われると胸を張って返せるかも微妙です」
  茜 : それならそれで、同じ穴の狢として地獄までお付き合いしましょう。私だけで良ければね」
  茜 : 他のやつの命まではくれてやらない、その"覚悟"と共に呟いた。

 G M: IV5:菊花さん
 菊 花: マスターマインドを一度落としておきたい。マイナーで《オリジン:サイバー》 社会の達成値+12
 菊 花: メジャー:《コンセントレイト/絶対の恐怖/抗いがたき言葉》 126%になって攻撃。対象はマスターマインド。
 菊 花: ##18r6+12+6+2+17 支援効果がすごい。
 ダイス: 18r10=(7,4,10,7,8,5,6,10,3,10,7,8,6,7,7,2,2,4)=Critical!!
 ダイス: 12r10=(6,10,1,8,5,1,9,1,9,1,2,1)=Critical!!
 ダイス: 5r10=(6,3,1,5,10)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(5,2)=5+30=35+12+6+2+17=72
  茜 : 《妖精の手》要りますかい。
 菊 花: 射撃の72 装甲無視、命中時、シーン中全判定に8DP
 菊 花: ん-、今はこのままで。
  茜 : 了解。
 G M: んー、《支配の領域》も上手く使えん。
 G M: 《命の盾+リフレックス》
 G M: #13r7+15
 ダイス: 13r10=(4,7,8,10,5,4,3,9,10,8,10,3,8)=Critical!!
 ダイス: 8r10=(8,4,3,4,10,8,9,4)=Critical!!
 ダイス: 4r10=(3,4,6,1)=6+20=26+15=41
 G M: 《領域の盾》。“マスタードッグ”に庇わせる。
 G M: ダメージ来てくれ
 菊 花: #8d10+2+32 「どうせ何も堪えない言葉だろうが。 君たちは、つまらない。」
 ダイス: 8d10=(1+9+8+1+4+6+3+7)=39+2+32=73
 菊 花: 73点、装甲無視。
 G M: これなら何とか素で生き残る
 菊 花: 以上。


 G M: くりん……いや。その前に
 G M: 「イニシアチブフェイズが挟まる」。
 クララ: ふぇ
 俊 一: 加速する?(
 G M: クララぽんのHP、今、10だったよね?
 クララ: そう
 G M: “マスターマインド”「ここ、ですわね」
 G M: 《ポイゾナスフューム》
 G M: イニシアチブタイミングで使用のアージエフェクト。[放心][邪毒]付与!邪毒レベルは4だ!
 クララ: ダメージいくつ予定でしたっけ
  茜 : レベル4だから12か。
 クララ: いやらしい・・・


 G M: クリンナップ!クリンナップ!クリンナップ!
 クララ: 「なるほどね」
 クララ: ヒーリングウィルス 11点回復
 G M: 何もってんだてめえwwwww
 俊 一: 重圧だったらやばかった(
 クララ: 初めて役に立ったwww
 菊 花: 処理タイミングどっちが先だっけ。
  茜 : 大丈夫、こっちはちゃんと1回死ぬよ!(何
 G M: えーと、基本ルルブP235でタイミングを確認した。
 G M: ダメージの処理→エフェクトの仕様 の順だ。
 俊 一: 流石にリフレッシュはモッてなかったかくららぽん・・・
 クララ: いやぁぁ
 G M: あ、《ポイゾナスフューム》の対象は範囲で、皆ばらけてるからクララぽんのみな。
  茜 : じゃあ生き残るか。うーん。
 クララ: んー・・・それは仕方ない 先生へのロイスで打ち消すわ
 G M: 思えば、1話の伊庭っちもこれで乙ったんだ!w
  茜 : そういやそうだな……(何
 クララ: やはり役には立たなかった
 G M: さて、以上だ。
 クララ: 「一本取られたわ。お見事」
 菊 花: こちらはなし。




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ラウンド2
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 G M: セットアップだが……
 G M: “マスターマインド”は《アクセル》を自分へ。
 クララ: 死神の書をMMさんへ
 G M: “マスターマインド”「流石に、次は私が動く必要がありますね」
 クララ: このR、マインドさんの受けるダメージ+10 って聞くと結構微妙だな・・
 G M: 他にはなさそうだな
 菊 花: なしです。

 G M: IV59:クララ
 クララ: 《要の陣形/導きの華/アドヴァイス/弱点看破/領域の加護/光射す場所》 
 クララ: ダイス:+6 達成値+17 CR値:-1(下限6) 攻撃力:+20
 G M: 終わりかなっと
 クララ: サーベルを突きつけて マインドさんを真っすぐ見つめる
 クララ: OK

 G M: IV26:“マスターマインド”
 G M: “マスターマインド”「状況は劣勢……とはいえ、向こうの消耗も大概、か……」
 G M: “マスターマインド”「ま、やるだけはやりましょう」
 G M: 《絶対の恐怖6+神の御言葉6+領域調整+要の陣形》
 俊 一: 誰除外だろ(
 G M: 対象は3人だが……んー、“マスターマインド”は知能はあるがかなりやり方が雑だ。ランダムに決める。
 クララ: 当然わたし以外
 G M: #1d4
 ダイス: 1d4=(1)=1
 俊 一: ・x・)
 G M: クララ以外!
 クララ: こんな出会い方じゃなければきっと友になれたのに・・
 G M: #13r7+15
 ダイス: 13r10=(6,1,5,10,8,6,3,3,7,9,7,8,8)=Critical!!
 ダイス: 7r10=(10,10,3,4,1,8,5)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(8,4,2)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(1)=1+30=31+15=46
  茜 : まず《スモールワールド》。118%で達成値-15。
  茜 : でもって《束縛の領域/リフレックス:OR》。成功したらその攻撃を消す。
 G M: ほい、31
  茜 : #6r7+9 [交渉]
 ダイス: 6r10=(10,3,10,9,7,2)=Critical!!
 ダイス: 4r10=(10,4,9,3)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(3,4)=4+20=24+9=33
 クララ: おみごと
 俊 一: 消えましたね(’’
 G M: OK、攻撃失敗。
 G M: “マスターマインド”「…………」
 クララ: 「お見事です。先生!」

