『ドラゴンの迷路』目次へ
GM:佐田塚
PC1:自爆5秒前Hover-B
PC2:Hover-B
PC3:御神楽
PC4:夕凪
ログ編集:佐田塚
(敬称略)





 『幸運にも、この次元においては目的を同じくする同志となれた、“災厄の書”姫凪 悠里へ。


 無限書庫の閉鎖と『滅び』と『再活性』、そして『魔鍵』捜索の件は既に僕も聞き及んでいます。
 これから、石崎彰也の一件を経て、僕の正体を理解しているという前提で、僕の知ることを簡潔に伝えます。

 ――『滅び』を呼び寄せた、この事件全ての黒幕は、FHの“ファートゥム”です。

 彼と、そしてFH中枢の一握りのメンバーは、『あるシステム』を用いて、既に別の世界に拠点を移しています。
 主なメンバーはリエゾンロードの“誘惑者”“黒き者”。それと、“マッドサイエンティスト”。
 彼らは、己の欲望を叶えるステージとして、別の世界を利用することを選択したのです。

 そして、僕は『幻視の黒巣市』にて、彼らのトリックの――『僕を追放した』システムの仔細を調べて来ました。
 そのシステム……DHシステムに関しては、UGNが詳しい筈なので詳しくはそちらでの確認をお願いします。
 恐らく、対抗手段もそちらを頼ることになるでしょう。僕の『訪問者』とは全く理の違う機構です。

 問題となるのは、DHシステムの神出鬼没性と、彼らが拠点を構えるにあたり、現地の神城グループを取り込んだこと。
 これを野放しにするならば、彼らは『滅び』の到来に向けて、貴方たちの『魔鍵』捜索を阻み続けるでしょう。

 ……僕はこれから、準備を整えたのち、このシステムそのものを叩きに行くつもりです。
 場合によっては、『もう一人の天凪 終』を、そちらに送ることもあり得ます。その時は、どうか便宜を図ってください。
 以後、進展があったら、どうにかして貴方に伝えます。そちらもどうかお気を付けて。

                                    ――“プレインズウォーカー”』



姫凪「そ、そうか、そういうことでしたか……」


*   *   *


一通目の手紙は、『滅び』が地球に到達するまで、あと6日の時点で姫凪 悠里の元に届いた。
"うつろわぬもの"が二通目の手紙を届けたのは、その翌日。

そして奇しくも、久藤理彩が三通目の手紙を“八州”に預けたのも、それと同時刻。
“こちら”と“向こう”を繋げる手紙は、それが最後。


――『滅び』が地球に到達するまで、あと5日。


ダブルクロス The 3rd Edition /"Gatecrash"
キャンペーン『ドラゴンの迷路 -Dragon's Maze-』
  第5話『研究室の偏執狂 -Laboratory Maniac-』


十のエンブレム、ただ一つの目的地!







 G M: 揃ったようなので始めていきますー。PC1より順に自己紹介をお願いします。


  ●共通ハンドアウト
  (※5話のメンバーは、2話の残留PCを想定していますが、『今までキャンペーンに参加してないPC』を居たことにしてもいいです)
  シナリオロイス:“マッドサイエンティスト”ロバート・ショート

  魔街で待機していた君達は、消息を絶った防衛隊員たちの安否を確認することができた。その上で、反転攻勢を行うことを決めた。

  “魔街”から“忌わしき街”へ。
  その道中で、理彩は、今自分たちがやろうとしていることについて説明してくれた。

  大きく分けて二つ。片方は石崎先生達が準備を整えているため、『忘れもの』を届けて合流すればいいという。問題はもう一つ。
  DHシステム――理彩と石崎先生を吹き飛ばした装置の破壊。それは、やっておかなければならないことだと言う。
  DHシステムは世界観移動を目的としていたわけではない。『対象を虚無の彼方へと飛ばす』という、問答無用の兵器として開発された。
  『協力者』の話によると、一度、そう用いたと思しき反応があったという。一度あったことだ。二度目があるだろう。

  彼女の――つまり、君達の目的は、来るべき決戦の前に、『奴ら』の切り札を叩き壊すことだ。
  その為に――“マッドサイエンティスト”が開発部技術顧問となった、神城重工社の研究施設に潜入し、DHシステムを破壊する。

  それが、彼女の言う、『奴らの横っ面を、思いっきり殴りつけてやる』だ。



  ●PC1 :“切った張った” 阿見川 光
  シナリオロイス:【異界月の黒巣市】

    今回の騒動中、表立った動きが今まで見えなかった君だが、実のところ“八州”に同行していた。
    何だかんだ久藤 理彩と共闘の経験もあり、戦力的にも申し分ない故の抜擢であった。
    そして君もまた“八州”に居残り、そして黒幕の本拠の奇襲という作戦に参加することになった――が。

    ――はっきり言おう。誰の目にも分かるほどに、君と『この街』は、相性が悪い。あるいは「良すぎる」。
    君の辿ってきた足跡と得物、そして衝動は、数多の狂気を君自身に見せつけることになる。

    それでも。君が足を止めずに進むのなら……拓ける道が、必ず、ある。
    君にしか斬ることのできないものが、『この街』の地下深くに眠っているのだ。

  光 : 「別の世界って二度目だけど、今度の世界は長居したくない所だなあ……」
  光 : "切った張った" 阿見川 光 ハヌマーンピュア
  光 : ほんの小さな好奇心が仇でになり、平凡な生活からOVに覚醒してしまった少年。
  光 : 覚醒のショックや衝動、侵蝕に加え、遺産なんて特殊なものを持ってしまったため、
  光 : 遺産強奪だの力試しだのと、個人・集団問わず色んな奴らにしょっちゅう遭遇する羽目に。
  光 : 元凶のプランナーを恨んだりEFの反動で血を吐きつつ、平穏を求める彼の明日はどっちだ!
  光 : 【基本侵食率】28+4% 【HP】04/34 【行動値】6 Dロイス:遺産継承者

  光 : シナリオロイス:【異界月の黒巣市】に、□同情/■恐怖
  光 : 「何なんだここは……明らかに何かが根本的におかしい!」
  光 : PC間ロイス:“雷の剣士” 岩瀬 良平に、■信頼/□嫉妬
  光 : 「んー、今回の先輩は頼りになりそうだ。幸せパワーで。」
  光 : PLは自爆5秒前です。以上、よろしくお願いします。



  ●PC2 :“雷の剣士” 岩瀬 良平
  シナリオロイス:“サン・シーカー”久藤 理彩

    突入メンバーの選定については“八州”残留メンバーで色々な相談があった。
    結局、“八州”を向こうまでもっていけないことや陸防の負傷兵を護衛しながらの帰還となること等、
    色々な要素が重なり、この全員学生による破壊工作隊が組織されることに相成った。

    “向こう”での指揮系統としては、暫定的に久藤がリーダーとなり、君がその補佐をする形でまとまった。
    しかし……君の仕事は、意外と多いかもしれない。車を運転する久藤の顔色を見ながら、君はそう感じた。

    彼女は……戦意こそ喪失させてはいないものの、既に恐怖の感情を滲ませているように見えた。
    それほどの何かが、“向こう”にはあるのだろう。覚悟する必要は、ありそうだ。

 良 平: 「……"向こう側"の黒巣。今度は一体どんな連中がいるんだろうな(周りを見ながら)」
 良 平: 「といっても、俺らがやることは変わらないか」
 良 平: "Blitz-Fencer"岩瀬良平。とある事故により覚醒したOVの少年。UGNイリーガル。
 良 平: 雷と風を纏った鋭い斬撃と、電磁力による防御が主な能力。
 良 平: のんびり屋かつマイペース。買い食いしつつ登場しては、空気を読まない一言を吐いたり。
 良 平: 良い感じのカップルの所にしれっとカメラ持って立ってるかと思えば、真面目に戦ってたり。

 良 平: ――"本来の流れ"とは外れども、一つの区切りには違いないこの戦い。
 良 平: その先で彼が――彼らが何を見るかは、今は誰にも分からない。

 良 平: ブラックドッグ/ハヌマーン HP:34 IV:12 
 良 平: 基本侵食率:34% D−ロイス:変異種/ハヌマーン
 良 平: PC間ロイス:八咫鳥紅椥 ■友情/□不安
 良 平: 「……なんか良く鼻血出してるやつ。まあ今回はお色気イベントとかじゃないから大丈夫じゃね」(何
 良 平: シナリオロイス:"サンシーカー"久藤 理彩 ■尽力/□恐怖
 良 平: 「……俺がどれくらいの支えになるかは分からないけど。まあ、無いよりはマシだと思う」
 良 平: 紹介は以上で。PLはHover-Bでございます。それではよろしくお願いいたします。



  ●PC3 :“血戦存在” 八咫鳥 紅椥
  シナリオロイス:“深き刻”山中 やまさ

    妙なことになったものだ。“八州”に同行して魔街くんだりまで来て、君はそこで待機していた。
    久藤さんはともかく、ざっきー先生は知らない仲でもない。割と成り行きだったが、そんなところだ。

    何にしろ、ここに来てDHシステムなる厄介なものを再び止めなければならなくなった。
    アレの厄介さは、君達が身をもって味わっている。再び使われるなど洒落にならない。それは重要だが……

    向こうでは、神城の反会長派も活動しているという、妙な話を聞いた。そういえば、反会長派と言えば……
    ふと思い出したことがある。いつぞや遭遇した、黒高に潜伏している反会長派工作員の少女。山中 やまさとか言ったか。
    彼女を、『滅び』の騒動が始まって以来、黒高のどこかで見かけたか?いつの間にか消えていたような……?

 紅 椥: 「と、思うだろう?あまいよ(何」>大丈夫 PLが弄るからあきらめろん
 紅 椥: 「とりあえず、お前もこっちにって言われて、乗り込んだものの」
 紅 椥: 「船酔いとは情けねぇぇ...本当、水物とは相性悪いのかね」orz
 紅 椥: ※補助付き水上歩行もまともに行えなかった者だったりす
 紅 椥: 「それはそれとして、漸くできそうな事ができたので、全力で頑張りますか」
 紅 椥: 「...で、乗艦名簿の名前、書くの面倒だからってカタカナかよ...ってパソコン打ちじゃないか、それくらいちゃんとやってくれよ(ぁ」
 紅 椥: ブラムスのピュア D無
 紅 椥: HP34 初期侵食35%
 紅 椥: 元々は中部地方のアタッカーエージェントとして居たが、とある事情で黒巣市に。
 紅 椥: 現在は、周囲の馬鹿げた火力にアタッカーとしての自信は削られきれているとも。
 紅 椥: 戦闘は、相手に(大抵)自身の血を叩き込み爆発させる手法を取る。弱い(ぇ
 紅 椥: シナリオロイス:“深き刻”山中 やまさ ■腐れ縁/□隔意
 紅 椥: 「立場違えばとはよくいうが、ま、居なければ居ないで拍子抜けるしな」
 紅 椥: PC間ロイス:“ゆきうさぎ”内海 悠美 ■有意/□恐怖
 紅 椥: 「恋は盲目...怒らせない様にしよう。これ、ざっきー弄るのも下手するとこっちがやばい」(ぁ 
 紅 椥: 中の人はみかぐーでお送りいたします。よろしくお願いいたします。リアル招集が無いことを祈る><



  ●PC4 :“ゆきうさぎ” 内海 悠美
  シナリオロイス:“柘榴の肉片”石崎 彰也

    まず、君の最も気になるだろうところから言及しよう。石崎 彰也との再会は、成った。
    少々ならずくたびれてはいるが、いつもとほぼ変わらない彼がそこにはいた。
    彼は彼で、今回の作戦とは別にやるべきことがあるため、留守番だという。

    君達のやることは潜入、破壊工作という話だが、正直、君にとっては判らないことの方が多いだろう。
    そして、判らないままでいる方がいいこともある。今回の作戦は、そんなものばかりの話になる。けれども……

    忘れてはならないことがある。石崎 彰也は君のことを心配している――のみならず、君の存在こそを頼りにしている。
    彼が生きて黒巣市(あのまち)に帰るには、君が生きて帰らなければならない。不器用な言葉で、彼はそう言い残した。

 悠 美: 「あっさり無事だって分かったのは嬉しいけど、帰っては来られないのね」
 悠 美: 「ま、浮気してないならいいよ。確かに分かんない事だけど・・・細かい事情を斟酌なく塗りつぶす。それが雪だからね!」
 悠 美: 一応FHチルドレンな少女
 悠 美: どこにでもいそうな高校生です
 悠 美: 基本冷気使い 性格は明るく元気に!
 悠 美: “ゆきうさぎ” 内海 悠美
 悠 美: 【シンドローム】サラマンダー/サラマンダー 【ワークス/カヴァー】FHチルドレン/高校生
 悠 美: 【行動値】8【HP】34【基本侵食率】29% アタッカー型
 悠 美: ロイス:“柘榴の肉片”石崎 彰也 さんに ■好き/口恐怖
 悠 美: 「あたしもいく! 迷子になりそうだし」
 悠 美: ロイス:“切った張った” 阿見川 光 さんに ■興味/口憐憫
 悠 美: 「元気があって何より!」
 悠 美: PLは夕凪です。不束ものですがよろしくおねがいいたしますー!

 G M: GMは佐田塚にて、急きょ挟み込まれたやべー物語ですが、お付き合いよろしくお願いします。



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マスターシーン
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 G M: ……これは、『今』よりも少しばかり、先に行われることになる会話だ。
 G M: だが事の次第には絡まないし、何より、『この世界』を語る上で、これについては理解を共通させておきたい話だ。

 G M: マリア「……まぁ、ことほどさようなのが今の状況なのですが」
 G M: 瀬尾花真三「なるほど、なるほど」

 G M: 宇宙友愛協会会長、瀬尾花真三は、努めて冷静であろうとしていた。
 G M: 当然、内心では興奮が抑えられない。自分自身の信じていた論説は、やはり真実であったのだから。

 G M: だが今、この世界が危機的状況にあることを、彼も彼なりに理解していた。

 G M: 瀬尾花「レネゲイド星人との交信。それを正しく行えなければこの星は滅ぶ。やはり、そのような状況なわけなのですね!」
 G M: 道行「ええと、うん、もうそれでいいです」

 G M: 彼なりに、だが。

 G M: 袁藤「信じがたい話だが、あのお嬢さんの持っていた『魔鍵』は本物だった。
 G M:  アレの元ネタである『レネゲイドウォー』って小説には、何らかの力があったのかもな……ま、そっちの話はさておこう」

 G M: 瀬尾花「ビヤーキー……ヘビ人間……ディープワン……いやはや、まさかクトゥルフ神話の存在までが実在するとは」
 G M: 袁藤「いや、その、ね……本来存在しないのよ。クトゥルフ神話、って、あれよな?20世紀のアメリカのフィクションよね?」
 G M: 道行「これについては非常に納得いかないかもしれない話だけど、平安時代の道真公の怨霊は存在したし、
 G M:  アーサー王伝説やトロイア戦争なんかもある程度事実に即したものという研究結果がある。でも、クトゥルフ神話は創作なんです」

 G M: 仙北「だからこそ、信じがたいというか、どのように扱えばいいのか判らない話なのだよな」
 G M: 瀬尾花「しかし、こうして実在する世界がある、というのは受け入れなければいけない事実なのでは?」
 G M: 仙北「…………」

 G M: 仙北亜由は、一般人に諭されてしまい、頭を抱えた。

 G M: 瀬尾花「……ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの来歴に不明なところはありませんが、
 G M:  若くして文をしたためており、また、悪夢に悩まされたりと心を悪くしていたと聞きます」
 G M: “プロフェシー”「それがなんなのですよ?」

 G M: 瀬尾花は一息ついた。一世一代の名推理の披露だ。

 G M: 瀬尾花「彼の描いたものが、別の世界で現実に存在するという事実。これを素直に受け止めるのならば――
 G M:  彼は元々は別の世界の住人だったのが、何かの理由でこの世界の少年として転生してきた……ということは考えられませんか?
 G M:  そしてクトゥルフ神話とは、彼が『元いた世界』で見聞きしたものを、知識を共有した友人と共に世に残していたものなのでは?」


 G M: 『…………………………………………………………………』


 G M: 瀬尾花「……あ、やっぱり的外れでした?」
 G M: クリフ「いや、違うよ、ミスターセオバナ。今我々は、『一番それっぽい』現実を君に突き付けられて、頭を抱えているんだよ」

 G M: 誰かがかつて言った。

 G M: 『奴ら(SF)が真実に近づいたんじゃない。真実の方がSFに近すぎるんだ』と。




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オープニングフェイズ
シーンプレイヤー:全員登場

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 G M: さて、浸食率上昇はしばしお待ちください。

 G M: さて、君達は今、理彩ちーの運転する車に乗って『どこか』に向かっている状況だ。
 G M: 2話とメンバーが違うのは色々あったけど、八州を持ち込むことは無理という結論と、後、理彩ちーの連れてきたストレンジャーズモブが軒並み戦闘不能なので、護衛を残さないのは不安だったのが主な理由だ。
 G M: この辺りのメンバー選定も色々相談があっただろうけど、結局として、この5人での突入と相成った。
 G M: そんなわけで。

 G M: 理彩「とりあえずは、ざっきー先生たちがいる拠点に向かうよ。あ、道中、あんまりきょろきょろ外を眺めない方が良いと思う」魔街を抜けて、見知らぬ――理彩ちー以外にはどこを通っているかとんと判らぬ道を通り、軍用車は進む。
 G M: 理彩「『デモンズシティ』を抜ける。『クロウリングケイオス』――『異界月の黒巣市』へ向かう」君達に、というよりは、何かに呼びかけるように呟き、荒れた道路を進む。人通りは、ない。
 G M: 理彩「あ、そうだ。これ、最低限知っておいた方が良い、って言ってたから、回し読みして」片手でポケットから、紙切れを取り出して隣の良平君に渡す。

 良 平: 「ん」 受け取った紙切れを開く。
 悠 美: 「何々?」 きょろきょろ からきょろ……きょろ くらいに抑えていた悠美がそちらに視線を映して尋ねる

 G M: 『オーヴァード:邪神因子保持者。世間一般的に危うい存在として認識されている』
 G M: 『《ワーディング》:オーヴァードには使用不可能』
 G M: 『偽神の心臓(ファルスハーツ):邪教崇拝者による教団。非常に大きな勢力を持つ』
 G M: 『UGN:崩壊寸前』
 G M: 『アウトキャスト:偽神の心臓の1セクション。『ファルスハーツ』と名乗ることを好む。
 G M:  我々の世界のそれと大体同じ。まだ可愛い部類』

 G M: 『ヨグ=ソトース:異次元の神。時間と次元を超えた存在とされる』
 G M: 『アザトース:盲目の神。虚無の果てに存在するとされる』

 G M: 走り書きのようなメモには、そのようなことが書かれていた。あ、悠美ちゃん、ちょっと知覚6で判定してちょ?
 良 平: 「……訳すると、"いつも以上にEF使うのは慎重にならないとまずい"、"OV以上にヤバイのが居るから気を付けろ"と」
 悠 美: 1r10 知覚・・・とはなんですか?
 ダイス: 1R10 = [10][3]<クリティカル> = 13
 G M: 草。
 悠 美: あったよ知覚!!
 G M: えーと、では、なーんか、その筆跡に覚えがある。
 悠 美: 「FH大勝利!やるじゃん! ってこの字・・・な〜んか見覚えが・・・」
 悠 美: 後部座席から身を乗り出して騒いでる 誰の字?
 G M: えーと、これは確か、ジャネッタさんのところでよく見たメモ書きのよーな。で、あそこでよくメモ取ってる奴と言えば、部下Aだ。
 良 平: こんなとこか。と呟いて身を乗り出してきた悠美に回す。
 悠 美: 受け取って近づけたり遠ざけたりして鑑定・・・ 「あ!思い出した。ジャネッタさんのところで見たんだ。部下Aくん!」
 悠 美: 「じゃあ、向こうにはあの人がいるってこと?」
 紅 椥: 「つまり、黒巣市か...いつものことだな」>OV以上にヤバイのがいる
 悠 美: 1d2 隣の くなぎ ひかる に渡す
  光 : Yumi_U -> 1D2 = [2] = 2
 悠 美: 隣はひかるくんだった
 紅 椥: 地方出身の身として。黒巣市は人外魔境という認識(ぁ
 G M: 理彩「……『一発でバレる』と言ってたけど、その通りだったね。ええと、彼は今、向こうじゃ死んだことになってるって言ってたから、その名前や本名は使わないで、って言ってた」
 悠 美: 「分かった〜。謎の男への一番とかでいい?」
 G M: 理彩「OV以上にヤバいのがいる、って言うのは、その通り。僕らと一緒に飛ばされたストレンジャーズ隊員も、みんなそれに「やられた」」
 G M: 理彩「向こうから自己紹介してくるよ。ざっきー先生と一緒に待ってるから」
 G M: 理彩「……他に、聞いておきたいことはあるかな?」
 悠 美: 「えー・・・あのおっかないおじさん達が。そっか、ざっきー先生と一緒にいるよね、そりゃ」
  光 : 「《ワーディング》が使用不能ってのは、俺達でも向こう行ったら使えなくなるんだろうか」
 良 平: 「……直接戦闘は全力回避した方がよさそうだな。軍人の人らで"あれ"だし」 それにやられた、という言葉に。
 G M: 理彩「うん、僕も使えなかったからね。ま、今回は必要になる事態はなるべく避けるつもりだけど」
 紅 椥: 「まぁ、見知らぬ地は慎重にいけるならいったほうがいいしな」事態を避ける
  光 : 「何が上手くいかないかわからないんじゃ、戦いどころか目立つのも避けるべきですかね。」
 G M: 理彩「……そろそろ黒巣市に入るよ。呑まれないでね」

 G M: では、ここで登場による浸食率上昇をお願いするわけですが、ダイスは必要ありません。
 G M: 「1」だけ上昇させてください。
  光 : それ使うのか。了解。
 G M: どう見ても非日常状態だというのに、レネゲイドの活性化が、驚くほどゆっくりしている。
 良 平: あいさ。では34→35%で。
 G M: それが喜ぶべきことかというと、複雑なところだ。超常現象に対して、鈍感になっているということなのだから。
 紅 椥: 30→31% とk
  光 : 33%に。
 G M: では、シーンエンド。




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ミドルフェイズ1
シーンプレイヤー:シーンプレイヤー:設定せず。全員登場

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 G M: 浸食率上昇をお願いします。
  光 : これは普通に1D?
 G M: 現状、一律で1上昇でお願いします
  光 : では34%に。
 悠 美: 29+1+1%
 紅 椥: 31>32%
 良 平: では35→36%。

 G M: さて、車は、君達にも見覚えのある道路を走りだす。
 G M: ただ、どうにも街の様子には違和感がある。まだ昼間だが空が薄暗く、人通りもない。カラスや野犬の鳴き声ばかりが響く。
 悠 美: 「なんかUGNが暴れた後の黒巣市みたいな感じだねぇ」
 良 平: 「お前黒巣のUGNを何だと」(何
 G M: 理彩「……黒高は、ファルスハーツの巣窟だから念のため避けるとして……あっちか」
 G M: 理彩ちーは旧市街を進む。道路はそれほど変わっているものではないが、あちこちに破壊跡のようなものが散見される。
 悠 美: 「触っても触らなくても祟る神・・かな?」
 悠 美: 「黒高取ったとかFHほんとすっごいなー」
 紅 椥: 「UGNが被害出さない様に、情報操作云々で、人を隔離してるから。だと思うが」>人通りもない
 悠 美: 見覚えのある破壊の仕方? エフェクト使ったであろう
 紅 椥: しなぎー他のモルフェウス修繕軍団はまだ到着してないのか(
 G M: 理彩「そのあたりも、あとでおいおい話すよ」
  光 : 「いや、別世界だからな。同じ人間がいたり強さが同じとも限らないんじゃね?」
 G M: エフェクトのようなものもあれば、なんかよくわからないものもある。
 悠 美: 「あれは見覚えのある壊れ方。でも、あれはわっかんないなー」
 悠 美: 「知らない何かがあるのは間違いないっぽいねぇ」
 G M: さて、そうこう言っているうちに、車は小高い丘へと進んでいく。
 G M: その道の先にあるものを、君達はよく知っている。

 G M: アンティークホテル、エリュシオン――だったものがそこにある。

 G M: 理彩「……ついたよ」車を止める
 悠 美: どれくらいの壊れ具合?
 G M: 廃ホテル、って感じ。
 G M: 原型は留めてる。
 悠 美: 「ここって、あれだよねアレ」
 良 平: 「……Elysion」
 悠 美: 「悪の巣窟の・・・なんだっけあっみー。そうそう!それ!」
  光 : 「拠点には最適だな。 レジスタンス系の」 思わず
 G M: さて、君達がやってきたことに気付き、フードを被った男がやってくる。
 悠 美: 「お風呂は入れなさそうだけどねー」
 G M: フードの男「どーもどーも、御足労いただきありがとうございます」
 良 平: 「……この人か、協力者って」 久藤に。
 G M: 理彩「うん……さっき言ってた協力者」
 悠 美: 再生部下A?
 G M: フードの男「“プレインズウォーカー”と、およびください」フードを取ろうとはしないので顔はよく見えないが、声はそうだね
 悠 美: 「暫定への一番!初めまして久しぶり!元気だった? おっけー、よろしくウォーカーのおじさん」
 G M: PW「うーん、元気にやれてたかはさておき、生きてはいましたよ。さて、これから中で状況の説明をさせていただきますが……その前に。この街について知っていただかないといけない」
 G M: PW「皆さん、心を落ち着けるために、ちょっと深呼吸をしてください」
 良 平: 「……なんか邪神的なヤバイのがいるとか、OVがその一味めいた扱いになってるとかは一応聞いたけど……ん」
 悠 美: 目を瞑ってその言葉に従う
 G M: PW「心の準備ができた方から、後ろを向いて、クロスタワーのあるあたりを見てください」
  光 : とりあえず言うとおりにしてみる
 良 平: ではその通りにして、クロスタワーの方を。
 悠 美: 言われた瞬間に振り返る
  光 : 回れ右

 G M: クロスタワーがない。かわりに闇を纏った虚無がある。
 G M: そして、あろうことか、虚無より異形の怪物が、あふれ出している。

 良 平: ……DHシステム起動時にできるあれ、か。
 悠 美: 「なんじゃこりゃあああ。ざっきー先生との初めてだった思い出の場所が!」
 良 平: 「……OK、こっちの想像以上にヤバイ場所だってのは分かった」 向き直る。
 紅 椥: 「......脳が状況を処理しきれない気はしてるが、状況だけは、うん、はい」
  光 : 「えーと……あれってジャーム? というか生き物?」
 悠 美: 「あれがもっとヤバい何かの親類ってこと?」 くなぎーの影に隠れつつ振り返ってPWに尋ねる
 G M: うむ、君達は歴戦のOVだから、それを見ただけでは発狂したりはしないだろうが、君達の肉体をめぐるレネゲイドは別だ。精神とは関係なく活性化する。
 G M: ……ここで、君達にはある判定を要求する。恐怖判定だ。
 良 平: あー、最初は1ずつってそういうことか。
 G M: これは衝動判定の一種であり、超常のものと遭遇したときに発生する。目標値は任意だが、今回は目標値7。ただし事前に心の準備をしていたので意思に+2の修正を加えていい。
 悠 美: 10r10
 ダイス: 10R10 = [5,3,9,4,9,1,9,3,10,10][10,10][5,4]<クリティカル> = 25
 G M: そして、失敗した時に発生するのは暴走とは限らない。1d10を振って、出た目に対応した効果が発生する。
 良 平: #4r10+6+1+2 [意志:思い出の一品+ボーナス込み]
 ダイス: 4r10=(8,2,2,1)=8+6+1+2=17
 悠 美: 何それ楽しそう
 G M: ……あと、後付けになっちゃったけど光くんだけはこの判定、−3の修正が加わる。
 G M: <意思に−3
 良 平: ああ、遺産持ちだからか。
  光 : #2r10+3-3 ひいー
 ダイス: 2r10=(7,8)=8+3-3=8
 良 平: あぶねー。
 G M: さて、もう一度言うよ。
 G M: 「これは衝動判定の一種だ」。浸食率は2d増える
 悠 美: ですよねー
 悠 美: #2d10+31
 ダイス: 2d10=(7+8)=15+31=46
 悠 美: がっつりあがった
  光 : と、色々あったが一応成功。
  光 : #2d10+33
 ダイス: 2d10=(2+3)=5+33=38
 紅 椥: #2r10+2
 ダイス: 2r10=(4,10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(5)=5+10=15+2=17
 紅 椥: #2d10+32 侵食
 ダイス: 2d10=(3+2)=5+32=37
 紅 椥: 成功の37%
 G M: ええと、良平くんも浸食率上昇お願いします
 良 平: #2d10+36 [侵食上昇]
 ダイス: 2d10=(3+4)=7+36=43
 良 平: と、成功/43%。

 G M: さて、光くんだけがペナルティかかったのは、君にはアレのヤバさが、他の人より鮮明にみえたからだ。
 G M: 『アレはジャームではない』
 G M: PW「……アレは、虚無へと通じる門です。本来はずっと残り続けるものではないのですが、この世界においてはあろうことか、邪神アザトースの見る夢と接合されてしまった」
 G M: PW「……それが、半年以上前のことです。クロスタワーを飲みこんだ門は残存し続け、定期的に虚無の中を漂うモノを吐き出している……まるで月の満ち欠けに呼応するような周期で」
 G M: PW「故に今、この街に残る者は、異形との戦に狂った戦鬼か、邪神研究に狂った研究者のみ。人は、この街をこう呼びます」
 G M: PW「【異界月の黒巣市】と」
 悠 美: 「なるほどね〜そういうことか〜。・・・岩瀬センパイは分かった?」
 良 平: 「……で、その原因になったのが"DHシステム"……とかいうやつ? 阿見川とか八咫鳥が関わったとか言うアレ」
 G M: なお、先ほど吐き出された異形は、すでに黒高より現れたジャームとか、新市街から現れた兵器とかで鎮圧が成されている。
 良 平: 悠美には何となくとだけ返した後。
  光 : 「……は? え? いや、何言ってるの?」 GM、+2%して、イージーEFの《真偽感知》使用します。
  光 : 対象が嘘をついているかのみわかる。GMは必要なら〈RC〉判定を行わせてよい。
 悠 美: 「さすがセンパイ!物知り あみーとくなぎーのお知り合いだったのかー。」
 G M: PWは嘘をつくような意図はない。判定は不要だ。彼は何も嘘をついていない。
 G M: PW「……門の出どころが“DHシステム”と呼ばれるものであることを調べあてられたのは、つい最近のことです」
 紅 椥: 「関わったというか巻き込まれたというか(==」
 G M: PW「由来が『僕たちの世界』にある以上、何とかせねばと方法を探ろうとしているうちに、今の事態です」
  光 : 「何だろう……この世界、すっごく気持ち悪い……」(口元を抑える
 G M: PW「……自然な反応だと思いますよ、それが」
 悠 美: 「空気もあんまりよくないしねー。ちょっとヒヤッとしてるのはポイント高いけど」
 G M: PW「DHシステムについてある程度知識があるならわかると思いますが、アレは一発限りではない。装置を用意さえできるのならまたやれる」
 良 平: 「……良くも悪くもどっか慣れてしまったんだろうなぁ、俺達は」 顔色の悪い阿見川を見つつ。
 良 平: 「……極論、"アレ"を直接うちらの方に流し込むことも不可能じゃないってことか」
 良 平: 見ないようにしてクロスタワーの方を指さし
 悠 美: 「さすが場数を踏みすぎたパイセン、考えることがえげつない」
  光 : 「うわ、確かに。 つまりその装置壊すのも一緒にやらなきゃ不味いのか。」
 良 平: 「まー、それが俺らがこっちに来た目的だしなぁ……だったよな?」 久藤とか八咫鳥の方(組織側の連中)に。
 紅 椥: 「そうだな。ま、当初は魔街要員だったんだが(==」目的...こいつ半分成り行きだらr
 G M: PW「はい……丁度今、ゲートが開いて、奴らはその対応に追われています」
 G M: PW「この街に、“マッドサイエンティスト”ロバート・ショートがいることは確認されています。可能なら、今、討ち取ってしまいたい」
 悠 美: 「げ、あのおっさんか〜・・・。あのおっさん。わたし達チルドレンを見る目が嫌らしいんだよね」
 良 平: 「名前だけは資料で見たような気がする」 悠美のほっぺを摘まんで伸ばしつつ。えげつないという言葉はしっかり聞こえていた模様(何
 悠 美: 「ひぇんぱい。ひひゃい!ひょめてるのにぃ」
  光 : 「この世界の人には悪いけど、早くやること終わらせて帰らないと。ここに長居するのは色々不味い気がします。」
 紅 椥: 「まぁ...笑いが取れている間は、まだ余力があるってことで。その間に色々対応できればいいがなー」
 良 平: 「んじゃ、後の話は中で、って感じで良いすかね」 ぱ、と悠美の頬から手を放し。
 G M: PW「ええ。準備を整えるために中に入りましょう。石崎先生と、あともう一人が待っています」




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ミドルフェイズ1
シーンプレイヤー:シーンプレイヤー:設定せず。全員登場

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 G M: 浸食率上昇お願いします。
 紅 椥: 37>38%
  光 : 40>41%に。
 良 平: 43→44%。
 悠 美: 47!