 G M: IV24:“ドッグマスター”。
 G M: さて、もう全体化がない。
 G M: 1d4
 G M: #1d4
 ダイス: 1d4=(4)=4
 俊 一: 無視される久能(・x・
 G M: ここで菊花さんか。ドッグマスターも無差別に狙ってるなぁ
 菊 花: ぎゃー!?
 G M: 《陽炎の衣》。《小さな塵8+見えざる死神6+吠え猛る爪6+フラッシュエンド》。
 G M: 6r7+10
 G M: #6r7+10
 ダイス: 6r10=(8,1,10,3,5,7)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(3,4,10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(7)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(8)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(5)=5+40=45+10=55
  茜 : あ、さっきので侵食率125%で(忘れてた
 菊 花: あ、そうか。再活性ってEF使用回数も回復するんだった <フラッシュエンド2回
 G M: 元々フラッシュエンドはLv回だしね
 菊 花: えーと、抵抗不可で倒れて、記憶探索者は自分には使えないから、
 菊 花: 初期ロイスのロバート・ショート博士を昇華! もうあんな奴忘れる!(何
 クララ: あれを忘れられるってあるいみすごい
 俊 一: ( ゚д゚) !?
 G M: そんな!5話で出番のあるロバート・ショート博士を!?
  茜 : (何
 俊 一: でばんあるんか!?
 クララ: また覚えればいいのですぞお
 菊 花: 気になる話を聞きつつHP11点で復活、終了。

 G M: IV23:くのーちん
 俊 一: マイナーでナチュラルクリエイション+<インフィニティウェポン/ダブルクリエイト> 侵蝕率133→139
 俊 一: で、念のためオートでオリジナルツールを白兵選択。 侵蝕率139→142。 白兵+12
 G M: おう、くるか(荒ぶるカバーリングの構え
 俊 一: <マルチウェポン/ギガンティックモード/コントロールソート/咎人の剣/戦闘嗅覚/ペネトレイト/コンセ:ノイマン> 侵蝕率142→163
 俊 一: この段階でレベル上がるんだっけ
 クララ: 行動終わってからのはず
  茜 : 終わってからですね。
 クララ: (メジャー分は
 俊 一: おk(’’
 俊 一: じゃあ、なにもなければふるぞーい
 G M: OK
 俊 一: #20r6+10+17+12
 ダイス: 20r10=(4,8,8,9,9,10,2,5,6,2,2,5,10,10,7,2,3,9,10,3)=Critical!!
 ダイス: 11r10=(1,6,1,2,1,1,8,5,10,6,2)=Critical!!
 ダイス: 4r10=(9,8,2,1)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(9,7)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(9,5)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(6)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(3)=3+60=63+10+17+12=102
 俊 一: 102だって。よけろよ(
  茜 : わーお。
 クララ: ひゅー
 G M: 要らねーんだよそんな達成値!《領域の盾》だっつってんだろ!(何
 クララ: ですよねー
 G M: ちなみにマスタードッグのHPは19な!
 G M: ダメージ来いよ!
 俊 一: #11d10+67+20
 ダイス: 11d10=(1+7+7+2+1+10+8+7+8+7+8)=66+67+20=153
 俊 一: 153だって。装甲無視(
 G M: ドッグマスターに300点近いダメージが入って、終わり!
  茜 : わーお(何
 クララ: ぼろぞうきん
  茜 : むしろ消滅してね?(何

                     クララ59>久能23>MM16>茜10>菊花5

 俊 一: 「…とりあえず攻撃の手駒はしっかり潰しておきましたが。どうしますか?(
 G M: “マスターマインド”「……えーと、盾にしたわたくしが言うのも何ですけど、彼が何をしたと言うのかしら……」(何
 俊 一: 「攻めてきたほうが悪い。と返しましょうか?
 クララ: 「操られてたわけだし、一言で言うと女運が悪い?」
 クララ: 「残念ね。使い方次第ではこの先も有用だったのに」
 G M: “マスターマインド”「……無用ですわ、こんなの」
 菊 花: 「まるでここにいるのが全員悪女のような言い方はやめたまえよ」
 クララ: 「そこのマスターだけのつもりだったのだけれど・・もしかして言われたことあったりするのかしら?」

 G M: IV10:茜ちん
  茜 : ▽マイナー:無し
  茜 : ▽メジャー:"レッドストリーム" <RC>+《焦熱の弾丸/棘の縛め/振動球/コンセントレイト:OR》
  茜 : 対象はマスターマインド、装甲無視&命中時[硬直]付加。侵食率+3で128%。
 G M: ほいほい
  茜 : #19r6+25+17 「……まあ、無駄話はこの辺にして――覚悟は宜しいですね?」 
 ダイス: 19r10=(8,7,7,3,8,1,6,6,9,10,6,4,1,5,3,6,9,10,3)=Critical!!
 ダイス: 12r10=(3,10,2,7,5,2,1,6,7,3,6,1)=Critical!!
 ダイス: 5r10=(3,6,8,4,1)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(10,6)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(7,5)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(1)=1+50=51+25+17=93
 G M: んー、《支配の領域》で頑張ってはみよう
  茜 : 支援込みで93。
  茜 : 《妖精の手》で消す。132%。
 G M: って、2個回しがここまで来たらアレだなぁ!どっちにしろ相殺おk
 菊 花: えーと、攻撃力固定値いくらくらい?
 G M: 《命の盾+リフレックス》
 G M: #13r7+15
 ダイス: 13r10=(1,3,8,2,8,8,1,6,2,1,4,9,2)=Critical!!
 ダイス: 4r10=(9,1,1,6)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(4)=4+20=24+15=39
  茜 : 固定値は8。支援込みだと38です。
 G M: 回らぬ……
 G M: もうできることがないな、ダメージかむ
 菊 花: むう…・・念のため《力の霊水》 +6Dどうぞ。こっちは130%に
  茜 : あざっす。では。
  茜 : #16d10+8+30
 ダイス: 16d10=(6+3+8+8+2+9+10+10+2+8+4+10+10+1+8+7)=106+8+30=144
  茜 : 144点。指を弾き、足元から炎の竜巻に巻き込む。
 G M: 16d振って106???
 クララ: すっごーい
 俊 一: 高いのでたな
  茜 : 支援を加味しても今回火力がおかしい気がする(何
 G M: “マスターマインド”「……そして」
 G M: “マスターマインド”「わたくしも――もう、無用」
 G M: HP0……
 G M: [戦闘不能]!
 俊 一: なん・・・だと・・・
 クララ: おやぁ
  茜 : かーらーのー?(何
 G M: 戦闘……終了になります。