 G M: 案内された先は、まぁ、予想通りというか……支配人室だ。
 G M: カタカタ。カタカタカタ……カタカタ……カタタタ……
 G M: PW「失礼しますよ、『支部長代理』さん」
 G M: ノックをして、PWが扉を開ける。
 G M: 支部長代理「……」どこかで見たことのある後姿が、振り返ることも返事をすることもせず、PCに向かって調べものをしている。
 G M: 石崎「……ああ、無事でしたか。どーもどーも」そして、くたびれた様子のざっきー先生が、別の机で山積みになった本に埋まっている。
 悠 美: #1d100 くらいのスピードで飛びつく
 ダイス: 1d100=(94)=94
 紅 椥: 音速超えてる
 悠 美: 「ざっきいいい」
 良 平: 時速94km?(何
 G M: 石崎「ちょ、ま」どんがらがっしゃん
 悠 美: マッハかもしれない
 良 平: 「……そっちも無事だったようで何よりで……今ので無事じゃなくなった気がするけどまあ、それは置いといて」(何
 G M: 支部長代理「……邪魔をするのでしたら出て行ってくれませんか?」
 悠 美: #1d100 くらいの強さで抱き着きつつ 「元気してた? 寂しかった? 久しぶりの再会なのにテンション低くない?」
 ダイス: 1d100=(11)=11
 G M: PW「あいや、いやいや、すいませんお騒がせを」
 紅 椥: イイ感じの抱擁?
  光 : 「とりあえず二人は外に出しとく?」
 悠 美: わた雪のようにふんわりやさしく冷たい抱擁
 紅 椥: 「うん、それがいいと思う」
 良 平: 「……あー、うちの後輩がすいません」 その問いにはPWの方を見る。邪魔なら外に出すけど、と。
 G M: 石崎「いいですよそれでも……」(何
  光 : (ギイー、バタン)
 G M: ざっきーは皆に謝りつつ悠美ちゃんを連れて一時退室することにしよう。後には崩れた本だけが残った。
 悠 美: 「ごめんなさーい。お構いなく!あ、でも二人っきりになりたいってこと? おっけー! またね」
 悠 美: ひっついたまま退場しよう
 G M: PW「……話を戻しましょう。彼女は……『支部長代理』とだけ呼んでください。素性は想像がついているでしょうが、もうこの世にはいないことになっている人間です」
 紅 椥: 「青春だねぃ」さて、ということで、話を聞こう
 良 平: 「……で、こっちでは"初めまして"になるんですかね……と、了解」
  光 : 「じゃあ、初めましてで。」
 G M: 支部長代理「……私にとっては、誰も彼もが見たこともない人間なのですがね」彼女は振り返ることもしない。ずっとモニターを見ているが、話は聞いている。
 G M: PW「クロスタワーに発生したゲートの発生原因と解決策を、彼女はずっとここで探し続けているわけです。発生原因は判ったのですが、解決方法の方は、まだどうにも……という具合ですが」
 G M: 支部長代理「……コトが邪神の関わるものに発展している以上、あのゲートはもはや我々の世界の問題です……原因だけ取り除いていただけるのでしたら、それで結構」
 G M: 支部長代理は、プリンターから数枚の書類を印刷し、振り向きもせずにPWに渡す。
 G M: 支部長代理「“マッドサイエンティスト”の居場所と、施設の簡単な間取りです。中身までは判りませんので、そちらでお願いします」
 G M: PW「……ありがとうございます」
 G M: さて、まぁ、この場で必須の話はこれだけな訳だが、ここで事前準備として、調達などを行いたいなら許可する。
 良 平: UGNボディアーマーだけ狙っとくか。目標12。
 良 平: #2r10+4 [調達]
 ダイス: 2r10=(2,5)=5+4=9
 良 平: ダメでした。ではこのままで。
 紅 椥: うちもそれを。
  光 : 同じくUGNボディーアーマー 目標12
 紅 椥: #1r10+1 まわれば貰える
 ダイス: 1r10=(9)=9+1=10
  光 : #2r10+5
 ダイス: 2r10=(5,5)=5+5=10
  光 : 財産P2点投げて成功。 自分より防御キャラの良平くんに渡しておこう。
 悠 美: #2r10 解毒剤 目標6
 ダイス: 2r10=(2,3)=3
 悠 美: しっぱーい
 良 平: おっと、ありがとうございます。
 良 平: では装備しておく。
 G M: PW「……では、準備もできたので行ってきます。少なくとも、ウチから持ち込んでしまったものは、なるべくを片づけて持ち帰ります」
 G M: 支部長代理「…………ん」最後に振り向かずに頷いて……彼女は結局、一度たりとも君達の方を振り向くことはなかった。




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ミドルフェイズ3
シーンプレイヤー:シーンプレイヤー:“ゆきうさぎ”内海 悠美

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 G M: 浸食率上昇をお願いします
 悠 美: 47+1 ダイス振らなくていいのはほんと精神衛生上ありがたい

 G M: 石崎「……お元気そうで何より」
 G M: とりあえず部屋の外に出て、色々と言葉を探しはしたけどまぁ、とりあえずはそんな当たり障りのない言葉を。
 悠 美: 「元気してたように見える?」 くっついたまま背中に顔を埋めてる
 G M: 石崎「少なくとも、さっきの突進の勢いを見るに健康上は」
 悠 美: 「そういう意味ならそうだけどさ! 不意打ち過ぎるし、生存報告も坦々とし過ぎだし」
 悠 美: 1d100 くらい感情の昂ぶりで冷気が出てる
 悠 美: #1d100
 ダイス: 1d100=(10)=10
 悠 美: 抑えてる!
 G M: 石崎「不意打ちかまされたのはむしろ僕の方ですし、生存報告についてもまぁ……やることが、色々できてしまったので」
 悠 美: 塗れた背中の一部が凍り付いてちょっと冷たいなくらい
 G M: 石崎「保冷剤背負ってる気分なんですが」
 悠 美: 「これでも抑えてるんだからね。そういうの全部取っ払って。どう思った?どう思ってる?」
 G M: 石崎「……」
 G M: 石崎「『まだだ』と思っている」
 G M: 石崎「まだ、やらなければいけないことがある。まだ、戦わなければならないものがある。まだ、続けなければいけないものがある」
 G M: 石崎「――まだ、生き続けないといけないと思っている」
 G M: 石崎「……これでは、答えとしてはご不満ですか?」
 悠 美: 「先生はほんと、不器用だよね」冷え切った背中で、彼女表情が動くのを感じる
 G M: 石崎「それで人生やってきたもので」
 悠 美: 「会いたかった。船の中でも、車の中でも、ホテルの前でも飛び出したくなった。それでも抑えたんだよ」
 G M: 石崎「こんなしみったれたおじさん捕まえて何を言っているんだか」
 悠 美: 「お行儀のいいその・・・・かの・・・生徒・・・パートナーにはご褒美が必要だと思うの!」
 G M: 石崎「……もう一度言いますよ。『まだ』です」
 悠 美: 「しみったれてるところはこれから。直してもいいし、このままでもいいし」
 悠 美: 「言葉以外も?」
 悠 美: 「これから、もうひと頑張りしなきゃなんでしょ」
 G M: 石崎「……PWと、一つ決めたことがあります。僕は今から、もう一度博打を打ちに行くつもりです。打たずに越したことはありませんが、まぁ、そういう博打を打たずに済んだ試しもない」
 悠 美: 「あたし達とは別に、なんだね」
 G M: 石崎「身体が千切れるかもしれないし、何かを喪うかもしれない。そういう博打を、打ちに行くつもりです……けど」
 悠 美: 「そっちには一緒に行っちゃいけないの?」
 G M: 石崎「『みんなで生きて帰る』。そう約束をさせたのは悠美さん、あなたでしょう。だからこそ、『まだ』なんです、ご褒美は」
 G M: 石崎「戻ってきてからついてきてください。皆が出張っている間、僕とPWは準備を続けるつもりですから」
 G M: そういえばさっき、本に埋もれていた。
 悠 美: そういえば山になってた気がする。全部崩したけど
 悠 美: 「ん…。わかった。今度はいなくならない?」
 G M: 石崎「……ならないし、なったとしても戻ってきますよ。なにしろ、貴女に拾ってもらった命ですから」頭でも撫でてやろうとして、やめる。自分の対抗種の体質を忘れてはいない。
 悠 美: その手を取って頭に押し付ける
 悠 美: 「えへへ」
 G M: ちりちりちり。灼ける。
 G M: 石崎「……そのぐらいにしておきなさい」
 悠 美: 「”まだ”だもんね。うん、今はまだこれで」
 悠 美: 手を放し、 多分向き直ってるだろうからまた後ろに回る 「ざっきー先生分はひとまずもらった! だから」
 悠 美: 「これはあたし分の補充ね!」 跳び上がって首筋に唇を落とす
 G M: 石崎「――……」固まった(何
 悠 美: #1d100 くらいひんやり
 ダイス: 1d100=(47)=47
 悠 美: ちょっと霜が付く
 悠 美: 「これでヨシ! あやなん、あたしはやったよ・・・!」
 悠 美: 「じゃ、部屋にもどろっか。 うひひ」
 G M: 石崎「ん、ん、んんんん……んー、ま、まぁ、どうも……?」どう返すのがいいのかわからなくなってしまったって面で顔を背けたりして
 悠 美: 「”まだ”ここまでね」
 悠 美: 悪戯っっぽく微笑んで手を引いた

 G M: 石崎「……」
 G M: 理彩「……え、えーと、『魔街の忘れ物』と、あとさっき頼まれてたボディアーマー持ってきたんだけど……中に全員いるよね?」
 G M: 石崎「……はい」




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ミドルフェイズ4
シーンプレイヤー:設定せず。全員登場

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 悠 美: 48+1
  光 : 41>42%
 紅 椥: 38>39%
 良 平: 44→45%

 G M: さて、色々すっ飛ばすことになるけども。ここは新市街の一角だ。
 G M: 元々の黒巣市においては各務グループが誘致されていたビル群は、そっくりそのまま神城グループに置き換えられている。
 悠 美: 「いろいろな事があったけど、ようやくついたね新市街!なんかビルの形も微妙に違うけど」 つやつやひやひや
 G M: 曰く、これから本格的にゲートより怪異があふれ出すので、人の目はそちらに移る。今のうちにことをなすべきだ、と。
 G M: 理彩「……このビルの地下だ。中身はともかく構造は判ってるから、僕が《壁抜け》を使っていく。順番に侵入していって」理彩ちーはモルフェウスである。
 悠 美: 「おっけー理彩ちー。すぐ後ろは岩瀬センパイだよね」
 G M: そんな感じで誘導されて行って、君達は薄暗い地下室に侵入するよ。人の気配はないけれど、部屋の主がずぼらなのか、あちこちの明かりがつきっぱなしになっている。
 G M: えー。

マップ



 G M: こちらのマップをご参照ください。
 悠 美: まっぷ・・・ですって・・
 G M: 今、君達は理彩ちーの誘導によって1.ロビーにやってきた形だ。
 G M: そして、これから探索フェイズに入ります。
 悠 美: 「ぉー。広々」
 G M: 各部屋の探索はそれぞれ1シーンとして扱い、マップに書かれている通りの判定を要します。
 紅 椥: 「探すとか、苦手なんだけどなぁ」
 悠 美: 「あみー。どう進むの?玉座の裏?」
 G M: 判定に失敗してもそれ自体にペナルティはありませんが、3度判定をするごとに【警戒度】と呼ばれる数値が上昇します。現在値は1です。
 G M: これ以降、登場による浸食率上昇には、この【警戒度】の数値が用いられます。
 G M: 判定は基本、誰がやっても良く、誰か一人が成功したら成功となります。
 悠 美: 「うん、探し物は期待しないでね!隠すのは得意なんだけど」
 G M: 理彩「……この施設、普段から人の出入りはそれほど多くない。いや、全くないわけじゃないけど、客が数日に一度来るぐらいみたいだ」床を《サイコメトリー》して理彩ちーが言う。
 G M: 理彩「……ある程度、情報が欲しいね。PWも、ここの存在を知ったのはつい最近って言ってたから」
 悠 美: あー GMさま質問
 悠 美: 判定1回 の定義について 全員で行って4人が判定した場合は何回分?
 G M: 4回分
 悠 美: OK ありがとうございます
  光 : つまり一塊で全員判定して回数に頼る、だとガンガン上がってくのか。
 悠 美: コネは使えるのかしら情報系って
 G M: なんか情報がひどく弱いのが発覚したので無制限で使えていいよ……w
 悠 美: あと財産 ありがとう・・!w
  光 : そうなると、光は選択の余地なく研究室と保管庫側だな。
 悠 美: 研究室は知識が使えるから精神で何とかする
 G M: というか、ここまで情報が弱いのは想定外だったな……えーと、そうだな。
 G M: 誰か、理彩ちーの代わりに浸食率3%上げることで、 D7CR7 で判定していいことにしよう
 G M: <《サイコメトリー+コンセントレイト》を使った理彩ちーの情報収集力
 悠 美: 全員で動くならそれをくなぎーに任せて実験室かな・・
 紅 椥: それは、くなぎーが、かな。>肩代わり
 紅 椥: うぬー
 G M: あ、ちなみに、バラバラに動くのは理彩ちーが許可しない。
 悠 美: ああ、じゃあ演出上は全員で回る感じね
 G M: 人の気配はないとはいえ、何が襲ってくるかわからん
 悠 美: 出てる全員が判定しないといけないわけじゃないよね?
 G M: うん、判定はしたい人がすればいいし、しなければ警戒度にはカウントしない
 悠 美: おっけぃ
 悠 美: 資料室:パイセン 研究室:あたし 保管庫:あみー 実験室:くなぎー(理彩ちー) でよろしいかしら
 良 平: あーい。
 紅 椥: 要するに、当初予定者頑張る>出目ガー>3%上乗せで再トライ(をするかどうか要相談  て感じか
 紅 椥: はーい
 悠 美: ああ、確かに
  光 : あ、《援護の風/ウインドブレス》あった。 これなら7D+15だから成功確定だよな。
 悠 美: ではそのように! 
 悠 美: ぉー
 G M: 浸食率+4でそれは強いな
 悠 美: 保管庫か実験室にお願いします って目標値いくつだっけ
 G M: それは、そこに移動してから提示する。現状はまだロビーでこれからどう動くかを決めている段階だ。
 悠 美: おっけぃ
 G M: そんなわけで、質問がなければどこに移動するかを決めてくださいまし。
  光 : なら番号順でいいんじゃないかな。
 G M: おk。
 悠 美: じゃあそのように




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探索フェイズ1
シーンプレイヤー:なし(全員登場)  警戒度:1

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 G M: 2【兵器研究室】 〈知覚〉or〈知識:レネゲイド〉10
  光 : 42>43%
 良 平: 45→46%。
 悠 美: 48+1
 紅 椥: 39>40 ついに40台か
 G M: ここは兵器開発を行っていたようだ。
 G M: 机や壁に並んでいる写真の中には、君たちにとって見覚えのあるものもいくつかある。
 G M: 各人で見かけた場面は違うが……黒巣市でFHが使用した兵器として実物、あるいは資料を見かけたもののあるものだ。
 G M: ……“Kami”シリーズ。資料にはそう銘打たれている。

 G M: 探索に成功すれば、それらの兵器がどのように運用されているのかを知ることができる。

 悠 美: いっくよー!
 悠 美: #10r10 てい
 ダイス: 10r10=(2,10,7,5,6,8,4,3,3,9)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(8)=8+10=18
  光 : おお。
 悠 美: ふっふふーん
 悠 美: 「これはアレ、アレはこれ。こっちはソレ。役に立ちそうなのは〜・・これだ!」 膨大な資料を仕分けて重要度の高そうなものをピックアップしてパイセン達に放り投げる

 G M: ……“Kami”シリーズとは、神城反会長派が開発し、FHが実戦投入していた試作兵器であるが。この世界の邪神兵器の技術が応用されている。
 G M: 具体的に言えば……『複製体の生態パーツを使用している』。
 G M: 人間を培養し、脳や神経をパーツとし、兵器に応用している――それが、“Kami”シリーズの基礎思想である。
 G M: ――そういえば、黒巣市でKamiシリーズと戦った時、『パイロットだけでなく、兵器の方もエフェクトを用いて行動していた』が、つまりそれは、そういう――

 G M: 『いぃぃぃぃぃやっはぁぁぁぁぁ!煌めく銀河をマグロのごとく駆け抜ける俺様は誰にも止められないzうぉぁぁぁぁー!?』
 G M: 『今こそなんかいい感じに進むべき時!ごりっと!ふわっと、それでいてさくっと!』
 G M: 『俺が!俺達が!救世主だぁぁぁぁ!』

 G M: 光くんは、Kamiシリーズを用いて発狂した人間がいたことを思い出す。
 G M: いずれにせよ、非人道的な兵器が平然と黒巣市で運用されていた事実に気付いた君達のレネゲイドが、強く疼く。恐怖判定を目標値5で行うこと。光くんは9だ。
 G M: なお、この情報を得ることで、クライマックスでボスが【さらなる絶望】を使用するタイミングが、戦闘開始時に確定する

  光 : 今回は修正込みの値か。
 悠 美: 「どぉよ!伊達に兵器として生み出された先達たるFHチルドレンってわけじゃないってゆーか〜」
 G M: うん、さっきちょっと手間取ったけどこれからこんな感じでやるわ。
 悠 美: はいはーい
 良 平: #4r10+6+1 [思い出の一品込み]
 ダイス: 4r10=(9,4,3,1)=9+6+1=16
 紅 椥: #2r10+2 意志は低いのd
 ダイス: 2r10=(5,4)=5+2=7
 良 平: #2d10+46 [侵食上昇]
 ダイス: 2d10=(10+5)=15+46=61
 悠 美: #10r10
 ダイス: 10r10=(1,6,10,8,5,3,4,7,3,7)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(6)=6+10=16
 紅 椥: あぶあぶ
 良 平: うげ、一気に上がった。成功の61%だ。
  光 : #2r10+3
 ダイス: 2r10=(1,7)=7+3=10
 悠 美: #2d10+49
 ダイス: 2d10=(4+1)=5+49=54
 紅 椥: #2d10+40 侵食
 ダイス: 2d10=(2+5)=7+40=47
 紅 椥: 成功の47%
  光 : #2d10+43 またぎりぎり
 ダイス: 2d10=(5+8)=13+43=56
  光 : 成功の56%
 良 平: 「……ずいぶんえげつない事をやってるんだな」 平静なようだが目が笑ってない。
 悠 美: 「そうかな?そのまま使おうがバラして使おうが一緒だし・・・それ用に複製体作ってるならマシじゃない?」
 紅 椥: 「マシという次元レベルの話なのだろうかと小一時間悩んでいいかな?」
 良 平: 「……その言葉、言う相手は選んだ方が良いぞ」
  光 : 「これって、今回のことよりずっと前からの話ですよね?」
 G M: 理彩「……事の善悪はさておこうか、いずれにせよ、これから潰しに行く話だし」
 G M: そういえば、くなぎーの戦ったことのある樽型浮遊物の写真もある。
 悠 美: 「あたしが本来どんな使い方をされるはずだったかくらい知ってるもん。あたしは優秀でかわいくて幸運だっただけ」
 紅 椥: 「...あぁ、そういや、こいつは見た事あるな...ここからの流用品って事なのかね、やはり」
 G M: 理彩「……まぁ、根の深い話ではあるね」
 G M: とりま、それ以上なければ次に進む感じでいいかしら。
 悠 美: 「そうそう。なので普通のFHチルドレンももっと労わってね。ジュース飲みたいなー」
 良 平: 「……次行くか」




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探索フェイズ2
シーンプレイヤー:なし(全員登場)  警戒度:1

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 G M: 3.【廃棄物保管所】 〈知覚〉8
  光 : 56>57%
 悠 美: 54+1 任せた!
 G M: 先ほどの兵器開発室やその他から出た廃棄物を保管し、秘密裏に廃棄するための部屋のようだ。
 G M: 使用される周期はそれほど頻繁ではない。有機物は焼却されてから保管されている。
 良 平: 61→62%。
 紅 椥: 47>48%
  光 : 8か。EF使うか悩ましい数値だ。
  光 : 《援護の風》だけ使って自分で振ってみます。59%になってと。
  光 : #9r10+3
 ダイス: 9r10=(6,6,8,5,9,3,6,4,7)=9+3=12
 G M: やるじゃないか。
  光 : ぎりぎりな感じった。
 悠 美: 「あみーやるぅ」
 G M: では光くんは、部屋の一角に真新しい煤がひとまとめに固まっているのを見つける。
 G M: それだけは研究の廃棄処分とは別にできたもののように見える。
 悠 美: 「で、何か見つけたの?」
  光 : ラベルとかついてるかな?
 G M: いや、何というか、全体的に大雑把に焼却して積まれてるんだけど、ゴミ袋一個分ぐらいの灰が別口で焼却されて捨てられてる。
 G M: 研究で発生したゴミじゃないように見える。
 G M: まぁ、この場においてはそれだけだ。
  光 : あ、そうだ。《サイコメトリー》持ってなかったっけ。 <理彩
 G M: はっ
 G M: 理彩「……」
  光 : 「とりあえずこれは持ってこう。今調べて何か起きてもあれですし。」
 G M: 理彩「生活の痕だ、これ。ここに誰か潜んでいた」
 悠 美: 「すごいね。超能力みたいだよね」
 G M: 理彩「サラマンダー能力で、自分で処理してた。期間は1週間も経ってない」
 G M: 理彩「……生き延びてるとしたら、案外近くにいるかもね、これ」
 悠 美: 「ふーん」
  光 : 「他の部屋にいるかもしれんのか。」
 良 平: 「……まー、それも今は警戒対象だよな。生きてたとして味方かどうかもわからんし」




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探索フェイズ3
シーンプレイヤー:なし(全員登場)  警戒度:1

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 良 平: 62→63%。
 G M: 4.【実験室】 〈情報:黒巣市〉12
 悠 美: 55+1
 紅 椥: 48>49%
  光 : 59>60%

 G M: この世ならざる異様な生物の標本が立ち並んでいる。恐怖判定を目標値7で行うこと。ただし、光とくなぎーは11だ。
 悠 美: 「どんな人なんだろうねぇ。こんなところに隠れ住んでるなんて。巌みたいな大男とかかな? ・・・わぉ」
 悠 美: #10r10
 ダイス: 10r10=(9,7,8,3,10,8,8,8,2,8)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(6)=6+10=16
 紅 椥: あー。さて、これは無理だ
 良 平: #5r10+6+1 [思い出の一品/侵食ボーナス込み]
 ダイス: 5r10=(3,6,9,4,10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(1)=1+10=11+6+1=18
 悠 美: #2d10+56 成功の
 ダイス: 2d10=(2+1)=3+56=59
 紅 椥: #2r10+2 何もない><
 ダイス: 2r10=(4,7)=7+2=9
 良 平: #2d10+63 [侵食上昇]
 ダイス: 2d10=(1+3)=4+63=67
 良 平: 成功/67%。
  光 : #2r10+3 どんどん厳しくなってく
 ダイス: 2r10=(9,8)=9+3=12
 紅 椥: 指定状況で落ちた。
 紅 椥: #2d10+49
 ダイス: 2d10=(3+1)=4+49=53
  光 : #2d10+60
 ダイス: 2d10=(7+10)=17+60=77
 紅 椥: 上昇率は少ないが( 失敗の53%
  光 : 成功だが77%まであがってしまった
 G M: さて。
 G M: ええと、くなぎーが失敗?
 悠 美: そう!
 G M: 1d10を振ってくれ
 紅 椥: #1d10 てっしゅー
 ダイス: 1d10=(3)=3
 悠 美: 軽いのでよかった
 G M: 硬直。恐怖が全身を貫き、指一本動かすことができない。硬直を得る。
 悠 美: 「ん?くなぎー?」
 G M: くなぎーの視線の先には、いくつかの同種のサンプルが一つに纏められている。
 紅 椥: 踏み込んでいって、正面を見....た感じの動作で かちこち
 G M: 立ち並ぶ標本の水槽には、『本来の世界と近似』『ダゴンの眷属?』『ディープワンとの関係性は要調査』などと張り紙がべたべた張られたものがある。
 G M: ――君と光くんは、これが"忌艦"とよばれる存在であることを知っている。
 悠 美: #1d3 うなじ、肩、脇
 ダイス: 1d3=(3)=3
 良 平: あー……(何>忌艦
 紅 椥: ある意味、(水上滑れない)トラウマが(ぇ
 悠 美: 「ははーん・・・これは緊急避難だよね。緊急避難」 脇に手を入れてえいっ
 G M: さて、ここでの情報収集は、〈情報:黒巣市〉だ。黒巣市とはつまり、GF世界の話も含まれる。
 悠 美: 1d100 くらいのヒンヤリがくなぎーのわきの下を襲う
 悠 美: #1d100
 ダイス: 1d100=(89)=89
 G M: 黒巣市の事情について、難易度の高いものを求められている。故に目標値12だ
 紅 椥: 事前に話しててよかった。実質調査は久藤ちんだから
 紅 椥: 「..............はぅ!?」-89°はアカン><w
  光 : 「酷いものがちょっと多すぎませんかね、この世界。」
 悠 美: 12は大変だなー
 悠 美: 「ど、戻ってきた?」 目を見つめてにこりと微笑むも 「ちょっとやりすぎたかな・・・?」
 良 平: コネありなら侵食ボーナスと合わせて5つだが……。
 紅 椥: 「一瞬別世界に逝きかけた...けどありがとう、助かった」深呼吸ひとつしながら
  光 : 支援使えば確定だが、ちと侵蝕節約したい感じもあるな。
 悠 美: 予定ではくなぎーが代替判定だけどそれでいい? 変える?
 良 平: まあ[硬直]だけだから理彩さん差っ引いても判定はできるだろうが。
 G M: うん、硬直はこの場ではあまり意味がない
 悠 美: 「どーいたしまして!」
 紅 椥: ということで、当初通りやってくよー。3%生贄に捧げて(
 悠 美: 「それにしてもきっもいなぁ。どちらさん?」
  光 : はーい。
 G M: よろっしゅ
 紅 椥: #7r7 理彩「仕方ないな」
 ダイス: 7r10=(10,10,7,5,5,10,7)=Critical!!
 ダイス: 5r10=(1,9,1,7,10)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(8,6,8)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(10,1)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(2)=2+40=42
 紅 椥: がんばりすg
 紅 椥: 53>56%

 G M: 理彩「…………ねぇ。生きているのを見つけちゃったんだけど」
 良 平: 「……マジか」
 悠 美: 「マジで!?今の悪口聞こえてたかな」
 G M: 理彩「……人の形してるんだけど、ワンチャン、会話とか、通じたりしないかな」
 悠 美: 「よく見ると可愛いよね。って人型もいるんだ」
 G M: えー……これは、光くんは面識あるのかがわからないけど、くなぎーには確実に面識がある。

 G M: "漆黒の舞姫"。

 紅 椥: 「.....って、えぇぇぇ!?」
 G M: 理彩「……生命維持がされているだけ、みたいだけどね、これ。身体機能は大概ボロボロ。この培養槽から出したら数分と持たないと思うよ」
 悠 美: 隣で耳を塞いで悲鳴を耐えてから 「今度は何!?知り合いでもいた?」
 紅 椥: 「まてまて、なんでここにいるんだ?」「...あ、かくしかわっしょい....という事がね」
 G M: “舞姫”「……あら、見覚えのある来客ですわね」
 G M: 喋っている、というか、音を響かせている、というか。非常に弱弱しいが、意思疎通は可能なようだ。
 良 平: 「……つまり、お前らが行った方の黒巣で敵だったヤツの一人、と……すごい偶然だな」
 G M: “舞姫”「わたくしも、詳しくはわかりませんわ……ただ、DHシステムにより虚空に呑まれた後、この地に吐き出された……ぐらいは、判りますわ」
 悠 美: 「運命の糸みたいだね!」
  光 : 「で、次に気が付いたらこうなってたと。」
 G M: “舞姫”「……その様子ですと、あの老人の所業を止めに来た、というところでしょうかね」
 紅 椥: 「まぁ、こっちの状況は、だ」簡潔に必要になる情報だけ渡すよ。
 G M: “舞姫”「……やはり、DHシステムが、この世界の法則に取り込まれてましたのね……本来あり得ぬ二つの世界の常識の融和……それを行える現象に一つだけ、心当たりがありますわ」
 紅 椥: 「それは?」
 G M: “舞姫”「【虚実崩壊】」
 G M: “舞姫”「あの老人の妄想が、全ての点を結び付けた……わたくしは、そう考えてますわ」
 紅 椥: 「つまり、それをどうにか出来るのであれば...か」知能派頑張って><
 G M: “舞姫”「少なくとも、DHシステムによるゲート精製と、彼が邪神兵器を応用して作りだした兵器は、彼の妄想を以って成立している……これを止めるのは、容易ではないですわ」
  光 : 「単純に考えれば、本人を倒したらもとに戻るはずですけどね。」
 G M: “舞姫”「老人を仕留めるだけでは足りず、我々を含む全員がこの世界から立ち去ら……なけ、れば……」彼女は、言葉を止めた。
 G M: 阿見川 光を見た。
 紅 椥: 「...けど、容易でない。だけで、不可能だって断言するわけじゃないんだろう?」
 G M: “舞姫”「…………」
 G M: “舞姫”「効きますわ、それ」
 良 平: 「……刀、か?」 その視線の先にある光を見て。
  光 : 「……これ?」 鬼斬りの古太刀を見る
 悠 美: 「実はすごいもの?」
 G M: 舞姫”「それ。恐らく、とは言わせていただきますが、あの【虚実崩壊】は耐性を持っていない」
 G M: “舞姫”「彼自身を切り捨てれば、彼の抱えた妄想は一時霧散する、かと……ま、信じる信じないはご自由に」
  光 : 「そうか。どうせ斬るつもりだったし、ちょうどいいや。」
 G M: “舞姫”「……、ああ、ついでに一つ、頼みを聞いていただけません?」
  光 : 「……介錯か?」」
 G M: “舞姫”「ええ。元よりあの老人の妄想により生かされている身。【深海の怨念】は、かつて打ち砕かれたときに力を喪っています」
 G M: “舞姫”「この水槽を切り捨てていただければ、それで終わり」
  光 : 「わかった。目瞑ってろ。痛み無く終わらせてやる。」
 G M: “舞姫”「……ごきげんよう。……ふふ、御武運をお祈りしておきますわ」
  光 : ”漆黒の舞姫”に■同情/□憐憫 でロイス取得します。
 G M: OK、漆黒の舞姫はジャームであり、君の本能はそれを憎悪するように出来ているが、君はそれでも同情のロイスを結んだ。
  光 : #7r10+4 「あばよ!」 居合一閃。
 ダイス: 7r10=(4,7,1,5,1,7,10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(3)=3+10=13+4=17
  光 : そのまま踵を返す。
 G M: では、君達はそのまま実験室を後にする。シーンエンド。



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マスターシーン
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 G M: ――今、この世界にはロバート・ショートなる人物は二人いる。そして、その双方が、数多の人間にとって致命的な存在である。

 G M: 異次元の神ヨグ=ソトースと対面し、己の理性を捧げてかの存在と一体化する術を探す狂科学者。
 G M: 物質と生命の意味を解き明かし、さらには時間と空間と物質を超越せんとする彼を、人はこう呼んだ。
 G M: “メタ=ネクシャリスト”と。

 G M: 限定的ではあるが次元宇宙の壁を乗り越え、盲目の神アザトースの力を得る術を探す狂科学者。
 G M: 物質と生命の意味を解き明かし、さらには無限の混沌を切り拓かんとする彼を、人はこう呼んだ。
 G M: “マッドサイエンティスト”と。

 G M: 絶望的なことに、この両者の邂逅は、既に為されている。
 G M: 次元の壁を乗り越えてきた同一存在を、“メタ=ネクシャリスト”は瞬時に知覚し、接触を果たしたのだ。
 G M: 邪心崇拝者同盟“偽神の心臓”は、“マッドサイエンティスト”の存在と能力を認め、彼に『遊び場』を与えた。