 俊 一: ΩΩ ΩΩ< な、なんだってー
 G M: “マスターマインド”「かふっ……」一撃。彼女はその一撃のみで力尽きた。
 俊 一: 「………あれ?これで、終わりですか…?」
 クララ: 「満足した?」
  茜 : 「……………」 再活性した形跡ってあります?
 G M: 【再活性】は、していない。
 俊 一: そもそも一度も戦闘不能になってないですねこのMM
 G M: そもそも、だ。
 G M: 【再活性】とは、『ジャームの凶暴化』。知性的な行動をとれているジャームすら、それが出来なくなるほどの暴走。
 G M: 彼女は、どうだ?そこまでの知性を失っているか?
 俊 一: 自暴自棄になってる所あるだけネ
  茜 : なるほど。
  茜 : 「…………ああ」
 菊 花: 「まさか君……素面なのかい?」
 G M: “マスターマインド”「ええ、そうですわね……少しは、満足できましたわ」
 クララ: そこまでして足掻くほどの気合いや諦めの悪さはもうないってことね
 G M: “マスターマインド”「ええ……私は、『滅び』に中てられてなどいませんわ。自分の意思で、“ドッグマスター”を連れて、ここまで来ましたの」
 俊 一: 「…つまり狂うことすら出来なかったわけですか。酷い話です。」一応堕落周り使ってたからジャームではあるのよね
 G M: “マスターマインド”「報酬云々の話も当然ですわ。わたくし、『奴』から無理矢理彼を引っぺがしましたの」
  茜 : 「……奴?」
 クララ: 「博士?」
 クララ: 「彼の傍からムーンドックを消すこと自体が目的ってこと?」
 G M: “マスターマインド”「……いいえ。今、彼は博士とは別の者の指示で動いてましたの……それが、『奴』……」意識は、かなり朦朧としているのだろうが、言葉を何とか吐き出し続ける。
 G M: “マスターマインド”「わたくしはね。FHの支配者になりたかったのですわ。FHの力の全てを、自分のものにしたかったの」
 G M: ”マスターマインド”「でも、今になって知った。……『FHの全ては虚構だった』」
 G M: “マスターマインド”「……私の欲望は、執念は、信念は、全て、無駄だった……」
 菊 花: 「ふむ。お望みなら、ジャネッタ君と話すかい?」 通信を繋げる準備
 俊 一: 「文字通り泡沫の夢だった、ということですか・・・。「問題はこの場合夢だったものが泡でしかなかったというパターンだが(
  茜 : 「……だから"再活性"に身を委ねることすらなく、すべて諦めた。そういうことでしょうか」
 G M: “マスターマインド”「……引き換え、“根本原理”は、自分の望みを成そうとしてる……悔しかったですわね――……・いりませんわ」
 G M: “マスターマインド”「……だって、良いもの。半分は成せた。こんな事態を起こした、『奴』への嫌がらせは出来た。“マスタードッグ”を……エースを引っぺがした……」
 俊 一: 「奴とは?まさか・・・」
 G M: “マスターマインド”「……ふ、ふ……まぁ、あとは、そうね……未来が、欲しいと言ってましたわね。私に出来る嫌がらせはここまで。後は、がんばりなさいな……」
 G M: “マスターマインド”「……ふ、ふ、ふふふ、ふふふ…………」薄れゆく意識の中で、彼女は笑った。いや、嗤った。全ての黒幕を。

 G M: “マスターマインド”「ショウダウンですわ、“ファートゥム”」



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マスターシーン
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 G M: タワー・クロスバベル。

 G M: ――すべての舞台を整えた、このゲームのディーラーは彼女だった。

 G M: マリア・カルロフ「ショウダウンですわ。“ファートゥム”」
 G M: “ファートゥム”「――なんと」

 G M: 孤立無援。単独で事態を静観していた彼を、数多のOVが取り囲んでいた。
 G M: 小さな呟きには、その虚無的な男の持つ全ての感情が詰まっていた。

 G M: 結論から言おう。彼は今、紛れもなく、完璧に、術中に嵌ったのだ。

 G M: “ファートゥム”には、数多の誤算があった。
 G M: 一つ一つは大勢に大きく関わらぬ筈のものであったが、ここまで重なるとさしもの曲者でも絶句は不可避であった。


 G M: “災厄の書”姫凪 悠里「あなたが『裏切り者(ダブルクロス)』であることは、最初から分かっていました。ネタばらしの機会に苦慮しましたが」
 G M: そうなのだ。どういうわけか、ネタが完全に割れていた。最初から?最初とは?
 G M: いくら答えを思い返そうとも、この不可思議に説明はつけられなかった。

 G M: “災厄の書”は、彼の知らないジョーカーを握っている。


 G M: “プランナー”「……私の与り知らぬところで、ここまでの準備が進められているとは。ええ、驚きましたよ」
 G M: 言葉とは裏腹に、余裕のある表情の“プランナー”。与り知らぬというのに嘘はなくとも、そこには周囲への信頼があった。
 G M: 彼女は完全にフリーだった。故に何かをやらかすとマークしていた彼女が、まさか本当に『何もしていない』とは!