 G M: “マッドサイエンティスト”たっての希望で選ばれた『遊び場』は、この世界にとってはただの鄙びたベッドタウン。
 G M: 彼の知る世界においては超常と超越の坩堝であったそこは、全く手を加えられずに豊潤な土壌のみが放置されていた。

 G M: ――そう。黒巣市だ。


 G M: “マッドサイエンティスト”『――『滅び』の到来まで、あと5日。正確には、4時間と16時間』
 G M: “メタ=ネクシャリスト”「やはり、時の流れは『あちら』と『こちら』で変わりはないということか」
 G M: “マッドサイエンティスト”『うむ、ガイアほどの巨大な〈邪神因子〉感染存在の活性化は、他に類を見ない貴重なサンプルとなるじゃろうて』
 G M: “メタ=ネクシャリスト”「吉報を期待しておるぞ、『儂』よ」
 G M: “マッドサイエンティスト”『うむ、うむ。儂は『儂』とは違うアプローチより世界の真理に至る道を見つけようぞ。ではの』


 G M: “メタ=ネクシャリスト”「……しかし、異世界の儂が、先んじてヨグ=ソトースを出し抜く術を見つけてしまうとはの。まぁ、アレはアレでよい」

 G M: ロバート・ショートは当然のようにジャームである。同一存在といえど、妙な情が生まれたりすることはない。
 G M: 全ては自分自身の研究のためのサンプルに過ぎない。それは、向こうとて同じことだろう。

 G M: あくまで、利用価値のある共同研究者の一人にすぎない。自分自身であろうとも。




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探索フェイズ4
シーンプレイヤー:なし(全員登場)  警戒度:2

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 G M: 5.【資料室】 〈意志〉or〈情報:SF〉10
 良 平: ここから+2か。67→69%。
 紅 椥: 56>58%
 悠 美: 59+2
  光 : 77>79%

 G M: おおよそ常軌を逸しているものと思われる資料が立ち並んでいる。この世界の常識に関する資料が7割だ。
 G M: また、古き神々の力を自分たちがどのように用いれば活用できるかを研究しているのがわかる。
 悠 美: 「アレな標本の群れに比べれば。なんだかすごくほっとするよね〜」
 良 平: 「……どうかね。開いた本がアレなやつってパターンもあるだろうし」 まあ、今度はこっちなんでサクッと行こうか。
 良 平: 意志で振ります。
 悠 美: ふぁいとー
 良 平: #5r10+6+1 [思い出の一品/侵食ボーナス込み]
 ダイス: 5r10=(8,9,10,1,4)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(4)=4+10=14+6+1=21
 悠 美: 「う・・・それは間違いないんだろうなあ」
 良 平: OK。
 G M: OK。では、色々と見えてくるものがある。

 G M: 『DHシステムを用いて生み出されたゲートは幻夢境(ドリームランド)を経由しており、ヨグ=ソトースの知覚するところである』
 G M: 『こちらのレネゲイドウィルスは邪神因子とは99.781949%同等の存在である。始原R存在との関係性は『堕として』見なければ流石に判らない』
 G M: 『我々がこの世界に来れた理由は、やはり“ファートゥム”の精神世界に起因。アザトースとの親和性は並外れて高いことがわかった』

 G M: 『――実験は成功!“ファートゥム”に邪神は正しく呼応した!その力の上澄みだけで、『こちら』の世界に始原R存在を呼ぶことに成功した!』
 G M: ……『始原R存在』なる単語に矢印を引っ張って、『こちらでは“滅び”と呼称』との注釈もある。

  光 : 「ぜんぜんわかんねーよ!」 思わず
 悠 美: 「なるほどね・・・そういう事か」
 悠 美: 「あれー。あみー分かんない?」
 G M: 唯一つ、分かることがある。
 G M: こいつらが『滅び』を呼んだのだ。
 G M: 邪神を利用する実験のために!
 紅 椥: 黒幕ーーーっ
 悠 美: ひゅー
 悠 美: 「仕方ないなあ・・・岩瀬センパイ、くなぎー。説明したげて! あみーも分かるように」
 G M: 君たちは、自分たちの世界の脅威が、恐るべき実験よりもたらされていることを改めて知る。それに関してどのような感情を抱くかは自由だが、邪神の脅威の接近の予感は君達のレネゲイドを揺さぶる。恐怖判定を難易度7で行うこと。
 良 平: 「………………」
 良 平: #5r10+6+1 [思い出の一品/侵食ボーナス込み]
 ダイス: 5r10=(9,10,2,7,5)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(4)=4+10=14+6+1=21
 悠 美: 10r10
 悠 美: #10r10
 ダイス: 10r10=(1,9,5,7,9,3,5,3,7,5)=9
 良 平: #2d10+69 [侵食上昇]
 ダイス: 2d10=(1+1)=2+69=71
 良 平: 成功の71%
 悠 美: #2d10+61
 ダイス: 2d10=(10+10)=20+61=81
  光 : #3r10+3 わからないのが怖い(何
 ダイス: 3r10=(10,9,7)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(2)=2+10=12+3=15
 紅 椥: #2r10+2
 ダイス: 2r10=(9,4)=9+2=11
 悠 美: 文字をみたせいでがっつりあがった
  光 : #2d10+79
 ダイス: 2d10=(8+10)=18+79=97
 紅 椥: #2d10+58 侵食
 ダイス: 2d10=(2+2)=4+58=62
 紅 椥: 成功の62%
 G M: おーおー、くなぎー以外は理想的な上がり方かなーこりゃ
 悠 美: 81の成功
  光 : 97% 成功だがきついな。
 良 平: 「……一言で言うとあいつらが"邪神"とやらに干渉した結果、こっちの世界に例の隕石じみたやつ――"滅び"が来た。そういうこと」
 悠 美: 「なるほど、さすがパイセン!」
 良 平: 「……連中の"欲望"を満たしたいがために……ああ」
  光 : 「先輩。あいつらぶち殺しましょう」(目が座ってる
 悠 美: 「こんなものまで呼び寄せるなんて。願いの力ってほんとすっごいなぁ」
 良 平: 「……まああれだ。つまりは"いつも通り"の話。果てしなく規模がでかいだけ」
 紅 椥: 「何時もの様な、世界の危機。って言われたらそれまでだなぁ、うんたしかに(==」
 悠 美: 「そだね。彼らの願いはあたし達とは相容れない」
 悠 美: 「汝望まば、他者の望みを炉にくべよ。いつものことか」
 G M: では、大体敵の目的がいつもと変わらねぇという認識を改めて行ったところで。
 G M: 足音が、後方から響く。いや、わざと響かせているのかもしれない。
 G M: かつーん、かつーん、と。
 良 平: 「……まあつーわけで、行くか。連中叩っ斬りに――つか、向こうから来てんな」
 悠 美: 「おおっと? どうするセンパイ?やっちゃう?」
 G M: 女の声「あー……待て。待て待て」熱光学迷彩解除。
 良 平: 「……ん?」
 悠 美: 「ん〜?」
 G M: 少女「今オレは、『やっぱ頼るならあんたらなんだな』って、認識したところなんだ、切るのはちょーっとばかし待ってくれ」
 紅 椥: 「あ〜」
 紅 椥: 「くまパン」(まて
 良 平: (何
 G M: 山中やまさ「…………………………………………やっぱやめた」踵を返した(何
 悠 美: 「なに、知り合いのパン屋さん?」
  光 : 「待て待て待て」
 紅 椥: 「わるかったわるかった」
 良 平: 「……で、知り合い?」
 G M: 少女はひどく衰弱しているようだった。浸食率的にも良くないだろう。
 悠 美: 「なんか気安い感じだよね。あみーの彼女?」
 G M: やまさ「オレは山中やまさ。いちお、『お前らと同じ』黒高の所属」
 紅 椥: 「言ってることはあってるよ。で。UGNじゃないけどな」
  光 : 「いや、こっちの人間なら知り合いじゃないし」
 良 平: 「……だよなぁ……一つ質問させてくれ。それで判断する」
 G M: やまさ「…………神城の、反会長派のエージェントだ。FHについた側。だが、『オレ達』はもう壊滅状態だ」
 悠 美: 「じゃあ御同輩・・・じゃ、ないね。匂いが違うし。理彩ちーの反応的に軍でもない」
 良 平: 「……黒高の"Aクラス"と聞いて連想するものといえば?」(何
 G M: やまさ「魔境」(何
 良 平: 「……よし、間違いないな」(何
 悠 美: 「ぉー、お友達だった!うぇるかむチーム岩瀬パイセンへ」 手を取って握手しよう
 良 平: 「え、俺リーダーなん……まあそれはともかく」(何
 紅 椥: 「先の発言で、刺さるって事は、そういうことだろうしな?」
 紅 椥: 「回る順番違ったのか、シナリオロイス別人かと思ったし」(ぽそ
  光 : 「何だかなあ……」
 悠 美: 「で、ピクニックに来たわけじゃないよね?」
 良 平: 「……んで、壊滅状態とか言ってたけども」
 G M: やまさ「ああ。俺の言いたいことを言わせてくれ。――反会長派の長、北条健彦はくたばった。いや、死ぬよりも酷い状態だ。オレの所属も壊滅して、一人でここに潜んでいた」
 G M: やまさ「……ありていに言えば、保護してほしい、って状態だ。碌に戦えるほどの余力もねぇ」
 G M: やまさ「……オレらは自分の利益を求めてFHに与したわけが、地球を滅ぼすなんて聞いちゃいねぇわ、流石に」
 紅 椥: 「まぁ、企業戦士としては身動きとれる地盤があってこそだものな」
 悠 美: 「ほんとびっくりだよね!ジャネッタさん達と仲良くして手本当によかったよ〜」 「すっごく大変だったんだねぇ・・・お汁粉食べる?」
 良 平: 「……だ、そうだけど」 理彩に。
 G M: 理彩「そうだね、こっちとしては吝かではないけど……」
 G M: やまさ「……いちお、証明になるかはわかんねーけど」背中に突っ込んでいたものを取り出す
 G M: やまさ「これ。奴らが必死こいてぶっ壊そうとしてたもの。多分、大事なものなんだろ?」
 紅 椥: 魔鍵かな?
 G M: 美術品だろう、見事な金細工の棒……の、ねじ切れた半分。
 悠 美: 「ぉー?」
 G M: やまさ「もう片方は、北条建彦に埋め込んでどっか連れて行った。イヤガラセがてらに、廃棄物として処理されかけたのを拾って隠したわけだが」
 良 平: 「……魔鍵……ああ。これを持ってきてくれたんなら、十分だろ」
 悠 美: 「偉い!ファインプレーだよ」
 良 平: 「少なくとも地球が滅んでもらっちゃ困る、という考えに嘘はないってことだからな」
  光 : 「……これ、戻せるの?」
 紅 椥: モルフェウス辺りだったら(
 G M: やまさ「わかんね」
 G M: 理彩「……ちょっと待ってね、調べてみる」
 悠 美: 「でも、これからカチコミだからすぐ保護ってわけにいかないし。帰り道からになるだろうけどへーきだよね?」
 G M: 理彩ちーが《サイコメトリー》を開始する。
 G M: 理彩ちー「……っ……・なんて情報量……!?……そっか、これが魔鍵の記憶ってことか……」
 良 平: 「……無理するなよ」
 G M: 理彩「……北条、建彦……まって、残ってる……記憶が残っているよ、これ……・!」
 悠 美: 「それっていいことなの?」

 G M: *      *      *

 G M: ――はたして私は、どこで道を踏み外したのだろうか……?

 G M: 確かにFHは、おおよそ情というものの存在しない、非人間的な取引相手ではあった。
 G M: だが、テーブルが『我々の世界』であるうちは、制御の可能な存在であったはずなのだ。

 G M: 奴らには未だ世界に君臨するほどの力はなく……いや、君臨しようとも人の作り出した社会が成立しているのならば。
 G M: 財……組織……科学……『力』によって手綱をとれる存在であるのならば、御せる存在であったはずなのだ。


 G M: ――『異世界の神』などという、理解不能な存在に魅せられたりしなければ、このようなことにはならなかったのだ!


 G M: 奴らの理が常軌を逸しだしたとき、即座に切り捨てんとしたのは当然だ。
 G M: だが、切り捨てられたのは私のほうだった。

 G M: 神城グループの『銀』は、忌まわしき混沌によって塗りつぶされた。
 G M: 今の私が未だに「存在」しているのは、『鍵』の持ち手が必要であるという理由のみに他ならない。
 G M: もはや私は、生ける躯に過ぎない。


 G M: 常軌を逸した話だ。
 G M: 『今まで自分たちの住んでいた世界』を、ただの実験用の箱庭にしてしまうなど。

 G M: レネゲイドとは、『同等の存在』を求め宇宙を流離う超常の生命体だ。
 G M: それと地球との衝突を、ただの科学実験――それも、異世界の理に基づく実験としか見做していない……

 G M: そんな存在に、取引相手が『化ける』など、どう予想をつければよかったのだ……!


 G M: ――はたして私は、どこで道を踏み外したのだろうか……!?

 G M: *      *      *

 G M: 理彩「……まって、ちょっとまって……」一瞬で大量の情報が入ってきて、理彩が跪く。
 良 平: 「……大丈夫か」 駆け寄って。
 G M: 理彩「……少なくとも、今彼女が言っていたことに、嘘はないよ……もう少し、待って。もう少し掘り進めれば、何かわかるかもしれない……」
 良 平: 「…………」 その言葉に少し迷うが。
 良 平: 「……ヤバイと思ったら、こっちの判断で手離させるからな」
 G M: 理彩「……先に、行ってて。どの道、彼女の護衛も必要だし、その役割は僕がやる」
 良 平: 「…………」
 悠 美: 「どうする〜?」パイセンを気遣う
 G M: やまさ「……っていうか、お前も大分マズくないか?結構長い事この世界にいただろ?」
 良 平: 「……分かった。なるべくすぐ帰ってくる……それで良いよな?」 全員に。
 悠 美: 「おっけー。やまっち、ろくなもの食べてないんじゃない?特製のお汁粉入ってるからこれでも食べて待っててね」
 悠 美: やまさに保温水筒を手渡す 実は自分用とざっきー先生への差し入れ用に2本用意したお汁粉の片方である!
 紅 椥: 「まぁ、無理はさせれないだろう」
 G M: やまさ「……わりぃな。じゃ、二人でここで待ってるわ。しかしまー、何というか、あれだ」
 G M: やまさ「……オレ、見ての通りだから知り合い少なくてなぁ……ここにてめーがいてよかったわ、鼻血野郎」
 良 平: 「……あ、これも置いとくわ。落ち着いたら食うと良い」 某カ〇リーメイトとかようかんとか入ってる袋を理彩の傍に置いて。
 悠 美: 「硬いから歯折らないように少しずつ食べてね〜。」
 G M: お汁粉とは
 悠 美: 「ぉぉ、懐かれてるねくなぎ〜」
  光 : 「後は地下……多分本命ですよね。」
 紅 椥: 「学校で一匹オオカミぽく振舞ってるからじゃないか?」まぁ、これまで隠れて心身共に疲れてるだろうから、ここで一息位はついておけ、と
 悠 美: 甘くておいしいよ!
 G M: やまさ「うっさいわ、あれで良かったはずなんだよ、オレは」
 良 平: 「……んじゃまあ、改めて行くか。連中叩き斬りに」
 G M: 理彩「うん、ごめんね……流石に僕も疲れちゃった。よろしくお願いするよ」
 紅 椥: 「だったら、時たま寂しそうに遠目で見てたりしないこった。戻ったら友達デビューしてこい」まぁ、いってくるわーと
 良 平: 「ん」 理彩にそれだけ返して、頷いた。
 良 平: 元凶の"マッドサイエンティスト"共に □有為/■憤怒でロイス取得。ならびに久藤理彩のロイスをSロイスとして指定します。
 紅 椥: こっちはやまさをS化申請  なりゆきだけど、この関係性だけは成り行きじゃないしの
 悠 美: Sはざっきー!
 G M: 光くんは大丈夫かな?大丈夫なら進みますが
  光 : どうするかな。Sロイスは……なしでいいや。
 G M: おk。



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マスターシーン
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 G M: 浸食率を1上昇させてください。
 悠 美: 82
 良 平: 72→73%
  光 : 97>98%
 紅 椥: 62>63

 G M: ロバート「成程、騒がしいと思ったら、客人が来ておったのか」
 G M: “マッドサイエンティスト”ロバート・ショートは、自らのモルフェウス能力で生み出したコンピュータで研究を続けており、上で起こっていたことなど気にしていなかったようだ。
 悠 美: 「やっほー、お爺ちゃん」
 良 平: 「……あー。客というか、取り立て人? 知り合い的に言うなら」
 G M: ロバート「はて、何か差し出さねばならんものなどあったかの?」
 良 平: 「……物じゃない。アンタらのやらかしたことのツケの取り立てだな」
 良 平: 「……"邪神"を呼びたいがためにうちらの世界を実験場にした、な」
 G M: ロバート「成程!」
 G M: ロバート「そういうことなら、もう少し待っておれ、じきに真理に到達できる筈じゃ!その研究成果はツケを払って余りあるものになるじゃろうて!」
 悠 美: 「そうだそうだ!ここがギャングのオシャレ時だ! ってマジで!?」
  光 : 「だから今来たんだよ。 じきなんてあんたには永遠に来ない。」
 悠 美: 「おっさん、本当に天才だったんだねぇ。変態で変人で不潔だけど」
 G M: ロバート「マヂでじゃ!あと5日程この街で待っておれ!おぬしらもそれでよかろう!?――という話では、ないのかの?」人の話をあまり聞かない老人である。
 悠 美: 「ないかな?ないよね?」
 悠 美: 「早く終わらせて先生と色々しなきゃいけないので30秒なら待ってもいい」
 G M: ロバート「あーあー、構わん構わん。理解されぬのは昔から変わらんし、そういう輩には力でもって解決してきたのも構わん。殴るは野蛮だが役に立つ」
 悠 美: 「それに気づくってやっぱり天才か・・・!って事でいいんだよねくなぎー?」
 紅 椥: 「手っ取り早い解決手段だからな....」
 G M: ロバート「では、30秒で儂の研究成果でもちと披露してみようか――これが儂の到達せんとする真理の一端、アザトースの力じゃ」
 G M: ……“マッドサイエンティスト”ロバート・ショートのシンドロームは、本来モルフェウス/エグザイル:キュマイラであるが……
 G M: ……《原初の青:虚無の蝕腕》。
 G M: 片腕から、おぞましい触腕があふれ出す。彼は自らにウロボロスの因子を植え込むことにより、アザトースの力を取り込むことに成功している!
 G M: 君達がこれから対峙するのは、恐るべき旧神の御力である!恐怖判定9を要求する!――が!
 悠 美: 「うわ、きっも・・・! あみーなんとかして!」
 G M: 阿見川 光!君にとってこいつは嫌悪を掻き立てられる唯のジャームに過ぎない!これが衝動判定だったらともかく、恐怖判定は必要ない!
 良 平: #5r10+6+1 [思い出の一品/侵食ボーナス込み]
 ダイス: 5r10=(3,6,9,2,10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(6)=6+10=16+6+1=23
 良 平: #2d10+73 [侵食上昇]
 ダイス: 2d10=(6+9)=15+73=88
 良 平: 成功/88%。
 紅 椥: #2r10+2
 ダイス: 2r10=(6,1)=6+2=8
 紅 椥: ふぁっ
 悠 美: #10r10
 ダイス: 10r10=(4,3,10,4,1,2,5,7,8,10)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(4,6)=6+10=16
 悠 美: #2d10+82 
 ダイス: 2d10=(3+6)=9+82=91
 紅 椥: #2d10+63 侵食
 ダイス: 2d10=(7+7)=14+63=77
 G M: 本来のクロウリングケイオスなら永続的狂気を植え付けられるところだったな。えーと、1d10をどうぞ>くなぎー
 紅 椥: ここでがっつり上がったなぁ
 紅 椥: #1d10 何が出るかな
 ダイス: 1d10=(2)=2
 良 平: 「……あー……伝わってないっぽいから言い直すわ」
  光 : 「覚悟しとけ。こっち来て見た色んな気持ち悪さの恨み、全部八つ当たりでぶち込んでやる。」
 良 平: 「……アンタの世界を巻き込んだ実験にこれ以上付き合う気はない。ってことで、その真理ごと叩き斬らせてもらう」
 悠 美: 「あ、ところで。おっさんうちの世界のショート博士でいいんだよね?」
 G M: ロバート「おぬしらの世界のロバート・ショートなのは間違いないかのぉ。いやはや、面白い世界に巡り合えたものじゃわい!」
 紅 椥: 退場しまs
 悠 美: 「って、くなぎーちょっとたんま! そっちは出口だよ!トイレはあっち」
 G M: 逃走:このシーンから退場しようとする。退場できない場合は判定のダイス2個を減少させる。
 紅 椥: 元々ダイス少ない中でこれは致命的><
 G M: 退場は許可しません……w
 悠 美: よりによって・・・
  光 : 解除手段はあるのかな。
 悠 美: これって永続?
 悠 美: タイタスで消せそうではあるけど
 G M: シーン終了までやね。タイタスでは消せる
 良 平: 「……八咫鳥ー。逃げたいのは分かるがここで逃げても解決しねーぞ」
 良 平: 「言っただろ。"いつも通り"だって」
 紅 椥: 「頭ではわかってるんだがなー」
 紅 椥: 「あーーー」
 紅 椥: 「何時も通りなこと、そういややってない気がする」(何
 G M: そうだね。レネゲイドが逃げろ逃げろと言っている。例えるなら衝動に近い。
 G M: さて、これより戦闘を開始する!
 悠 美: ショート博士に□感嘆/■嫌悪 でロイスを取得



==============================
戦闘開始――ラウンド1!
==============================





 G M: セットアップ!
  光 : なし!
 G M: あと、IVも宣言お願いします。
 悠 美: 敵って一人?
 紅 椥: なし。IV10
 良 平: IV12。
 良 平: セットアップは今は無し。
 悠 美: IV8
 G M: ロバートの感覚は4
 G M: 精神は20
  光 : IVは6
 良 平: つまり28(何
           ロバート28>良平12>紅椥10>悠美8
 G M: 今は一人。ただし、イニシアチブ開始時に一人増える
 G M: ロバートは《ワイルドグロース》。《完全獣化》を行う!
 G M: ロバート「アヒャヒャヒャヒャ!これこそが我が見出した真理の姿!」
 悠 美: 「けもの!」
  光 : 「いや、ばけものだろう。」
 悠 美: 「あみー上手い! お汁粉をおごってやろう」
 悠 美: 「まあさっきあげちゃったから手元にはないんだけどね」
 G M: セットアップは全員ないな。よし。
 G M:  
 G M: IV28:ロバート……の前に。
 G M: 【さらなる絶望】!
 G M: ロバート「来たれ我が傑作!『欠け月の神』!」
 悠 美: ふえた!
 G M: 人型兵器が一機、壁を突き破ってこの場にやってくる!
 悠 美: ひとがた
 G M: データ的にはクロウリングケイオスに記載されているシルフィードMk2だが、それはさておき。
 悠 美: そんなのまであるんだ・・
           ロバート28>欠け月の神20>良平12>紅椥10>悠美8>光6
 悠 美: 探索の時見つかった資料には出てた?
 悠 美: 「わ、ロボット・・!」
 G M: あったことにはあった。
 悠 美: 「さっきの資料にあったけど、近くで見るとおっきいね」
 G M: こいつもまた、複製体の脳接続で駆動するロボットだ。ジャームとして扱われる。

 G M: [ロバート,欠け月の神]==5m==[PC]
 G M: 位置関係は、こうだ。


 G M: では、ロバートの行動。
 G M: 「アヒャヒャヒャヒャ!」
 G M: マイナー、《原初の青:虚無の蝕腕》で素手をATK+11,射程10mの武器に変更する。
 G M: ああ、《究極獣化》もここだ。ダメージが+5d、装甲が+10される。
 G M: Eロイス【超越活性】で強化されているね。
 G M: メジャー、《カスタマイズ+原初の赤:法則侵蝕+混色の氾濫》。範囲攻撃であり、基礎攻撃力は+23であり、命中すると邪毒3or硬直を与える。今回は邪毒3だ。
 G M: #18r7+4
 ダイス: 18r10=(9,1,6,3,10,6,7,3,10,7,7,7,10,4,6,4,2,9)=Critical!!
 ダイス: 9r10=(8,6,2,5,10,1,8,5,10)=Critical!!
 ダイス: 4r10=(7,9,2,3)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(10,6)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(7)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(9)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(4)=4+60=64+4=68
 G M: 絶好調!
 良 平: [硬直]食らったら困る方ー。
 悠 美: これはどうしようもないな・・ 蛇毒みたいよ
 良 平: あ、どっちかか。
 G M: ……ん?んん?
 G M: ごめんストップ
 悠 美: はいはい
 G M: GMが読み間違えた。これは「攻撃者にBSを与える特技だwww」
 悠 美: www
 悠 美: そんなエフェクトあるの!!??
 紅 椥: てことは 範囲ダメージが飛ぶ。というのが今の状態か
 G M: そっか、これ、よく見たら浸食率上昇が1と超リーズナブルにLV*2ダメージを叩き込めるってコンセプトのエフェクトか!
 G M: 訂正!
  光 : まあ使うと暴走するEFがあるなら、毒受けるEFとかあっても不思議じゃない。
 悠 美: へー・・面白いコンセプト
 G M: メジャー、《カスタマイズ+原初の赤:法則侵蝕+混色の氾濫+大蛇の尾》!。範囲攻撃であり、基礎攻撃力は+23であり、命中すると硬直を与える。そして自分も硬直する!
 悠 美: 硬直なら別に困らない
 G M: 達成値は68。リアクションを試みる人、おる?
  光 : 命中は同じ68か。なら素で回避。
 紅 椥: 移動できないと、攻撃は出来ない。が、まぁ、打ち消す予定だから、うん
  光 : #8r10+4
 ダイス: 8r10=(8,6,1,2,3,2,10,6)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(4)=4+10=14+4=18
 紅 椥: 素振りだけはしてみよう
 悠 美: 6r10+1 一応振る
  光 : 当然失敗。
 紅 椥: #6r10+2
 ダイス: 6r10=(1,2,8,4,7,3)=8+2=10
 悠 美: #6r10+1 一応振る
 ダイス: 6r10=(10,6,8,3,2,7)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(2)=2+10=12+1=13
 紅 椥: 6じゃねぇ、4だよ(まぁしっぱい
 G M: 他に何かする人いる?カバーリングとか
 良 平: んー。《マグネットフォース》。光君をかばおう。
 良 平: 90%で。
 G M: OK。ダメージがー
  光 : と、感謝。
 G M: 12d10+23
 G M: #12d10+23
 ダイス: 12d10=(9+2+10+10+4+5+10+4+2+5+8+3)=72+23=95
 G M: 95点装甲有効!
 良 平: #1d10+90 [リザレクト]
 ダイス: 1d10=(8)=8+90=98
 良 平: 98%、HP8/34。
  光 : 高っ?
 紅 椥: #1d10+77 リザレクト  3回死ぬかと思ったわー
 ダイス: 1d10=(1)=1+77=78
 紅 椥: HP 1/34 78%
 悠 美: #1d10+91
 ダイス: 1d10=(2)=2+91=93
 悠 美: 演出的には触手でぺちーんかな?
 G M: これで全員だな。ロバートは狂気に嗤いながら腕から、影から、触手を伸ばし君達に襲い掛かる。そこに位置取りなどという戦術的な動きはない!

 G M: IV20:欠け月の神
 G M: さて、君達のエンゲージが一塊だ。
 悠 美: 触手に貫かれて倒れ伏し、雪へと帰り。再び人の形を成す
 G M: そこにミサイルを降らすぞ。範囲攻撃だ。
 悠 美: 「天才のての字もない攻撃なんだけど」
 悠 美: きゃああ
 G M: この判定には固定値を用いる。達成値29として全員リアクションしてくれ。ダメージは15だ。
 良 平: ノーガード。
 紅 椥: #4r10+2 素回避 ><
 ダイス: 4r10=(4,9,10,9)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(3)=3+10=13+2=15
 悠 美: ちょっと悩ましいけどリザレクトできるし素受け
 G M: 光くんは?
  光 : #7r10+4 一応回避
 ダイス: 7r10=(3,2,5,4,3,1,10)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(5)=5+10=15+4=19
 G M: 3d10+15
 G M: #3d10+15
 ダイス: 3d10=(1+2+8)=11+15=26
  光 : だめか。だがHP19点残る。
 G M: 装甲有効、26
 紅 椥: #1d10+78 当然リザレクト
 ダイス: 1d10=(2)=2+78=80
 悠 美: #1d10+93
 ダイス: 1d10=(9)=9+93=102
 悠 美: ぎゃああああああああ
 紅 椥: HP2/34 80%
 G M: さて、恐ろしい宣言をするぞ!こいつは《二回行動》の特殊能力を持っている!
 G M: IV10として未行動になる!
 悠 美: アカン
 良 平: うい……ってリザレクトしてねえ。
 良 平: #1d10+98 [リザレクト]
 ダイス: 1d10=(4)=4+98=102

 G M: IV12:良平君
 G M: 移動はしていない!範囲攻撃すれば双方に有効!
 悠 美: でも防御でトンチキするんでしょ知ってる
 良 平: ■マイナー:《レストレインコマンド》 106%で[硬直]を消す。
 G M: ――……
 G M: ストップだ。そこで動く。
 良 平: む。
 G M: ロバート「今、戦法を考えたのう?こうすれば届く、こうすれば攻撃できる。そう考えながら動いておるの?」
 G M: ロバート「アヒャヒャヒャヒャ!」
 G M: 《原初の紫:安息の破壊者》!
 G M: BSを回復したタイミングで使用する!対象に15点のダメージを与える!
 悠 美: えっげつなああ
 良 平: げ、それは落ちるな。
  光 : 何じゃそりゃあ!
 悠 美: 回数制限は?
 G M: ない
 悠 美: ひええ
 良 平: "マッドサイエンティスト"共へのロイスをタイタス昇華。HP15/34で復活。
 G M: OK、続けた前
 良 平: 「……そう来るか、けど」 血を吐きながらも、構える。
 良 平: ■メジャー:"烈風雷破" <白兵>+《アームズリンク/コンセントレイト:BD/音速攻撃/雷光撃》+《獅子奮迅》+《バリアクラッカー》+《一閃》+《クロックアップ》
 良 平: 侵食率+21で127%、対象はマッドと機械。移動してのガード不可&装甲無視範囲攻撃。
 G M: OK、ちなみに欠け月の神はイベイジョン23だ
 良 平: #19r7+7-1
 ダイス: 19r10=(9,3,4,1,4,3,2,9,7,4,4,6,6,8,5,8,8,1,2)=Critical!!
 ダイス: 6r10=(9,4,10,1,3,2)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(9,10)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(9,5)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(1)=1+40=41+7-1=47
 良 平: 47ー。
 G M: ふむ……(思考中)
 G M: いや。ここはカードは切らない。《原初の緑:抗いえぬ存在+リフレックス:ウロボロス》だ。ちなみにこれは、現状では唯のRC回避だ。CRはゲーム難易度を考慮して8となっております。
 G M: #12r8
 ダイス: 12r10=(2,2,1,4,10,1,7,3,1,3,6,5)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(6)=6+10=16
 G M: うん、ダメージきなさい
 良 平: #5d10+17+10 「……俺にはこうするしか能がないんでな」 姿が掻き消える。
 ダイス: 5d10=(9+7+2+1+1)=20+17+10=47
 良 平: 47点装甲無視。雷を帯びた乱撃を2体に叩き込む。
 G M: OK。《一閃》ということはエンゲージを散らしたわけね。
 G M: では、その一撃はきっちり叩き込まれる。
 G M: まぁ、両方とも生きているがね。
 良 平: でしょうね。まあ行動終了。

 G M: IV10:くなぎー。
 G M: さぁ、ここで欠け月の神を落とせなきゃ、またミサイルが降ってくるぞ!
 紅 椥: できれは、機械は潰したいのうこの後とか考えると
 紅 椥: まぁそれはそれとして。。。
 悠 美: お願いします割とマジで
 G M: ……
 G M: ねぇ、ちょっと確認
 G M: 悠美ちゃんって、IV何で8しかないんだっけ
 悠 美: ・・・あれ
 悠 美: なんでだ
 G M: RC型なのに妙に低くておかしいと思ったんだ
 悠 美: そうだよね。精神10あるんだから10はあるはずよね
 紅 椥: 装備?でも重たいもの着てなかったような
 良 平: ……精神10の感覚1。本来ならこの時点で良平君と並ぶな(何
  光 : 成長反映させてなかったとか。
 悠 美: かもしれない。ごめんなさい・・!
 G M: 見た感じ、IVを減らすものは何もない。何かおかしいと思ったんだ。
 G M: くなぎー申しわけない、発見してしまった以上、巻き戻して悠美ちゃんの番にしてあげていいかな?
 紅 椥: ええっすよー。こっち特に動いてないので
 悠 美: んー もし可能なら巻き戻しなしでお願いしたい または待機
  光 : たぶんそれっぽいな。HPも34になってるし。