 G M: “プランナー”の手札はブタ札だ。


 G M: “プロフェシー”「向こうから報告が来ましたですよ。“マスターマインド”と“ドッグマスター”は無事に打ち取ったのですよ」
 G M: そう。彼の手元には“ドッグマスター”がいた……その筈だった。それがいつの間にか消えていた。
 G M: 『真実の公開の妨害』など、彼は差配していない。“マスターマインド”の行動は完全に想定外だ。

 G M: “マスターマインド”が、彼のエースを抜き取った。


 G M: “ファートゥム”「仕方ありませんね、ここは一度お暇させていただきましょうか」
 G M: “崩れ去るもの”菅原 道行「――どこへだい?言っておくけど、この街に君の味方はもういない」
 G M: “ファートゥム”「……?」

 G M: “arcanum”海道 直  『――』

 G M: その言葉は、どういうわけか、黒巣市全土に響いた。

 G M:            『これより、後継試験を行う』
 G M: ――は?
 G M:            『“ファートゥム”を討ち取りし者に、リエゾンロードより賜りし“arcanum”セルの後継者――“愚者”の札を譲渡する』
 G M: ――はぁぁぁぁぁ?????


 G M: “誘惑者”テト『“ファートゥム”よ、戻ってはならぬ。異常事態だ。私の言葉が届かぬ。FHの雑兵の手綱が……これでは、握れぬ!』
 G M: “ファートゥム”「いやいやいや、どういうことでしょう?あまりに展開が唐突に過ぎませんか?
 G M:    大体にして、なぜ、リエゾンロード本人の言葉より“arcanum”の言葉が優先されるのですか???」

 G M: 菅原「優先順位についてはまぁ、『リエゾンロードと同じか、それ以上』の後ろ盾があるからさ。
 G M:    話の早さは……積み上げてきた歴史、あるいは『呪い』、かな。“arcanum”セルが、どれだけこの街のFHに根付いていたと思っている?
 G M:    さすがに、こんな口車がずっと続くとは思っていないさ。けど、数刻の間だけでも組織の麻痺は致命的だろ?」

 G M: “arcanum”が、戦闘部隊(スペード)のすべてを乗っ取った。


 G M: “ファートゥム”「おかしい。いや、これはおかしい。このような兆候、どこを見たところでなかったはず」
 G M: 「ほう?貴様にUGNの何が見えていたのだ?」

 G M: ずっと背を向けていた女が振り返った。

 G M: “外套と短剣”仙北 亜由「申し遅れたな。私は“外套と短剣”仙北 亜由。“ミリオンサンズ”に仕える【諜報員】だ」

 G M: ――【諜報員】……?

 G M: 仙北「よもや、アッシュ様がこの街の状況を傍観していたとでも思っていたのか?
 G M:    偽装工作はFHの専売特許ではない。裏切り者を誅することは我々の専門分野だ。存分に働かせて頂いたよ」

 G M: “外套と短剣”――否。“ミリオンサンズ”の設えた大入り満員(フルハウス)。


 G M: “ファートゥム”「……くっ」


 G M: “ファートゥム”の姿が消える。それでも彼には逃走手段があるのだ。
 G M: 『DHシステム』ならば、逃げられる。ただし――

 G M: 袁堂「じゃあ、クリフはん。手筈通り、行ってくるわ」
 G M: クリフ『ああ、自陣真っ只中からの『向こう側』への逃亡。これなら、容易に探知できる。
 G M:   パスの確保と向こうの偵察、お願いするよ。くれぐれも、無茶はしないように』

 G M: ――大きな痛手を被ってのものだが。



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バックトラック
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 G M: さて、Eロイスは【堕落の誘い(2個分)】【再活性】*3にて5つ。
 俊 一: その前にくららちんにでもロイス結びたいです! ■信頼 □恐怖 あたりで(
 G M: どぞ
 菊 花: 最終侵蝕130% まずEロイス分減らします。
 菊 花: #5d10-130
 ダイス: 5d10=(4+7+10+6+9)=36-130=-94
 クララ: #5d10-154
 ダイス: 5d10=(2+7+4+2+3)=18-154=-136
  茜 : 侵食率132%。まずEは使う。
  茜 : #5d10-132
 ダイス: 5d10=(1+2+1+2+7)=13-132=-119
 G M: おいおい、随分差があるな
  茜 : まー、お嬢に■信頼/脅威、菊花さんに■連帯感/不安 あたりでロイスを埋めておこう。
 クララ: D:1 T:1 S:1 R:4 倍振りで
 クララ: #11d10+4-136
 ダイス: 11d10=(3+3+9+10+6+1+9+2+3+6+6)=58+4-136=-74
 俊 一: 最終侵蝕率163% まずEロイスで減らすよー
  茜 : これで6つフル。通常振りで。
  茜 : #6d10-119
 ダイス: 6d10=(10+10+5+8+8+7)=48-119=-71
 俊 一: #5d10-163
 ダイス: 5d10=(8+3+8+1+2)=22-163=-141
 俊 一: ひっく(
  茜 : OK、71%で帰還。
 菊 花: よし、94%のロイス3つ 通常振りで行きます。
 菊 花: #3d10-94
 ダイス: 3d10=(8+6+3)=17-94=-77
 クララ: 倍振りで帰還
 俊 一: で、141か・・・
 菊 花: 77% 意外と安全に帰れた。
 俊 一: (’’ うん。メモリー使っとこう。たしか1d10ふれるよね
 G M: いや、メモリーは-10だ
 俊 一: 固定だったか。
 俊 一: それだったら131までやってうーん。6d10だと結構危険だなー。可能性としてフィフティ・フィフティとはいえ
 俊 一: いいや倍振ろう。 Dロイス1,固定2,Sロイス1,普通のロイス3の6あってさらにばいなので12d6。
 俊 一: d6してどーすんだ。d10だ
 俊 一: #12d10-131
 ダイス: 12d10=(1+9+4+7+1+8+2+10+1+4+6+7)=60-131=-71
 俊 一: 倍にして正解!?
 G M: まぁ、160%からの帰還って結構大変よな
 G M: ともあれ全員帰還ですわな
  茜 : 通常だったら経験点放棄か……(何
 G M: さて、EDは全員登場で、5話の為のつなぎとして一本やってー、その後にマスターシーンとして、悠美ちゃんと良平君、ともみんにお付き合いお願いしたいと思ってます。
 菊 花: お、了解。
 俊 一: ω`) 最後のマスターシーンは見学するやつの流れ。
 G M: そんなわけで、ぼちぼちやっていきますわー。