 G M: IV12:悠美ちゃん
 悠 美: ちょっと見せ場取るようで申し訳ない ので待機するわ
 G M: ミサイル飛んできていいなら良いけど……
 紅 椥: いや。行って貰っていいよ><
 悠 美: くなぎーが・・ 分かった いく
 悠 美: 雪帽子の円舞(Snowdrift Waltz) 〈RC〉+《結合粉砕/焦熱の弾丸/コキュートス/クロスバースト/コンセントレイト:サラマンダー》
 悠 美: #11r7+11 「さぁ、盛り上がっていこー!」
 ダイス: 11r10=(9,2,5,5,6,2,7,1,1,10,5)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(9,10,1)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(7,1)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(5)=5+30=35+11=46
 悠 美: あー ごめんちょっとまって
 悠 美: 6個ダイス足りなかったので振り足し
 G M: あいよ
 悠 美: #6r7+11
 ダイス: 6r10=(2,1,2,9,2,8)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(5,2)=5+10=15+11=26
 G M: 変わらずか
 悠 美: かわらず 46
 G M: ロバート「(……こいつ確か火力ヤバい奴だったのー)」
 悠 美: 研究室地下を地吹雪が覆う
 G M: 《原初の緑:抗いえぬ存在+リフレックス:ウロボロス》
 悠 美: 「(まだ全然ヤバくないよ!)」
 G M: #12r8
 ダイス: 12r10=(7,6,8,9,1,5,5,5,1,3,2,9)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(10,10,10)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(2,10,2)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(4)=4+30=34
 悠 美: こっわ
 G M: よかろ。ダメージきんしゃい
 悠 美: #5d10+68
 ダイス: 5d10=(7+7+2+6+8)=30+68=98
 悠 美: 装甲無視の98
 良 平: 何処がヤバくないって?(何
 悠 美: 3桁いってないし・・・
 G M: ロバート「まぁ……こうなるのぅ!」
 G M: 《原初の白:ニトクリスの鏡》!
 悠 美: 「あー、涼しくなってきた。長く住むなら温度調整はきちんとしてないとダメだよ」
 悠 美: ですよねえええええ
 G M: 上限60のダメージ反射!
 良 平: 反射ダメージって軽減できんのだよなぁ。
 悠 美: 打つ手はない ロバートくんのロイスをタイタスにして復活
 G M: 漆黒の鏡の果てからおぞましきショゴスを喚起し、その巨体によって攻撃者を轢殺するエフェクト!(なんかすごい解説)
 悠 美: 「神さまだか髪さまだかしらないけど、ちょっと無茶苦茶し過ぎじゃな〜い?」
 G M: ロバート「アヒャヒャヒャヒャ!」
 悠 美: ずたずたになった体は雪となり、新雪がまた体へと変わる
 G M: あ、98の装甲無視で目出度く欠け月の神は轟沈!こいつはHP100の装甲30だったのだ
           ロバート28>良平12>紅椥10>悠美8>光6
 悠 美: 102+15
 悠 美: 「あれ?やっぱり機械に頼っちゃダメなんじゃない? 大切なのははぁとだよ」
 G M: ロバート「この猛吹雪の中で言われてもの〜」

 G M: IV10:くなぎー
 G M: お待たせしました
 悠 美: 「チルドレンを一人一人愛を持って育てるとこんな風に可愛く育つわけ」
 悠 美: おねがいしまーす!
 紅 椥: 演出とかはいりまー
 紅 椥: 「......」......ガッ!
 紅 椥: 握りしめた拳を顔面に撃ち込む。
 紅 椥: 無意識的に逃げ出そうとしていた身体に意志を叩き込むかのように。

 紅 椥: ロバート に □偏屈■恐怖 にて取得。
 紅 椥: 併せて 《赤河の支配者》を7Lv(45exp)にて新規取得 を申請
 紅 椥: そしてロバートをタイタスにして、不利な影響を打ち消す。
 G M: OK、《原初の紫:安息の破壊者》は飛んでくるぞ。
 紅 椥: では、それは覚えた《赤河の支配者》で軽減する。
 紅 椥: #1d10+14 点軽減
 ダイス: 1d10=(8)=8+14=22
 G M: リザレクトでも良かった気がするけどヨシ!
 紅 椥: 多分こっちのほうが安い可能性(  +2=82%
 G M: それは確かに
 紅 椥: 「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ...とか言って悲劇の主人公ぶるのは性に合ってない、な」
 紅 椥: 思いっきり殴打するから、鼻からたらり...と赤いモノが
 紅 椥: そして、変な震えはなりを潜め
 紅 椥: 「これから、おもいっきりぶん殴るからまってろ」
 紅 椥: mia:ロバートの傍へ移動(エンゲージ)
 G M: ロバート「ふむ」
 G M: ロバート「なら、ここらで試してみようかの」
 紅 椥: あれこれそれの2つめ 《ブラッドバーン》を5Lv(35exp)にて新規取得申請
 G M: 火力上げてきたか。OK
 紅 椥: DBは100%からなのよ(ぁ
 紅 椥: 《渇きの主/鮮血の一撃/ブラッドボム/コンセ/ブラッドバーン》+13=95%
  光 : そこに《援護の風/ウィンドブレス》 7d+15の援護をどうぞ。
 紅 椥: 先程の己の血が付いた拳で思いっきり右ストレート
 紅 椥: 感謝
 紅 椥: #23r7+5+15 諸々貰ってこんな感じ
 ダイス: 23r10=(8,8,7,7,8,4,9,9,9,3,9,9,8,8,9,1,3,3,4,5,10,9,4)=Critical!!
 ダイス: 15r10=(1,3,8,1,10,2,1,1,5,6,2,1,9,2,3)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(6,1,1)=6+20=26+5+15=46
 紅 椥: のぉぉ
 紅 椥: あと1回転欲しかった(
 G M: ロバート「気張ってるところすまんがの。お前さんとは、相性が良さそうじゃ」
 G M: ロバートはトライだが、《混沌の宿命》によりウロボロスの100%エフェクトを取得している。
 G M: 《原初の黒:フェイトディストーション》!
 G M: これはドッジの代わりに用いられるリアクションエフェクトだ!まずはダメージを算出したまえ!
 紅 椥: #5d10-5+20
 ダイス: 5d10=(4+4+7+7+9)=31-5+20=46
 G M: そっか、赫き剣もないのか
 紅 椥: そだよ
 紅 椥: 移動するということ自体火力死んでるんだよ。(その補填がバーン
 G M: 《フェイトディストーション》の効果を説明しよう。今からロバートは1d10を振る。
 悠 美: ふむふむ
 G M: その値が、君のダメージの10の位、つまり4以下だった場合、そのHPダメージは0になる――あれ?これもしかして、悠美ちゃんの攻撃なら9以下だったからかなりの確率ではじけてなかった?上と下間違って覚えてたわこれも
 G M: あと、正確には4より小さかった場合、だ。
 G M: わかりづれーぞアザトース!
 悠 美: ウロボロスは逆に苦手ってこと?
 G M: #1d10
 ダイス: 1d10=(2)=2
 良 平: ……バクチの代わりにこれ、確か1ラウンド1回なんだよな(何
 紅 椥: あ、弾かれた
 G M: ……弾いた!ダメージ0!
 紅 椥: 「...変な手応えだったな....爆発しなかったってことは...」
 紅 椥: 「すまん、ダメージ入らなかった」
 紅 椥: 痩せ我慢云々じゃなく、爆発しないから、見た目で分かるなんて、なんて楽だ(ぁ
  光 : しかもノーダメだから《渇きの手》発動せんのか。
 G M: しないね。
  光 : いや、あれ命中だったか?
 紅 椥: 主は発動するよ
 紅 椥: あれ、当たればいい
 G M: 今確認した。命中はしたとしていい
  光 : それがまだ救いか。
 悠 美: 「なんかすっごい楽しそうな博打してる。よくもくなぎーを!」
 紅 椥: HP+4=6/34 95% にて終了

 G M: IV6:光
  光 : マイナー:《リミテッドイモータル/ライトスピード》 10点回復、2回攻撃。
  光 : 一撃目:《コンセントレイト/電光石火/一閃》 全力移動でエンゲージしつつ白兵攻撃
  光 : #16r7+4
 ダイス: 16r10=(7,1,3,3,2,4,2,9,3,3,6,5,1,9,7,6)=Critical!!
 ダイス: 4r10=(6,3,1,5)=6+10=16+4=20
  光 : あれ? とりあえずリアクションどうぞ。
 G M: んー。
 G M: 《原初の緑:抗いえぬ存在+リフレックス:ウロボロス》。
 G M: #12r8
 ダイス: 12r10=(1,2,4,3,6,8,7,9,9,10,6,2)=Critical!!
 ダイス: 4r10=(1,1,9,3)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(7)=7+20=27
 G M: 回避しよったぞ
  光 : ん、ん−… 次は《コンセントレイト/電光石火/疾風迅雷》 ドッジ不可にする。
  光 : さらに《リミットリリース》でC値6に ここまでで128%
  光 : #16r6+4
 ダイス: 16r10=(2,6,5,4,2,6,9,10,3,9,5,4,3,4,4,4)=Critical!!
 ダイス: 5r10=(6,9,7,2,4)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(9,9,8)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(8,6,1)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(10,2)=Critical!!
 ダイス: 1r10=(4)=4+50=54+4=58
  光 : よし。白兵の58
 悠 美: 「やっちゃえ!あみー!」
 G M: それはどうしようもない
  光 : #6d10+15 じゃあダメージ
 ダイス: 6d10=(6+3+10+5+7+7)=38+15=53
  光 : 53点、装甲は有効。
  光 : #2d10-29 後バックファイア
 ダイス: 2d10=(1+3)=4-29=-25
  光 : 4点で済んだ。以上。
 G M: 装甲は10。つまり43ダメージだ。が。
 G M: 情報を得ているので、ここで確認する。【虚実崩壊】は解除する?
  光 : あ、もちろん。
 G M: ……OK。


 G M: *      *      *

 G M: 坂月那岐「ところでさ、何で鬼切りの古太刀はあいつに与えたんだ?」
 G M: “プランナー”「プランの都合です――と言っても実際のところ、『所有者がいる』ことこそ重要で、彼である必要はありませんでしたが」
 G M: 坂月那岐「なら何でまた、何の特徴もなさそうなあいつだったんだ?」
 G M: “プランナー”「たまたまです……が」
 G M: 坂月那岐「が?
 G M: “プランナー”「何者にも屈しまいとする、不屈の精神こそが、都合が良かったので」

 G M: *      *      *

 G M: ロバート「な……な、な、なななな!?」ダメージよりも、そこで起こった事象に彼は絶句する。
 G M: ロバート「わ、儂の理論が、儂の研究が、ほつれておる!?き、ききき、貴様、今何をした!?」
 G M: ……実際問題としては、この戦闘においては【虚実崩壊】の解除には意味はない。
 G M: だが、“マッドサイエンティスト”ロバート・ショートは、これこそが肝心肝要なものとして、この一撃こそを痛打とした。
 悠 美: 「やった・・・!さすがあみー!」
  光 : 「自分で考えろ。天才なんだろ?」 つまらなそうに
 G M: ロバート「……〈外なる神〉と戦う宿命を宿すバルザイの偃月刀――違う、『ガイア』の遺産!」
 G M: ロバート「ここまで追って来たのか!儂の天敵が!」


 G M: クリンナップ!
 悠 美: ぬぁい!
 紅 椥: ありません
  光 : なし!
 G M: 《原初の黄:死を超えるもの》!ただのHP回復!
 悠 美: なかなか手堅い
 良 平: 無し。




================
ラウンド2
================





 G M: セットアップ!
 紅 椥: ありません
 悠 美: 先陣の火:3レベル インフェルノ:1レベルを成長申請
 良 平: 《加速装置》。IV+16で28の129%。
 G M: あ???先陣の火???
 良 平: ……あれ。なんかそれ前取ってませんでした?
  光 : なし。
 悠 美: ・・・あれ ごめん取ってたら改めて計算して辻褄合わせておく・・・
 悠 美: とりあえずキャラシにはないので申請 この場で使用すると行動値+20で先手を取れる計算
 G M: 先陣の火は覚えてないが、とりあえず、何か凄く厄介なもの用意された気がするぞ
 悠 美: インフェルノはいわずもがな
 良 平: 見たら、少なくとも《インフェルノ》は2話で取ってた。
 悠 美: マジか
 悠 美: じゃあ持ってた
           悠美32>ロバート28>良平12>紅椥10>光6
 G M: え、えーと、あなた、それを今からぶち込むとか言いませんよね?
 良 平: ああ、良平君も《加速装置》28でなってます。
 悠 美: ほんとだ、持ってた
 悠 美: 言うよ、超言うよ
           悠美32>良平28>ロバート28>紅椥10>光6

 G M: IV32:悠美ちゃん(震え声)
 悠 美: 「実は、お爺ちゃんに個人的には怨みはないんだよね。あたしはパパに引き取られてせんせもいて幸せだし」
 悠 美: 「でも、こんな滅茶苦茶にしてくれてる訳だし。あと、名前も顔も覚えてないあの子たちの仇ってことで。」
 G M: ロバート「そっちに恨みがなくとも儂がいま切羽詰っておるのじゃ!まだ、まだ貴様らを伸して再び理論を組み上げればまだ間に合うのじゃ!」
 悠 美: 沸き立つ兎(Hvergelmir)〈RC〉+《結合粉砕/焦熱の弾丸/コキュートス/クロスバースト/プラズマカノン/コンセントレイト:サラマンダー》+《インフェルノ》
 悠 美: 「そんな時間はあげないよ? 体も温まって来たし」
 G M: り、りあくしょんりあくしょんりあくしょん
 悠 美: インフィニティエクリプス リアクション不可
 G M: なんだよねえええええ!
 悠 美: #17r7+11 てい
 ダイス: 17r10=(5,1,3,3,6,1,1,10,3,1,4,7,9,1,10,10,5)=Critical!!
 ダイス: 5r10=(8,8,5,5,9)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(2,5,4)=5+20=25+11=36
 悠 美: ここで腐るのかあああああ
 G M: 使える能力がない!ダメージ来い!
 悠 美: 「一方的にいじめられる気持ちを。教えてあげるね」 悠美の背に蝕の太陽が浮かぶ
 悠 美: #4d10+96 装甲無視
 ダイス: 4d10=(2+10+1+6)=19+96=115
 G M: それを耐えれるHPは与えられんわ、たわけぇぇぇぇ!
 G M: 《魔獣の証》!蘇生!
 悠 美: 極大のプラズマ級が辺りの雪を一掃しながら博士を飲み込む
 悠 美: HPダメージを受けた場合行動済みに おわり!
 G M: ロバート「がぁぁぁぁ!いかん、いかん!」

 悠 美: 「じゃ、あとよろしく!」
 G M: IV28:良平くん
 悠 美: 117+23
 良 平: 待った。IVで割り込む。
 G M: は?
 良 平: いやなに。ただの《フルインストール》ですよ。ダイス+12の134%。
 G M: ああー―
 良 平: では改めて。
 良 平: ■"烈雷斬" <白兵>+《アームズリンク/コンセントレイト:BD/音速攻撃/雷光撃》+《バリアクラッカー》+《クロックアップ》+《マシラのごとく》
 G M: オイオイ。オイオイオイ。
 良 平: 侵食率+20%の154%、対象は言うまでもなくマッド。ガード不可&装甲無視。
 G M: それは、100ダメージを超えることを目指してるアレか!?
 良 平: だって狙わないと《フェイトディストーション》来るでしょ(何
 G M: ば、馬鹿野郎!そう簡単に100ダメージ超えられてたまるか!
 G M: 逆に使い時だわ!《原初の黒:フェイトディストーション》!
 紅 椥: 10の位勝負><
  光 : じゃあ支援も行こう。《援護の風/ウィンドブレス》 8d+18どうぞ。
 G M: あ、そっか。
 G M: 待って、これはリアクションタイミングのエフェクトだから、そっちの達成値見てから判断できる
 悠 美: そうよね
 G M: 先ずは達成値をどうぞ
 良 平: 支援感謝、ちとお待ちを。
 良 平: うし、計算できた。んじゃ行きます。
 良 平: #34r7+7-1+18
 ダイス: 34r10=(6,9,8,3,9,4,1,5,3,2,6,10,9,4,8,6,7,4,9,10,6,4,10,7,2,10,10,6,4,8,2,4,3,2)=Critical!!
 ダイス: 14r10=(7,9,10,5,6,5,6,1,5,8,1,10,10,3)=Critical!!
 ダイス: 6r10=(9,8,7,7,9,9)=Critical!!
 ダイス: 6r10=(9,8,9,3,3,6)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(2,3,5)=5+40=45+7-1+18=69
 良 平: 69。
 G M: うわぁー……
 G M: ……
 G M: 使う!
 G M: 《原初の黒:フェイトディストーション》!
 G M: ダメージきなさい
 良 平: #7d10+17+50
 ダイス: 7d10=(3+10+10+2+5+9+5)=44+17+50=111
 G M: アバー!
 良 平: 111点装甲無視!
  光 : 行ったー!
 G M: #1d10
 ダイス: 1d10=(9)=9
 紅 椥: これは0(10)出せば あぼーん
 良 平: 「―――っ!」 一閃。吹雪の欠片も巻き込んで雷が走る。
 G M: 成らず!《フェイトディストーション》は『当たるべき運命』を遮断するエフェクトだ!が、君の一撃はそれを貫く!
 G M: ロバート「が、が、が……!」
 G M: 《魂の練成》!
 悠 美: 「やっぱり先輩の剣戟ってえげつなーい」
 紅 椥: まだもっとんのかーい><
 悠 美: 「あと何回生きてられる?あと何回考えられる?」
 G M: リアクションエフェクト色々抱えさせたから、その分攻撃手数を少なく、HP抑え目で、復活多めの構成だ。
 G M: が、既に行動済み。
 良 平: 「……まあ、何回でも叩き斬るけどな」行動終了。

 G M: IV10:くなぎー
 悠 美: 「数十、数百の命を糧に研究を積み上げたお爺ちゃんは何を遺せる?」
 紅 椥: 「悔恨?も残せそうにはないが」さて
 G M: ロバート「ほ、解けておる……理論が、真理が、解けた今、命を、失っては……!」
 紅 椥: mia:赫き剣 HP2点捧げて(1Lvしかないからの) 紅の王で捧げるHPを無効化して  +3=98%
 紅 椥: 100いかない(ので、あれこれそれのそれは諦めて
 悠 美: もうこのRはこないよ!
 紅 椥: 100%に《始祖の血統》ってのがあってですねw
 悠 美: ああ、浸食100ね・・
 良 平: ああ……(何
 G M: 難しいよなぁ浸食率のバランス
 悠 美: それはもう途中成長で何か生やして使おうとしか言えないw
 紅 椥: 「まぁ、さっきと代り映えしないが、味わってくれ」長い長い槍(剣)を構え
 紅 椥: 《渇きの主/鮮血の一撃/ブラッドボム/コンセ/ブラッドバーン》にて攻撃  +13=111%
 紅 椥: #16r7+5 とぅ!
 ダイス: 16r10=(10,7,8,1,1,7,2,5,1,5,3,6,6,10,1,5)=Critical!!
 ダイス: 5r10=(7,7,7,2,9)=Critical!!
 ダイス: 4r10=(3,9,8,7)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(8,10,6)=Critical!!
 ダイス: 2r10=(5,2)=5+40=45+5=50
 良 平: 頑張った。
 紅 椥: 出目的にはキリがいいが、さて
 G M: 《原初の緑:抗いえぬ存在+リフレックス:ウロボロス
 G M: #12r8
 ダイス: 12r10=(10,7,9,9,6,4,8,4,9,3,3,1)=Critical!!
 ダイス: 5r10=(9,1,6,10,9)=Critical!!
 ダイス: 3r10=(3,7,3)=7+20=27
 G M: 成らず
 紅 椥: #6d10+20+10 装甲無視
 ダイス: 6d10=(9+2+5+2+10+3)=31+20+10=61
 G M: その時点で死んでるんだが、《蘇生復活》でも生やす?(何
 紅 椥: 起き上がったら、爆発するが
 G M: ともあれ、ロバート・ショート、これにて轟沈だ。

 G M: ロバート「が、あ、あああああ!こ、これでは、このままでは……」
 紅 椥: 「ちょっとした、意趣返し兼ねておいた。敵に情けをかけるとかはではないが」
 G M: ロバート「残せぬではないか!儂の理論が!真理が!何一つ……!」
 紅 椥: 「長槍...ロングランスは、かつての長距離酸素魚雷の俗称...ってのは、さっきのを見た感傷かねぇ」
 G M: ……ロバートの断末魔はそこまでだった。
 G M: 力を失い、《完全獣化》も解け、ロバートが倒れ伏す。
 紅 椥: くるりと仲間の方を振り返り....そして、赤い華が....
 紅 椥: #6d10
 ダイス: 6d10=(2+2+10+3+5+6)=28
 紅 椥: 咲いた....

 G M: ――ロバート・ショートの敗北は、自分自身の死ではなく、自らが構築した理論を理解し引き継ぐ者が誰も現れぬ中にあった。




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バックトラック
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 G M: さて、【虚実崩壊】【超越活性:《究極獣化》】【さらなる絶望】。これが今回のEロイスです、っと
 悠 美: #3d10-140 いただきます
 ダイス: 3d10=(8+1+2)=11-140=-129
 良 平: まず154%。Eロイスは使う。
 良 平: #3d10-154
 ダイス: 3d10=(6+1+6)=13-154=-141
 G M: 今回のEロイスあんま仕事しねぇな
 良 平: これにメモリー2つ分引いて121%。
  光 : 128% Eロイス分は使う
  光 : #3d10-128
 ダイス: 3d10=(4+1+7)=12-128=-116
 紅 椥: Eは使いません
 良 平: 空き枠は……ゆーみさんと光君まとめて"後輩たち"で取るか。■尽力/不安 で。
 良 平: これでD1/ロイス5/タイタス1。通常振りで。
 良 平: #5d10-121
 ダイス: 5d10=(1+9+6+8+2)=26-121=-95
 良 平: よし、95%で帰還。
  光 : これで116% ロイス5 空き1 Dロイス1 通常ぶりでいきます。
  光 : #5d10-116
 ダイス: 5d10=(6+5+10+6+8)=35-116=-81
 悠 美: 空き枠にチルドレンたち □連帯感/■恐怖で取得  D:1 S:1 R:4 T:1
 悠 美: 倍振りで
 悠 美: #129-10d10
 悠 美: #10d10-129
 ダイス: 10d10=(9+6+8+6+5+8+1+4+6+4)=57-129=-72
  光 : よし、81%で帰還
 悠 美: 倍振りで問題なく
 紅 椥: 最終111% 初期3、やまさS、悠美 ロバートがタイタス 5個、通常で
 紅 椥: #5d10-111
 ダイス: 5d10=(3+10+10+4+3)=30-111=-81
 紅 椥: 通常 81% で帰還
 G M: OK。では合同EDと行きましょう。



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エンディングフェイズ
シーンプレイヤー:なし(全員登場)
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 G M: さて。えー、コキュートスによってあの研究室全体にダメージがいったおり、改めて造られてたDHシステムも大体お釈迦になりましたので、止めを刺して帰ってきました。
 G M: 舞台は再びエリュシオン。
 悠 美: 研究所は資料含めて多少無理をしても炎熱系で完全に灰にしておくね
 G M: そうしてくれるとありがたいw
 G M: PW「皆様、お疲れ様でした。既に開いてしまったゲートはともかく、これ以降新しいゲートが開くことはないでしょう。“Kami”シリーズの開発も完全に頓挫です」
  光 : 「後残ってる仕事って何でしたっけ?」
 良 平: 理彩さん達は大丈夫ですかね。
 G M: 石崎「こっちの準備も何とかなりそうです。まぁ、重ね重ね言いますが、こんな博打、打たないに越したことはないのですが」
 G M: ああうん、彼女らとも合流して戻ってきている。
 良 平: OK、良かった。
 悠 美: 「おつかれさまー!一見は落着だねぇ」 岩瀬パイセンの後ろに隠れながら、明るい声で答える
 G M: 理彩「……とりあえず、やまささんの持ってきた魔鍵の片割れを探さないと。後はもう、敵がこっちに戻ってきてからの話になるね」
 紅 椥: 「お疲れ。いやぁ大変だった」こいつ以外が
 G M: やまさ「結局、《サイコメトリー》が終わる前に片付いちまったから、その辺りは改めてってことになったからなぁ」
 G M: PW「……あと、先ほど、恐らく良いと思われるニュースが入りました」
 良 平: 「……まあ、もう時間ないってわけじゃないしな……ん?」
 G M: 支部長代理「……」ぴら、と、どこかの監視カメラのものだろう画像を投げ渡す。
 G M: ……袁堂倫一郎が写っている。
 悠 美: あみーの後ろからのぞき込む
 G M: PW「どうやら、黒巣市からも、DHシステムによる転移が可能になったようです」
 悠 美: 「いい事だよね?」
 良 平: 「……つまり、連中の小細工のネタはバラせたと」
 G M: 石崎「戦力の確保が可能になりましたね。恐らく、“ファートゥム”もこちらに戻ってきていることと思いますが」
 G M: 支部長代理「……あ」

 G M: 支部長代理「あああああぁあぁああああ」突然、支部長代理が無茶苦茶にキーボードを叩き、机に突っ伏しだした。

 G M: PW「え、ちょ、何がありましたか」
 悠 美: 「何?何!? 過労?お汁粉食べる?」
 G M: 支部長代理「奴が来るあいつが来る彼女が来る忌まわしい恨めしい悲しい恐ろしい恐ろしい恐ろしい」何とか身体を起こしてPCを改めて操作しだす。監視カメラの動画が改めて映る。
 G M: 黒髪の女性の姿が映っている。
 G M: PW「……げ」
 悠 美: 「あ、ジャ・・・」
 G M: ちげぇw
 悠 美: チガッタ
 G M: PW「……石崎さん。博打、打つ羽目になりそうですよ」
 悠 美: 「誰?恋敵?」
 G M: 君達にとっては……見覚えがあるかもしれないし、ないかもしれない。
 G M: 少なくとも、「その年齢の彼女」は、見知っていることが必須ではない。
 悠 美: くなぎーの後ろからまじまじと見つめて わたしはOK
 G M: 石崎「……あのー、凄く見おぼえのあった人物なのですが……これ、かつての“プランナー”では?」
 紅 椥: 「...流石に違うとは思うが」>恋敵 まぁ、答えを促す感じでフェードあうと
  光 : 「って、あの野郎ぉぉ!」

 G M: PW「……この世界に置いての彼女の名前は――」

 G M: ――京香・T・アーミテイジ。



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マスターシーン
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 G M: 異界月の黒巣市、研究所跡。
 G M: ほぼほぼ入れ違いに近いタイミングで、彼は戻ってきた。

 G M: “ファートゥム”「……なんと」

 G M: “ファートゥム”は、先刻と同じ呟きを、ここでも繰り返していた。
 G M: 元より、さしたる執着のある対象ではないが、それでも、共謀者とその施設が吹き飛んでいたのは、相応の驚きだった。

 G M: 幸いというべきか、『滅び』の到来に関しては、もはや“マッドサイエンティスト”の存在は不可欠なものではない。
 G M: “DHシステム”の本体が破壊され、これからの活動に支障が生まれるのは確かだが、世界移動が全くできなくなったわけでもない。
 G M: それに、『魔鍵』の一片とその持ち主……北条建彦の肉体はいまだ彼自身の手中にある。

 G M: 彼自身の欲望を果たす道程は、まだ何も頓挫していない。
 G M: 第一、“ファートゥム”本人も、自分自身の生存については然程拘りがあるわけではない。
 G M: このまま座して『奴ら』がやってくるのを待ち受けてもさして問題があるわけではないが……どうにも、面白くはない。



 G M: “黒き者”ヴィカラーラ「何、“マッドサイエンティスト”はやられてしまったの?まぁ、あなたさえ残っていれば問題はないけども」

 G M: 彼女が戻ってきたのは、その折だった。リエゾンロードの生き残りの一人、ヴィカラーラ。
 G M: 彼女は彼女で、自分の目的のために動いていた。

 G M: 黒髪の女「なるほど……彼が、そうなのですか」
 G M: ヴィカラーラ「ええ、そうよ。彼の精神が、我々をここに呼び込むゲートを生み出したの。
 G M:        さぁ、約束通り、見せてもらおうかしら。因果律をも超越する、“最強のオーヴァード”の姿を」

 G M: 彼女は、一人の女性をこの黒巣市に招いていた。彼らは初対面であった。
 G M: だが、“ファートゥム”は彼女を見て、呟いた。呟かざるを得なかった。

 G M: 自分を拾い上げた女の名を。
 G M: 自分を捨てていった女の名を。

 G M: あるいはそれは、彼がその人生で唯一、何らかの感情を持って呟いた言葉であったのかもしれない。

 G M: “ファートゥム”「……“プランナー”」
 G M: 黒髪の女「……確かに、私はそうも呼ばれます。だが、貴方の知るそれではないでしょう」

 G M: 彼女は告げる。

 G M:    「私は京香・T・アーミテイジ。這い寄る渾沌、ニャルラトホテプの分身です。
 G M:     『宿命』の名を関する虚無よ。貴方の内に眠るアザトースの片鱗を、今ここに顕現させましょう」



ダブルクロス The 3rd Edition / "Gatecrash"
キャンペーン『ドラゴンの迷路 -Dragon's Maze-』
  第5話『研究室の偏執狂-Laboratory Maniac-』
                    ――End.



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ボーナストラック
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   エルキュール「…………」

   “セラエノの瞳”エルキュール・ド・サンドリヨンは、困惑の只中にあった。
   日常生活においてはともあれ、戦場において処理能力のキャパを超えることは珍しいことだった。
   それほどまでに、この状況が理解の範疇を超えていたということだ。

   “カーネイジ”織戸 静馬「ふーむ、ふむ。いや、面白くはあるな。面白いだけとも言うが」
   “カーネイジ”織戸 静馬「興味深い、という意味で言っているのなら、同意せんでもないな」

   仕方あるまい。かの戦鬼が2人居る状況を、受け入れられる人間などそうはおるまい。

   エルキュール「どういう、ことだ……」
   邪神に染まりし織戸「大方あれじゃろ。極東で“ゲート”が開いたと騒いでおった事件の、その折に紛れ込んだんじゃろ」
   レネゲイドを宿し織戸「詳しいのぅ、御明察じゃ。儂はこの世界にとっては唯の余所者に過ぎん」

   エルキュールは頭を抱えてほったらかしたい気持ちで一杯だったが、念のため口を挟むことにした。

   エルキュール「“カーネイジ”。一応言ってはおくが、我々ストライクハウンドの今の目的は暴走邪神兵器の破壊にある」
   邪神に染まりし織戸「判っておるわい。今更、自分自身との力比べなどに興じれる身分でもなし」
   レネゲイドを宿し織戸「察するに宮仕えか。ご苦労なことだの……で、用事と言うのは、ヤツかの?」
   邪神に染まりし織戸「ああ、話が早い」

   二人の織戸が同時に顔を向けた先では、奇怪にしておぞましい兵器が暴走を起こしていた。

   邪神に染まりし織戸「織戸 静馬よ。興ざめかもしれんが、儂はお主と遊ぶつもりはないぞ。命がいくつあっても足りん」
   レネゲイドを宿し織戸「構わんよ、儂も本気で事を構える心算などあらなんだ。が、聞いて良いかの?何故宮仕えなど?」

   邪神に染まりし織戸「仕方なくじゃよ。邪神因子に染まった拳などではなく、正しく儂の拳を継ぐ後継者が欲しい。
    そのためには何にしろ、糊口をしのぐ当ては必要じゃ。お主も判るところじゃないかの?」
   レネゲイドを宿し織戸「……気持ちぐらいは理解するとは言っておくぞ。最早、とても言っていられぬ状況じゃがの……
    儂の世界は、これより塗り替わる。どう転んでも、儂の居場所はなくなるじゃろうて。ま、これもまた面白かろう」

   呑気に話をしている時間はそこまでだった。邪神兵器に向けて、二人の織戸 静馬が駆けだす。

   『お互い、気が向いたらまた会おうか!』

   ……それが、『向こうより渡ってきた織戸 静馬』の存在をUGNが確認した、最初で最後の出来事だった。


                       ――TO BE CONTINUED NEXT GATECRASH.