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マスターシーン
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 G M: テト『よもや、こんな結末になるとはな』

 G M: 黒巣市の片隅で、“誘惑者”は、己が“最高傑作”と呼んだジャームの行く末を案じていた。

 G M: “ファートゥム”の持つものは、『虚無』だ。
 G M: FHのメッセンジャーとして、長い間他者の『欲望』に触れ続けた男は、いくつもの狂気に触れながら『虚無』であり続けた。

 G M: ……そんな彼に、元はテト自身もさしたる興味は持っていなかったが、
 G M: 『夜』の回収したDHシステムをロバート・ショートが解析し始めたあたりで事態が変わり始めた。

 G M: このシステムを用い、他の別世界へと繋ぐことができないかという試みがなされ、媒介を探すこととなった。
 G M: 媒介とはつまり、以前は『電脳世界』が成していた、『別世界』と地続きとなる領域。
 G M: かの博士が目を付けたの、彼、“ファートゥム”のその『虚無』だ。

 G M: 狂った試みは成功した。彼の心は恐るべき世界と地続きとなっていたのだ。

 G M: リエゾンロードを含む少数の人員でその研究がすすめられた折、“ファートゥム”が、口を開いた。

 G M: 『あの世界を、無へと還してみたい』と。

 G M: 『虚無』に支配された男に生まれた、初めての『欲望』。
 G M: それは、『自分自身の中にあるものと同一のものを生み出してみたい』という、それだけとれば何でもないとすらいえるものだった。
 G M: ……その衝動は、『解放』。

 G M: “誘惑者”は、そんな彼に様々なことを吹き込んだ。黒幕の黒幕、とでも言えばいいか。
 G M: 彼は、様々な『欲望』を見続けた彼らの、集大成だ。

 G M: テト『……世界の崩れる様を間近でみたいというのも、彼自身の言い出したことであったが』

 G M: どうにも、うまくいくことばかりではないものだ。



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エンディングフェイズ
シーンプレイヤー:なし(全員登場)

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 G M: 君達の任務は終わった。ジャネッタ・マクレーンによりレネゲイドの真実は公開された。
 G M: 戦闘の後始末や休息などもあり、そこから数刻。世界はまだ、その変化に追いつききれていない。ここからどうなるかは……誰にもわからない。

 G M: 美鈴「皆様、お疲れ様でした」
 G M: ……日本支部で休息をとっていた君達の元にやってきたのは、よく見知った顔だった。
  茜 : 「……お疲れ様です、支部長代理」 口に含んでいた飲み物を飲み込んで。
 菊 花: 「どうなったか……というのは、一応聞いておくべきかね。」
 俊 一: 「……
 俊 一: あんまり良くない結果になってそうな気もする(
 G M: 美鈴「……まだ、戸惑いの感情が一番強いですね。元より、【再活性】のジャームの隠蔽に限界があり、世界の多くが世界の異常性を認識しだしていたタイミングです」
 クララ: 「全てはこれからという事ですね」
 G M: ちなみに、この辺りは黒巣市もそうだった。旧市街では“バーネット”の《ワーディング》なしの暴走とか、隠し切れないものが溢れそうになっていた。
 菊 花: 「地球から脱出できる者が居たら、『どうして死ぬ瞬間まで幸せな嘘を信じさせてやらなかったのか』と非難されるかもしれないね。失敗すればの話だが。」
 G M: 美鈴「……そんな無為な意見を締め出すための、電撃的な公開だったとも言えます。なに、どの道、失敗すれば数日の運命です」
 G M: 美鈴「“リヴァイアサン”や評議会メンバーは、既に本来の持ち場に戻っております……ここから先こそが、我々の手腕の試されるところです……『滅び』の到来、地球の限界まで、あと4日」
 G M: 美鈴「ですが、黒巣市にはまだ、やることがさらに2つあります――先ず、今まで懸念していた『裏切り者』は、あぶりだせました。元より捕縛は無理だった状況ですが、逃亡先は把握できました」
 クララ: 「我々も派手に動いた甲斐があるというものですね。彼に何かいいものを一本用意しておかなければ」
  茜 : 「その逃亡先、とは?」
  茜 : 「向こう側の黒巣ならば、"彼女"達の協力も仰げるでしょうが」
 G M: 美鈴「いえ、利用されたのは『DHシステム』ですが、その行先は『向こう側の黒巣』とは違う、『さらに別の黒巣市』のようです……“コールドスナップ”が先行偵察に向かい……既に、帰還しております」
  茜 : 「さらに"別の"黒巣市、ですか……まあ、私も正直信じていませんでしたけどね。"彼女"たちが来るまでは」
  茜 : 並行世界の事は、と。
 G M: 美鈴「土壇場で邪魔されても敵いません。そちらもそちらで対処するとして、やることのもう一つについて」
 俊 一: 「ノストラダムスだとか引っ張り出してのほら話でTVが埋め尽くされそうですねほんと……って、平行世界だとか冷静に考えるたび頭痛くなってきます。」
 クララ: 「レネゲイドとはまた違ったSFのジャンルだものね・・」
 G M: 美鈴『その程度の混乱は承知の上です。その上で、諦めない人間が、『一握りの可能性』を見つけてくれればよかった――そして、その試みは、どうやら成功したように思えます』
 G M: 美鈴「――幾つかの、『魔鍵』についての情報提供がありました。恐らく、2本の鍵の情報です」
 俊 一: 「あとはどこの鍵でしたっけ。残ってる鍵は
 クララ: 「今のところは結果が出ていますね。」
 G M: 美鈴「どこと言われても、どこにあるかも想像が中々つかないものを探しているのですがね……
   ああ、言い忘れてましたね。北欧と湾岸地区の鍵は、それぞれ奪取が完了しております。現地の強力なジャームをテンペストと警察所属OVがそれぞれ撃破、今はクロスバベルへ向かっております」
 G M: 美鈴「そして、新しい情報は……19世紀のイギリスから、日本へ渡った――『魔鍵』と思しき骨董品の情報が、両国の老いた好事家よりもたらされています」
 俊 一: うぃあーどえいじ(’’?
 クララ: 19世紀だからスチーム的な
 G M: あとで説明するお。君達は別ステージの情報なんてないわけだしネ
 俊 一: まあね!(
  茜 : 「……それは、早急に探さなければなりませんね。逃走した"ダブルクロス"に先に奪われる前に」
 G M: 美鈴「もう一つは……何故か、日本のサブカル業界から。というか、なんか、もうクロスタワーに持ち込まれてるとか言われました」(何
  茜 : どの道干渉してくるでしょう、と。
  茜 : あー、アキバステージ……(何
 G M: これもそのうち説明するお(何
 クララ: 「さ、サブカル・・?」
  茜 : 「今は気にしなくていいかと……」(何
 G M: 美鈴「まだ私も、現物を見てないので眉唾なのですが……」
 菊 花: 「本当にどこにあるのかわからない代物だね。」
 俊 一: 「はぁ・・・資料室系ですそれ?
 クララ: ずっと優雅なサーベルのようだったかんばせが一瞬戸惑いに包まれ、目を丸くする
 クララ: 「そ、そうね」 再び真面目な表情に戻り
 俊 一: 「って、気にしてもしょうがないですね。無駄に精神ダメージ負うこともないでしょう(
 G M: 美鈴「まだまだ、やってもらうことはやまとあります。ですので、今は休息をとってください」
 菊 花: 「そういえば、プランナーからタイムリミットについての話は聞いてるかい?」
 G M: 美鈴「……『ガイアの【再活性】』の話ですね。日時計算の修正の手間は要しましたが、どの道未だに手掛かりが見つかり切っていない話です。変わらないといえば変わらない、土壇場で変わると言えば変わるかもしれない話ですね」
  茜 : 「いずれにせよ、やるべきことをやるしかないということですね……」
 G M: 美鈴「けどまぁ……“プランナー”が、思った以上に説明下手だったのが判ったことが、収穫と言えば収穫だったかもしれませんね」
 俊 一: 「プランを立てるのは得意でも、説明するのは意外と下手なんですか・・・(
 菊 花: 「意外と全部解決した後なら、円満な関係になれるかもしれないよ。」
 G M: 美鈴「まぁ、今まで、立てた計画の説明の半分ぐらいを“プラン”の一言で煙に巻いてきた彼女ですからね」(何
 クララ: 「指し手が駒に一つ一つ説明するかは本人の性格にもよるでしょうしね」
 俊 一: そんなのに振り回されてたのかうちら(UGN)…という顔に
  茜 : 「まあ、そうですね……」遠い目。(何
 菊 花: 「長命だったり強大な者が必ずしっかり者だとは限らないということさ」(何
 G M: 美鈴「彼女のことも、世界のことも……こんな土壇場になりましたが、判り合える余地はまだまだあるのかもしれませんね」
 俊 一: 「ともあれ、休める時間自体少ないので休めるときは休んでおきます。いざという時疲労で動けませんでした、ですと話になりませんからね。」切り替えることにした。
 G M: 美鈴「ええ、よろしくお願いしますね」



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マスターシーン
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 G M: ――改めまして。あなたのお名前は?
 G M: 「ダラーツ・リブラビス。今は日本に在住し……アマチュアのモデラーなどをやっている」

 G M: ――モデラ―?
 G M: 「趣味で作ったフィギュアを、即売会で売ったりなぞしている。衣食住に困りはしてないのでね。
 G M:  何にしろ、今聞くべきは、そのような話ではあるまい?」

 G M: ――はい。『魔鍵』の情報とは?
 G M: 「既に確保されているとしたら無駄足を踏ませてしまったことになるので、先に詫びておく。
 G M:  私は念のため確認に来ただけだが……北条健彦の『魔鍵』は、渡っているか?」

 G M: ――……?失礼ながら……詳しい説明をお願いします。
 G M: 「……なんだと?何も伝わっていないのか?……わかった。
 G M:  あれは19世紀のイギリスの話だ。私はマダム・ミヤコという女性より、『魔鍵』の制作を依頼された」

 G M: ――19世紀に、貴方自身が、ですか?
 G M: 「そうだ。あの時代の――モダンタイムズと呼ばれた時代の記憶を、残してほしいと頼まれ、
 G M:  “金属細工師”であった私は黄金の鍵を制作した。マダムはその出来に満足し、されど受け取らなかった」

 G M: ――……その鍵は、今どこに?
 G M: 「時代の移り変わりに、私はイギリスを去る必要が生まれてな、その折、日本の好事家に売ってしまった。
 G M:  ……それが、神城グループの北条だ。【古代種】たる私だが、最早出る幕はなかろうと、それを最後に舞台を去った」

 G M: ――神城グループより、そのような報告はされていません。
 G M: 「そうか……今朝の演説を聞き『よもや』と思って馳せ参じたが、まさかここに意味があったとはな……
 G M:  UGNとやらよ、神城グループは、この喧噪の最中――何をしていた?」



 G M: *   *   *



 G M: タワー・クロスバベル。もはや“裏切者(ダブルクロス)”を追い払った今、密談の必要はなくなっていた。
 G M: 単騎で『向こうの世界』へ飛び込むという一見無茶をやらかした“コールドスナップ”は、無事に生還していた。

 G M: 袁堂「――戻ったぜ、姫凪ちゃん。結論から言うと、お前さんの見立ては正しかった」
 G M: 姫凪「ちゃんはやめてください。……では、やはり『カミジョウ謀反』――正しくは『神河物語』は実在していましたか」

 G M: 袁堂「ああ、画像とってきたぜ。見ろよ。反会長派の“Kami”シリーズだ」

 G M: 彼の見せた端末には、異形の機械が移っていた。彼を捕らえようとした“ファートゥム”の手札だ。
 G M: EXレネゲイドに感染した兵器軍……との触れ込みだが、実態はもっと酷いものだ。
 G M: 『二律背反』――複製体に常人には扱えぬ兵器を扱わせるプロジェクトがあったが、アレすらも凌ぐ。

 G M: 袁堂「俺が保証する。間違いねぇ。奴らは『俺』だった。『トークン』をコアにした生体パーツを、EXレネゲイドに感染させ、
 G M:   それを兵器として運用する……それが、“Kami”シリーズの実態だ。『向こう側』でしっかりした成果を出してやがったんだ」

 G M: それが、“オデッセイ”に記された『カミジョウ謀反』の真実。

 G M: 袁堂「奴ら――全員そうなのかは知らねぇけど、その多くは、世界と心中する気なんて更々ねぇ。
 G M:   新天地への引っ越しの目途が立ったうえで、『こっち側』を潰しにかかったんだ」


 G M: マリア「俄かには信じがたいですが、信じざるを得ませんね……では、そちらはいいとして。この……悍ましいものは?」
 G M: 袁堂「ああ、それなんだが、聞いてくれよ。あっちの世界、レネゲイドの成り立ちから全然違うらしい。
 G M:   でもって、こういう化け物が、ひっそりと信仰されたり敵対したりしていてしっちゃかめっちゃかっぽい。マジでやべぇぞ」
 G M: 「うわ!これってビヤーキーじゃん!?マジで実在したんだ!」
 G M: 袁堂「そう、そのビヤーキーが――って、え?なんでこれのこと知ってるのん?おたく、どちらさん?」

 G M: 突然声を上げた女のことを、袁堂は全く知らなかった。否、誰も知らなかった。

 G M: 片岡 早紀「あ、私、宇宙友愛協会の片岡 早紀って言います。妹の作った『レイジングアーク』が多分『鍵』なんじゃないかと思って黒巣まで駆けてきました」
 G M: 仙北「実質的に一般人じゃないか。誰だ、ここまで案内したのは」
 G M: 早紀「いや、一人で歩いてきましたが」

 G M: このタワー・クロスバベルの中まで、迷わず?その疑問は、彼女の背負った『オモチャ』を見て、全員が氷解させた。氷解せざるを得なかった。
 G M: 彼女は、『魔鍵』を背負って――来るべきものとして、ここに来たのだ。

 G M: 早紀「それで、クトゥルフの神話生物まで実在するの?ラブクラフトはノンフィクション作家?うっひゃー、テンション上がってきた!」
 G M: けやき「え、えー?じゃあ、アニキが言ってたのってマジ?いあいあ、あざとーすとかなんとか」
 G M: 早紀「え、何それ!?アザトースを信仰している人間はいないって話だったけど、やっぱ実際はなんか違ってるわけ?」

 G M: 道行「待った待った待った。宇宙友愛協会の方だったね?君、まさか、この生物に対して詳しい知識を有しているというのかい?」
 G M: 早紀「いや、素人ですが。詳しい話聞きたいなら、専門家呼びましょうか?」
 G M: 袁堂「何の専門家だよ何の」

 G M: 早紀「SFの専門家に決まっているでしょうか。宇宙友愛協会の会長、瀬尾花真三(せおばな・しんぞう)大先生。近くに住んでるって聞いたわよ?」



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マスターシーン
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 G M: 同時刻……いや、少し時間を遡る。
 G M: “魔街”に停泊する“八州”に、菅原陸将から連絡が来た。

 G M: 菅原『諸君。朗報だ……久藤からの通信が入った。今、此方に向かっている』
 G M: 菅原『君達がまだ残っていると聞いて、そちらへの通信を優先するように要請してきた。急ぎの用事らしい、聞いてやってくれ』

 G M: さて、えー、該当するPCに心当たりのある方、好きに喋って構いません。
 良 平: 「……無事だったか。久藤にせんせー」
 悠 美: 「無事なの?無事なんだよね?浮気とかもしてない?」
 知 美: 「これで毎日この子が凍らせた地面を溶かす仕事から解放される」(ぐったり
 良 平: 「浮気て……まあそれは良いや、急ぎの用事って聞いたけども」 通信機の方に。
 G M: 理彩『みんな、無事!?こっちに残っているってホント!?』彼女は何処で調達したのか大型車両を運転している。後ろには、ぐったりした様子のストレンジャーズメンバーがいるが、それはともあれ。
 G M: 理彩『……石崎先生は、まだ戻ってない。僕も、ダウンした隊員を置いて、用事を済ませたら、これからすぐに向こうに戻ることにしてる』
 悠 美: 「・・・そっか」
 G M: 理彩『あ、ちゃんと別れるまでは一緒にいて、無事も確認しているから、そこは安心していいよ。全部、僕と先生と、『もう一人』で決めたことなんだ』
 良 平: 「……もう一人?」
 G M: 理彩『向こうで、協力者が現れた。詳しくは後で話すけど、とにかく、ここでの『忘れもの』を回収したら、向こうに戻るつもりだ』
 G M: 理彩『――今まで、僕らを妨害してた、『滅び』にまつわる騒動を引き起こした張本人たちが、向こうに拠点を作っていることが判ったんだ』
 G M: 理彩『僕達は決めた。奴らの横っ面を、思いっきり殴りつけてやるって。石崎先生は向こうに戻って、その準備をしているんだ』
 良 平: 「…………マジか。風見が聞いたら全力でガッツポーズするぞそれ」
 良 平: 理由はお察しください(何
 知 美: 「むしろ伝える人間限定しなきゃいけないんじゃないかしら。殴り込みたいって希望者多すぎになりそうよ。」
 G M: 理彩『だから、僕らの用意した手紙を、“八州”の誰かに黒巣市に持って行ってもらいたいんだ。黒巣市は黒巣市で、きっと状況への対応をしてるはずだから』
 悠 美: 「それって、あたし達も殴れるの?」
 G M: ああ、この役目はエキストラに頼んでいい。
 G M: 理彩『……【訪問者】である僕なら、『向こう』へ君達を案内することは、出来るよ。けど、危険はみんなの想像以上のものだと思う』
 G M: 理彩『それでも付き合ってくれるというのなら――ついでに、乗っていってくれると、嬉しいね』
 良 平: 「…………」
 悠 美: 「おっけー!いつにするの?」
 良 平: 「……まあ、乗り掛かった船だし。俺も付き合う」
 G M: 理彩『そっか……じゃあ、そっちに付いたら拾い上げてすぐに出発するから、準備してて』
 知 美: 「無茶しすぎないように見張るのも、大人の役目ね」(苦笑
 良 平: 「……というか、正直俺も割とムカついてるからな。今回」
 G M: 理彩『……そっか』
 悠 美: 「分かった。絶対だからね。訛った身体冷やさなきゃ! 」 踵を返して駆けていく
 悠 美: 「おじさん、訓練つきあってー」 
 G M: どこのおじさんに言ってるんだ、陸将は通信越しだぞw
 悠 美: はっしゅーのだれか
 G M: 理彩『気を付けてね。今から向かうところは――あ、行っちゃった……ええと……』
 G M: 理彩『これから向かうところは、『こっち』とはレネゲイドの常識が全く違う場所。こっちの世界ではクトゥルフとかいうフィクションで扱われてるような生物が跋扈している世界』

 G M: 理彩『――クロウリングケイオス、って、呼ばれてた』




ダブルクロス The 3rd Edition / "Gatecrash"
キャンペーン『ドラゴンの迷路 -Dragon's Maze-』
  第4話『不毛の栄光-Barren Glory-』
                    ――End.



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ボーナストラック
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 G M: ――ステージ【夜明けの黒巣市】。
 G M: 時刻は午前3時50分。そのステージが産声を上げてから、およそ5分程度の後。

 G M: 姫凪「……よし、撤収です」

 G M: 午前3時45分が『臨界点』であることを、無限書庫の情報により、“災厄の書”は完璧に把握していた。
 G M: “鎖の夜”の脅威が完全に去ったことを確信した彼は、自身の手駒である“ナンバーズ”にそう宣言した。
 G M: ……この次元において、黒巣市でFHがやるべきことは完全に無くなったのだ。

 G M: ……これからどうするか。余りに即急なことだったので、考えるべきことは山ほどある。

 G M: 自分はもうFHに在籍する理由は完全になくなったが、成り行きとはいえ黒巣市で暴れ回った身だ。
 G M: このまま黒巣市に居座るというのもそこそこ難易度の高い話だ。

 G M: “ナンバーズ”の中にはジャームも混ざっている。今更クロスバベルがどうの『運命の剣』がどうのと言える状況でもない。
 G M: ほとぼりが冷めるのを待ちながら、無限書庫を覗き見でもしながらうまい過ごし方を考えるしかないだろう。

 G M: ……とはいえ、利用しすぎるのも考え物だ。彼の姉貴分であった沙原 三奈と睦実の姉妹は、アレに人生を狂わされたようなものだ。
 G M: 天城 美鈴とジャネッタが死に、フィフスドーンを利用する者がいなくなった今、彼女らには新天地で穏やかに生きて欲しいものだ。

 G M: 「(……そう言えば)」

 G M: ふと、背後を――自分らの壊したEXレネゲイドに感染した兵器群――“Kami”シリーズを振り返る。
 G M: 撤退をしたのは、神城グループの反会長派も同様だ。この街の地下に存在した研究施設は、丸々廃棄される運びだろう。

 G M: 「『カミジョウ謀反』――否、『神河物語』……あれも、全ては杞憂の話でしたか」

 G M: 『カミジョウ謀反』とは、『オデッセイ』に描かれた、荒唐無稽な某神城グループの権力の移り変わりの物語。
 G M: 神城から神河へ――その主力となったのが、複製体をコアにした生体パーツを、EXレネゲイドに感染させた兵器群。

 G M: 実物を見てみれば、確かに研究の内容の方向性は間違ってなかったし、兵器としての完成度もしっかりしていたが……それだけだ。
 G M: これだけで神城という巨大グループを転覆できるような代物では到底なかった。



 G M: ……思えば、あの話だけは『オデッセイ』の中でも異質だった。

 G M: 何故、レネゲイド星人とクトゥルフ神話をコラボさせたのだか。



                    ――TO BE CONTINUED NEXT GATECRASH.